鈴鹿・仙ヶ岳(↗︎南尾根↘︎白谷道)
- GPS
- 06:20
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,020m
- 下り
- 1,030m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 2:07
- 合計
- 7:27
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆登山口〜南尾根・白谷道分岐:一部を除き林道歩き。 白糸の滝までの道(片道5分)は滝壺あたりに降りる手前が危険。 ◆南尾根ルート:南尾根稜線に上がるまで:沢沿いをトラバースしたり最後は枯れた 沢を登り詰めます。途中、ルートを示すロープあり。 稜線に出てから仙ヶ岳まではアップダウンしながらいくつかのピークを 越えます。岩場、ロープあり。 ◆白谷道ルート:前半はザレた下りから枯れた沢へ、後半は徒渉を繰り返したり山道 になったりの繰り返し。梯子、ロープ、鎖あり。 全体的に看板、ロープ、テープ、ケルンなどがあり、ルートは明瞭ですが、自分たちは実際の歩行距離以上に大変、という印象を受けました。 地形図を確認すると沢ルートに「!」マークが多くありました。 ”雨裂”とよぶ、雨水の流れによってできるガリー(谷状の地形)だそうです。 https://www.gsi.go.jp/KIDS/map-sign-tizukigou-h13-03-03uretu.htm https://www.gsi.go.jp/KIDS/map-sign-tizukigou-h13tikei.htm |
その他周辺情報 | 登山口に石水渓キャンプ場(登山口近くのバンガロー村にトイレあり) |
写真
感想
前半の南尾根の登り、結構急な傾斜で、所々は取り付けられたロープを使うなど、
体力を求められる道でした。そんな状態からか、滝谷不動から仙の石までの
岩場アップダウンを楽しむ余裕は余りなく、早く終わって欲しいという思いで
歩いていました。この尾根は狭い感じで、両端も急傾斜になっており、若干足が
すくむ気分にもなりました。高所恐怖ってこんな感じになっているのでしょうか。
仙の石付近は奇岩が点在しており、目を楽しませてくれました。仙の石は絶妙な
バランスで鎮座している様子がいいですね。それから岩上や、岩を背にした平坦な
地形も多く、休憩に適しているところが多いと感じました。
仙ヶ岳までは仙の石から軽く人登りという感じで到着します。こちらはより
展望があります。今回はお昼タイムだった為か、人が多めでした。
白谷の下山は、枯葉の敷き詰められた沢下り。足場が見えないので、踏み込んだ
ところに浮石や根があるのではないかと慎重になりながら下りました。
所々で狭いトラバースだったり、渡渉も何度もあり、究極はグラグラの梯子。
結構、大変だったと思います。
全体的に気を張ってしまう山行でしたが、充実していたと思います。
紅葉はあちこち終盤だけど、まだまだ霧氷や雪には早い。
お天気も穏やかそうだし、久しぶりに岩場のある所に行きたいな・・・・ということで。
去年から気になっていた仙ヶ岳。色々なルート、周りのお山との周回コースもあるよう。
あまり調べる時間もなかったので、初めてだし、無難なルートで行こう・・・とさっとチェックしたレコの中から歩行距離が短いルート(10km)を選んだものの、かなり歩きごたえのあるルートでした。
稜線に出るまでの沢沿い歩きは自分的には武奈ヶ岳の青ガレ〜金糞峠に出るまでをややこしく、長くしたように思えるルート。こんなんで岩が出てきて体力大丈夫か?と心配になるくらいでした。
岩場は写真を撮る余裕がなかったのですが、ちょっと怖いところもありつつ、やっぱり楽しい♬
もっと岩場の割合が多い方が嬉しかったかも。
帰りの白谷道は楽勝かな・・・と思っていたけど甘かったです。
前半は深い落ち葉に足をとられそうになるのでどこを歩くかかなり気を使い、後半は細いトラバース道と渡渉の繰り返し。
楽そうなルートを選んだはずが結局、今日一日行動食はゼリー飲料だけ(たくさん持っていたのに空腹を感じる余裕なし)という一部を除き緊張しっぱなしな一日でした。
スマートバンドを「屋内ウィーキング」モードにしていたのですが「17km」の結果が・・・それくらいの疲労感はありました。
それでもいいお天気に恵まれ、景色も楽しめて、がっつり歩いた達成感いっぱいの山行でした。
今度は近くに見えていたお山を周回するルートを歩いてみたいな(懲りてない(笑)
コメント
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あの山にもこの森にも行きたいと思っているうちに、あっという間に華やかな紅葉の季節から冬枯れのシーズンになってしまいましたね。
仙ヶ岳、素晴らしい山行をされましたね!
このルートは上りも下りも中級クラス以上の技術と体力を要しますね。仰る通り全体的に緊張が続いて距離の割には疲労するコースです。でも細尾根や岩場登りの楽しさと、自然なままの谷の風景の美しさを満喫できたかと思います。
ぜひ今度は仙ヶ岳を中心に西の御所平と東の野登山を絡めたコースを辿ってみられたらどうでしょう。また違った魅力を味わえるのではないでしょうか。ミツマタの咲く頃がお薦めです。
お久しぶりです。(レコはいつも拝見しているのでそんな感じはしないのですが・・)
毎週末お天気がいいのでどこに行こうか?!と嬉しい反面、情報収集と計画が追いついていません(^^;
情報収取不十分なまま行き、下山後に「あーそうだったんだー」と思うことが多いです。
実は登山口に着くまで車で迷い、登山口スタートしてからも鬼ヶ岳登山口にむかってしまい、1時間近くのロスで、それも疲れにつながった気がします。
uriさんの仙ヶ岳のレコ、山行後にも改めて拝見しました。山行前にもゆるゆる隊(ちっともゆるゆるでないと思いますが(笑)とのコラボも見た覚えがあるのに覚えてなくて、白谷道のしんどさはちょっと想定外。以前イブネの帰りのコクイ谷や大杉谷の帰りを思い出しました。
御所平や野登山の周回も楽しそうですね。覚悟もいりそうですが(笑)ありがとうございます。
先日の日本コバのレコも我が家にはタイムリーです。
山行計画(ノーマルルートですが)をたてながらも延び延びになっていたところ、源頭部辺りの散策、とても魅力的です。
自分たちの行けそうな範囲で行ってみたいね・・・と話しています。
またこれからもアドバイス、お勧めなどあればよろしくお願いしますねー♪
(もちろん、お誘いも大歓迎です💛)
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