愛宕山・モミノ木尾根
- GPS
- 06:10
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,111m
- 下り
- 941m
コースタイム
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 6:10
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:水尾から送迎車でJR嵯峨野線保津峡駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
近年稀な積雪山頂北側で60 |
その他周辺情報 | 水尾で柚子風呂、鶏の水炊き |
写真
感想
大雪から一夜明けると京都市内の積雪は殆どなくなっていた。清滝トンネルを越えると流石に残雪が見られ、堂承川の林道にもシャーベット状の雪が残っていた。大杉谷川が堂承川に出合う所は月輪寺への登山口と空也の滝への登山道の分岐で、月輪寺への登山道が尾根を登って行った。空也の滝への道は地形図では大杉谷川右岸に描かれているがこの道はロープで閉鎖され、左岸の道が正規の道となっている。谷筋に入ると途端に積雪があり10冤召蠅凌爾気あった。後で登るモミノ木尾根の取付きを右に見て右岸に渡ると八大龍王の鳥居が現れ神域に入った。谷が行き詰った処は落差15mの空也の滝で平安時代の僧、空也が修行したと伝わり、現在も滝行が行われる聖地となっている。
此処でスパッツを付けてモミノ木尾根の取付きに引き返した。小さなプレートが掲げられ土井さんを先頭に微かな踏み跡を登って行った。ヤマレコの記録では南側を巻くようにして尾根に取付いているようだが、積雪で不明瞭なので羊歯の尾根を直登して行った。軈て広い登山道が横切り、尾根に登山道が戻ってきた。標高が上がるに連れ積雪量が増し30儖未砲覆辰討た。月輪寺からの道が合流すると今日のものと思われるトレースがあったが、モミノ木尾根より少ない数だった。P707で平成28年に登った月輪寺北尾根が合流し傾斜が落着いた。トレランスタイルの2人と行き違い月輪寺を通ると云うので、我々のトレースに惑わされ分岐を見逃さないようアドバイスした。
大杉谷分岐を過ぎると大岩の点在する区間となり展望が得られる処に出たが曇り空で展望は今一だった。神社用の電気を運ぶ電線が尾根にあり導かれるように登って行った。愛宕山東側の林道に達した。此の辺りの積雪は50冂あり、白髭神社は経由せず、参道石段に迂回した。石段は除雪され人一人分が確保されていた。灯篭はこんもりと雪を背負い、木には一杯の雪で真っ白だった。山頂の愛宕神社に達し、お参りし休憩室で軽く行動食を食べ暫し休息した。帰り際、神職の方がツイッターに掲載するからとパーティーの写真を撮ってくださり夕方には神社のツイッターに投稿されていた。
愛宕三角点に立ち寄るべく裏ルートを行くと踏み跡が有り一寸残念なので稜線道を行くと処女雪の原で深い処は1m程あり、唯一輪檋を履いた土井さんが雪に埋もれラッセルしてくれた。ピーク付近に達すると倒木と枝の撓みは雪面に這い蹲り、匍匐前進せざるを得ず難攻軍を強いられた。三角点も雪に埋もれ頭だけが辛うじて露出していた。曇りがちだが蓬莱山、水井・横高山、比叡山、そして火床が真っ白になった大文字山も望むことができた。テント泊装備でも持っているのか大きなザックを背負った女性が三角点の北の稜線方向に進んで行った。西方向に下りジープ道に下りて樒原までこの道を下った。竜ヶ岳分岐には北に向かってトレ−スがあり、地蔵山分岐付近には、神社関係のものか神戸ナンバーのジープが雪に埋もれて止められていた。この車は当分動かすことはできないだろう。
ジープ道から神明峠への道が分岐、水尾への短絡路だが今回は樒原を経由する。北西に向かって下って行くと積雪量が徐々に減りコンクリート舗装の部分になると踏み込みが利かずスリップしそうで注意して下った。樒原南側の点線道に下りようと目論んでいたがロープが張られトレースもないのでそのまま尾根を下った。樒原鳥居への登山道の分岐は分からないまま府道50号線に到った。この後は水尾まで4.9辧▲轡磧璽戰奪半に残った雪の車道を淡々と歩いた。標高が下がり、気温も高くなったので杉の木に積もった雪が時折落下し、吹雪のようになった。1時間歩いて水尾集落に到ると収穫されない柚子が雪を負っていた。今年は豊作だったそうだ。昨年はコロナ禍で断念したが2年ぶりの“つじの家”に辿り着いた。柚子風呂で暖まり、寛いでいると玄関先で柚子を求める女性の姿、三角点で出会った大きなザックの女性だった。女将さんから柚子をおまけしてもらい帰って行った。お待ちかねの鳥の水炊きがグツグツ煮えてくると時節柄マスク宴会を徹底し至福のひと時を過ごした。
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