奈良市国見山

2013年12月15日(日) [日帰り]

• GPS: 03:48
• 距離: 8.8km
• 登り: 325m
• 下り: 333m

コースタイム

矢田原口バス停9:47-11:00国見山-12:00日吉神社12:25-13:35矢田原口バス停

天候

曇り時々雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

矢田原口バス停は緑の道標大和路田原となっており、駐車スペース2台分あり。近隣にある田原ふる里ほっとステーション、JAにも駐車スペースあり（要交渉）。

コース状況／危険箇所等

国見山頂上−搭の森間は放置された営農林で倒木多数、笹が首の高さまで生い茂る悪路です。

写真

12/22 9:33

矢田原口バス停。緑の道標になっており2台分の駐車スペースがあります。

12/22 9:34

バス停のすぐ横、村の中を通る県道186号線を進みます。Google Mapでは一つ西側の新道を186号線と表示していますが、Yahoo! Mapではこちらの道が186号線になっています。

12/22 9:39

村を通り抜けると右の杉林の中に入っていくように道は曲がっていますが、後で左に見えている茶畑の上に出ることになります。

12/15 10:09

国見山登山口。写真右奥が新道と旧道の交差点。ここに駐車スペースがあるので国見山だけに登る人はここに停めて行くのも一案。

12/22 9:40

しばらくは茶畑の端を登ります。コンクリート舗装で軽トラックが通れる林道のため歩きやすいです。茶畑の途中で展望が。生駒山系が良く見えます。

12/22 9:42

茶畑と杉営林を通り過ぎると約30mの急な坂、そこを上がった峠のところで分かれ道。国見山の標識があります。ここから先は急に道が悪くなります。

12/15 10:58

こんな感じ。

12/22 9:43

先の分かれ道から10分程度で頂上到着。この日は予想に反する悪天候で風が強く、寒いので頂上に長居できませんでした。展望はイマイチ。

12/15 11:12

頂上から尾根伝いに搭の森を目指す。ほどなく分岐に。右に行くと福住方面のよう。ここから左に進むと極端な悪路になります。

12/15 11:29

三角点を通過。

12/15 11:31

急な下り坂、ロープを張ってくれています。ここから先は放置された営農林で倒木が多く、笹が首の高さまで生い茂っていて歩行困難です。

12/15 11:37

搭の森に到着。奈良時代に作られたらしい石塔が建っています。

12/15 11:40

石塔の前に稲荷神社。

12/15 11:45

稲荷神社の石段を降りると車も通れる林道が整備されています。

12/15 11:56

日吉神社の駐車場。ここにも石仏が並んでいますが古いものではない様子。

12/15 12:14

地区の人の集会場にもなっている日吉神社。集会場のトイレがあり、拝借できました。

12/15 12:34

日吉神社から集落を抜けると里の道に合流。ここからは車道を歩きます。

12/15 13:00

途中岩窟に掘られた石仏。

撮影機器：

HX-DC15 パナソニック

感想

TrailJoy

不遇の山と呼ばれる奈良市の国見山、平成の大合併で市域が広がるまでは奈良市最高峰であったのにGoogle Mapでも山の名前が表示されないという不遇の山です。国見山へのルートは田原地区側から上がるルートと長谷地区側から上がるルートがありますが、先行された方の記録を見て田原側からのほうが容易とみて田原側から登りました。これが正解。登山口から頂上までの8割は簡易舗装された林道で歩きやすいです。頂上の展望はそれほどよくありません。この日は西風がまともにふきつけ長居できませんでした。頂上から搭の森までの区間は植林されたまま放置された営農林を通るため、この区間の林道が生い茂る笹と降り積もった落ち葉でとても歩行困難です。途中倒木も多く、何度か足や腕を引っかける災難に遭いました。搭の森は奈良時代に作られたと言われる石塔のある史跡。地元の人の信仰の場になっているようですぐ前に稲荷神社があり、そこから日吉神社までは車も通れる林道が整備されています。車デポ地の緑の道標までは里の車道を長く歩くことになるのがちょっと残念なコースです。