大峯奥駈道 梯子・鎖場に挑んだ【大普賢岳】
- GPS
- 07:22
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,503m
- 下り
- 1,491m
コースタイム
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 7:59
天候 | 晴れ(暑くて喉がカラカラ) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(ヒュッテまでは柵があり行けません) |
コース状況/ 危険箇所等 |
道標が随所にあり迷う事はありません。 |
写真
感想
今日は、先週登った八経ヶ岳から眼前に望んだギザギザな稜線が印象的だった、大普賢岳へ。
国道169号線を南下し、新伯母峰トンネルを出てすぐに右折します。しばらく上り坂を進みますと和佐又山キャンプ場跡近くの駐車場へと到着です。
6時半に駐車場へ到着すると、もうすぐ登る朝日を楽しみにしながら朝食を食べておられる方、登山準備の方々がおられました。
早速、和佐山ヒュッテ跡奥の登山口より和佐又のコル目指してスタートです。暫くは整備された登山道です。
分岐点を経て、どんどん登り進めてゆくと、
シタンノ窟という自然岩窟があります。この辺りからじわじわと道端の細い切り立った岩の登山道へと豹変していきます。
朝日ノ窟、笙ノ窟、と威厳のある行場を巡って、梯子を何挺も登り鎖場を超えると,まずは「小普賢岳」到着です。
小普賢岳から一旦鞍部へ下り、大普賢岳を登ります。小普賢岳から約1時間弱で到着しました。この時点では登り返しのアップダウンにヘロヘロになるとは夢にも思わず…。頂上におられた方にシャッターをお願いして記念撮影をした後、その方が「周回ですか?」と訪ねられたので「そうです」と答えると、「谷に降りた後最後の登り返しが垂直の岩登りになるので、体力温存しておいた方がいいですよ。」とアドバイスを頂きました。(後々ものすごく納得することになりました。)次なる国見岳、七曜岳に向けて歩き初めますが、暫くは歩きやすく見晴らしのよいよい稜線歩きが楽しめます。特に水太覗からはダイナミックな景色を堪能できます。
弥勒岳を越え国見岳に
差し掛かり、こちらの山頂でエネルギーチャージのランチを頂いて、七曜岳へと足を進めますが、ここまで幾度も続く深いアップダウンで相当足も疲れています。
七曜岳手前の稚子泊では、岩や樹木が苔で覆われた庭園のような雰囲気のよい場所がありました。そしていよいよ七曜岳へ到着です。
七曜岳を後にしたら、約500メートルもの下りを体験して谷合の無双洞まで下りて行きます。こちらの水太谷は勾配もさることながら、幅も広く水流も豊富で迫力がありました。
さてさて、ここから岩本新道を和佐又のコルまで長いトラバースとゴロゴロ岩登りです。
へろへろで和佐又のコルに到着しました。和佐又山に登るか迷いましたが、最後のムチを入れて山頂到着です。
山頂は、拓けており美しい樹木のきれいな山頂でした。やはり来て良かったです。
今日の山行は、今まで体験したことのないような、アグレッシブなコースでした。おびただしい数の梯子や鎖。飛鳥時代からの歴史ある「修験」ということに少しは触れることができたような気がしました。疲れてましたが楽しい山行でした。(ちょっと冷や汗)
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