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Yamareco

記録ID: 3940260
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
京都・北摂

愛宕山・モミノ木尾根

2022年01月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
山キチどん その他5人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:10
距離
14.5km
登り
1,111m
下り
941m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:19
休憩
0:51
合計
6:10
距離 14.5km 登り 1,111m 下り 961m
7:24
9
7:49
9
7:58
7:59
7
8:06
8:15
72
9:27
24
月輪寺分岐
9:51
11
10:02
10
10:12
10:36
5
10:41
10:50
3
10:53
23
11:16
11:24
31
11:55
40
樒原分岐
13:11
23
13:34
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2022年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:阪急嵐山駅から京都バスで清滝
復路:水尾から送迎車でJR嵯峨野線保津峡駅
コース状況/
危険箇所等
近年稀な積雪山頂北側で60
その他周辺情報 水尾で柚子風呂、鶏の水炊き
雪の残る清滝バス停
2022年01月22日 07:23撮影 by  ILCE-6500, SONY
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1/22 7:23
雪の残る清滝バス停
堂承川林道大杉谷川出合
月輪寺への登山道と空也の滝への道が分岐
2022年01月22日 07:57撮影 by  ILCE-6500, SONY
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堂承川林道大杉谷川出合
月輪寺への登山道と空也の滝への道が分岐
空也の滝に近づくと八大龍王の鳥居がある
2022年01月22日 08:02撮影 by  ILCE-6500, SONY
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空也の滝に近づくと八大龍王の鳥居がある
空也の滝は神聖な行場
2022年01月22日 08:09撮影 by  ILCE-6500, SONY
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空也の滝は神聖な行場
空也の滝への道を進むと
モミノ木尾根取り付きがある
2022年01月22日 08:01撮影 by  ILCE-6500, SONY
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1/22 8:01
空也の滝への道を進むと
モミノ木尾根取り付きがある
月輪寺からの登山道が合流(左)
2022年01月22日 09:27撮影 by  ILCE-6500, SONY
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1/22 9:27
月輪寺からの登山道が合流(左)
積雪20冤召
2022年01月22日 09:30撮影 by  ILCE-6500, SONY
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積雪20冤召
雪庇になっている
2022年01月22日 09:45撮影 by  ILCE-6500, SONY
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雪庇になっている
大杉谷への道が分岐
2022年01月22日 09:50撮影 by  ILCE-6500, SONY
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大杉谷への道が分岐
展望地
京都市内の展望が良い
2022年01月22日 10:03撮影 by  ILCE-6500, SONY
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展望地
京都市内の展望が良い
愛宕山東の林道に乗り上がる
2022年01月22日 10:05撮影 by  ILCE-6500, SONY
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愛宕山東の林道に乗り上がる
愛宕神社参道の石段
人一人分除雪されている
2022年01月22日 10:39撮影 by  ILCE-6500, SONY
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1/22 10:39
愛宕神社参道の石段
人一人分除雪されている
参道石段の灯篭
2022年01月22日 10:41撮影 by  ILCE-6500, SONY
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参道石段の灯篭
愛宕神社本殿
2022年01月22日 10:11撮影 by  ILCE-6500, SONY
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愛宕神社本殿
石段前参道の灯篭
2022年01月22日 10:42撮影 by  ILCE-6500, SONY
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石段前参道の灯篭
大文字の火床が白い
2022年01月22日 10:54撮影 by  ILCE-6500, SONY
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1/22 10:54
大文字の火床が白い
倒木と枝の撓みを匍匐前進で突破
2022年01月22日 11:12撮影 by  ILCE-6500, SONY
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倒木と枝の撓みを匍匐前進で突破
3等三角点「愛宕山」(890m)
辛うじて頭を出していた
2022年01月22日 11:15撮影 by  ILCE-6500, SONY
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1/22 11:15
3等三角点「愛宕山」(890m)
辛うじて頭を出していた
竜ヶ岳分岐付近では60僂寮兩
2022年01月22日 11:31撮影 by  ILCE-6500, SONY
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1/22 11:31
竜ヶ岳分岐付近では60僂寮兩
竜ヶ岳(921m)が頭を見せる
2022年01月22日 11:34撮影 by  ILCE-6500, SONY
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1/22 11:34
竜ヶ岳(921m)が頭を見せる
ジープ道を進むと伐採地に達する
2022年01月22日 11:45撮影 by  ILCE-6500, SONY
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1/22 11:45
ジープ道を進むと伐採地に達する
雪深さは絶頂
2022年01月22日 11:50撮影 by  ILCE-6500, SONY
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雪深さは絶頂
神明峠への下山路が左に分岐
右はジープ道
2022年01月22日 11:54撮影 by  ILCE-6500, SONY
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神明峠への下山路が左に分岐
右はジープ道
ジープ道の開けた所
2022年01月22日 12:05撮影 by  ILCE-6500, SONY
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ジープ道の開けた所
府道50号線に合流
2022年01月22日 12:34撮影 by  ILCE-6500, SONY
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府道50号線に合流
府道50号線神明峠を越える
2022年01月22日 13:11撮影 by  ILCE-6500, SONY
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府道50号線神明峠を越える
神明峠を越えると愛宕山が姿をみせた
2022年01月22日 13:13撮影 by  ILCE-6500, SONY
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1/22 13:13
神明峠を越えると愛宕山が姿をみせた
水尾集落の特産、柚子は豊作、取り入れられず木に残る
2022年01月22日 13:26撮影 by  ILCE-6500, SONY
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1/22 13:26
水尾集落の特産、柚子は豊作、取り入れられず木に残る
水尾”つじの家”に到着
2022年01月22日 13:34撮影 by  ILCE-6500, SONY
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1/22 13:34
水尾”つじの家”に到着
撮影機器:

感想

 大雪から一夜明けると京都市内の積雪は殆どなくなっていた。清滝トンネルを越えると流石に残雪が見られ、堂承川の林道にもシャーベット状の雪が残っていた。大杉谷川が堂承川に出合う所は月輪寺への登山口と空也の滝への登山道の分岐で、月輪寺への登山道が尾根を登って行った。空也の滝への道は地形図では大杉谷川右岸に描かれているがこの道はロープで閉鎖され、左岸の道が正規の道となっている。谷筋に入ると途端に積雪があり10冤召蠅凌爾気あった。後で登るモミノ木尾根の取付きを右に見て右岸に渡ると八大龍王の鳥居が現れ神域に入った。谷が行き詰った処は落差15mの空也の滝で平安時代の僧、空也が修行したと伝わり、現在も滝行が行われる聖地となっている。
 此処でスパッツを付けてモミノ木尾根の取付きに引き返した。小さなプレートが掲げられ土井さんを先頭に微かな踏み跡を登って行った。ヤマレコの記録では南側を巻くようにして尾根に取付いているようだが、積雪で不明瞭なので羊歯の尾根を直登して行った。軈て広い登山道が横切り、尾根に登山道が戻ってきた。標高が上がるに連れ積雪量が増し30儖未砲覆辰討た。月輪寺からの道が合流すると今日のものと思われるトレースがあったが、モミノ木尾根より少ない数だった。P707で平成28年に登った月輪寺北尾根が合流し傾斜が落着いた。トレランスタイルの2人と行き違い月輪寺を通ると云うので、我々のトレースに惑わされ分岐を見逃さないようアドバイスした。
 大杉谷分岐を過ぎると大岩の点在する区間となり展望が得られる処に出たが曇り空で展望は今一だった。神社用の電気を運ぶ電線が尾根にあり導かれるように登って行った。愛宕山東側の林道に達した。此の辺りの積雪は50冂あり、白髭神社は経由せず、参道石段に迂回した。石段は除雪され人一人分が確保されていた。灯篭はこんもりと雪を背負い、木には一杯の雪で真っ白だった。山頂の愛宕神社に達し、お参りし休憩室で軽く行動食を食べ暫し休息した。帰り際、神職の方がツイッターに掲載するからとパーティーの写真を撮ってくださり夕方には神社のツイッターに投稿されていた。
 愛宕三角点に立ち寄るべく裏ルートを行くと踏み跡が有り一寸残念なので稜線道を行くと処女雪の原で深い処は1m程あり、唯一輪檋を履いた土井さんが雪に埋もれラッセルしてくれた。ピーク付近に達すると倒木と枝の撓みは雪面に這い蹲り、匍匐前進せざるを得ず難攻軍を強いられた。三角点も雪に埋もれ頭だけが辛うじて露出していた。曇りがちだが蓬莱山、水井・横高山、比叡山、そして火床が真っ白になった大文字山も望むことができた。テント泊装備でも持っているのか大きなザックを背負った女性が三角点の北の稜線方向に進んで行った。西方向に下りジープ道に下りて樒原までこの道を下った。竜ヶ岳分岐には北に向かってトレ−スがあり、地蔵山分岐付近には、神社関係のものか神戸ナンバーのジープが雪に埋もれて止められていた。この車は当分動かすことはできないだろう。
 ジープ道から神明峠への道が分岐、水尾への短絡路だが今回は樒原を経由する。北西に向かって下って行くと積雪量が徐々に減りコンクリート舗装の部分になると踏み込みが利かずスリップしそうで注意して下った。樒原南側の点線道に下りようと目論んでいたがロープが張られトレースもないのでそのまま尾根を下った。樒原鳥居への登山道の分岐は分からないまま府道50号線に到った。この後は水尾まで4.9辧▲轡磧璽戰奪半に残った雪の車道を淡々と歩いた。標高が下がり、気温も高くなったので杉の木に積もった雪が時折落下し、吹雪のようになった。1時間歩いて水尾集落に到ると収穫されない柚子が雪を負っていた。今年は豊作だったそうだ。昨年はコロナ禍で断念したが2年ぶりの“つじの家”に辿り着いた。柚子風呂で暖まり、寛いでいると玄関先で柚子を求める女性の姿、三角点で出会った大きなザックの女性だった。女将さんから柚子をおまけしてもらい帰って行った。お待ちかねの鳥の水炊きがグツグツ煮えてくると時節柄マスク宴会を徹底し至福のひと時を過ごした。

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