【過去レコ】 降り止まぬ雨 剱岳(立山・五色ヶ原)
- GPS
- 75:10
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 2,320m
- 下り
- 2,304m
コースタイム
「扇沢7:30 黒部ダム7:50 室堂9:30」 (雷鳥坂経由、食事) 剣山荘14:00
第2日
剣山荘9:15 剣御前小屋11:15 別山12:00 内蔵之助山荘13:20
第3日
内蔵之助山荘5:00 真砂岳5:15 富士ノ折立5:40 大汝山6:05(休憩) 雄山7:10一ノ越山荘8:10(休憩) 富山大研究所9:00 獅子岳11:25(食事) 五色ヶ原山荘13:15
第4日
五色ヶ原山荘6:00 獅子岳6:55 一ノ越山荘9:45(休憩) 「室堂11:00 黒部ダム11:35」
天候 | 全日程 雨(時々小雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
扇沢〜室堂(トロリーバス・ケーブルカー・ロープウェイ) |
コース状況/ 危険箇所等 |
連日の雨でメガネが曇り困った。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
【2014. 1.22】
憧れの剱岳に登りたくて早くから剣山荘を予約しておいたので、天気予報はあまり良くないようだが出かけて来た。
今回はまず剱岳に登り、立山から五色ヶ原に出て、黒部湖に降る3泊4日の予定だ。
第1日
若い頃に黒部ダムまで観光できたことがあるが、そこから先は初めてになる。
トロリーバス・ケーブルカー・ロープウェイ、そしてまたトロリーバスと乗り継いで、2時間かけて室堂に着く。
期待していた室堂平の景色も雨と霧で見ることができず足早に通り過ぎて、雷鳥沢キャンプ場先の橋を渡り雷鳥坂に取り付く。
劔御前小屋までの標高差5百mは意外に急登で簡単ではない。
劔御前小屋から剣山荘までは中道を進むが、これも大きなゴロ石の斜面に残雪が残り歩きにくい。
帰りには劔沢経由で戻ったが、こちらの方が歩きやすかった。
剣山荘では富山の米を使った自慢のご飯が美味しくて大盛りのお代わりをしてしまったが、今まで山小屋で食べたごはんの中では一番美味しいと思われた。
第2日
夜中には強く降っていた雨が多少小降りになってはいるようだがまだ降っていて、明け方若者が何人か剱岳に向かったがほとんどの登山者が雨の様子を伺って待機している。
朝食の後に片付けてから食堂で小屋の主人が30分ほど剣岳の遭難救助の話をしてくれる。
このような天気で無理をせず登らないのが正解であると慰められた気がする。
雨は止みそうになく先々の山小屋の予約がしてあるので、今回は剱岳をあきあめて先へ進むことにする。
予定では劔御前小屋に泊まる予定だったが近すぎるので通りがかりに寄ってキャンセルして、内蔵之助山荘に予約の電話を入れる。
剱岳の展望所別山では霧がかかり、劔沢から立ち上がる剱岳の足元しか見られない。
第3日
雨が降っているが内蔵之助山荘を5:00に出発する。
雄山神社では雄山山頂でお祓いをするところを雨が降っているので神社の中で行う。
晴れていればどのような景色が見られたのだろうか?
立山は楽しみにしていたので残念だ、雨と霧で2・30mの視界しかない。
獅子岳で湯を沸かして食事をしていると五色ヶ原から来た登山者が「昨夜の雨で黒部湖の淵を通ってダムへ行く道の丸木橋が流れた」と言うではないか?
ここから引き返す気力がないので、取り敢えず五色ヶ原山荘まで行ってみることにする。
第4日
小屋の主人に聞くも何時橋が架かるか判らないようなので、またあれを登り返すのかとも思ったが仕方がない。
気合が入っているせいか一ノ越山荘まで4時間かからずに着いた。
今日も雨なのでどこにも寄らずに一気に下界に降りた。
全行程が雨だったのは初めてだ。
憧れの剱岳は簡単に登らしてくれないようだ。
立山や仙人池の景色も見たいので、出直してくることにしたい。
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