【飛騨】見当山(1352m)
- GPS
- 06:10
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 445m
- 下り
- 433m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
<スキー場〜山頂>
郡上ヴァカンス村スキー場で、あっけなく除雪は終わった。予定では、デイリー郡上CCのエントランスまで行けそうだったんだけどな・・・まぁ、予定外はつきものだけど。
気温はマイナス5℃。ルートも雪のコンディションも予想通り。心にゆとりを感じながら取りつきに向かった。
高みを目指して登る、登る。尾根に立って季節風に吹かれると、顔が凍りついた。ヤバい。伐採地に出ると景色がひらけた。白山の超展望とはいかないけど、お隣の大日岳は存在感を放っている。
左肩の奥に荒島岳が見える。毘沙門岳のイケメンぶりも匂い立つ。毘沙門ってのは、戦いの神さまだ。勇壮なイメージと裏腹の優美な山容を見ていると、胸のすくような思いだ。
その南に西山がひかえ、山の端(やまのは)が平家岳・滝波山に続く両白越美ラインを作っている。心がほどけていく。うっとりしながら立ちつくすが、気持ちを引き締めて山頂に向かう。
見当山の南峰から吊り尾根をたどる。鷲ヶ岳や烏帽子岳の鑑賞路になった。木々が葉を落とす季節ならではの楽しみだ。でも、新緑や紅葉の時期はまた格別だろう。雪に埋もれて立つミズナラの木が、ひときわオーラを放っている。
<山頂〜スキー場>
そうこうするうち、山頂に届いた。ウサギの足跡を追いながら雪山散歩だ。北風を避ける裸地を見つけて、ザックを置く。下山を放棄したくなるようなパラダイスだった。
南尾根への取りつきを探す。急降下してからアップダウンを拾うと、1342ピークだ。ここから忠実にゲレンデトップへ。途中、共聴アンテナや観測施設もあって、昔から使われてきた尾根だとわかる。
雲隠れしていた野伏ヶ岳や三ノ峰、別山あたりの山裾の雲が上がった。大汝峰は最後まで気を許してくれない。奥三方・間名古ノ頭・三方崩・猿ヶ馬場・御前岳を数え上げてから、山行をまとめることにした。
にぎやかなスキー場は別世界だった。親子連れの、ほのぼの家族の姿になごむ。ゲレンデ脇の東のふちをたどって駐車地へと着地する。
いい山だった。これで来週も乗り切れそうだ。
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