滝子山

2014年01月25日(土) [日帰り]

• GPS: 08:44
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,064m
• 下り: 1,206m

コースタイム

8：01笹子駅-8：17吉久保入口-9：01道証地蔵-9：30三丈の滝-10：07モチガ滝-10：30曲沢峠分岐-10：35作業小屋-11：08大谷ヶ丸分岐（1）-11：23大谷ヶ丸分岐（2）-11：27鎮西ヶ池-11：38滝子山山頂着-（昼食）-12：11滝子山山頂発-12：17二等三角点-12：30男坂女坂分岐-12：43男坂女坂合流-12：35檜平-13：25最後の水場-14：11林道終点-14：16藤沢子神社-14：45初狩駅

天候

晴（薄曇）

アクセス

利用交通機関：

電車

JR中央線
笹子駅：7：56着
初狩駅：15：08発（コンビニでのんびりした為14：42発を逃す）

コース状況／危険箇所等

○雪の状況
意外と雪は少なかったでした。
軽アイゼン（今日はチェーンスパイク）は作業場の手前から装着し、最後の水場で外しました。（最後の水場で洗わせて頂きました。）

○登山ポスト
見当たりませんでした。ポストに似ている灰皿がありましたが・・・。

○初狩駅ではアルコールが入手できませんので、いつも通り20号線沿いのコンビニで缶ビールを入手しました。

○笹子駅から国道20号線を左折し、中央自動車道を渡るまではどのルートを通っても大丈夫でしたが、神社を過ぎたところから先行して歩く人に釣られお坊山ルートに向かいそうになりました。少しだけ注意が必要です。

写真

1/25 7:52

初狩駅停車中の電車から撮った今日登る滝子山、朝日に映えています。電車は次の笹子駅まで乗ります。

1/25 8:03

笹子駅でトイレを借り、さあ出発です。

1/25 8:19

国道20号線を少し歩き、ここ吉久保入口で左折します。

1/25 8:22

稲村神社の脇を通ります。この辺りから見える滝子山が描かれているレトロな案内図がありました。

1/25 8:29

今日登る滝子山は右側三連の頂の真ん中のようです。

1/25 8:30

ここにも手書きの案内図、絵のようにラフですが意外とわかりやすいです。

1/25 8:30

中央自動車道を渡ります。正面に滝子山が見えています。今日の目的の頂を見ながら歩くのはいい気持ちです。

1/25 9:03

道証地蔵（ミチアカシジゾウ）に着きました。ここまで約1時間でした。右手に入ります。

1/25 9:12

ちょっとグロテスクですが、動物（これは何？犬？狸？穴熊？）の頭蓋骨がありました。

1/25 9:21

歩き始めの道は檜林です。落ち葉で歩きやすい腐葉土の道です。

1/25 9:32

三丈の滝に着きました。一部凍っていました。

1/25 9:33

三丈の滝の表示は通り過ぎてからありました。

1/25 9:38

すみ沢（1）

1/25 9:51

すみ沢（2）

1/25 9:55

モチガ滝まで15分の標識です。小学生が作ってくれたようですが、肝心なモチガ滝には標識がなくわからないので、誰かモチガ滝に標識を作ってくれると助かりますが・・・。

1/25 9:58

道は凍っていますが、アイゼン類は不要な程度です。

1/25 10:02

迂回路と難路との分岐です。難路と書かれると逡巡しますね。右手の難路を選びました。地図によるとこの分岐の右手がモチガ滝のようですが、結局わかりませんでした。

1/25 10:03

とはいえその難路は最初はこんな感じの歩きやすい道が続きます。

1/25 10:09

すみ沢（3）

1/25 10:25

すみ沢沿いの道を登って行きます。チェーンスパイクはそろそろ着け時かな。

1/25 10:32

曲沢峠との分岐です。右手に曲がり登っていきます。

1/25 10:37

作業小屋に着きました。この少し前でチェーンスパイクを装着しました。

1/25 10:59

作業小屋で少し休憩（スパッツを装着）、その先はこんな感じの雪道が続きました。

1/25 11:00

橋を渡ります。積雪は10センチも無い位でしょうか。今日はこのチェーンスパイクの使い勝手を試すことが目的のひとつです。

1/25 11:02

歯の短いチェーンスパイクですが問題なく調子よく快調に登っていけます。

1/25 11:10

大谷ヶ丸（オオヤガマル）との最初の分岐です。

1/25 11:13

防火帯のような気持ちの良い尾根道を登って行きます。

1/25 11:24

登りの途中後を振り返ると三角の山が・・・登っているときはお坊山かなと思っていましたが、山頂からの見え方を含めて考えると、大谷ヶ丸のようです。

1/25 11:25

大谷ヶ丸との2回目の分岐です。ここを右手に登って行きます。

1/25 11:29

白縫神社と鎮西ヶ池に着きました。源鎮西八郎為朝ゆかりの神社や池ですが、完全に名前負けです。

1/25 11:29

これが鎮西ヶ池です。

1/25 11:29

登山日誌入れのポストとその上に雪だるまが鎮座していました。？？

1/25 11:36

ひと登りで尾根に出ました。

1/25 11:37

右手に折れて山頂を目指します。

1/25 11:40

滝子山山頂に着きました。約3時間半かかりましたね。丁度良い汗をかけました。先ずは山梨百名山標識と富士山をパチリです。

1/25 11:40

反対側には秀麗富岳十二景の標識です。
標高1610メートル、大菩薩連嶺南陵の端に位置する滝子山です。ここから北側に大菩薩連嶺が続いています。

1/25 11:41

左手奥には奥秩父の山々、その手前には大菩薩連嶺の山々が続きます。中央には大谷ヶ丸、その右手には大蔵高丸、ハマイバ丸、白谷ヶ丸、黒岳が続きます。

1/25 11:41

白く見えるのが白谷ヶ丸、すぐ右後が黒岳、そしてその右手には、雁ヶ腹擦山が見えます。雁ヶ腹擦山は美しくわかりやすいピラミッドです。

1/25 11:41

初狩駅から先の山並み、右から御正体山、菰釣山、道志二十六夜山から今倉山が見渡せます。

1/25 11:41

中央に御正体山、右手には鹿留山から杓子山が見えます。御正体山の下には都留カントリーのコースが見えます。

1/25 11:41

富士山です。青空ではありませんが雲もかかっていなく全体がよく見えました。ちょっと寒そうに見えますが・・・。

1/25 11:41

富士山の手前には三ツ峠山、御巣鷹山、そしてその手前右手は先月登った本社ヶ丸が見えます。左手手前は鶴ヶ鳥屋山です。

1/25 11:42

右側のピークは鹿留山、左側のピークは御正体山、そして下の方に清掃工場が見えます。清掃工場の少し上には中央都留カントリーが見えます。御正体山の手前右手が都留の市街です。

1/25 11:43

大菩薩連嶺側をアップしました。白く見えるのが白谷ヶ丸、その奥に黒岳、右手のコニーデが雁ヶ腹擦山です。雁ヶ腹擦山の奥左手に雲取山が見えるはずですが、はっきりとは識別できませんでした。

1/25 11:43

奥多摩方面です。中央の山塊は三頭山です。三頭山の左手には川苔山が見えます。三頭山の右奥には御前山が、さらにその右にはわかりやすい大岳山が見えました。

1/25 11:44

山頂は狭いのですが、風もなく、360度のパノラマを楽しみながら食事をしました。

1/25 11:51

山梨百名山の標識側で記念写真を撮ります。

1/25 11:52

秀麗富岳十二景の標識と記念写真です。写真を撮ってくれた方、ありがとうございました。

1/25 12:07

八ヶ岳も見えます。八ヶ岳の手前には今月登った茅ヶ岳と金ヶ岳も見えます。

1/25 12:07

奥秩父の山並みも見えます。
金峰山、朝日岳、国師岳が見えます。

1/25 12:07

大谷ヶ丸のすぐ左手の先には甲武信ヶ岳が見えます。

1/25 12:07

大谷ヶ丸とハマイバ丸との鞍部の先には雁坂嶺が見えます。

1/25 12:07

白谷ヶ丸と黒岳をアップで撮ってみました。

1/25 12:09

今日これから下りる初狩駅とその町を俯瞰します。

1/25 12:11

御正体山と鹿留山が本当によく見えました。どちらもまだ登っていません。今年中にはトライしようと思います。

1/25 12:19

山頂でのパノラマを堪能した後に下山開始、下山開始後すぐのところに二等三角点がありました。ここは滝子山東峰のようです。

1/25 12:32

女坂と男坂の分岐点です。男坂を行きます。

1/25 12:45

男坂はトレースがあまりなく少し迷いました。適当に下ったら男坂と女坂の合流点、ここに着きました。下りは女坂の方が安全かも・・・。

1/25 12:45

檜平です。左手には富士山も見えますが、頂上に比べると今一つの景色です。

1/25 12:46

藤沢集落への標識です。

1/25 12:56

この木は何でしょうか・・・後で調べましたが、ナツツバキかな。

1/25 13:11

この標識を左手直角に折れます。

1/25 13:29

木肌の紋様に惹かれて撮りました。
トチノキの老木でしょうか。トチの老木の樹皮はこのような波紋になるとのこと、トチノミを一つだけ近くで拾ったこともあわせてそう考えていますが自信はありません。

1/25 13:30

「最後の水場」に着きました。ここまでは何ということはない下りが続きましたが、左膝に弱点がある私にはやはり下りは膝にきました。ここでチェーンスパイクを外しました。

1/25 13:31

「最後の水場」は飲み水用の水場ではありません。ただタップリと水が出ますのでチェーンスパイクを洗わせて頂きました。

1/25 13:52

チェーンスパイクを外した後に雪道が出てきて少し心配しましたが、うっすらな状態でしたので滑り止めがなくても大丈夫です。

1/25 14:13

家が見えてきました。右上の道からここに下りてきましたが、ここが林道終点なのでしょうか。
この先の森の中で、伐採された檜の丸太を担いで車に乗せている作業中の若者に会い一言会話をしました。自宅の風呂で焚く薪用だそうです。

1/25 14:18

藤沢子神社の下にある案内図です。山頂下にあった鎮西ヶ池に関するいわれが説明されています。

1/25 14:24

藤沢の集落からも富士山が見えます。
先ほどの言葉を交わした若者が軽自動車から丸太を自宅の庭先に降ろしていて、目礼を交わしました。爽やかな地元の若者と一言会話ができて気持ち良く今日の山行を締めくくれたような気がします。

1/25 14:26

藤沢の集落から富士山が見えます。生活と溶け合っている富士山です。

1/25 14:47

コンビニに寄ってゆっくりと用を足してから初狩駅に向かいました。お蔭で一本電車を逃してしまいました。

1/25 14:50

初狩駅から見た滝子山です。

1/25 14:52

初狩駅のホームにある滝子山の説明看板です。山頂から見える富士山の写真ですが、個人的には滝子山そのものの写真の方が良いのではと思います。

1/25 14:53

初狩駅から見た米沢山とお坊山、左手には笹子雁ヶ腹擦山です。

1/25 14:54

次の電車まで待ち時間があるので、ホームの最先端（笹子寄り）まで行って撮った滝子山です。立派な山容です。

1/25 14:57

今日の山歩きに感謝しつつ、滝子山を眺めながらコンビニで入手した缶ビールで「乾杯」、電車が到着する前に飲み干してしまいました。ごちそうさまでした。

撮影機器：

μ-7020 オリンパス

感想

24c

今日は三つの目的で滝子山に来ました。
（1）滝子山山頂に登る
初狩駅付近から見える滝子山が以前から気になっていましたが、12月に本社ヶ丸に登った際に、その山容を見て何故かどうしても登りたくなりました。
（2）チェーンスパイクの歩き具合チェック
軽アイゼンよりも歩きやすいという噂を聞いて「チェーンスパイク」を購入したので、その効用を確かめたかったのです。
（3）McDavidのサポーターの具合チェック
若い時に半月板や靭帯を痛めた左膝ですが、いつも下りの際に痛くなって辛いのです。新しく購入したサポーターの効果を確かめたかったのです。

結果
（1）雪も少なく楽しい山歩きを楽しめました。山頂からの景色は想像以上でした。
（2）極端な差はありませんが軽アイゼンよりもチェーンスパイクの方が雪がない道でも歩きやすいかなと感じました。着けたり外したりが面倒な時はどちらかというとチェーンスパイクですね。
（3）効果が少しあるかなと感じましたが、やはり下りの後半には左膝に痛みが来ました。関節の痛みはサポーターだけで解決するような問題ではないのでしょうね。

花粉症
下山途中で鼻水が止まらなくなってしまいました。アレッ？これって花粉症だよな。ついに今年の花粉症が始まってしまいました。途中で花粉症の薬を飲んだところ症状が治まったので間違いありません。
これからの山行やゴルフが憂鬱です。

滝子山の名に恥じない沢沿いに小さな滝が沢山ある山でした。きっと夏場でも沢沿いの道なので気持ちがよい歩きとなるのではないでしょうか。滝子山は何よりも山頂からの360度のパノラマがは素晴らしかったです。山頂からの景色が堪能できる山でした。特に大菩薩連嶺の南端に位置していることから大菩薩南側の山並みがよく見渡せる山頂でした。次回はハマイバあたりまで足を延ばしてみたいな、それから雁ヶ腹擦山から500円札の富士山もぜひ見たいなと思いました。

コメント

snow_drop

チェーンスパイク
24cさん、おはようございます♪

雪の滝子山、冬景色の展望を楽しまれたのですね。
私も一度登ったことがあるのですが、雨だったので、こんなに良い眺めの山だとは知りませんでした。
ところで、チェーンスパイク、なかなか良さそうですね。
これなら凍結した舗装道にも使えそうで、軽アイゼンより使い道があるかもしれませんね。
それにしても、もう花粉が飛び始めたのですね。アレルギーのある方は憂鬱な季節の到来ですが、春がやってきていると思うと、やっぱり嬉しいですね♪

24c

Re: チェーンスパイク
snow_drop さんも凍った滝他の雪山に積極的に行っていますね。ところでチェーンスパイクは意外と使えますよ。軽アイゼンより歯が短いのですが、凍った急斜面以外は登りも下りも大丈夫です。雪道が出てきたり無くなったりの可能性があるルートでは軽アイゼンより便利です。土や枯葉がたまらず足裏がモコモコしないですから。