熊倉山 聖尾根 (強石スタート)
- GPS
- 08:39
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,631m
- 下り
- 1,662m
コースタイム
ー10:15 P750(ロスト)10:45ー10:55 P802ー12:07 P1165ー12:50大血川分岐
ー13:10 P1307 13:40ー13:49熊倉山14:00ー15:07 熊倉山登山口ー16:29武州日野駅
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
スタートの強石の石段から正規ルートのP725まではマークや岩場での補助ロープ等はありません。 トラロープが垂れている岩場が3か所ありますが、1つ目の岩場はロープが古く、使うようだったら右に巻いた方がいいと思います。 道は全体的にザレていて、その上に落葉が積もりかなり滑りやすい状況です。 アップダウンが多いルートですが、下りは要注意です。 |
写真
感想
おそらく、年内最後の山行。
今年は、熊倉山周辺によく行った1年だった。
最後もこの山域で締めようか。今年はまだ聖尾根から登っていないし、強石(こわいし)集落を通るたびにいつもとても気になっている階段があるので、そこから取付くことにしよう。
この尾根、地形図上では600m付近で国道140号からの尾根と合流し、その後聖岩北のコルに出るはずだが、ネット上での情報がなく全く分からない。まあ、ダメだったら、強石に戻り秩父御岳山から熊倉山の雄姿を眺めてもいいし(その場合は大滝温泉がセットになる)行ってみましょう。昔はネット情報なんて全くなかったし、それだけに今以上に感動と落胆が大きかったような気がする。
三峰口駅から30分弱で取付きの階段に到着。石段の古さからしてもしかしたら由緒ある道があるかもしれない。しばらくすると、やはり社があった。中にはだるまさんがたくさんあった。それから先は、道型が不明瞭になる。それらしきものはあるが、とんでもない方向へ行くので着実に尾根道をたどる。ザレているうえ落葉の積もった道は滑って非常に歩きにくい。
大岩にぶつかった。巻道らしいものがあるが、落葉が積もっていてかえって危険。
直登したが、少々緊張した。その後600m地点で国道から尾根と合流。ここまで1時間半。それなのにまだ300mも登っていない。時々見える街並みが、全然小さくならない。あと標高差800m以上、しかもアップダウンの多いコース。この時点で今日シラカケ岩までいくことを断念する。
その後、聖岩725mの手前地点で沢沿いを行く正規?ルートに合流。ここから先は2回来たことがあるので、安心してしまったのか、750mピーク先でなんと道ロスト。左の鹿よけネット方向に行くべきが、そのまま直進し尾根を下ってしまう。あまりの急こう配におかしいと気付いたのは、ピークから10分近く下った後。再びピークまで登り返すも約30分の時間ロス。やっぱ音楽聞きながら歩くコースではないと反省。
P802から1000mまでのロープがある急斜面は結構きつく、息が切れる。1000mを超えると尾根が痩せ、アップダウンの多い岩稜帯が多くなる。ここでストックをしまい、両手もフル活動させる。ここから山頂まで、緊張する岩の登りが3か所ある。
特に一番最初が難易度が高い。右に巻道もありそちらを使うことも可能だが、直登してみましょう。トラロープはあまり信用できないので使わなかったが、始めの足の置場に難儀した。(足が短いので・・・)
2番目のトラロープは岩のトラバース箇所が緊張させられる。3番目のロープは太くて新しいが、支点となっている木が細く頼りない感じ。この場所も右に巻ける。
このロープで登りきったところが、本日の展望スポット。ここで昼にしましょう。
熊倉山では、シラカケ岩が西の展望、こちらは両神山を中央にした北の展望が広がる。
熊倉山山頂には13時49分に到着。シラカケ岩まで往復1時間として、行けないこともないが、今日は風が強く寒そうなのでパスしましょう。帰りはいつもの日野コースで・・・沢から林道に上がり歩きながら「今年の山は今日でおわりだな〜。本当にこの山域はよく来たな〜。」などと思っていると、思い出しました。
hiohisaさんの弟富士山のレコを・・・まだ時間あるので行ってみましょう。
歩いてすぐにピークに到達。富士山なので勝手に独立峰だと思い込み、社がないのは変だと思いながらも、ピンクテープの方面に下り、鹿よけネットで行き止まり。
弟富士でまさかのロスト。
恐るべし、弟富士山・・・低山をなめてはいけません。 おしまい
warutepoさん、こんばんは
warutepoさんは、まるでスルメを噛むがごとく、熊倉山を味わい尽くしていらっしゃいますね
そもそも難しい聖尾根を、取り付け変えてなんて、ますます難しそうで、もはや、
「楽しそうですね♪私も今度いってみたいです」
なんて、お気楽なコメントを付けようがないです
でも、そんなに難しいところを歩ききって、最後に弟富士山でロストなんて、warutepoさん、面白すぎますよ
私も、何故「弟」なのか、気になっていましたが、やはりあなどれないのですね
warutepoさん熊倉山でしたか
チャレンジャーですね。
聖尾根は、興味がありますが、
怖くてまだ行けないです
シラカケ岩も行ってみたいです。
hirohisaさん こんばんは
熊倉山を中心に半径5Kmの山域、噛めば噛むほど味が濃くなりハマってしまいました。自分はペーパーなので、いつも駅から登山口まで長い林道歩きを強いられます
林道を歩きながら、地形図片手に登れそうな尾根や山中に続く踏み跡を見つけるのも楽しみのひとつです
弟富士山にはやられました。地形図は三峰エリアしか持ってなかったので・・・秩父エリアなんですね。
でも、弟富士山で地形図とコンパス出している姿、誰にも見られたくないですね
自分でも「俺って変な奴・・・」と、ニヤつきながら歩いていました
kipyonさんこんばんは
1307Pの大岩、登りでは写真のように右に巻道がありました。kipyonさん下りで左から巻いたのですね
シラカケ岩までは、宗屋敷尾根に下らないように注意すれば、問題ないと思います
でもここ風の通り道です。今は少し寒いかも・・・
ヤシオがきれいなので、その頃がおすすめです
こんばんは。
今年だけで7回、そして来春にもとは、よほど惚れ込んでいるんですね。
確かに、いろんなルートが組めて、魅力的な山ではありますが、そこまではねぇ。。。
聖尾根のロープは大丈夫でしたか?
あの急斜面のザレは、登りでも大変なようですね。
いつか、今度は登りで歩いてみたいと思います。
お疲れ様でした。
kinoeさん、こんばんは。
熊倉山へのルートでは、やはり聖尾根が一番おもしろいです。3回目でも、またロストしてしまいました
1本目のトラロープは、木の根っこを掴みながら登りましたが、ロープ自体はまだしばらくは使えると思いました
急斜面のザレは落葉の下に隠れていて、厄介でした。登りながらズルズル滑り落ちる感じで、岩があるところを選んで登ったほうが楽でした
ズルズルと滑りながら、kinoeさんの聖尾根のレコの「滑るんですってば。本当に。」のコメントを思い出し思わずニヤついてしまいました
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