威守松山から稜線への途中まで
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- GPS
- 10:26
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 908m
- 下り
- 899m
コースタイム
天候 | 雪のち曇り時々晴れ およその気温 2℃(5時) 10℃(11時半) 5℃(15時半) |
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過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
10台ほど駐車可(無料) 桜坂林道の積雪は、朝に数センチ、帰りには解けていた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈登山ポスト〉 登山ポストはない。 新潟県警察にメールで登山届を提出。 http://www.police.pref.niigata.jp/osirase/sangaku/ 〈道の状況〉 登りは桜坂林道のイガシラから寺屋敷コースをとった。 先週の清水バス停からのコースより短時間で登れるのを期待したのだが、2時間かかった。 雪で道がわからないので、登りやすいところを適当に登った。 本来の分岐点よりも山頂寄りで尾根に出た。 それでも、バス停コースの急坂よりは登りやすかった。 尾根の積雪は、先週とほとんど変わらず、5〜20cmくらい。 この1週間の天気はよくなかったはずなので、雨が降ったか、雪が降ってもすぐに解けたということだろう。 威守松山の山頂までワカンは必要なかった。 威守松山から尾根伝いに登ると、柄沢山近くの稜線に出る(約1800M)。 それを目標にしたが(というより柄沢山に登ろうと夢想していた)、とても届かなかった。 5時に出発して、1500Mあたりに到達した時点で11時をまわっていた。 威守松山の先はブナのヤブ尾根だが、とくにたいへんなところはなかった。 積雪は、ワカンをつけてひざくらいまで。 ちなみに、先週は尾根の上に動物の足跡がたくさんあったのに、今回はまったくなかった。 一度だけ尾根の下のブナ林からシカの鳴き声が聞こえた。 お返しのコールをしたら、それきり鳴かなくなった。 下山は、威守松山頂の東側のゴヨウマツから飲用沢コースをとった。 道がわからないので、沢なりに下った。 ところどころ段差があったが、下れないほどの高さではない。 下るにつれて傾斜がゆるくなり、積雪が増えた。 ワカンをつけていても時々ひざ上まできた。 これはおそらく沢に雪がたまっていたからだと思う。 沢でなく斜面を下った方がよかったかもしれない。 飲用沢までくると、積雪は数センチで、渡渉ポイントを示すらしい赤テープがあった。 飲用沢は水量が少なく、かんたんに渡れた。 飲用沢からイガシラまでは、踏み跡もあって、標高差の少ない道を気持ちよく歩けた。 |
ファイル |
(更新時刻:2013/11/24 20:33)
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写真
装備
個人装備 |
腕時計 SUUNTO vector
GPS GARMIN etrex20 予備電池
カメラ NIKON coolpix AW100
電子国土地形図
コンパス
55Lザック
シェルター HERITAGE エマージェンシーソロシェルター 200g
銀マット 100×200cm 240g
シュラフカバー ミクロテックス 260g
シュラフ 750g
アルコールバーナー/コッヘルセット 900g
フリース上下/目出帽/予備靴下/予備手袋
救急用品 三角巾・テープ・コムレケアなど
ナイフ 40g
水 1.2L
食糧/非常食/行動食
ホッカイロミニ 2
ヘッドランプ 予備電池 330g
ウール帽子
レインジャケット
オーバーパンツ
シンサレート手袋
オーバーミトン
温度計
ワカン 840g
ピッケル 600g
アイゼン 1030g
スコップ 560g
赤布旗 60cm×6本
赤テープ
熊よけ鈴
貴重品
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感想
[b]ビバークの装備[/b]
ヤマレコの質問箱の回答をながめていたら、こんなアドバイスがあった。
常に最悪を想定した装備が必要です。
たとえ日帰りでも、どうか最低限一人で一泊できる装備をお持ち下さい。
[url=http://www.yamareco.com/modules/plzXoo/index.php?action=detail&qid=1634]質問:登山靴について 回答者:bunaco[/url]
これは1月の北八ヶ岳に登ろうとしている人へのアドバイスだが、まるで自分にいわれているような気がした。
乏しい経験と貧弱な装備で、だれもいない雪のついた尾根を登るのだ。
何かあってから自殺行為といわれるのもいやだ。
いつも持ち歩いているシェルターとシュラフカバーだけでは、冬山でまともに「一泊できる」とは思えない。
今回の装備には、冬用のシュラフ、アルコールバーナーとコッヘル、スコップを加えてみた。
安心感がえられるとともに、いざというときに本当に雪の中で泊まれるのかという不安も生じた。
冬に日帰りで山に登るにはその条件でのビバークの練習も不可欠であるということに、ようやく思いいたった。
[b]手足がビショ濡れになった[/b]
今回は気温が高くて、雪がグショグショだった。
そのなかで、私のシンサレートの手袋(普段着用)に防水性能がないことが発覚した。
帰宅後、少し乾かした手袋をはめた手を水に入れると、みごとに浸水した。
オーバーミトンも同様。
さらに、雪にさわらないようにしても、レインジャケットの袖を伝ってたえまなく水が流れ込んでいたようだ。
手袋を絞るたびに、水がボタボタたれ落ちた。
この状態で気温が低下していたら、私の手はどうなっていたのだろう。
濡れるのが前提ならウールの手袋の方がましなのだろうか。
また、濡れて冷たくなった手袋にホッカイロミニを入れてみた。
ホッカイロが濡れると発熱しなくなるということがわかった。
ひざまでもぐる飲用沢コースの下りでは、靴の中が両足ほぼ同時に濡れるのがわかった。
靴自体は、甲まで水につけても浸水しない。
足首の開口部から雪が入ったとしか考えられない。
スパッツはオーバーズボンの外側につけていた。
雨のときのように内側につければ大丈夫だったのだろうか。
事態はかなり深刻だ。
雪山用のグローブはさっそく購入するとして、比較的安全な雪山で試行錯誤しながら様子をみることにしよう。
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