記録ID: 6901602
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山
南蔵王連峰縦走
2024年06月08日(土) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 09:15
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 1,983m
- 下り
- 1,966m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:07
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 10:09
7:45
1分
白石スキー場
16:48
17:41
13分
すのこ湯かわらや
17:54
天候 | 日本海側: 快晴 太平洋側: 晴 のち 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
06:16 福島 06:48 白石 白石タクシー 6250円 07:15 白石駅 07:40 みやぎ蔵王白石スキー場 すのこの湯かわらや 600円 16:50-17:40 山交バス 1200円 18:40 蔵王温泉ターミナル 19:25 山形駅前 JR山形新幹線 2980円 19:31 山形 20:47 福島 |
写真
@白石駅
本日は快晴ということで、意気揚々と福島駅から電車に揺られていたが、桑折駅を過ぎた辺りから濃霧に突入し不安で心も揺れていた。白石市街地に入ると霧も晴れて、蔵王連峰がはっきりと見えた。
前日に白石タクシーに予約の連絡をしたところ、営業開始が07:00で、駅前には07:10頃になると言われ暫し待機。タクシーに乗り込み、運転手に聞くとコロナ前は06:00から営業していたそう。
本日は快晴ということで、意気揚々と福島駅から電車に揺られていたが、桑折駅を過ぎた辺りから濃霧に突入し不安で心も揺れていた。白石市街地に入ると霧も晴れて、蔵王連峰がはっきりと見えた。
前日に白石タクシーに予約の連絡をしたところ、営業開始が07:00で、駅前には07:10頃になると言われ暫し待機。タクシーに乗り込み、運転手に聞くとコロナ前は06:00から営業していたそう。
@白石スキー場登山口
約10年前に北海道札幌市白石から、白石タクシーに予約の電話が入って困った話など、面白い話を聞いているとスキー場の登山口に到着。
駐車場には10台ほどの車が停められており、登山者が次々に登山口を通過していく。僕もタクシーを降りて、ザックを整理して山行記録を開始する。
約10年前に北海道札幌市白石から、白石タクシーに予約の電話が入って困った話など、面白い話を聞いているとスキー場の登山口に到着。
駐車場には10台ほどの車が停められており、登山者が次々に登山口を通過していく。僕もタクシーを降りて、ザックを整理して山行記録を開始する。
@弘法清水→カエル岩
道中、青森県の高校名が記されたゼッケン(?)をつけた学生を見かけた。2ヶ月ぶりに見る地名に懐かしさを思い出す。休んでいたおじさまに聞くと合宿らしい。
ここまで登れば頭上を覆う樹木も無くなり、不忘の碑のある尾根が見える。
道中、青森県の高校名が記されたゼッケン(?)をつけた学生を見かけた。2ヶ月ぶりに見る地名に懐かしさを思い出す。休んでいたおじさまに聞くと合宿らしい。
ここまで登れば頭上を覆う樹木も無くなり、不忘の碑のある尾根が見える。
@カエル岩
先行していた学生らが腰を落として談笑していた。この場合の責任者は、学生の怪我や症状を山中で対応しなければならないから重責だなと、感じる。
目の前のカエル岩はのほほんとしているので、思考のミスマッチ感が否めない。
先行していた学生らが腰を落として談笑していた。この場合の責任者は、学生の怪我や症状を山中で対応しなければならないから重責だなと、感じる。
目の前のカエル岩はのほほんとしているので、思考のミスマッチ感が否めない。
@不忘の碑→不忘山
数週間前の不忘山の山行記録にあった、屏風岳周辺の尾根の写真を見ていなければ、ここを登りたいと思っていなかった。それが今、目も前に広がる蔵王連峰の尾根が続く光景に、深い感動を覚えた。
数週間前の不忘山の山行記録にあった、屏風岳周辺の尾根の写真を見ていなければ、ここを登りたいと思っていなかった。それが今、目も前に広がる蔵王連峰の尾根が続く光景に、深い感動を覚えた。
@屏風岳
宮城県最高峰。都道府県最高峰登頂は青森・千葉・宮城の3県目。
屏風岳北側の崖下で雲が発達して、宮城県の風景は何も見えない。次々と生まれる雲を暫く眺めていた。等高線の密度からして、この尾根が天候の分かれ目なのだと実感した。
宮城県最高峰。都道府県最高峰登頂は青森・千葉・宮城の3県目。
屏風岳北側の崖下で雲が発達して、宮城県の風景は何も見えない。次々と生まれる雲を暫く眺めていた。等高線の密度からして、この尾根が天候の分かれ目なのだと実感した。
@芝草平
新品の様に綺麗な木道に目を惹かれて、寄り道をする。山の間にある広々とした湿原を見ながら、ご飯を食べるのは爽快だろうな。
芝草平から刈田岳へは登りに転じる。階段を上がるたびに、膝上の筋肉が痛んでいるのがわかった。
新品の様に綺麗な木道に目を惹かれて、寄り道をする。山の間にある広々とした湿原を見ながら、ご飯を食べるのは爽快だろうな。
芝草平から刈田岳へは登りに転じる。階段を上がるたびに、膝上の筋肉が痛んでいるのがわかった。
@蔵王ハイライン料金所
刈田岳登山口から刈田岳に至る登山道は、蔵王スカイラインを貫く様に伸びている。しかしその道は、一人で進むにはあまりにも不安になってしまう程に、笹で覆われている。料金所の方に、蔵王スカイラインを歩くことは可能かと聞くと、できませんと帰ってきた。そうだよね。
刈田岳登山口から刈田岳に至る登山道は、蔵王スカイラインを貫く様に伸びている。しかしその道は、一人で進むにはあまりにも不安になってしまう程に、笹で覆われている。料金所の方に、蔵王スカイラインを歩くことは可能かと聞くと、できませんと帰ってきた。そうだよね。
@蔵王ハイライン料金所→刈田岳
料金所の方曰く、この登山道は宮城県の管理下。南蔵王の登山道は整備しているのに、苅田岳までの短い区間は笹藪なのは解せない。この先のハイラインを横断するところまでが笹藪で、それ以降の上側の笹は比較的穏やか。
料金所の方曰く、この登山道は宮城県の管理下。南蔵王の登山道は整備しているのに、苅田岳までの短い区間は笹藪なのは解せない。この先のハイラインを横断するところまでが笹藪で、それ以降の上側の笹は比較的穏やか。
@刈田岳・蔵王刈田嶺神社
蔵王のバッチを手に入れるべく列に並ぶ。皆の目当ては御朱印なので、1人しかいない社務所で書き上げるのは時間がかかる。結局、列に並びバッチを購入できるまで30分かかった。
因みに、ここより値段は高いが、蔵王温泉の「よねや百貨店」でも購入可能。
蔵王のバッチを手に入れるべく列に並ぶ。皆の目当ては御朱印なので、1人しかいない社務所で書き上げるのは時間がかかる。結局、列に並びバッチを購入できるまで30分かかった。
因みに、ここより値段は高いが、蔵王温泉の「よねや百貨店」でも購入可能。
@刈田岳・蔵王刈田嶺神社
列に並んでいる間に撮影。小学生の頃に祖父と一緒にバスツアーで訪れた以来か。記憶とかけ離れている様な…?別の場所だっただろうか、当時の写真を見返してみたい。
列に並んでいる間に撮影。小学生の頃に祖父と一緒にバスツアーで訪れた以来か。記憶とかけ離れている様な…?別の場所だっただろうか、当時の写真を見返してみたい。
@熊野岳→ワサ小屋跡
尾根を伝う様に整備された1本の登山道に胸が躍る。しかし、熊野岳からの下りから登りに転じると、脚に溜まった疲労でなかなか先に進めない。膝上の大腿四頭筋か。階段を一段一段を踏み締める様にゆっくり登る必要があった。
尾根を伝う様に整備された1本の登山道に胸が躍る。しかし、熊野岳からの下りから登りに転じると、脚に溜まった疲労でなかなか先に進めない。膝上の大腿四頭筋か。階段を一段一段を踏み締める様にゆっくり登る必要があった。
@ザンゲ坂
蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅を通過してスキー場?を歩く。樹氷を見に積雪期にまた訪れたい。ザンゲ坂を降りていくと、これから登るおにいさんとスライドした。斜面が続くこの坂を見て、乾いた笑みを浮かべていた。エールはかけたけど、どこまで登って行ったのだろうか?
蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅を通過してスキー場?を歩く。樹氷を見に積雪期にまた訪れたい。ザンゲ坂を降りていくと、これから登るおにいさんとスライドした。斜面が続くこの坂を見て、乾いた笑みを浮かべていた。エールはかけたけど、どこまで登って行ったのだろうか?
@紅葉峠→鳥兜山
この光景を見て直ぐに立ち止まり、携帯を取り出して写真を撮った。夏がやってくるのだと実感する。福島市は明々後日の火曜日から30℃超えの日が続く。覚悟は、まだできていない。
この光景を見て直ぐに立ち止まり、携帯を取り出して写真を撮った。夏がやってくるのだと実感する。福島市は明々後日の火曜日から30℃超えの日が続く。覚悟は、まだできていない。
@ドッコ沼
登りとは異なり下りは膝上の筋肉がそれほど痛まないので、快適にスキー場を下っていく。しかし、瀧山まで歩けるか不安があるのでロープウェイでの下山を考え始める。この辺りは平坦な舗装道路なので、安心して進める。
登りとは異なり下りは膝上の筋肉がそれほど痛まないので、快適にスキー場を下っていく。しかし、瀧山まで歩けるか不安があるのでロープウェイでの下山を考え始める。この辺りは平坦な舗装道路なので、安心して進める。
@中央高原駅→コエド超え
結局ロープウェイを使わずに、瀧山登山道・大釈山コースを通ることにした。これまでの登山道と違い、枝葉が左右から侵食されて幅が狭く、且つ枝葉が160-170cm程度の低い位置まで伸びているので、時折中腰になりながら歩いた。その為に膝にかかる負荷が大きく、小幅で歩くしかなく歩くペースが落ちて行った。
結局ロープウェイを使わずに、瀧山登山道・大釈山コースを通ることにした。これまでの登山道と違い、枝葉が左右から侵食されて幅が狭く、且つ枝葉が160-170cm程度の低い位置まで伸びているので、時折中腰になりながら歩いた。その為に膝にかかる負荷が大きく、小幅で歩くしかなく歩くペースが落ちて行った。
@コエド超え→瀧山
いつもなら何とも思わない、ピンク色の標高グラフの形状を何度も見返す。この炎症続きの脚で、瀧山に登る最後のピークを無事登り終えるかだろうかと思いながらも、少しづつ登る。ここは樹木がなく、腰掛けれる岩があったので休憩。残り200mlの飲料と飲みかけのゼリー飲料を少しだけ摂取しながら、これまでの軌跡を指でなぞる。不忘山はもう見えない場所まで来てしまった。
いつもなら何とも思わない、ピンク色の標高グラフの形状を何度も見返す。この炎症続きの脚で、瀧山に登る最後のピークを無事登り終えるかだろうかと思いながらも、少しづつ登る。ここは樹木がなく、腰掛けれる岩があったので休憩。残り200mlの飲料と飲みかけのゼリー飲料を少しだけ摂取しながら、これまでの軌跡を指でなぞる。不忘山はもう見えない場所まで来てしまった。
@瀧山
なんとか着いた。急登にロープが垂らされていなかったら、登り切るのにあと15分はかかっただろう。飲料を全て飲みきり、残るはグミ半袋以下。陽が低くなり山中に光が刺さなくなる中、焦らず確実に下山して行った。
なんとか着いた。急登にロープが垂らされていなかったら、登り切るのにあと15分はかかっただろう。飲料を全て飲みきり、残るはグミ半袋以下。陽が低くなり山中に光が刺さなくなる中、焦らず確実に下山して行った。
@すのこの湯 かわらや
Google Mapsで日帰り温泉・シャンプーありで検索したところ、ここが出てきた。入浴料は大人600円。ロッカーは無いので、店員さんに預かってもらう。温泉は狭いが人が少ない時間帯なので貸切に近かった。浴室で会った方に、ここの温泉の良さを聞くと、ここは蔵王温泉源泉の真上にありどの施設よりも川上(源泉に近い)なのが良いと仰っていた。源泉が熱いため井戸水で冷ましているものの、体感ではかなり熱めの温泉。
Google Mapsで日帰り温泉・シャンプーありで検索したところ、ここが出てきた。入浴料は大人600円。ロッカーは無いので、店員さんに預かってもらう。温泉は狭いが人が少ない時間帯なので貸切に近かった。浴室で会った方に、ここの温泉の良さを聞くと、ここは蔵王温泉源泉の真上にありどの施設よりも川上(源泉に近い)なのが良いと仰っていた。源泉が熱いため井戸水で冷ましているものの、体感ではかなり熱めの温泉。
@山交バス 蔵王温泉バスターミナル
バスが来るまでレストランに行こうと思っていたが、ランチの時間帯では無いために断念。バスターミナルの自販機でお茶を買い喉を潤す。
山形駅から乗客を乗せたバスは18:15頃に到着。折り返しの便は、定刻の5分前から乗車開始とのこと。乗客は僕を含めて2人のみ。suicaが使える。
バスが来るまでレストランに行こうと思っていたが、ランチの時間帯では無いために断念。バスターミナルの自販機でお茶を買い喉を潤す。
山形駅から乗客を乗せたバスは18:15頃に到着。折り返しの便は、定刻の5分前から乗車開始とのこと。乗客は僕を含めて2人のみ。suicaが使える。
装備
個人装備 |
インナー(シャツ・Tシャツ・タイツ)
短パン
靴(ミドルカット)
帽子
サングラス
指抜き手袋
リストバンド×2
ザック
熊よけ
飲料(500ml)×4
ゼリー飲料×4
グミ×2
カロリーメイト×2
スマホ(iPhone SE 2nd)
モバイルバッテリー
財布
虫除けスプレー
雨具
携帯トイレ
タオル
着替え
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感想
杖なしはもう懲り懲りだ!!
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