白山（平瀬道〜砂防新道縦走）

2013年08月03日(土) ~ 2013年08月04日(日)

• GPS: 12:30
• 距離: 15.6km
• 登り: 1,493m
• 下り: 1,482m

コースタイム

1日目：11：15大白川登山口→平瀬道→15：00室堂　約5時間半（休憩・お弁当含）
　　　（室堂センターで夕食・宿泊）
2日目：4：30室堂→御前峰ご来光待ち→お池廻り→室堂センター（朝食）
　　　　7：30室堂→観光新道→13：10別当出合　合計約7時間半（休憩・お弁当含）

天候

1日目：晴れ
2日目：霧・薄曇り

アクセス

利用交通機関：

バス

大白川登山口は駐車場・トイレ・ロッジもあります。
別当出合はバスセンターになっている。

コース状況／危険箇所等

平瀬道は比較的人が少ない。大倉山避難小屋の簡易トイレは、一般の人にはお勧めできない。
下山ルートの砂防新道は数日前の観光新道の一部崩落で登山者の多くはこちらを選んだこともあって、
登る人下る人共多い状況でした。また、雨などで川道となることも多いそうで、
この日も水の流れている状態の登山道が続きました。ゴアテックスの登山靴が望ましい。
甚之助避難小屋は建て替えられ、トイレもキレイです。
別当出合へ下山後は白峰温泉へ、なかなか雰囲気のある町でした。

写真

8/3 17:09

室堂　御前峰に時々霧が流れる
雲がかかるとも言う

8/3 17:54

今年はコバイケイソウの
当たり年だそうです

8/3 17:59

くっきりと姿を見せた
御前峰と白山神社
信仰の山でもある

撮影機器：

THE PREMIUM5 SoftBank 942SH シャープ

感想

luneaciel

　白山はずっとあこがれていた山。
岐阜県側からの方が登山者は少ないとの情報で、平瀬道から花の季節に山越えルートを辿りました。
標高が低い所は最盛期を過ぎていたけど山頂付近のお花畑は咲き乱れていて、
こんなに種類の多いお花畑を見るのは初めてでした。
　クルマユリ、ヨツバヒヨドリ、ダイモンジソウ、ボウフウ、大きなシシウド、ニッコウキスゲ、マイヅルソウ、キヌガサソウ、イブキトラノオ、オオバギボウシ、ミヤマナデシコ、マツムシソウ、キンコウカ、サラシナショウマ、ヒョウタンボク、クロマメノキ、ハクサンコザクラ、コバイケイソウの群落、風に揺れる小さなクロユリ、チングルマ、アオノツガサクラ、…
私にはハクサンフウロのピンク色が殊更印象的でした。
　花に詳しい人にはもっとたくさんの花が確認できたでしょう。

　雪渓の残る室堂は登山客で賑わっていました。この日は晴れていたけど雲も多く、
どんどん寒くなってきたので明日に備え早く寝てしまう。

　次の日はご来光を見るために午前4時過ぎに集合場所へ。霧が流れているようで暗闇の空。
束の間空が開け、満天の星が静かに大きく姿を見せ、すぐにまた霧で閉じてしまった。
御前峰でのご来光はこの日は霧の中。

　お池廻りをしてガイドさんから万年雪に封じ込められた千蛇ヶ池の話等聞き、お花も楽しみながら室堂に戻り、
朝食後、阿弥陀ケ原を通って下山に向かう。
コバイケイソウの大群落を眺め、黒ボコ岩を左折し花咲き乱れる砂防新道を辿る。
石川県側は夏休みということもあり、子供を含めて登り、下り共登山者が多い。
こんなにも皆に愛されている山なのだと思う。

また来たいなと思いながら吊り橋を渡った。