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Yamareco

記録ID: 3867541
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

九鬼山 御前山 意外に楽しい山でした

2021年12月29日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
03:59
距離
10.1km
登り
911m
下り
857m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:34
休憩
0:25
合計
3:59
7:37
16
7:53
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50
8:43
8:45
5
8:50
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13
9:03
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14
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4
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15
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9:40
18
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28
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1
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5
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14
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16
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6
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9
11:36
天候 快晴。先週末ほどではありませんが時期なりに冷たい南西の微風。
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往復ともに電車利用です。
入山: JR中央本線大月駅
下山: 富士急行線禾生(かせい)駅
コース状況/
危険箇所等
すべて一般登山道です。状態は山梨のこの界隈の山としては普通の水準だと思います。危険箇所は特にありませんが強いて言えば、御前山付近のトラバースが岩場っぽかったり崩壊気味だったりして、そのため固定トラロープが数ヶ所設置されている、という程度です。
その他周辺情報 禾生駅から徒歩7分ほどのわかりにくい場所にある、山もとうどん。先達の皆様のレコで知りました。ありがとうございます😊
強い歯ごたえの極太手打ち麺です。美味でした。
JR大月駅前から国道20号を東京方面へ15分ほど歩くと、駒橋交差点でバイパスにぶつかります。そこから細道を山の方へ(画面では右へ)入ります。
2021年12月29日 07:52撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
12/29 7:52
JR大月駅前から国道20号を東京方面へ15分ほど歩くと、駒橋交差点でバイパスにぶつかります。そこから細道を山の方へ(画面では右へ)入ります。
厄王山という立派な石碑が建っています。
2021年12月29日 07:53撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
12/29 7:53
厄王山という立派な石碑が建っています。
途中、菊花山へのバリルートを分けて・・・
2021年12月29日 08:00撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
12/29 8:00
途中、菊花山へのバリルートを分けて・・・
車道を左の方へ入っていくと、厄王山奥の院四合目の鳥居が見えてきました。
2021年12月29日 08:00撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
12/29 8:00
車道を左の方へ入っていくと、厄王山奥の院四合目の鳥居が見えてきました。
道はしっかりしていますが、画面の場所でヘアピンカーブ的に向きを変えます。直進する踏み跡も太いので、ここは紛らわしく感じました。
2021年12月29日 08:13撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
12/29 8:13
道はしっかりしていますが、画面の場所でヘアピンカーブ的に向きを変えます。直進する踏み跡も太いので、ここは紛らわしく感じました。
尾根に乗ると、正面に八合目の鳥居が見えました。
2021年12月29日 08:18撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 8:18
尾根に乗ると、正面に八合目の鳥居が見えました。
厄王山奥の院です。岩場の真ん中に、引っかかるようにして建っています。まずは参拝。
2021年12月29日 08:30撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 8:30
厄王山奥の院です。岩場の真ん中に、引っかかるようにして建っています。まずは参拝。
奥の院から御前山へ道は続きます。際どいトラバース道にはトラロープが固定されていました。
2021年12月29日 08:32撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 8:32
奥の院から御前山へ道は続きます。際どいトラバース道にはトラロープが固定されていました。
トラロープは数ヶ所。
2021年12月29日 08:34撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 8:34
トラロープは数ヶ所。
猿橋駅前から来る道を合わせるとすぐ御前山頂上です。これから進む尾根道の向こうに白い富士山。
2021年12月29日 08:43撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 8:43
猿橋駅前から来る道を合わせるとすぐ御前山頂上です。これから進む尾根道の向こうに白い富士山。
真白き富士の嶺。御前山頂上より。
2021年12月29日 08:43撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 8:43
真白き富士の嶺。御前山頂上より。
御前山から尾根伝いに九鬼山を目指します。大岩がいくつか現れますが、すべて左側を巻きました。
2021年12月29日 08:49撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 8:49
御前山から尾根伝いに九鬼山を目指します。大岩がいくつか現れますが、すべて左側を巻きました。
アップダウンはありますが、歩いていて気分のよい道です。
2021年12月29日 09:05撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 9:05
アップダウンはありますが、歩いていて気分のよい道です。
馬立山を過ぎて、道がカクンと左折しました。
2021年12月29日 09:22撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 9:22
馬立山を過ぎて、道がカクンと左折しました。
ここを直進すると、こちら。田野倉駅にまっすぐ下りる尾根です。
2021年12月29日 09:22撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 9:22
ここを直進すると、こちら。田野倉駅にまっすぐ下りる尾根です。
スリップに気を付けながら斜面を下りていくと、突然道が尾根筋から左へ外れようとします。尾根が峠の掘割で断ち切られているのを迂回するためでした。
2021年12月29日 09:38撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
12/29 9:38
スリップに気を付けながら斜面を下りていくと、突然道が尾根筋から左へ外れようとします。尾根が峠の掘割で断ち切られているのを迂回するためでした。
そこは札金峠でした。荒れていますがもとはかなりの幅員があったのでしょう。古道の貫禄です。明治時代の地形図からは、この道が村と村を結ぶ大事な峠道であったことがうかがえます。画面は西側方面。
2021年12月29日 09:39撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 9:39
そこは札金峠でした。荒れていますがもとはかなりの幅員があったのでしょう。古道の貫禄です。明治時代の地形図からは、この道が村と村を結ぶ大事な峠道であったことがうかがえます。画面は西側方面。
こちらは東側方面の道。
2021年12月29日 09:39撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 9:39
こちらは東側方面の道。
札金峠を過ぎて尾根を上がっていくと、役目を終えた古い鉄塔が現れました。昭和戦前の地形図には、このあたりに送電線が描かれています。
2021年12月29日 09:56撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 9:56
札金峠を過ぎて尾根を上がっていくと、役目を終えた古い鉄塔が現れました。昭和戦前の地形図には、このあたりに送電線が描かれています。
開けた場所に出ました。休憩適地です。九鬼山は正面ですが、登山道は急坂を避けて左を巻いていきます。
2021年12月29日 09:58撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 9:58
開けた場所に出ました。休憩適地です。九鬼山は正面ですが、登山道は急坂を避けて左を巻いていきます。
巻き道の固定ロープ。
2021年12月29日 10:07撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 10:07
巻き道の固定ロープ。
九鬼山へ最後の登りです。ちょっと岩場っぽくなります。
2021年12月29日 10:19撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 10:19
九鬼山へ最後の登りです。ちょっと岩場っぽくなります。
九鬼山頂上に着きました。木が茂って日がささず、いささか寒々しく感じる場所でした。
2021年12月29日 10:26撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 10:26
九鬼山頂上に着きました。木が茂って日がささず、いささか寒々しく感じる場所でした。
富士山が見えました。見事な(不気味な)レンズ雲です。
2021年12月29日 10:27撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 10:27
富士山が見えました。見事な(不気味な)レンズ雲です。
ただし立木が成長しつつあります。
2021年12月29日 10:36撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 10:36
ただし立木が成長しつつあります。
山頂北側の展望は開けています。小金沢や雁ヶ腹摺山の雪はとけたように見えますね。
2021年12月29日 10:36撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 10:36
山頂北側の展望は開けています。小金沢や雁ヶ腹摺山の雪はとけたように見えますね。
九鬼山をあとに、愛宕神社を目指して下山します。ここを右折。直進すると杉山新道ですが、なぜかそちらの道標はありませんでした。
2021年12月29日 10:38撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 10:38
九鬼山をあとに、愛宕神社を目指して下山します。ここを右折。直進すると杉山新道ですが、なぜかそちらの道標はありませんでした。
急坂を下りていくと、「眺めよし 天狗岩」という看板が登山者にアピールしていました。
2021年12月29日 10:46撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 10:46
急坂を下りていくと、「眺めよし 天狗岩」という看板が登山者にアピールしていました。
これが天狗岩でした。正面の山は三ツ峠です。
2021年12月29日 10:48撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3
12/29 10:48
これが天狗岩でした。正面の山は三ツ峠です。
天狗岩からも富士山が見えました。雲はどんどん成長しているようです。
2021年12月29日 10:48撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 10:48
天狗岩からも富士山が見えました。雲はどんどん成長しているようです。
「急坂登山道、新登山道」という標識が立っていました。新登山道は勾配を九十九折で緩和した歩きやすい道でした。急坂登山道の踏み跡はもうないようですが、かつてはこの急斜面を直登する道だったんでしょうか。
2021年12月29日 10:57撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 10:57
「急坂登山道、新登山道」という標識が立っていました。新登山道は勾配を九十九折で緩和した歩きやすい道でした。急坂登山道の踏み跡はもうないようですが、かつてはこの急斜面を直登する道だったんでしょうか。
里山の日だまり。ほっこりしながら下山の道をたどりました。
2021年12月29日 11:03撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 11:03
里山の日だまり。ほっこりしながら下山の道をたどりました。
リニアの実験線です。
2021年12月29日 11:20撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 11:20
リニアの実験線です。
愛宕神社の横に出てきました。
2021年12月29日 11:21撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 11:21
愛宕神社の横に出てきました。
庚申様。
2021年12月29日 11:23撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 11:23
庚申様。
馬頭観音。愛宕神社の周辺は信仰色豊かでした。
2021年12月29日 11:23撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 11:23
馬頭観音。愛宕神社の周辺は信仰色豊かでした。
落合水道橋。近くの水力発電所に水を送るための橋で、明治時代に架橋されて今なお現役だそうです。古色蒼然。
2021年12月29日 11:25撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 11:25
落合水道橋。近くの水力発電所に水を送るための橋で、明治時代に架橋されて今なお現役だそうです。古色蒼然。
国道から見た落合水道橋。あと数百メートルの歩道歩きで禾生駅に着きます。
2021年12月29日 11:27撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 11:27
国道から見た落合水道橋。あと数百メートルの歩道歩きで禾生駅に着きます。
ご当地のうどん。馬肉入りの肉うどんが500円。ごちそうさまでした。
2021年12月29日 11:52撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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12/29 11:52
ご当地のうどん。馬肉入りの肉うどんが500円。ごちそうさまでした。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト カメラ

感想

令和3年登り納めの山行です。軽めの山、富士山がきれいに見える山(せっかくの晴天ですから)、かつ寺社のある山という条件で選びました。御前山から九鬼山への稜線は意外に起伏があって、ちょっとした運動になります。このルートの見どころは、厄王山奥の院の古びたお社、御前山頂上から眺める富士山、札金峠の古道としての貫禄、そして煉瓦造の落合水道橋、などかな。地味ながらいろいろ発見のある楽しい山でした。

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