JR京都で6:31発の湖西線近江今津行きに乗換え、比良駅7:12着。きれいな朝焼けの空が広がる。下車した乗客にハイカーらしき人はいない。
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12/21 7:18
JR京都で6:31発の湖西線近江今津行きに乗換え、比良駅7:12着。きれいな朝焼けの空が広がる。下車した乗客にハイカーらしき人はいない。
山に延びる一本道の農道。真正面、堂満岳を中心に左右大きく広がる雄大なパノラマを眺めながら進む。まずまずの天候に、今日一日の山行に期待も膨らむ。
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12/21 7:18
山に延びる一本道の農道。真正面、堂満岳を中心に左右大きく広がる雄大なパノラマを眺めながら進む。まずまずの天候に、今日一日の山行に期待も膨らむ。
左手、標高の高い打見山の頂上にはガスがかかっている。
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12/21 7:24
左手、標高の高い打見山の頂上にはガスがかかっている。
国道手前、田んぼの一区画、渡り鳥のために水を張り、餌場としているようだ。風もなく鏡のような水面に比良山系が映り込む。
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12/21 7:25
国道手前、田んぼの一区画、渡り鳥のために水を張り、餌場としているようだ。風もなく鏡のような水面に比良山系が映り込む。
比良駅からイン谷口の間は、下山時に歩いたことがある。あらためて一人で歩くと雰囲気のある良い山道であることがよく判る。途中、脇の草原のなか、キジのつがいが仲良くガサゴソと音を立てながら歩いているのを見る。
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12/21 7:50
比良駅からイン谷口の間は、下山時に歩いたことがある。あらためて一人で歩くと雰囲気のある良い山道であることがよく判る。途中、脇の草原のなか、キジのつがいが仲良くガサゴソと音を立てながら歩いているのを見る。
イン谷口の駐車場には数台の車。ちょうど、車から出てきたソロお兄さんと同じタイミングとなった。
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12/21 8:02
イン谷口の駐車場には数台の車。ちょうど、車から出てきたソロお兄さんと同じタイミングとなった。
青ガレで小休憩し、ソロお兄さんとお話する。先週土曜日、多量の新雪に阻まれ、コヤマノ岳で撤退し、今日はそのリベンジ山行とのことだった。
青ガレから少し進むと、今度は長靴のおじさんハイカーが行動食を摂られているところだった。軽く挨拶を交わして先に進む。
アイゼンなしで登ってきたが、青ガレ途中で、念のためアイゼンをつけることとする。お兄さんと、長靴おじさんに抜いてもらう。
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12/21 8:53
青ガレで小休憩し、ソロお兄さんとお話する。先週土曜日、多量の新雪に阻まれ、コヤマノ岳で撤退し、今日はそのリベンジ山行とのことだった。
青ガレから少し進むと、今度は長靴のおじさんハイカーが行動食を摂られているところだった。軽く挨拶を交わして先に進む。
アイゼンなしで登ってきたが、青ガレ途中で、念のためアイゼンをつけることとする。お兄さんと、長靴おじさんに抜いてもらう。
金糞峠手前、振り返る。うすくオレンジ色に染まる琵琶湖面がきれいだ。
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12/21 9:16
金糞峠手前、振り返る。うすくオレンジ色に染まる琵琶湖面がきれいだ。
金糞峠を通過。奥の深谷へ下り、水量豊富な沢を渡る。ありがたい橋だ。
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12/21 9:33
金糞峠を通過。奥の深谷へ下り、水量豊富な沢を渡る。ありがたい橋だ。
しばらくすると、牛コバへの道を分けて、中峠へ突き上げるヨキトウゲ谷を進む。牛コバへの道には薄くスノーシューによるトレースがあった。
コヤマノ岳への尾根ルートに乗るためヨキトウゲ谷に懸かる橋を渡る。中峠へもトレースが残っていたが薄い。
すぐに鞍部となるが、ここでも別ルートのトレースが薄く残っている。土日、新雪ラッセルを楽しむ多くの人がいたのだろう。
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12/21 9:49
しばらくすると、牛コバへの道を分けて、中峠へ突き上げるヨキトウゲ谷を進む。牛コバへの道には薄くスノーシューによるトレースがあった。
コヤマノ岳への尾根ルートに乗るためヨキトウゲ谷に懸かる橋を渡る。中峠へもトレースが残っていたが薄い。
すぐに鞍部となるが、ここでも別ルートのトレースが薄く残っている。土日、新雪ラッセルを楽しむ多くの人がいたのだろう。
締まったトレースのお陰で快適に高度を上げていく。
立派な芦生杉があちこちに現れる。平日の今日は人の気配もなくとても静かだ。
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12/21 9:53
締まったトレースのお陰で快適に高度を上げていく。
立派な芦生杉があちこちに現れる。平日の今日は人の気配もなくとても静かだ。
ブナの大木も大迫力で現れる。
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12/21 10:08
ブナの大木も大迫力で現れる。
高度が上がり、空が明るく開けてきた。大きく枝を広げる株立ちの大きなブナ。
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12/21 10:15
高度が上がり、空が明るく開けてきた。大きく枝を広げる株立ちの大きなブナ。
青空を背景に明るいブナの美林が続く。
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12/21 10:29
青空を背景に明るいブナの美林が続く。
向こうの尾根には、武奈ヶ岳西南稜が真っ白な姿を現した。
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12/21 10:33
向こうの尾根には、武奈ヶ岳西南稜が真っ白な姿を現した。
コヤマノ岳は素晴らしいブナ美林が続く。
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12/21 10:33
コヤマノ岳は素晴らしいブナ美林が続く。
トレースのお陰で快適にここまで来れているが、トレースのない真っ白な雪原を歩きたいとも思う。
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12/21 10:34
トレースのお陰で快適にここまで来れているが、トレースのない真っ白な雪原を歩きたいとも思う。
コヤマノ岳の標識。八雲ヶ原側へのトレースに誘われて行ってみる。
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12/21 10:35
コヤマノ岳の標識。八雲ヶ原側へのトレースに誘われて行ってみる。
小さな白い平地は北比良峠だろう。その向こう、琵琶湖に浮かぶ沖ノ島がうっすらと見える。
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12/21 10:35
小さな白い平地は北比良峠だろう。その向こう、琵琶湖に浮かぶ沖ノ島がうっすらと見える。
少し進むとより展望が広がる。スキー場跡の雪面の向こうには釈迦ヶ岳が見える。
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12/21 10:38
少し進むとより展望が広がる。スキー場跡の雪面の向こうには釈迦ヶ岳が見える。
コヤマノ分岐付近からは、真っ白な武奈ヶ岳が顔を出した。左手が西南稜との合流地点で、右手がピークだ。ピークには人影が見える。
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12/21 10:56
コヤマノ分岐付近からは、真っ白な武奈ヶ岳が顔を出した。左手が西南稜との合流地点で、右手がピークだ。ピークには人影が見える。
西南稜合流点の手前から。奥にはどっしりとたたずむ蓬莱山。その手前の特徴的なピークはシャクシコバノ頭か。堂満岳のピークも薄く控えめに姿を見せている。
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12/21 11:03
西南稜合流点の手前から。奥にはどっしりとたたずむ蓬莱山。その手前の特徴的なピークはシャクシコバノ頭か。堂満岳のピークも薄く控えめに姿を見せている。
西南稜に合流。遮るものの何もない頂上付近はたいてい風が強く、積雪も薄い。
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12/21 11:10
西南稜に合流。遮るものの何もない頂上付近はたいてい風が強く、積雪も薄い。
坊村から西南稜へのルートも日曜日に多くの人が入ったようだ。しっかりとトレースがついている。
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12/21 11:10
坊村から西南稜へのルートも日曜日に多くの人が入ったようだ。しっかりとトレースがついている。
白倉三山の山塊。標高の高い武奈ヶ岳から見下ろすと顕著な3ピークが判別しずらい。奥に連なるのは高島トレイルだ。連なる山を同定するのはなかなか難しい。微かに特徴的なのは百里ヶ岳だ。
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12/21 11:10
白倉三山の山塊。標高の高い武奈ヶ岳から見下ろすと顕著な3ピークが判別しずらい。奥に連なるのは高島トレイルだ。連なる山を同定するのはなかなか難しい。微かに特徴的なのは百里ヶ岳だ。
北稜にもトレースは続く。釣瓶岳、蛇谷ヶ峰。今日は霞んで蛇谷ヶ岳西峰の反射板は良く見えない。
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12/21 11:12
北稜にもトレースは続く。釣瓶岳、蛇谷ヶ峰。今日は霞んで蛇谷ヶ岳西峰の反射板は良く見えない。
北方も見るが、高島トレイルの山座同定はできない。
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12/21 11:13
北方も見るが、高島トレイルの山座同定はできない。
風が強いのでそこそこで引き上げる。
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12/21 11:13
風が強いのでそこそこで引き上げる。
名残を惜しみつつ。
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12/21 11:13
名残を惜しみつつ。
西南稜からは坊村からであろう、続々と人が上がってくる。坊村「茶房」の山菜そばを思い出すが、江若バス便がなくなったからそちらへの下山はできない。
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12/21 11:17
西南稜からは坊村からであろう、続々と人が上がってくる。坊村「茶房」の山菜そばを思い出すが、江若バス便がなくなったからそちらへの下山はできない。
パノラマで撮ってみる。先ずは西南稜、右から左へ。
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12/21 11:17
パノラマで撮ってみる。先ずは西南稜、右から左へ。
コヤマノ岳から左へ。
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12/21 11:17
コヤマノ岳から左へ。
美しいブナ美林から左へ。
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12/21 11:17
美しいブナ美林から左へ。
最後は釈迦ヶ岳、リトル比良。
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12/21 11:18
最後は釈迦ヶ岳、リトル比良。
下りはコヤマノ分岐からイブルキのコバ経由で八雲ヶ原とする。
雪面に落ちる樹林の影がきれい。陽が落ちるにつれて斜光線が雪面を照らし、雪面の質感が浮かび上がる。
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12/21 11:30
下りはコヤマノ分岐からイブルキのコバ経由で八雲ヶ原とする。
雪面に落ちる樹林の影がきれい。陽が落ちるにつれて斜光線が雪面を照らし、雪面の質感が浮かび上がる。
陽の差し具合で微妙に変化する雪面。移り行く表情を楽しみながら下る。
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12/21 11:41
陽の差し具合で微妙に変化する雪面。移り行く表情を楽しみながら下る。
沢を流れる心地よい水音を聴きながら。
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12/21 11:42
沢を流れる心地よい水音を聴きながら。
時折、枝からの落ちる雪の音が聞こえる。
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12/21 11:42
時折、枝からの落ちる雪の音が聞こえる。
陽が雲に隠れたり、出てきたり。
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12/21 11:42
陽が雲に隠れたり、出てきたり。
雪と沢の水がつくるリズミカルな模様も美しい。
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12/21 11:45
雪と沢の水がつくるリズミカルな模様も美しい。
陽が差すと雪面が一気に白く輝き、暗い沢がパッと明るくなる。
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12/21 11:48
陽が差すと雪面が一気に白く輝き、暗い沢がパッと明るくなる。
イブルキのコバ。広谷からにも薄いトレースがある。武奈ヶ岳東陵からのトレースかもしれない。
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12/21 11:53
イブルキのコバ。広谷からにも薄いトレースがある。武奈ヶ岳東陵からのトレースかもしれない。
八雲ヶ原に下りてきた。
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12/21 12:04
八雲ヶ原に下りてきた。
青空が広がり、風もなくポカポカする。まるで楽園のようだ。
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12/21 12:06
青空が広がり、風もなくポカポカする。まるで楽園のようだ。
ヤクモ池は薄く結氷している。
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12/21 12:08
ヤクモ池は薄く結氷している。
この豊かな透明の水は奥の深谷へ流れる。
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12/21 12:11
この豊かな透明の水は奥の深谷へ流れる。
池畔でバーナーを使って休憩するハイカーに挨拶を交わし、北比良峠への道を進む。
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12/21 12:11
池畔でバーナーを使って休憩するハイカーに挨拶を交わし、北比良峠への道を進む。
清流の脇につけられたこの道も好きだ。
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12/21 12:15
清流の脇につけられたこの道も好きだ。
透明度が高い。河床は花崗岩が風化した白く明るい荒い砂。
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12/21 12:15
透明度が高い。河床は花崗岩が風化した白く明るい荒い砂。
北比良峠から振り返る。真っ白な武奈ヶ岳が顔をのぞかせる。左手はコヤマノ岳。往路、あそこからここを見てたんだね
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12/21 12:29
北比良峠から振り返る。真っ白な武奈ヶ岳が顔をのぞかせる。左手はコヤマノ岳。往路、あそこからここを見てたんだね
雪の解けた暖かい芝生の上で、遅い昼食休憩とする。目の前には近江舞子の内湖、その先には沖ノ島と近江八幡が霞んでいる。
ポットの暖かい湯でスープをつくり、ぶどうパンを頬張る。
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12/21 12:32
雪の解けた暖かい芝生の上で、遅い昼食休憩とする。目の前には近江舞子の内湖、その先には沖ノ島と近江八幡が霞んでいる。
ポットの暖かい湯でスープをつくり、ぶどうパンを頬張る。
食事を済ませ、あとは下山するだけとなる。下りる前に、もう一度振り返る。一日、楽しませてもらい、いろいろなものに感謝。
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12/21 12:46
食事を済ませ、あとは下山するだけとなる。下りる前に、もう一度振り返る。一日、楽しませてもらい、いろいろなものに感謝。
ダケ道は堂満岳の風景を楽しみながらの下りとなる。
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12/21 12:54
ダケ道は堂満岳の風景を楽しみながらの下りとなる。
高度が下がるにつれて、目の前の景色が冬から春に変わっていく。
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12/21 13:28
高度が下がるにつれて、目の前の景色が冬から春に変わっていく。
照葉樹の明るく鮮やかな緑が目に飛び込んでくる。途中、先を行く長靴のおじさんハイカーが前のめりに転倒されたようだ。体の異常もないようで、特に目立った外傷なくホッとする。どこで何があるか判らないから、ソロ山行はいつもどこかで緊張している。
大山口で冷たい沢の水で顔を洗い身支度を整える。遅れておじさんハイカーが先に行かれるが、そのあとで駐車場の常設ブルーシートテントにおられるのを見る。と言うことはNさんのお知り合いかな。
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12/21 13:37
照葉樹の明るく鮮やかな緑が目に飛び込んでくる。途中、先を行く長靴のおじさんハイカーが前のめりに転倒されたようだ。体の異常もないようで、特に目立った外傷なくホッとする。どこで何があるか判らないから、ソロ山行はいつもどこかで緊張している。
大山口で冷たい沢の水で顔を洗い身支度を整える。遅れておじさんハイカーが先に行かれるが、そのあとで駐車場の常設ブルーシートテントにおられるのを見る。と言うことはNさんのお知り合いかな。
イン谷口から比良駅まで、往路の山道を楽しみながら下る。
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12/21 14:12
イン谷口から比良駅まで、往路の山道を楽しみながら下る。
雪解けから顔をだしたフユイチゴ。甘酸っぱく美味しいとある。
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12/21 14:25
雪解けから顔をだしたフユイチゴ。甘酸っぱく美味しいとある。
往路に見た餌場水面からすっきりと晴れた稜線を振り返る。2つのとんがり山は堂満岳と手前の天神山。
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12/21 14:35
往路に見た餌場水面からすっきりと晴れた稜線を振り返る。2つのとんがり山は堂満岳と手前の天神山。
もう一度、振り返ってパノラマビュー。堂満岳を中心に、
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12/21 14:40
もう一度、振り返ってパノラマビュー。堂満岳を中心に、
右手に釈迦ヶ岳。
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12/21 14:40
右手に釈迦ヶ岳。
左手に蓬莱山。麓から見る比良山系の雄大さにあらためて気が付く。タクシーを使わずに歩くと2倍にお得だ。
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12/21 14:42
左手に蓬莱山。麓から見る比良山系の雄大さにあらためて気が付く。タクシーを使わずに歩くと2倍にお得だ。
gps軌跡データによると、沿面距離18.05km、累積標高は±1890m。歩き始めから左ひざにストレスを感じたが、支障なく歩けたので良し。こないだの六甲山半縦走のロングトレイルの疲れがたまっているのだろうか。
2021年12月22日 10:51撮影
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12/22 10:51
gps軌跡データによると、沿面距離18.05km、累積標高は±1890m。歩き始めから左ひざにストレスを感じたが、支障なく歩けたので良し。こないだの六甲山半縦走のロングトレイルの疲れがたまっているのだろうか。
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