ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3953196
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
房総・三浦

関東百名山 石射太郎山・高宕山・八良塚 周回コース!

2022年01月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
03:54
距離
9.5km
登り
680m
下り
692m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:12
休憩
0:40
合計
3:52
9:49
9:56
7
10:03
10:08
25
10:34
10:36
5
10:41
10:41
5
10:46
11:01
5
11:05
11:06
3
11:09
11:09
17
11:26
11:27
8
11:35
11:37
9
11:46
11:46
16
12:02
12:08
64
13:34
13:34
1
13:34
ゴール地点
天候 曇り→晴れ 気温5〜8度
過去天気図(気象庁) 2022年01月の天気図
アクセス 朝8時集合、アクアラインを通りバイクで石射太郎山登山口へ。
コース状況/
危険箇所等
高宕山までの道は問題ない。八良塚コース、監視所コースは倒木多し注意されたい。ルートファインディングは不要だが、ある程度の山の知識がない方は八良塚コースはお勧めできないかも。
その他周辺情報 帰りに「田舎レストラン じんべえ」さんに寄って帰りました。15時まで営業されてます。
バイクで石射太郎山 登山口に到着!思ったより車が多くて驚きました。
2022年01月29日 09:25撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
1/29 9:25
バイクで石射太郎山 登山口に到着!思ったより車が多くて驚きました。
石射太郎山登山口です。15分くらいで登頂できます。
2022年01月29日 09:40撮影 by  iPhone 11, Apple
1/29 9:40
石射太郎山登山口です。15分くらいで登頂できます。
「石射(せきしゃ?)たろう」らしいです
2022年01月29日 09:50撮影 by  iPhone 11, Apple
1/29 9:50
「石射(せきしゃ?)たろう」らしいです
石射太郎山からの眺望です、ちょっと低すぎて眺めはよくないかも
2022年01月29日 09:53撮影 by  iPhone 11, Apple
1/29 9:53
石射太郎山からの眺望です、ちょっと低すぎて眺めはよくないかも
石射太郎山から少し進んだところからの景色です。ロッククライミングしてる人がいました。
2022年01月29日 09:56撮影 by  iPhone 11, Apple
1/29 9:56
石射太郎山から少し進んだところからの景色です。ロッククライミングしてる人がいました。
石射太郎山を少し進んだところから、おそらく鴨川方面を臨む。隆々としてていいですね。葉が落ちてるため所々ハゲてますね。
2022年01月29日 10:01撮影 by  iPhone 11, Apple
1/29 10:01
石射太郎山を少し進んだところから、おそらく鴨川方面を臨む。隆々としてていいですね。葉が落ちてるため所々ハゲてますね。
分岐の看板です
2022年01月29日 10:07撮影 by  iPhone 11, Apple
1/29 10:07
分岐の看板です
高宕山方面に歩いて行くと、高宕観音に向かうための階段に突き当たりました。登山ルートはこの先を指してます。
2022年01月29日 10:31撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
1/29 10:31
高宕山方面に歩いて行くと、高宕観音に向かうための階段に突き当たりました。登山ルートはこの先を指してます。
2022年01月29日 10:32撮影 by  iPhone 11, Apple
1/29 10:32
なかなか急な階段を登りました
2022年01月29日 10:36撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
1/29 10:36
なかなか急な階段を登りました
2022年01月29日 10:33撮影 by  iPhone 11, Apple
1/29 10:33
高宕観音です
2022年01月29日 10:36撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
1/29 10:36
高宕観音です
2022年01月29日 10:34撮影 by  iPhone 11, Apple
1/29 10:34
高宕観音を通り過ぎると切り通しが現れます。なかなか壮大ですね
2022年01月29日 10:36撮影 by  iPhone 11, Apple
1/29 10:36
高宕観音を通り過ぎると切り通しが現れます。なかなか壮大ですね
高宕山山頂に到着!目標通り登山開始して1時間30分ほどで登頂。階段が少し急でした。
2022年01月29日 10:47撮影 by  iPhone 11, Apple
1/29 10:47
高宕山山頂に到着!目標通り登山開始して1時間30分ほどで登頂。階段が少し急でした。
高宕山山頂からの景色です。東京湾方面を臨む。
2022年01月29日 10:47撮影 by  iPhone 11, Apple
1/29 10:47
高宕山山頂からの景色です。東京湾方面を臨む。
こういうの、いいですね
2022年01月29日 10:51撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
1/29 10:51
こういうの、いいですね
猿の群生地らしいですが会えませんでした
2022年01月29日 11:15撮影 by  iPhone 11, Apple
1/29 11:15
猿の群生地らしいですが会えませんでした
いつの台風の影響か不明ですが、倒木が非常に多かったです。トレースは明瞭です。
2022年01月29日 11:16撮影 by  iPhone 11, Apple
1/29 11:16
いつの台風の影響か不明ですが、倒木が非常に多かったです。トレースは明瞭です。
急に危険な箇所が出現しました。慎重に渡ります。まぁコケても少し下で停止するでしょう。紐はできるだけ触らないように。
2022年01月29日 11:19撮影 by  iPhone 11, Apple
1/29 11:19
急に危険な箇所が出現しました。慎重に渡ります。まぁコケても少し下で停止するでしょう。紐はできるだけ触らないように。
下の台(関東ふれあいの道)まで降りる分岐です。八良塚方面を目指します。
2022年01月29日 11:27撮影 by  iPhone 11, Apple
1/29 11:27
下の台(関東ふれあいの道)まで降りる分岐です。八良塚方面を目指します。
朽ち果てた八良塚の案内板がありました。昔はいくつもハイキングコースがあって栄えてたみたいですね。管理が放棄されてる箇所が多いのはとても残念です。唐木の横を通って八良塚を目指します。なお、八良は「はちろう」でも「八良」でもよさそうです。
2022年01月29日 11:35撮影 by  iPhone 11, Apple
1/29 11:35
朽ち果てた八良塚の案内板がありました。昔はいくつもハイキングコースがあって栄えてたみたいですね。管理が放棄されてる箇所が多いのはとても残念です。唐木の横を通って八良塚を目指します。なお、八良は「はちろう」でも「八良」でもよさそうです。
分岐から10分ちょっと歩くとすぐに八良塚に到着です。ここが高宕山あたりで最高峰にあたりますが眺望はありません。「塚」とあるあたり、歴史的にはお墓のような役割だったのでしょう。高宕観音とも関係がありそうです。
2022年01月29日 11:46撮影 by  iPhone 11, Apple
1/29 11:46
分岐から10分ちょっと歩くとすぐに八良塚に到着です。ここが高宕山あたりで最高峰にあたりますが眺望はありません。「塚」とあるあたり、歴史的にはお墓のような役割だったのでしょう。高宕観音とも関係がありそうです。
金吊、またの名を「金吊岩峯」ちょっとしたピークです。八良塚から45分程度かかります。
2022年01月29日 12:03撮影 by  iPhone 11, Apple
1/29 12:03
金吊、またの名を「金吊岩峯」ちょっとしたピークです。八良塚から45分程度かかります。
金吊の先は少し視界がひらけてます。ここから降りるので最後の眺めです。
2022年01月29日 12:09撮影 by  iPhone 11, Apple
1
1/29 12:09
金吊の先は少し視界がひらけてます。ここから降りるので最後の眺めです。
向こうにマザー牧場が見えますね。石射太郎山登山口もあちらの方向です。
2022年01月29日 12:10撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
1/29 12:10
向こうにマザー牧場が見えますね。石射太郎山登山口もあちらの方向です。
山の神です。たいそうな名前ですね。監視所コースに該当するらしいです。
2022年01月29日 12:34撮影 by  iPhone 11, Apple
1/29 12:34
山の神です。たいそうな名前ですね。監視所コースに該当するらしいです。
これまた怪しい道でした。気をつけて通行します。
2022年01月29日 12:47撮影 by  iPhone 11, Apple
1/29 12:47
これまた怪しい道でした。気をつけて通行します。
2022年01月29日 13:02撮影 by  iPhone 11, Apple
1/29 13:02
尾根から降り終わると、この監視所コース入り口の看板に出ます。ここから30分ほどひたすら林道です。
2022年01月29日 13:12撮影 by  iPhone 11, Apple
1/29 13:12
尾根から降り終わると、この監視所コース入り口の看板に出ます。ここから30分ほどひたすら林道です。
雰囲気がある林道を歩きます。看板があるということは、昔はここまで車でこれたんですかね?
2022年01月29日 13:17撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
1/29 13:17
雰囲気がある林道を歩きます。看板があるということは、昔はここまで車でこれたんですかね?
途中で謎の廃車が。夜来たら怖いかも?
途中で謎の廃車が。夜来たら怖いかも?
何箇所か切り通しがありました。
2022年01月29日 13:29撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
1/29 13:29
何箇所か切り通しがありました。
最初にバイクの写真を撮ったトンネルの裏に着きました!
2022年01月29日 13:33撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
1/29 13:33
最初にバイクの写真を撮ったトンネルの裏に着きました!
帰りに「田舎レストラン じんべえ」さんにてアジフライ定食をいただきました。15時までランチやってました、うますぎた…
帰りに「田舎レストラン じんべえ」さんにてアジフライ定食をいただきました。15時までランチやってました、うますぎた…

感想

最近寒いですね。年が明けて鹿児島で登山してからもう数週間たち、そろそろ登山したくなり前から温めていた候補の一つである「高宕山」に行くことにしました。他にも金時山や御岳山でも悩みましたが、やはりこの時期はバイクの大敵である凍結と塩化カルシウムも怖く、近場の房総半島に。

「高宕山」は、房総半島で多分最高峰の「愛宕山」の近くにある山です。もともと、ヤマレコで房総半島に登ってる方々のログを眺めていたらいくつか楽しそうな道を見つけており、この「高宕山」もその一つでした。
そしてログを書いていて気づいたのですが、高宕山は関東百名山に選ばれていた山だったんですね。前登った「鋸山」と「伊予ヶ岳」も関東百名山だったようです。知らなかった…。

この高宕山のピークまでの道のりで個人的に気になったのは、歩きやすさ、というより岩の削れ方です。明らかに数百年前、いやもっと前から信仰のために登山の道が踏み鳴らされ、岩が削れていることです。なんなら岩が削られて階段っぽくなってる箇所が多くありました。今までたくさん山に登ってきましたが、こんなに天然の階段(自然の岩が削られてできた階段)は初めて見ました。
そのため歩きながら不思議だなと思っていたところ、お爺さんたちのパーティに出会い、「この先に観音がある」と伺い、合点がいきました。

急に現れた「高宕観音」は、なかなか岩にくっつくように建設されており立派です。中には誰でも入れるように施錠はしてないみたいです。
その先にこれまた立派な切り通しが。この向こうから山頂までは「奥の院」にあたります。
日本百名山の選定理由のように、この高宕山もきっとそうした歴史的背景もあって選定されたのでしょう、納得です。

そしてこの高宕山の1番の見どころであるピークは標高330mです。急な階段と梯子、岩場を登ると足場が少ない山頂に上がることができました。

さて、高宕山山頂までの分岐と、八良塚方面の分岐とは別にもう一つ、高宕大滝方面にも分岐がありましたが現在は使用不可になってしまっていました。おそらく管理が放置されてるだけで通行はできると思われます。実際にそちらをハイキングされた方もいたようです。
私は八良塚方面(下の台バス停方面)を目指します。

ここから先は登山者はグンと減るので少し土がふわふわしていました。

しばらく歩くと八良塚と下の台バス停との分岐が出ます。

八良塚コースは倒木が非常に多く、通行が困難な箇所はありませんでしたが、テープとトレースを辿る必要がありました。
また、あまり人が立ち入っていないのか、踏み慣らされていない感じがしました。

八良塚→金吊を越えると「怒田沢分岐」です。この手前の尾根から、「高宕大滝」への分岐もあります。ヤマレコではルートの選択はできませんが、ヤマレコの足跡が示すように道がありました。写真を撮り忘れましたが、「熟達者向け」と書かれた看板があり、今回はパスしました。
それからはトレース通りに進むと下山できます。

---

今回、実は少し「高宕山のサルの生息地」を楽しみにしてましたが猿には会えませんでした。宮ヶ瀬湖にはたくさんいるんですけどね。

今回はあまり調べずに行ったのですが、思ったよりも歴史的背景を感じることができる登山でした。

房総半島の山々の姿は少し変わっている気がします。というのも、土質が水はけが良すぎるのです。どいうことかというと、降った水がすぐに川に流れ出てしまう、砂っぽい登山道が多い、見た目が崖然としている、といった感じです。鋸山あたりは顕著ですが、キリッとしてます。
調べたところ、夏は水不足になりやすいらしく、雨乞い関係の神々が祀られていることが多いそうです。
高宕山の山頂ではタカオカミノカミが祀られているとのこと。また、麓に三島神社がありますが、そちらでは雨乞いに応えてくれた神様に感謝するお祭り狩り毎年秋に開催されてるそうです。

さて、次に房総半島で登りたいのは富山かな…

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:471人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら