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記録ID: 4076668
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

強風&ホワイトアウトで敗退の危機!谷川岳(西黒尾根)

2022年03月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:52
距離
7.1km
登り
1,350m
下り
815m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:09
休憩
0:44
合計
6:53
距離 7.1km 登り 1,358m 下り 817m
6:58
7:03
138
9:25
9:26
77
10:43
10:44
26
11:10
11:11
4
11:15
11:20
14
11:34
11:40
13
11:53
9
12:02
12:12
8
12:20
10
12:30
17
12:47
13:02
18
13:42
0
13:42
ゴール地点
天候 強風と山頂付近はガス
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◆谷川岳RW駐車場
平日500円・土日祝1000円
コース状況/
危険箇所等
<西黒尾根>
◆雪は締まっており、降雪無ければワカン等は不要と思われる
◆ラクダの背(コブ)付近
雪庇に大小のクラック多数
通過には細心の注意を
◆この日はザンゲ岩のかなり手前からガスでホワイトアウト
雪庇を踏み抜かないよう時間をかけ慎重に進む
(強風によりトレース消失)
その他周辺情報 ◆コロナ禍の為日帰り温泉利用せず直帰
登山指導センター横から取り付く
2022年03月12日 06:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 6:50
登山指導センター横から取り付く
30分程で鉄塔
2022年03月12日 07:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 7:24
30分程で鉄塔
樹林帯の尾根を進む
思いのほか風が強い
2022年03月12日 07:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 7:45
樹林帯の尾根を進む
思いのほか風が強い
ラクダのコブはまだ遠い
谷川岳山頂はガスに覆われていた
2022年03月12日 08:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 8:00
ラクダのコブはまだ遠い
谷川岳山頂はガスに覆われていた
なかなかの雪庇
2022年03月12日 08:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 8:01
なかなかの雪庇
広く気持の良い尾根だが天気がイマイチ、相変わらず林を抜けてくる風が強い
2022年03月12日 08:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/12 8:30
広く気持の良い尾根だが天気がイマイチ、相変わらず林を抜けてくる風が強い
振り返ると白毛門
2022年03月12日 08:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 8:31
振り返ると白毛門
向こうはいい天気
2022年03月12日 08:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 8:44
向こうはいい天気
樹林帯を抜けラクダの背手前でストックからピッケルにチェンジ
2022年03月12日 09:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/12 9:01
樹林帯を抜けラクダの背手前でストックからピッケルにチェンジ
ここまでに3人Pとソロの方、計4名が撤退。上の方はガスでホワイトアウトとの情報、もう少し進んでみる
2022年03月12日 09:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 9:06
ここまでに3人Pとソロの方、計4名が撤退。上の方はガスでホワイトアウトとの情報、もう少し進んでみる
振り返って白毛門、風強く雲の流れが速い
2022年03月12日 09:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/12 9:06
振り返って白毛門、風強く雲の流れが速い
マチガ沢を挟んで東尾根
2022年03月12日 09:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 9:07
マチガ沢を挟んで東尾根
雪庇の向こうに天神平
2022年03月12日 09:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 9:07
雪庇の向こうに天神平
マチガ沢上部の岩壁、ガスで恐ろしさ倍増
2022年03月12日 09:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 9:08
マチガ沢上部の岩壁、ガスで恐ろしさ倍増
天神尾根は快適そうです
2022年03月12日 09:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 9:11
天神尾根は快適そうです
この辺が核心部でしょうか
クラックに注意しながら雪壁をアップダウン
2022年03月12日 09:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 9:11
この辺が核心部でしょうか
クラックに注意しながら雪壁をアップダウン
振り返って1枚
2022年03月12日 09:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 9:12
振り返って1枚
ラクダのコルの先の急斜面に先行者確認
2022年03月12日 09:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 9:12
ラクダのコルの先の急斜面に先行者確認
クラックに注意して進む
2022年03月12日 09:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 9:19
クラックに注意して進む
すぐ横を通過
2022年03月12日 09:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 9:27
すぐ横を通過
天神尾根は陽が射しているが、こちらはモノトーンの世界
2022年03月12日 09:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 9:27
天神尾根は陽が射しているが、こちらはモノトーンの世界
クラックのすぐ横を通るトレースを振り返る
2022年03月12日 09:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 9:28
クラックのすぐ横を通るトレースを振り返る
ラクダのコルから見上げる急な雪面、岩の横に先行者。この先でガスに捉まりホワイトアウトで停滞中の所に追いつく
2022年03月12日 09:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 9:28
ラクダのコルから見上げる急な雪面、岩の横に先行者。この先でガスに捉まりホワイトアウトで停滞中の所に追いつく
急斜面の先でガスの中に突入、まだ危険なクラックがあり気が抜けない
2022年03月12日 10:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 10:00
急斜面の先でガスの中に突入、まだ危険なクラックがあり気が抜けない
先行者と合流し、ガスが薄くなった瞬間をねらって慎重に進む。先頭を代わりザンゲ岩の手前まで来た、この写真の視界はまだ良い方
2022年03月12日 10:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 10:31
先行者と合流し、ガスが薄くなった瞬間をねらって慎重に進む。先頭を代わりザンゲ岩の手前まで来た、この写真の視界はまだ良い方
もうすぐザンゲ岩、頑張りましょう!
2022年03月12日 10:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 10:31
もうすぐザンゲ岩、頑張りましょう!
4〜5m先も見えないホワイトアウト。こんな中、雪庇に近づかない様慎重に登ってきたが非常に緊張を強いられた
2022年03月12日 10:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 10:59
4〜5m先も見えないホワイトアウト。こんな中、雪庇に近づかない様慎重に登ってきたが非常に緊張を強いられた
傾斜が緩み山頂は近いはず
2022年03月12日 10:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 10:59
傾斜が緩み山頂は近いはず
西黒尾根登りきりました!
ホワイトアウトで時間はかかったがこれで一安心です
2022年03月12日 11:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 11:00
西黒尾根登りきりました!
ホワイトアウトで時間はかかったがこれで一安心です
分岐の道標、相変わらず強風
2022年03月12日 11:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 11:12
分岐の道標、相変わらず強風
厳しいコンディションの中、西黒尾根を完登できました!
2022年03月12日 11:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 11:19
厳しいコンディションの中、西黒尾根を完登できました!
ガスが切れ、巨大な雪庇が姿を現した
2022年03月12日 11:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 11:21
ガスが切れ、巨大な雪庇が姿を現した
同行者と別れ、オキの耳へ向かう
2022年03月12日 11:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 11:21
同行者と別れ、オキの耳へ向かう
オキの耳1977
2022年03月12日 11:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 11:36
オキの耳1977
強風&ガスが〜
2022年03月12日 11:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 11:37
強風&ガスが〜
抜けるとこんな感じ
2022年03月12日 11:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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抜けるとこんな感じ
で、またガス
2022年03月12日 11:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 11:40
で、またガス
で、また抜ける
2022年03月12日 11:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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で、また抜ける
この繰り返し
2022年03月12日 11:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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この繰り返し
ガスに浮ぶトマの耳
2022年03月12日 11:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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ガスに浮ぶトマの耳
2022年03月12日 11:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 11:42
この景色を見られて良かった
2022年03月12日 11:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 11:45
この景色を見られて良かった
雪庇には大きなクラック
2022年03月12日 11:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 11:49
雪庇には大きなクラック
天候はどんどん回復しそう
2022年03月12日 11:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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天候はどんどん回復しそう
名残惜しいが下山します
2022年03月12日 11:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 11:50
名残惜しいが下山します
雲が流れ雪面にコントラストが映える
2022年03月12日 12:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 12:20
雲が流れ雪面にコントラストが映える
青空と雲と
2022年03月12日 12:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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青空と雲と
雪面と
2022年03月12日 12:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 12:20
雪面と
土曜日とあって天神尾根は、まだまだ登ってきます
2022年03月12日 12:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 12:20
土曜日とあって天神尾根は、まだまだ登ってきます
青空に後ろ髪を引かれる思いで、何度も振り返りながら下ります
2022年03月12日 12:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 12:30
青空に後ろ髪を引かれる思いで、何度も振り返りながら下ります
2022年03月12日 12:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 12:38
非難小屋はこの穴の下、目印の杭まで埋まっているのを見るのは初めて
2022年03月12日 12:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 12:49
非難小屋はこの穴の下、目印の杭まで埋まっているのを見るのは初めて
ボーダーがドロップイン
2022年03月12日 12:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 12:56
ボーダーがドロップイン
賑う天神尾根
2022年03月12日 12:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 12:57
賑う天神尾根
西黒尾根アップ
この辺からホワイトアウトだった
2022年03月12日 12:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 12:58
西黒尾根アップ
この辺からホワイトアウトだった
ザンゲ岩を通過するまで緊張したなぁ
2022年03月12日 12:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 12:58
ザンゲ岩を通過するまで緊張したなぁ
あの急斜面の上から視界不良で
「敗退」の二文字が頭をよぎった
2022年03月12日 12:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 12:58
あの急斜面の上から視界不良で
「敗退」の二文字が頭をよぎった
ラクダの背付近の雪庇
2022年03月12日 12:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 12:59
ラクダの背付近の雪庇
すっかり天候回復した西黒尾根
2022年03月12日 12:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 12:59
すっかり天候回復した西黒尾根
ザンゲ岩がよく見える
2022年03月12日 13:04撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/12 13:04
ザンゲ岩がよく見える
テントを張って、雪洞訓練でしょうか
2022年03月12日 13:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 13:23
テントを張って、雪洞訓練でしょうか
西黒尾根全景、この天候で登りたかったなぁ〜
2022年03月12日 13:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 13:31
西黒尾根全景、この天候で登りたかったなぁ〜
白毛門・笠ヶ岳・朝日岳
2022年03月12日 13:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/12 13:31
白毛門・笠ヶ岳・朝日岳
谷川岳アップ
2022年03月12日 13:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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谷川岳アップ
2022年03月12日 13:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 13:32
白毛門・笠ヶ岳・朝日岳アップ
2022年03月12日 13:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 13:52
白毛門・笠ヶ岳・朝日岳アップ
西黒尾根の奥には嶮しい東尾根が見える
2022年03月12日 13:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 13:53
西黒尾根の奥には嶮しい東尾根が見える
要注意なラクダの背の雪庇
2022年03月12日 13:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 13:53
要注意なラクダの背の雪庇
冬のザンゲ岩は、ほくろの様で良く目立ちますね
2022年03月12日 13:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/12 13:53
冬のザンゲ岩は、ほくろの様で良く目立ちますね
天神平に無事生還
2022年03月12日 13:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/12 13:54
天神平に無事生還
RWの中からラストショット。強風・雪庇・クラック・ホワイトアウト、多くの試練を与えてくれた谷川岳(西黒尾根)でした
2022年03月12日 14:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/12 14:00
RWの中からラストショット。強風・雪庇・クラック・ホワイトアウト、多くの試練を与えてくれた谷川岳(西黒尾根)でした
撮影機器:

感想

 昨年の2月、白毛門から見た西黒尾根が魅力的だったので山行して来ました。

天候はまずまずと思っていたが、上越国境の谷川岳、甘くは無かった。
強風・雪庇・クラック・ホワイトアウトとシビアなコンディションでした。

登山指導センターの横から直登し鉄塔のある尾根に乗ると強い風が吹いていて、木々をゴォーゴォーと揺らしながらマチガ沢の方から吹き上げてくる。
ただ樹林帯の尾根の雪は適度に締まっていて歩きやく、大きな雪庇を横目にしながら順調に標高を稼ぐ。

もうすぐ樹林帯を抜けようとする頃、3人Pが降って来た。
ラクダの背から先ガスが濃く、強風と視界不良で引き返してきたとの事、
上の方は厳しい様だ。
さらに、ラクダの背に取り付く手前でソロの方とスライド、この方も撤退するとの事
少し迷ったがガスの中に入る手前まで、ラクダの背を越えてコルまで行ってみようとストックからピッケルに持ち替え歩を進めた。

ラクダの背は雪庇にクラックが多数入り、すぐ脇をトレースが通っていて緊張を強いられたが何とか無事通過する。

ラクダのコルに着くと目の前には壁のような急斜面、そこには先行者が1名。
少し心強くなり後を追った。

急斜面の上の方でまた1人降って来た。
上は強風と濃いガスでホワイトアウト状態らしい。
「敗退」の2文字が頭をよぎる。

急斜面を登りきると、その先で先行者がホワイトアウトで動けず待機していて、合流し2人で話しながら様子を見る。
天地左右周りは真っ白!平衡感覚を失いそうな程ガスが濃い。
先のトレースは強風でほぼ消失、ここは踏ん張り所だ。

雪庇に近づき踏み抜いたら間違いなくアウトな状況だが、時々ガスが薄くなり辛うじて先が読める瞬間が有るので、先頭を交代し薄いトレースを頼りにしつつも慎重に時間をかけ進んだ。

すると濃いガスの中にボヤッ〜と黒いザンゲ岩を視る。
程なく傾斜も緩み、天神尾根からの登山者の声が聞こえてきたので西黒尾根を登りきったと確信した。

土曜日とあって、強風の中山頂は多くの人で賑っていた。
同行した方とは互いの健闘をねぎらいトマの耳で別れ、自分はオキの耳へ向かう。

時間の経過とともにガスが切れる事が増え、幻想的にも思える山頂を見る事ができて苦労が報われた様な気がした。

降りは天神尾根をサクサク下った。
さすがに春の雪質でだいぶ緩いが膝には優しい。
オヤジには嬉しいかぎりです。

振り返ると青空が広がり始めた山頂、そしてすっかり晴れ上がった西黒尾根は白く耀いて見えた。「山あるある」下山すると晴れるってやつだ!
少し前まであそこに居たと思うと感慨深い。

自称中級のオヤジにしては頑張ったと思う。
厳しかった西黒尾根を何度も振り返っては山を下りた。







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