伊那前岳〜木曽駒ヶ岳〜宝剣岳
- GPS
- 04:28
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 620m
- 下り
- 628m
コースタイム
- 山行
- 3:36
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 4:29
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良好。トレースあり。雪質もよい。宝剣岳は危険箇所あり。 |
その他周辺情報 | ホテル千畳敷で食事、こぶしの湯(750円)で入浴。 |
写真
感想
本当は、2/11から13まで国立登山研修所の積雪期登山基礎講習会に参加する予定でしたが、このオミクロン株の流行によって、中止。雪山へのフラストレーションが高まったので、急遽日程の都合をつけ、高気圧に覆われて好天が期待できる日に木曽駒ヶ岳へ行ってきました。
夜中に出発して、菅の台バスセンターの駐車場へ向かいました。夏や秋の噂で聞く状況とは違って、駐車場はガラガラでした。でも、3時間くらい仮眠をとり、7時に起きたら、さすがに車が増えています。厳冬期の平日でも登山客が多いんだとびっくりしました。始発のバスとロープウェイで千畳敷駅へ。一気に標高2,600mまで上昇します。日本で最も標高の高い駅なんですね。
駅を出たら、真っ白い雪に天を衝く宝剣岳、そして真っ青な空と、絶景のパノラマが広がっています。欲張り過ぎる注文ですが、これだけドピーカンだと、雲がいい感じに湧いてくれたらいいななんて思ってしまいます。登山客もそこそこいて、ちょっとした行列になって千畳敷カールを進んでいます。トレースはあるのかなとか、ワカンが必要だったかなという心配は杞憂でした。雪質もよく、歩きやすかったです。
千畳敷カールから乗越浄土までは急登で、息が上がります。そして、暑い。カール内は日当たりがよく、風はないため、ハードシェルもニット帽もネックウォーマーもオーバーグローブも必要なかったです。乗越浄土まで来ると、さすがに風があります。でも、だいぶ穏やかで、本当に過ごしやすかったです。
まず伊那前岳のピークを踏み、宝剣岳の雄大な姿を拝んだあと、中岳、そして木曽駒ヶ岳へと向かっていきます。中岳を過ぎると間近に御嶽山が見えました。木曽駒ヶ岳山頂は360度見渡せて、北アルプスも、浅間山も、八ヶ岳も、南アルプスも見えます。昨年の秋に歩いた白峰三山の稜線、さらにその向こうに富士山まで見えて、贅沢でした。
とにかく絶好のコンディションだったので、宝剣岳にも行ってみました。宝剣岳は一日中どこからでも見えて、槍の穂先みたく天にそびえ、木曽駒エリアのシンボルみたいな存在でした。宝剣の取り付きまで来たところでヘルメットを装着し、気を引き締めてとりかかります。宝剣は岩と雪のミックスで、鎖にも頼りながら、慎重に登っていきました。山頂は狭いものの、やはり360度見渡せて、達成感充分でした。
あとは千畳敷駅までひたすら下り、ロープウェイを待っている間に、駒ヶ根名物のソースかつ丼をかき込みました。帰りはこぶしの湯(750円)につかって、東京へ戻りました。一日好天に恵まれた、最高の登山でした。
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