【ガイド登山】蔵王・刈田岳 樹氷&氷瀑ツアー
- GPS
- 07:39
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 984m
- 下り
- 983m
コースタイム
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 7:35
天候 | 山頂はガス 下部はときどき晴れ間 夕方は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
樹氷原は視界がなくなると目印が少ないので迷いやすい 途中から鉄杭が続いているのそれを目印にする 山頂稜線は |
その他周辺情報 | <ご飯> 上山市 五十番食堂 盛りよし、味良し、お値段よし 女性は少なめくらいの方が良いかも <風呂> 南陽市 赤湯温泉・赤湯元湯 200円 シャワーとドライヤー有 シャンプー・石鹸別売り |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル(レインウェアでも可)
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着(休憩時に上から羽織れるダウンがあると良い)
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
靴
ザック
サブザック
行動食
非常食
水筒(保温性)
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
サングラス
ゴーグル
ストック
カンジキorスノーシュー
ヒップソリ(あると下山が楽しい)
アイゼン
|
---|---|
共同装備 |
ツェルト
|
感想
今回はガイド登山ということで3人の方を冬の蔵王へ案内させていただきました。
1人は以前冬の立山へ もう2人は尾瀬へ案内させていただいた方です。
今日は一番上のリフトが運休のため(風ではなく社員研修のため)
熊野岳は辞めて、刈田岳と仙人沢を巡るツアーです。
山頂稜線付近は風が強くガスも出ていたので、結果的に熊野岳は行かなくて良かったです。
リフトを降りるとゲレンデ歩きになります。最初はツボ足で歩きましたが、滑って歩き辛くなったため、スノーシューやアイゼンを付けました。またしばらく歩くと2日ほど前の新雪でアイゼンが沈むようになったため、スノーシューとカンジキに履き替えました。そしてリフトトップに出ました。(歩き40分)
ここからは樹氷原を刈田岳目指して登っていきます。ここまでは青空も時折出ていましたが、視界が悪くなると方位をロストしそうです。鉄杭が刈田岳山頂まで連なっているのでそれを目印に上ります。山頂稜線に近づくに連れだんだんと風が強くなり、視界も悪くなりました。
時間は12時頃になり、今日の予報では午後から回復傾向でしたが、山頂周辺は回復しないようです。蔵王のお釜も見てもらおうと思っていたけど残念 風が強いので山頂はスルーし、スノーモンスター化した刈田岳避難小屋にて休憩・暖を取りました。その間に天候回復を期待しましたが結局良くならず山頂で記念撮影をして下降しました。下ってくるとガスも晴れてきて樹氷が綺麗にみえました。刈田岳の山頂は一瞬だけチラッと見えましたw
その後、氷瀑を見に仙人沢へ方面へ下ります。久しぶりの仙人沢なのでトレースと地図をにらめっこしながら下っていきます。出発前に駐車場でお話したお姉さま方がトレースをつけてくださっていたようで助かりました。
急な下りを標高差で130m近く下り沢へ降り、その沢を少し詰めると氷瀑が待っていました。(リフトトップより35分)
大氷柱はまだまだ健在で登れそうです。アイスクライマーが来ていたのか、雪面にロープの跡が見受けられました。貸し切りの氷瀑を堪能し、さて登り返しです。
参加者の大学生の男の子は、この登り返しに恨めしい視線を送りながらも笑
さながらレンジャー隊のように「レンジャー!」と叫びながら、率先して先頭で道を作ってくれました。天気もだいぶ回復して夕日が綺麗です。思わず黄昏ていたくなりますが、日暮れ近いので、足早に進みます。
ゲレンデまで出たとこで、思い思いの下山方法で下っていきます。ヒップソリ、レジャーシート(これは滑らず)、ビニール袋などで爆走?暴走?しながら下っていきます。これはゲレンデに人が居なくて良かったかもしれません笑
駐車場に一台だけ残った車を目指していき、下山完了しました。ぎりぎり陽が落ちる前でした。
今回は冬山の厳しさと氷瀑や樹氷など自然が生み出す美しさが体験出来たツアーになったと思います。帰りが遅くなってしまって申し訳なかったですが、ご参加いただきありがとうございました。
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