乗鞍岳 自然の織りなす厳冬期の魅力に迫る
- GPS
- 11:50
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,384m
- 下り
- 1,870m
コースタイム
- 山行
- 3:09
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 4:45
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 8:18
天候 | 25日(金):晴れ。稜線ガス。強風 26日(土):快晴、強風(稜線上は暴風) |
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過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
新宿7:00(あずさ1号)9:38松本10:02(代行バス)10:08渚10:13(松本電鉄)10:40新島々10:55(バス)11:43乗鞍高原スキー場前 (帰り) 乗鞍高原観光センター14:16(バス)15:03新島々15:25(松本電鉄)15:51渚15:56(代行バス)16:02松本16:30(あずさ46号)19:06新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○山荘分岐〜位ヶ原 ・雪が柔らかく坪足は潜る。スノーシュー推奨 ・斜面南側の尾根っぽいルートを直登。樹林のない白いフカフカ斜面は昨年雪崩事故あり立ち入り危険。上部不安定な雪庇あり。 ○山荘〜位ヶ原 ・樹林のない白いフカフカ斜面は雪崩危険エリア。下から見て左側樹林帯脇に沿って登る。 ○肩ノ小屋〜山頂 ・雪は締まっているが氷化箇所あり。ピッケル必携。 |
写真
感想
厳冬期の締めは3000m峰の乗鞍岳へ。
テン泊か山荘泊か。昨年はテン泊で挑んだ乗鞍岳。眺望と居心地よい幕営適地を探す楽しみと何もない静謐な空間に包まれた雪原で過ごす贅沢が待っているテン泊。一方、鹿鍋の夕食にぬくぬくのコタツとストーブ付で水やトイレの心配もないレトロ&リーズナブルな山荘。うーんどっちも捨てがたい。迷い悩んだ末に選んだのは小屋泊!
初日はかもしかリフトトップよりゲレンデみたいな明瞭な冬期ルートで山荘へ。快晴。気温-5℃。だいぶ日差しがキツくなってきた。結構汗かいたが風が強く時折雪煙も浴び汗冷えに気を付けた。
ツアーコース終点。ここは昨年痛ましい雪崩事故が発生。ザラメ・氷化した雪面上に前日降った降雪が大規模な表層雪崩を引き起こした。自分も事故2週間位前に下山の時に深雪を楽しんだ場所。雪山は地形判断や植生分布だけでなく数日前からの気象状況をよく把握した上で登る重要性を教えてくれた事故だった。
翌朝は5時出発。今日の気圧配置は南高北低の晴天確約パターン。満を持して早々に山荘を出発。夜明け前に樹林帯を抜け開放感溢れる位ヶ原の大雪原で御来光を待つ。気温-18℃。凛とした冷気と稜線から吹き下りる冷風の中、6時半モルゲンショータイムが始まる。サーモンピンクの柔らかな日差しに包まれた乗鞍岳とシュカブラの陰影の美しさといったら。ショーはあっという間に終わってしまったが大満足。
山頂では祠南側で猛烈な西風を避け日向ぼっこしながら軽く朝食タイム。槍穂高をはじめとした北ア、白山、御岳、中央・南ア、八ヶ岳、浅間、志賀などぐるり中部山岳の百名山を一望。たっぷり眺望を楽しんだ後は一気に乗鞍高原へ駆け下りた。
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