【小3娘】竹宇駒ヶ岳神社→(黒戸尾根)→甲斐駒ヶ岳→北沢峠
- GPS
- 18:15
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 2,403m
- 下り
- 1,138m
コースタイム
- 山行
- 9:39
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 9:59
- 山行
- 7:56
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 8:09
竹宇駒ヶ岳神社5:30−10:40刃渡り−11:40刃利天狗−5合目13:00−15:30七丈小屋(テント泊)
2日目
七丈小屋7:30−11:30甲斐駒ヶ岳11:40−15:45北沢峠
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
JR中央本線長坂駅→竹宇駒ヶ岳神社(タクシーで¥3930) (復路) 北沢峠→仙流荘(南アルプス林道バス) http://www.inacity.jp/view.rbz?nd=884&of=1&ik=1&pnp=38&pnp=884&cd=12013 仙流荘→高遠駅(伊那市営バス) http://www.inacity.jp/view.rbz?nd=699&of=1&ik=1&pnp=21&pnp=612&pnp=699&cd=13440 高遠駅→伊那北駅(JRバス関東) http://www.jrbuskanto.co.jp/bus_etc/cntimep01.cfm?pa=1&pb=1&pc=j0480011&pd=0&st=1 |
コース状況/ 危険箇所等 |
刃渡りをはじめ、クサリやハシゴが連続しますが、これらの場所自体はしっかり注意してサポートすれば子供でも大丈夫です。 1か所だけ、刃渡り通過後少し上に行ったところ、左側がさりげなく切れ落ちています。登山道は平たんに近く、全く何でもないところですが、ここで万が一足を滑らせたり、コケたりしたらおしまいです。今回のコースで、ここに気づいたときが一番怖かった。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
スマホを節電モードにするのを忘れてしまい、残念ながらテント場での食事後の写真が取れませんでした。
この日の夜は、ふたりとも満腹して星空を見上げることも忘れて寝てしまいました。
天気が良かったのに、ちょっともったいなかったかも。
10時間の登りとテント2連泊で疲れは完全に取れてないので、2日目は無理せず朝寝坊。朝ご飯をゆっくり食べ、トイレで十分時間をかけて娘を頑張らせ、できる限り体調を整えることにした結果、出発は7:30に。
この時点で、復路をどうするかはまだ決めていませんでした。登頂してからまた黒戸尾根を降りるとしたら、途中でもう1泊になるだろうか?標高が低いところの樹林帯の尾根はヘッドライト歩行でもなんとかなりそうだけど、気力がもつかどうか。山頂までにかかる時間によっては、やはり北沢峠に下りてしまった方がいいかな…
登山道はというともう、これでもかという感じのはしごや鎖の連続(他の方のレコに写真がたくさんあります)
山小屋を出て4時間かかり、ようやく山頂に着きました。ふもとの駒ヶ岳神社から14時間。
それにしても、なんという山の大きさだろう!古くからこの山を崇め大切にしてきた人たちのことを思い、この場に仲間入りさせてもらった自分のこと、頑張った娘を誇らしく思う気持ちが重なって、なんだかジーンときてしまいました。山頂に鎮座する山の神に、ここまでの無事と与えてくれた感動に感謝して2礼2拍1礼です。
時計を見るともう11:30。体力的にも厳しそうなので、やはり大勢が登ってくる北沢峠からの道に進路をとることにします。
標高差は937mで、これだけみると何度も経験した丹沢の日帰りコースと変わりません。しかしここには駒津峰(2752m)、双児山(2649m)と2回の登り返しがあります。
下山一直線だと思っていた娘、珍しく駒津峰への登りでは文句たらたら、双児山への登りではとうとう涙をぽろぽろこぼして座り込んでしまいました。やはり、丹沢のような「足だけで行ける」コースとは違います。昨日の疲れに加え、この日午前中の崖をよじ登るような4時間で体力をかなり消耗していたようです。
気持ちはわかる…父ももう登りたくないものf(^^;)疲れの出た下山道で登りが来たら本当にがっくりくるよね。
「もう少し頑張ったら夕方のバスで近くの町まで下りられるよ。そうすれば温泉にも入れるし。ここでゆっくりしてたら北沢峠でもう一泊になっちゃうから、頑張ろうよ」
これですこし冷静になった娘、泥だらけの手で涙を拭いて立ち上がりました。ひどい顔だ…
実はこの先、登りはわずか10mでした。1分後に双児山を越えた後は600mを一気に下ります。父も最後の力を振り絞り、娘も元気を取り戻し、15:45、無事北沢峠に到着。
3度の登り返しを含めた累積で計算すると登り約2400m、下り約1140m。2日間で全行程12kmを18時間かけて歩き切りました。
娘を抱き寄せて「よく頑張ったね」と言ったら、「これくらい全然平気だよ」だって。とりあえず、そこのトイレで泥だらけの顔を洗っておいで!(笑)
ウチも憧れてる黒戸尾根、すんごい
余裕が出来たら写真をお願いします
rikopaさん、突っついてくださってありがとうございます(笑)やるやるといって写真整理などちっとも進みませんf(^^;)
実はこのとき、スマホを節電モードにするのを忘れてしまいまして、残念ながらテント場以降の写真が撮れませんでした 黒戸尾根らしいところは数えるほどしかありません…
私にとっては、今思い出しても本当に大変なコースでしたが、娘はアスレチックランドを楽しんでいたようです まずは、刃渡りまでの延々と続く単調な尾根で子どもの心が折れないように。そしてクサリとハシゴの連続地帯では子どもが元気な代わりに私自身が疲れて注意散漫にならないように、と特に気を付け、十分に休息しながら進みました。
それでも、七丈小屋がちょうどいい位置にあり、1泊2日で無理なく通過できました。
子どもから目を離さないようにと大人にとっては神経を使いますが、標高差2200mを登り切った達成感は言葉では言い表せないほどでした。ぜひ娘さんと一緒に楽しんできてください
写真更新、ありがとうございます
ムスメさん、ホント素晴らしいポジティブガールで、パパさんも素晴らしい
感動しました!!!達成感凄そうですね。
我が家も早く挑戦したいです
ありがとうございます。
私も hiyopa という ID を取っておきました
娘が付き合ってくれなくなったら、ソロ活動に使おうと思います(笑)
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