関東百名山 石射太郎山・高宕山・八良塚 周回コース!
- GPS
- 03:54
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 680m
- 下り
- 692m
コースタイム
- 山行
- 3:12
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 3:52
天候 | 曇り→晴れ 気温5〜8度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス | 朝8時集合、アクアラインを通りバイクで石射太郎山登山口へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
高宕山までの道は問題ない。八良塚コース、監視所コースは倒木多し注意されたい。ルートファインディングは不要だが、ある程度の山の知識がない方は八良塚コースはお勧めできないかも。 |
その他周辺情報 | 帰りに「田舎レストラン じんべえ」さんに寄って帰りました。15時まで営業されてます。 |
写真
感想
最近寒いですね。年が明けて鹿児島で登山してからもう数週間たち、そろそろ登山したくなり前から温めていた候補の一つである「高宕山」に行くことにしました。他にも金時山や御岳山でも悩みましたが、やはりこの時期はバイクの大敵である凍結と塩化カルシウムも怖く、近場の房総半島に。
「高宕山」は、房総半島で多分最高峰の「愛宕山」の近くにある山です。もともと、ヤマレコで房総半島に登ってる方々のログを眺めていたらいくつか楽しそうな道を見つけており、この「高宕山」もその一つでした。
そしてログを書いていて気づいたのですが、高宕山は関東百名山に選ばれていた山だったんですね。前登った「鋸山」と「伊予ヶ岳」も関東百名山だったようです。知らなかった…。
この高宕山のピークまでの道のりで個人的に気になったのは、歩きやすさ、というより岩の削れ方です。明らかに数百年前、いやもっと前から信仰のために登山の道が踏み鳴らされ、岩が削れていることです。なんなら岩が削られて階段っぽくなってる箇所が多くありました。今までたくさん山に登ってきましたが、こんなに天然の階段(自然の岩が削られてできた階段)は初めて見ました。
そのため歩きながら不思議だなと思っていたところ、お爺さんたちのパーティに出会い、「この先に観音がある」と伺い、合点がいきました。
急に現れた「高宕観音」は、なかなか岩にくっつくように建設されており立派です。中には誰でも入れるように施錠はしてないみたいです。
その先にこれまた立派な切り通しが。この向こうから山頂までは「奥の院」にあたります。
日本百名山の選定理由のように、この高宕山もきっとそうした歴史的背景もあって選定されたのでしょう、納得です。
そしてこの高宕山の1番の見どころであるピークは標高330mです。急な階段と梯子、岩場を登ると足場が少ない山頂に上がることができました。
さて、高宕山山頂までの分岐と、八良塚方面の分岐とは別にもう一つ、高宕大滝方面にも分岐がありましたが現在は使用不可になってしまっていました。おそらく管理が放置されてるだけで通行はできると思われます。実際にそちらをハイキングされた方もいたようです。
私は八良塚方面(下の台バス停方面)を目指します。
ここから先は登山者はグンと減るので少し土がふわふわしていました。
しばらく歩くと八良塚と下の台バス停との分岐が出ます。
八良塚コースは倒木が非常に多く、通行が困難な箇所はありませんでしたが、テープとトレースを辿る必要がありました。
また、あまり人が立ち入っていないのか、踏み慣らされていない感じがしました。
八良塚→金吊を越えると「怒田沢分岐」です。この手前の尾根から、「高宕大滝」への分岐もあります。ヤマレコではルートの選択はできませんが、ヤマレコの足跡が示すように道がありました。写真を撮り忘れましたが、「熟達者向け」と書かれた看板があり、今回はパスしました。
それからはトレース通りに進むと下山できます。
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今回、実は少し「高宕山のサルの生息地」を楽しみにしてましたが猿には会えませんでした。宮ヶ瀬湖にはたくさんいるんですけどね。
今回はあまり調べずに行ったのですが、思ったよりも歴史的背景を感じることができる登山でした。
房総半島の山々の姿は少し変わっている気がします。というのも、土質が水はけが良すぎるのです。どいうことかというと、降った水がすぐに川に流れ出てしまう、砂っぽい登山道が多い、見た目が崖然としている、といった感じです。鋸山あたりは顕著ですが、キリッとしてます。
調べたところ、夏は水不足になりやすいらしく、雨乞い関係の神々が祀られていることが多いそうです。
高宕山の山頂ではタカオカミノカミが祀られているとのこと。また、麓に三島神社がありますが、そちらでは雨乞いに応えてくれた神様に感謝するお祭り狩り毎年秋に開催されてるそうです。
さて、次に房総半島で登りたいのは富山かな…
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