藤原岳 大貝戸から雪山の夜を過ごしに

2021年12月24日(金) ~ 2021年12月25日(土)

• GPS: 07:13
• 距離: 10.6km
• 登り: 1,207m
• 下り: 1,191m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:30
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:30

距離 7.4km 登り 1,167m 下り 238m

7:00 藤原岳大貝戸休憩所
8:10 藤原岳表登山道五合目
9:00 藤原岳八合目
10:00 藤原山荘
10:30 藤原岳
11:00 P1128
12:00 藤原岳天狗岩（最高峰）
12:30 藤原山荘

2日目

• 山行: 1:40
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:40

距離 3.2km 登り 40m 下り 965m

7:00 藤原山荘
7:40 藤原岳八合目
8:00 藤原岳表登山道五合目
8:40 藤原岳大貝戸休憩所

天候

12/24（金）晴れのちくもり夕刻より土砂降り　無風
12/25（土）ガス　強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

＜アクセス・駐車場＞
大貝戸休憩所へ。無料。雪が無ければ30〜40台駐車可能。
休憩所に水洗トイレ・靴洗い場があります。

コース状況／危険箇所等

＜登山ポスト＞
登山口にあり。古い公衆電話のボックスを利用しています。

＜大貝戸休憩所〜8合目＞
安定した傾斜のツヅラ折れとトラバースの登山道。
この日はここまでほぼ雪なし。泥っぽい道です。

＜8合目〜藤原山荘＞
この日はここから雪が繋がっていました。
雪崩回避のため尾根直登の冬道ですが積雪少なく、
翌日は降雨後の為、かなり土が露出していました。
どういう足元装備にするか迷う感じなので、
チェーンスパイク、アイゼン、スノーシュー、ワカンなど、
複数の装備を持つ方が選択肢が増えて良さそうでした。

＜藤原山荘〜藤原岳〜山上台地＞
雪がしっかりつけばスノーシューがベスト。
この日はまだ土が露出してる場所もあり、
逆に50センチほど踏み抜くような場所もありでした。
山頂直下のみアイゼン装着がベストに思えました。

＜藤原山荘＞
避難小屋。1階がテーブル＆イスの土間、2階が板敷。
離れたとこの冬期利用可能な非水洗トイレあり。

写真

大貝戸休憩所。駐車場はこの奥と下段にあります。

神武神社の鳥居をくぐって登山スタート。

植樹の森を歩きます。てくてく。

テント泊装備も案外重くない。けど、目立つ…

7合目も過ぎたけど、雪はまだ影響ない。

8合目直前。

8合目。雪が少なすぎて歩きにくそう。

でも、急登なのでアイゼン装着。

9合目から麓を見ます。霞が強いです。

山上台地には青空。

綺麗。縦も撮っちゃう。

伸びる影も素敵です。

藤原岳山頂へ向かいます。雪山で藤原山頂目指すの久しぶり。いつも山上台地ふらふらして終わるので。

平日に結構人が入ったみたい。

山頂から東。山上台地の小野田セメントが攻めてきてる三角点方面。ユンボも写ってるんですよ。

山頂から南。竜ヶ岳が白くて綺麗な鈴鹿山脈。

山頂横には雪庇も出来てました。もうちょっと積雪増えたらイグルーやスノーマウント作れそうですね。

山頂から西。天狗堂だけわかりやすいです。

山頂から北。御池のテーブルランドが見えています。

隣の1128ピーク。今から行きます。

藤原山荘と藤原岳。

ゆるゆると雪に時々ハマりながら1128ピークへ行きます。

ここにも雪庇。

自分でつけたトレースと木立のシルエットがいい雰囲気。

天狗岩までてくてく。このあたりは雪多めでズボルる。

藤原岳…ここから見るとトッキンですね。

鈴鹿山脈を臨む。鈴鹿に住んでた頃は全く登山に興味なかったです。

テーブルランドに誰か歩いてないか見るがわからない；

霊仙と伊吹が見える場所を探してうろうろ。

カレンフエルトの台地。もう少し雪が増えたらまた来よう。

藤原山荘。温かくて過ごしやすかったです。

翌朝の山荘から。なんか風情あるかと思って。

「うまいラーメンショップいなべ北勢店」でネギチャーシュー。クリスマスの朝、おっさんに混じってカウンターで食す。

感想

minislope

寒波が来る前に雪山に泊まりたいと藤原岳に登って来ました。

名古屋から比較的近いいなべ…大貝戸に雪は全くありません。
雪山テント装備を背負ってじわじわと登ります。
ダイエットと筋トレの効果か荷はそれほど重く感じません。
元々、雪山に来ると重さに麻痺してしまうというか、
ルート選びとか足運びとか考えること多くて忘れちゃうんですが。
8合目から雪が着きだして、アイゼン装着。
ショートカットしながら登って青空と展望広がる山上台地へ。
藤原岳、1128ピーク、天狗岩と
山上台地を自由気ままに歩き回りました。
ズボった中に割けた倒木があってレインウエアパンツ損傷；
それでも、この山行に支障はなく過ごせました。夕刻より土砂降り。
山荘内での一夜は濡れることなく快適でした。あったかいし。
翌朝の山上台地はガスワンダー…
雨で雪付きがより減って歩きにくくなった登山道を下りました。

一日きりの快晴でしたが、下界と断絶された世界での一夜は
さみしくも楽しいです。また、鈴鹿に泊まろうと思います＾＾