淵坂峠から十二ヶ岳

2021年11月20日(土) [日帰り]

• GPS: 06:06
• 距離: 16.4km
• 登り: 1,516m
• 下り: 1,495m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:50
• 休憩: 0:17
• 合計: 6:07

距離 16.4km 登り 1,521m 下り 1,501m

8:24 長浜トンネル西取付点
8:54 8:55 淵坂峠
9:45 9:46 毛無山
10:23 十一ヶ岳
10:28 10:29 十二ヶ岳吊橋
10:47 10:57 十二ヶ岳
11:12 地蔵
11:21 11:22 沢
11:33 11:34 桑留尾-文化洞分岐
11:59 12:00 文化洞トンネル上
12:58 足和田山
13:12 13:13 段和山
13:40 大嵐天神社
13:51 羽根子山
14:00 羽根子山登山口
14:31 河口湖駅

天候

晴れ、10〜13℃で風もほぼなく快適。

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

■往路
　高尾6:14-6:51大月7:03-7:58河口湖
　駅前のタクシーは客待ち2台。河口湖駅〜長浜トンネル西　13分2,540円。
■復路
　河口湖15:03-16:58新宿　富士回遊号

コース状況／危険箇所等

トレラン装備のスピードハイクです。
■取付点〜淵坂峠
　道標なし。奥はバリ風でテープ少しあり。蜘蛛の巣なし。
　アプローチは林道だが、奥に進むと廃れた別荘分譲地のようで、地形図の実線のように「区画整理」されている。
　上段右奥までは簡易舗装、そこから登山道への取付きが分かりにくいが、見つかればあとは道なり。
■淵坂峠〜毛無山
　途中の道標なしだが、一本尾根をひたすら上るため迷い箇所はなし。
　1150-1200m圏と1350-1400m圏が急登で、特に前者は立木や灌木が疎で手がかりがないため慎重に。
■毛無山〜十二ケ岳
　一ケ岳から順に登下降を繰り返して山名標を追うリアルアスレチックコース。
　難所は十一ケ岳〜十二ヶ岳間のキレットだが、鎖＆ロープに頼らず三点支持を忠実に守れば難なし。
　ただし初心者やファミリーは安易に立ち入らないほうがよい。
※前後に2グループ、ソロ合わせ10人以上居たが自分以外はノーヘルだった。
　軽くフリクションが効き、ダイレクトな足裏感のランシューの威力を実感。
※グループの方で先行者がまだ掴んでいるロープに連なったり、安全間隔をとらず先行者のすぐ後ろを上ったりと、けっこう冷や汗モノだった。
※十二ヶ岳から下る場合のほうが区間が長くリスキー。
　また濡れたコンディションや夕方はリスクが増すので、慎重に判断。
■十二ケ岳〜文化洞トンネル上
　道標あり。踏み跡明瞭。
　頂上直下の分岐点から地蔵(1450m圏)までは、露岩、砂ザレ、急斜面が続く。ガイドロープはあるが過信せず集中力を持って。
　地蔵以降は傾斜も緩み土道になり、ようやくラン適。
■文化洞トンネル上〜足和田山
　道標ないがテープにルート記載あり。この時期は落葉で踏み跡が薄く、ルートも畝っているのでルーファイ力必要。
■足和田山〜羽根子山登山口
　新旧道標があるハイキングコース。
　ただし地形図にない林道が伸び、登山道が分断されているのでGPS推奨。
■羽根子山登山口〜河口湖駅
　登山口目の前の道をひたすら真っ直ぐ、東へ3.3km進めば河口湖駅。
　途中は静かな住宅地でクルマも少ないのでバス時刻が合わなければオススメ。
　スーパーオギノで食料買い込むのもよし。

写真

11/20 8:23

長浜〜淵坂峠ルートの取付点。
正面が長浜トンネル。

11/20 8:23

8:23で約10℃。風ないものの結構冷え込んでます。

11/20 8:26

簡易舗装の林道を進みます。

11/20 8:33

河口湖不動産の旧い看板。
なるほど、別荘地として開発しかけたから、この道筋なのね。

11/20 8:39

中段を辿り、最上部の簡易舗装路の終わり。
道なりに北東に進むも踏み跡は消失。

11/20 8:41

少し戻って崖上への薄い踏み跡を発見、上って見ると石柱がたくさん。

11/20 8:43

この石柱を九十九に追うと…、

11/20 8:43

整った登山道。
(上段のどこからか始まっているのでは？)

11/20 8:46

あとは道なりに。
“みん足”の合流点の辺りですが、上がってくるそれらしい踏み跡はなし。
(振り返ったところ)

11/20 8:50

稜線が見えてきました。
(ルートは右端)

11/20 8:53

樹間に秀峰。

11/20 8:54

淵坂峠。
取付点から30分。

11/20 8:55

ここから尾根に取付きます。
(大石峠駐車場からのルートのほうがメジャー)

11/20 8:56

序盤はなだらかな尾根。

11/20 8:59

富士山もいい感じに。

11/20 9:08

AL1200辺り、斜度キツイです。

11/20 9:08

それでも富士山が疲れを飛ばしてくれます。

11/20 9:10

大きな倒木の左を巻きましたが、手がかりなく斜度がキツく難儀。
(振り返ったところ)

11/20 9:24

AL1350辺り、壮絶なヌタ場？状態。

11/20 9:35

斜度が緩みあと僅か。

11/20 9:43

頂上手前からの絶景。

11/20 9:45

毛無山。
淵坂峠から50分。

11/20 9:46

9:46で約15℃。風もなく穏やか。

11/20 9:46

目指すは十二ヶ岳。

11/20 9:48

毛無山のすぐ西に一ケ岳。

11/20 9:52

AL 1500ピーク手前にニケ岳。

11/20 9:55

すぐ先のAL 1500ピークが三ケ岳。

11/20 9:57

そのピーク下降途中に四ケ岳。

11/20 9:58

垂直に近い下降。
TRAILROC285のフリクションでロープ要らず。

11/20 10:00

下りた先に五ケ岳。

11/20 10:05

地形図水準点・1519が六ケ岳。
(このあと七〜十ケ岳、気づかず)

11/20 10:17

十一ケ岳への長い岩の上り。

11/20 10:25

十一ケ岳。
キレット通過に備え、EDELRIDマディーロを被り、FTレグンも羽織ります。

11/20 10:26

ここが噂の垂直下降。
といってもロープなしで下りられました。

11/20 10:28

見上げたところ。

11/20 10:28

噂の吊り橋。

11/20 10:29

渡ると切り立った岩稜が続きます。

11/20 10:30

吊り橋を見下ろします。

11/20 10:33

まだまだ上り、

11/20 10:33

見下ろします。

11/20 10:34

さらに上って、

11/20 10:34

見下ろします。

11/20 10:38

最上部の草付きが見えて、

11/20 10:45

ようやく桑留尾分岐。

11/20 10:46

これも逆さ富士？

11/20 10:46

十二ヶ岳。

11/20 10:57

10:57で約12℃、ちょうどいい。

11/20 11:00

分岐から先しばらくは急下降。

11/20 11:00

ロープは随所にあり。

11/20 11:00

ガレと砂で滑り易い。

11/20 11:13

地蔵からは傾斜も緩み林間。

11/20 11:13

落葉多いですが入山者も多いようで踏み跡は見分けられます。

11/20 11:16

随所に道標もあり。

11/20 11:29

快適ラン。

11/20 11:33

桑留尾-文化洞分岐。

11/20 11:35

11:35で約13℃。
下りは約2km、標高差600mを38分。

11/20 11:43

文化洞ルートへ進み、「通学路」道標。

11/20 11:49

西湖集落へ下ります。

11/20 11:51

これから辿る足和田山が高い！

11/20 11:52

ここが毛無山ルートへの取付点。
※フロントガラスにビビり。
https://www.yamareco.com/modules/diary/8544-detail-254604

11/20 11:59

文化洞トンネル上。

11/20 12:12

その先の1063mピーク。

11/20 12:16

津原峠まで下ります。

11/20 12:26

AL1100圏から急登。

11/20 12:29

南西にトラバースしロープ場で南転。

11/20 12:39

足和田山北尾根を直登します。

11/20 12:56

三湖台からの主稜線に合流。
(振り返ったところ、右手から来ました)

11/20 12:57

足和田山。
展望台上がっても”五湖“は見えませんでした。

11/20 12:57

12:57で約10℃。

11/20 12:58

樹間には河口湖。

11/20 13:04

下山はハイキングコース。

11/20 13:08

十二ヶ岳、やはりギャップは凄い。

11/20 13:09

長浜トンネル西から辿ったルートがよく見えます。

11/20 13:16

旧い道標は尾根道を指しますが、

11/20 13:19

すぐ下の林道を進みます。

11/20 13:21

林道は緩やかにピークを巻いて尾根道と合流、地形図の小さい逆S字地点。
(振り返ったところ)

11/20 13:22

林道をショートカットしている尾根道へ。

11/20 13:29

そのあと林道に合流し、地形図の大きい逆S字地点下の分岐。

11/20 13:34

機(はた)織り窪？

11/20 13:36

落葉に埋まる木段ですが、

11/20 13:36

上部のカットが絶妙でつまづかない。

11/20 13:39

大嵐天神。社殿の裏を上ります。

11/20 13:39

神社手前には長浜(天神下BS)への分岐。

11/20 13:44

落葉一杯。ゲイター履いてきてよかった。

11/20 13:50

新旧道標ありますが、奥の新しいほうで。

11/20 13:52

羽根子山。

11/20 13:53

下山路は山頂奥と秋葉神社横からの2ルートあり。
(振り返ったところ)

11/20 13:59

ここへ下ります。

11/20 13:59

直登/回遊コース。

11/20 13:59

13:59で約12℃。

11/20 14:00

道路脇の登山口案内。

11/20 14:08

車道をひたすら道なりに東へ。
(勝山小学校の校舎と紅葉)

11/20 14:31

河口湖駅到着、おつかれさまでした。

11/20 14:53

嬉しい新宿直通の「富士回遊号」。

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

装備

個人装備

長袖シャツ(長袖化繊+Tシャツ) フーディ レインジャケット(防寒) 厚手ランパン サポートタイツ レッグウオーマー 靴下 グローブ キャップ 防寒着(裏付ジャージ　ダウンジャケット) 着替(Tシャツx3 アームカバー) レインパンツ ヘッドバンド トレランシューズ トレランザック30L 地形図 コンパス ヘッドランプ FAキット 保険証 スマホ 時計 タオル 熊除け鈴 ラジオ ゲイター ヘルメット

備考

行動中は長袖インナー＋Tシャツとタイツ＋ランパン＋レッグウォーマー。

感想

Shindai1987

時間：行動6:06/歩行5:50、距離：16.4km、標高：最高点1653m/最低点の標高836m、累積標高：上り1385m/下り1356m。

富士五湖周辺の未踏、十二ヶ岳と足和田山を研究。時間帯的にタクシー必需なので、ややバリ気味の淵坂峠ルートで毛無山へ上り、十二ヶ岳へ縦走、ついでに足和田山経由で河口湖駅まで戻るコースにしました。
帰りに新宿直通の「富士回遊号」に乗りたくて、十二ヶ岳と足和田山の下りはかなり走りました。