氷ノ山 東尾根ピストン

2022年01月29日(土) [日帰り]

• GPS: 07:47
• 距離: 10.8km
• 登り: 1,100m
• 下り: 889m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:42
• 休憩: 1:04
• 合計: 7:46

距離 10.8km 登り 1,100m 下り 892m

6:39 スタート地点
7:16 7:28 氷ノ山スキー場セントラルロッジ
7:44 7:46 東尾根登山口
9:03 9:19 東尾根避難小屋
10:08 10:16 一の谷休憩所
11:47 11:57 古生沼
12:02 12:08 氷ノ山
12:14 12:20 古生沼
13:06 一の谷休憩所
13:57 東尾根避難小屋
14:13 14:17 東尾根登山口
14:25 氷ノ山スキー場セントラルロッジ

天候

曇り時々雪　山頂は吹雪ホワイトアウト

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国際スキー場の駐車場　1000円

コース状況／危険箇所等

通常なら危険個所なしのところがドカ雪、トレースなしで危険になる箇所いろいろ。

その他周辺情報

湯村温泉にて宿泊、カニをいただきました。

写真

1/29 6:33

自宅を3時にでて、6:13氷ノ山国際スキー場駐車場到着。
入口で駐車料金1000円を支払う。
積雪こんな感じ。
夏タイヤだとギリギリ行けるか行けないか、でもうちの4WDは難なくいけました。

1/29 6:42

最初はチェーンスパイクで行きましょう。

1/29 6:45

登山開始。リフトはまだ営業していないので右手から登っていきます。

1/29 6:50

こんな道？登ります。

1/29 7:00

スキーコースの横を登ります。

1/29 7:16

氷ノ山国際ロッジに到着。

1/29 7:23

ここで10本爪アイゼンに換装。

1/29 7:30

よく見る埋もれた案内板。ここで？となります。どこから登るの？さっぱりわからず。これがルートミス地獄のはじまり。

1/29 7:40

で、ワカンも装着。

1/29 7:44

炊事場みたいなところから登り？となる。GPSみると、もっと左手が正規ルートみたいなのでドカ雪のところを左方向へ。

1/29 7:45

もともとの道へもどってもなかなかノートレースで難儀。ピッケルで雪切りして道を作ります。

1/29 7:58

ここでお若い男性の方と一時合流。先に行ってもらいますが・・・

1/29 8:03

ルートミス。左方向が正しいとのことで、強引に左方向へいくにもちと険しい。危ないかな？

1/29 8:05

振り返ると鉢伏山？

1/29 8:12

仕方なく、いったん下ります。痛恨のミスで、時間と体力の消耗。

1/29 8:24

でようやく正規ルートもどるも・・・

1/29 8:59

あれ？となりまたまたミス。どうやら行き過ぎたみたい。

1/29 9:04

しかし何とかこのミスしたところから尾根へ登りました。さっきの先行してくれた方の跡をたどりました。

1/29 9:07

やっと東尾根休憩小屋に。もうこの段階で、あの急登のラッセル登りもういいわという気分。でもまだまださき。撤退するか？と思い始める。

1/29 9:28

でここ、振り返り撮影。乗り越えるのにとても難儀したところ。その男性の方が、なんとか最初にクリアしてくださり後に続きました。なんでもその方は2週前にもこのルートで登ったけどそんなに積雪なかったとのこと。本日はどうやらドカドカ雪みたいで難易度アップです。

1/29 9:38

尾根に出ても、ここはまだ樹氷もなし・・・苦痛。

1/29 9:58

雪庇

1/29 10:13

う〜ん、先行するさっきの方追いかけますが離されていきます。結構しんどくなってきた・・・

1/29 10:23

ラッセルラッセル、とてもしんどい。帰りたい・・・

1/29 10:33

先行者2名様。うち1つはさっきの方。このトレースがないとおそらく引き返してたでしょう。

1/29 10:38

振り返り、ここも2回目の急登。体力ゲージがどんどん下がります。

1/29 10:48

あまりにしんどくて、しゃりバテ？と思い、とりあえずおにぎり食べます。

1/29 10:56

少しだけ体力ゲージ回復もやはりしんどい。樹氷がみえてきましたが・・・

1/29 10:57

雪が深いのなんので・・・

1/29 11:10

しかもホワイトアウト・・・

1/29 11:40

しかも、ストックの積雪時用の羽根も破損・・・

1/29 11:46

もうすこしか・・・？　もう体力が限界・・・去年夏のアルプスでの槍ヶ岳手前を思い出す。足が前に出てこなくなっていきました。

1/29 11:49

雪庇を通過。最初に通過した人、怖くなかった？

1/29 11:50

モンスター登場！

1/29 12:03

ようやく到着〜いや〜しんどかった・・・

1/29 12:05

避難小屋の中、のぞいたらそこそこの人がいてて、アイゼンとるのも面倒だし、吹雪いているし、長居は無用と、一瞬で下山開始としました。こんな滞在時間が短かった山頂は初めてかも。

1/29 12:17

山頂での写真はせいぜい、このモンスターたちのみ・・・

1/29 12:37

樹氷がきれいんですが・・・天気悪すぎ。

1/29 12:42

ここでヒップそりで降りた先行者の跡をたどると、下りれなくなり、ヒヤリ。ルートミス。写真右手に何とかトラバース。危なかった・・・

1/29 12:49

なんとか正規のルートにもどりました。ルートミスばかりで反省。

1/29 13:00

鉢伏山がようやく全貌だしました。

1/29 13:03

ここで幕営されている方が。

1/29 13:22

ここにきて、持参したラーメンをたべます。調理台は、雪壁を雪きりしてテーブルにしました。今回は札幌みそらーめん。

1/29 13:29

豪華です。時間が押しているので食後はすぐに下山再開。

1/29 13:49

行きしな、ここで難儀したところ。下りも難儀しました。

1/29 13:56

ようやくここまで戻り。

1/29 13:59

今度こそ正しい道で下山しますが・・・

1/29 14:05

おいおい、正しいのになんだこの急な道！これだと行きに道迷って大変な思いして上ったけど、正しい道でも結構大変だったでしょう。

1/29 14:08

そしてここは行きにルートミスしたところか？

1/29 14:16

振り返る。この石碑から上るのが正しかったんです・・・

1/29 14:20

一気に楽しそうな世界へ。自分はスキーは全くしないのでとても新鮮な風景。

1/29 14:23

国際ロッジへもどりました。ここで登山終了。ここから歩いて下山でもいいのですが時間がないのと、ほかのスキーヤー多数滑走しており、とても歩けません。

1/29 14:43

なので500円払ってリフトで・・・スキー場のリフトって乗るときと降りるときの難易度が高いと思うのは自分だけ？

1/29 14:53

さらに無料のリフト乗り継ぎ・・・

1/29 14:58

戻りました。しんどかった〜予定より1時間遅く下山しましたが無事に山行できてよかった。
さて湯村温泉へ向かいます。

1/29 17:41

ここが今回お世話になった湯村温泉、橋本屋旅館。老舗だそうです。

1/29 16:46

温泉は内湯のみでこんな感じですが、泉質は、単純弱アルカリ、ほんのごくわずかに硫黄臭あり、なかなかいい湯でした。城崎温泉よりいいですね。

1/29 18:07

そしてお待ちかねの夕食はこれ！松葉ガニ、こんなにも！

1/29 18:10

かにすきとお刺身。

1/29 18:41

焼きガニ。カニでおなかがいっぱいすぎになりました。

1/29 19:45

〆は、かにみそ入り雑炊。うまかった。

1/29 17:42

食後は散策。荒湯というところ。

1/29 17:43

ここで温泉卵とか山菜をゆでるみたいです。

1/29 17:44

川からも熱いお湯が沸いているとのことで、入らないようにとあります。

1/29 20:09

温泉モニュメント��

1/29 20:10

温泉モニュメント�◆，曚�にもあるのだそうです

1/29 20:14

荒湯地蔵。

1/29 20:15

ゆけむりの町という感じでとてもいい雰囲気でした。

撮影機器：

Canon EOS 60D Canon

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 毛帽子 靴 予備靴ひも ザック アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター ヘッドランプ 予備電池 GPS 日焼け止め 携帯 サングラス タオル カメラ ポール

感想

kkeenji

今シーズンの雪山山行は、まだ未踏の氷ノ山に行こうと決めました。
1泊2日、下山後は温泉と食事を楽しむために湯村温泉に予約をしました。

氷ノ山の事前リサーチしたところ、どうやら冬期は鳥取県側から上るのがリフトもあり、登山者多くトレースもあり楽とのこと。
しかし自分は下山後に湯村温泉によるために、国道482号を県境超えて兵庫県へ行かないといけません。しかし冬期は国道482号が閉鎖らしく、鳥取側から湯村温泉にいくには鳥取市街を経由して大きく迂回の必要がある（と思われ）、予定通り兵庫県側から上ることにしました。

もともとはそれでも、親水公園→氷ノ山越→氷ノ山→東尾根での周回を考えてましたが、ほとんどこのルートを通る人は冬期はいなさそうで却下。東尾根ピストンで行こうとおもいました。

さらにそれでも、積雪多いと、東尾根避難小屋までの急登の箇所は、先行者のトレースないと、かなりずりおち、体力消耗の可能性があるとのことでピッケルも持っていくことにしました。

天気についてはてんくらではC判定、見晴らし予報も「悪い」でコンディションはよくありませんでした。しかし今回は登山後の温泉、カニがメインと考えており、そこはまあ仕方ないかと思いました。また氷ノ山は晴れの日のレコをみても、まあまあという印象かと個人的には思ってたので、天気悪くても仕方なしという気持ちで臨みました。

で、予想通り、いつも早朝から上るとトレースがほぼなく、先行者は2人のみ。ドカ雪でほぼラッセル、足の踏ん張りもきかず、ルートミスもするし、とてもきつい山行でした。途中撤退をなんどもよぎりましたが、先行してくれた方のおかげでなんとか登頂できよかったです。心と体の鍛錬の印象でした。

しかし下山後の湯村温泉とカニは最高でした。よかった。

※　ログはルートミス多いので取得しないようにしてください。