菰釣山:山伏峠から城ヶ尾峠
- GPS
- 06:38
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 810m
- 下り
- 1,194m
コースタイム
- 山行
- 5:43
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 6:36
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
富士急バス、中山(道の駅どうし)6:58と9:08の2本、山伏峠まで所要17分。平日のみ。https://bus.fujikyu.co.jp/rosen/detail/id/3/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備されているが、城ヶ尾峠からの下りはやや荒れている。林道直前も伐採のため荒れている。 |
写真
感想
今回は、西丹沢の西端で積雪の富士を見ようと、菰釣山へ行ってみることとした。12月になると、富士急バスの中山バス停(道の駅どうし)から山伏峠へのバスは早朝と午前のみとなる。道の駅どうしまでは車、中山バス停 6:58のバスで山伏峠まで行って、菰釣山を経て、道の駅に帰る予定とした。
中山バス停は道の駅どうしの真ん前にある。が、バス停の表示は反対側の道志小学校方面行しかない。その標識の道路の反対側に富士山駅方面(山伏峠)のバスは停車する。6:58のバスは通学用のようで、高校生が数人。登山者は一人だけだった。山伏峠の停車ボタンを押すと運転手さんが、トンネルの手前で降りますか、と聞いてくれたので、「お願いします」とトンネルの道志側入り口で、降ろしてもらった。
山伏峠への道は、トンネル左側の広い切り開きを行くと、左に道志水源林の標柱があり、そこから山道に入る。稜線に出ると山伏峠なのかな、冬枯れのブナ林を登って行くと、直ぐに樹間からではあるが、富士山が大きく見えてくる。上空は快晴、霜柱が大きい。道は高度を上げていくが、大棚の頭は巻いて、山伏峠分岐に着く。ここから甲相国境稜線で、東海自然歩道でもあるルートとなる。稜線上は、概ね、この時期は落葉で明るいブナの林で、小ピークと、下がって馬の背(鞍部)になった所を繰り返して進む。一回の上り下りは50〜100mではあるが、多くのピークを越えていく。でも、平坦なところもあって、歩き易い。下がった部分は狭い稜線で谷は深い。ずっと樹林帯なので、振り返っても富士山は樹間からの眺めである。葉が茂ったら眺望なしかな。
菰釣山までは長いので、最後の登りは長く感じた。菰釣山山頂の西側は、今日のルートで唯一素晴らしい眺望が得られる。富士山もきれいで、やはり樹が無い所で見たい。雪を被った南アルプスや八ヶ岳も眺められる。菰釣山から少し下ると、菰釣山避難小屋がある。シンプルだが、きれいな小屋だ。下山は、城ヶ尾峠を経て行くことにする。菰釣山までと同じ様な、ピークと鞍部の繰り返しが続く。特に中ノ丸の登りは階段できつかった。後はそれほどでもなく、城ヶ尾山へ着く。すぐ下の城ヶ尾峠から道の駅に下る道に入る。最初は、枯葉の斜面のトラバースであるが、その内に、崩壊地を渡る所がある。近づくと踏み跡や設置されたロープで何とかなる。もう一か所ロープあり。更に尾根を下るようになると植林の杉林となる。その下部は、伐採によって道が荒れているので注意。そして、林道に出る。ここからの林道が長いが、途中、キャンプ場の辺りで、分岐が多いので、道の駅への最短距離の道を間違えないように注意。
快晴できれいな富士山が見られた。交通機関の制約で、西から東への縦走となった。稜線上でずっと富士が見えるのなら、東から西へ行くのが良いと思っていたが、菰釣山以外では樹林帯なので、これで良かったかもしれない。今日出会った方は1名のみだった。
は〜、菰釣山頂は結構展望が効くんですね。以前からそうだったのかな?ブナの尾根はいいとは聞いていたきがするが。
というのも、このルート(大棚ノ頭〜城ヶ尾峠)は、小生丹沢の主稜線で唯一無印の所なんです。
以前は多少距離は長いが、平易な尾根でいつでも行けると思っていました。だんだんその長さが億劫になってきて、早く行かねばと焦り始めていたところです。見事に先に行かれてしまいましたね。
でもkyenさん、久方振りの丹沢で、少し方向感覚が鈍っているようですね。
写真25は、左上河内、中聖、右赤石。写真26は、左悪沢、右塩見っだと思いますよ。
眺望は山頂だけと言うのが少し残念でした。冬枯れでこれですから。
そうか。南アルプス南部ですか。北でそれらしく当てはめてしまいました。全体で南アルプス南部にしておきます。
初めまして、ヤマレコユーザーのyumihideです。唐突な連絡をお詫びします。
私は、丹沢は良く登ったつもりでいましたが、菰釣山など東海自然歩道は未訪問でした。
たまたま昨年末、本レポートを見かけ、大変、触発されて本ルート挑戦の機会を伺っていました。幸い、昨日、1月13日、まったく同ルートを辿って楽しい半日を過ごすことができました。
(ヤマレコレポート3913028としてレポート済)
これもkyen様の丁寧で魅惑的なレポートのおかげと、心より御礼申し上げます。
最後になりましたが、今後のご健勝とご活躍を祈念しております。
ありがとうございました。
yumihide
秋に郷里に戻って来て、50年前にもよく行っていた丹沢に、先ず行きはじめました。それまでは仙台に居たので、例年、今頃の季節は蔵王や周辺の雪山を歩いていましたが、関東甲信の雪の状態が把握できていないので、様子をみつつ始めようかと思っています。
今回のレポート、拝見しました。同じ所のレコや写真を見るのは楽しいです。yumihideさんのレコも参考にさせてもらいますね。
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