鳳凰山（夜叉神P〜薬師岳〜観音岳）

2022年01月01日(土) ~ 2022年01月02日(日)

• GPS: 17:14
• 距離: 27.0km
• 登り: 2,327m
• 下り: 2,299m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:19
• 休憩: 2:18
• 合計: 9:37

距離 12.9km 登り 1,646m 下り 600m

6:03 夜叉神峠登山口
7:08 夜叉神峠
7:12 7:22 夜叉神峠小屋
8:46 杖立峠
9:37 9:55 火事場跡
10:41 苺平
11:15 12:35 南御室小屋
13:36 砂払岳
13:40 13:55 薬師岳小屋
14:04 14:12 薬師岳
14:27 14:29 薬師岳小屋
14:31 14:36 砂払岳
15:40 南御室小屋

2日目

• 山行: 5:46
• 休憩: 1:49
• 合計: 7:35

距離 14.1km 登り 682m 下り 1,738m

5:45 南御室小屋
6:38 7:00 砂払岳
7:04 7:07 薬師岳小屋
7:15 薬師岳
7:49 8:11 鳳凰山
8:35 薬師岳
8:44 8:47 薬師岳小屋
8:55 砂払岳
9:28 10:21 南御室小屋
10:55 苺平
11:17 火事場跡
11:51 11:57 杖立峠
12:43 夜叉神峠小屋
12:46 夜叉神峠
13:19 夜叉神峠登山口
13:20 ゴール地点

天候

2日とも晴れ・・ながら、寒さと風はハンパなし（特に初日〜翌未明）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

夜叉神駐車場を利用（S・G地点）・・無料で冬期も使えるトイレあり

アクセス道に積雪・凍結はありませんでしたが、−10℃近くまで冷え込む時期なのでスタッドレスは必須と思います

コース状況／危険箇所等

今シーズンは積雪が多く、登山口からall雪道

例年の年末年始と同様に、コースにはトレースどころか道ができていました・・今回は新雪の乗りがやや多くて“高速道”とまではいかず

危険個所も特にありませんでした

例年だと営業している南御室小屋、薬師小屋が休止中で登山者は比較的少なく、静かな鳳凰山でした

南御室小屋の、雪の少ない年なら無雪期と同様に使える湧き水の水場は、ドカ雪に埋もれていて使えませんでしたが、チップ制のトイレは使えました

薬師小屋の冬期小屋は使えるようでした（詳細未確認）

写真

1/1 6:03

夜叉神駐車場からスタート

1/1 6:55

樹間ながら初日の出を見られてラッキー♪

1/1 6:55

森の木々がモルゲンロート

1/1 7:20

しかし期待した夜叉神峠では白峰三山が雲の中↓

1/1 7:58

富士山には雲がかからず

1/1 9:40

火事場跡付近では雲が取れて来て白峰三山

1/1 11:10

奥秩父の展望地を過ぎるとじきに〜

1/1 11:16

今年は冬期休業の南御室小屋到着

1/1 12:28

設営して薬師岳方面へ

1/1 13:30

砂払岳で森林限界を越えて〜

1/1 13:39

山頂を過ぎると薬師岳が見えてきます

1/1 14:07

鳳凰山最高峰の観音岳ですが初日は時間的にパス

1/1 14:08

八ヶ岳

1/1 14:10

白峰三山ですが雪煙の激しさは尋常ではないですね

1/1 14:23

砂払岳の左には〜

1/1 14:35

光線が良くて富士山クッキリ

1/1 14:37

青空のおかげでいい眺めでした

1/2 6:36

翌未明に前写真と同じような位置から富士山・・この日は雲海に浮かびます

1/2 6:43

観音岳方面の空がピンクに

1/2 6:53

仙丈ヶ岳背後が日の出真向いなのか一番ピンクが濃い

1/2 6:53

白峰三山

1/2 6:55

来ました！

1/2 6:55

ウットリ手を合わせます

1/2 6:56

間ノ岳〜北岳

1/2 6:56

観音岳

1/2 6:56

雲海に浮かぶご来光

1/2 6:59

すると観音岳〜薬師岳がモルゲンロートに

1/2 7:01

薬師の岩峰が見事に焼けました

1/2 7:19

最高峰の観音岳に向います

1/2 7:19

右手に八ヶ岳

1/2 7:44

権現岳の右には〜

1/2 7:45

浅間山が見えました

1/2 7:46

ここからじきに〜

1/2 7:49

鳳凰山観音岳登頂

1/2 7:55

薬師からは見えなかった展望が開けます

1/2 7:56

一番目立つ甲斐駒ヶ岳と奥に槍ヶ岳

1/2 7:57

仙丈ヶ岳

1/2 7:57

オベリスクの上には鹿島槍ヶ岳〜白馬岳の北ア北部

1/2 7:57

南八ヶ岳

1/2 7:57

北八ヶ岳

1/2 7:58

車山の上には戸隠〜頸城の山々

1/2 8:00

今回はパスとなりましたが、いつかチャレンジしたいボーコン沢ノ頭〜八本歯の頭〜北岳

1/2 8:07

風が随分と緩くなってセルフで撮れました

1/2 8:16

富士山〜雲海をバックに薬師岳

1/2 8:46

薬師小屋の冬期小屋・・使える感じでした

1/2 9:28

南御室小屋のテン場に帰着

1/2 12:43

帰路の夜叉神峠では辛うじて白峰三山を眺められました

1/2 13:19

令和天皇の登頂碑がある夜叉神登山口に帰着

撮影機器：

DSC-HX90V SONY

ILCE-7M3 SONY

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

sht

明けましておめでとうございます
新年の初登りに、南アの鳳凰山に登りました。

この年末年始は憧れの冬期北岳を検討していたのですが、31日と3日に外せない用事があって1泊2日しか日程が取れず、雪が多そうなこともあって今回は見送ることに。

結果的にも、テン泊の重荷に弱い自分には1泊では鳳凰山が丁度良い具合で、北岳山行は負担過多だったと想像されます。アイゼンの冬靴との思わぬ調整不具合（たぶん2足で使うのでねじ回しの微調整不足）も気づかぬところで発生していたので、北岳自重は正解でした。

そんな中で元旦〜2日が雪山OKの予報となり、せっかくなので安心安定の夜叉神からの鳳凰山へ。

実際のところ、予報通り好天ながら寒さはハンパなく、歩行中は問題ないもののテント泊では少々苦労。たぶん―15℃位に冷え込んだ体感で、マットはサーマレストとシートゥサミットのエアマットを重ね、シュラフはイスカエア810。フリース、ダウンなどありったけを着込んだ上にニットキャップ、ネックウォーマー、高ウールグローブを着けてもまだ寒くて寝られず。

窮余の策で、両方の象足にホッカイロを放り込んでみると、末端が温まったのが功を奏したか、何とか安眠に入れました。（それでも目覚めるたびにガスストーブで暖を取る感じ）
年末年始でのここまでの冷え込みは初体験でした。

しかし翌朝は、砂払岳でのご来光に始まり、観音岳にかけて両手に大展望の快適稜線歩き。

冬期でも安全に絶景を堪能できる鳳凰山は、本当にいい山ですね。