荒島岳・・雪の荒島は文句なし百名山!
- GPS
- 06:30
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,349m
- 下り
- 1,348m
コースタイム
天候 | 快晴・・スタート時−5℃〜頂上−11℃〜下山時4℃ 好天ながら、白山方面が霞んでいたのだけが残念でした |
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過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場入口に近いR158沿いの路肩(ここへの駐車ならノーマルタイヤで可)や上の段の雪の無い部分にも車が入っていました 駐車場にあるトイレは冬季使用禁止で、電話ボックス内に登山届ポストがあるものの雪でドアが開きませんでした・・隙間から投げ込んでおきました |
コース状況/ 危険箇所等 |
朝方は雪が締まっていて比較的歩きやすい状態でした・・トレースもあって「しゃくなげ平」までツボ足でOK 基本尾根通しのルートでテープマークも要所にあり、迷うところや危険なところはありませんでした しゃくなげ平の先の「もちがかべ」の急登部で、薄雪の下が凍結している部分があって蹴りが入りにくくなり、アイゼンを装着・・2~3ヶ所急登部があるので、前爪のあるアイゼンの方が安心です 頂上からしゃくなげ平に下り、小荒島岳に向かう際にアイゼンをスノーシューにチェンジ・・小荒島岳も素晴らしい展望ポイントです 下山時は、気温が上昇して雪が腐るのが心配されましたが、本日は問題ありませんでした |
写真
感想
今回、荒島岳に登ろうと思ったきっかけは、先日乗鞍岳・位ヶ原山荘で山談義が弾んだ好青年のKOBE君からの情報でした。(たまたま同じ大学の後輩(30年以上の差ですが)だったので、「君」付けで失礼します)
百名山の話題の中で荒島岳の話になりましたが、自分が5年前の5月に登ったときの印象は、山容・展望・歩きごたえの3つとも余り芳しいものではありませんでした。そのため、「荒島岳は深田氏の故郷に近い山なので、氏の思い入れで選ばれたのでは?」と率直に感想を言うと、彼は積雪期に登っていたようで「雪の荒島岳はスッゴク良かったですよ!」とのこと。
確かに、積雪期の奥美濃〜両白山地は素晴らしいし、伊吹山も3月の積雪期に下から登り直してみて、まるで評価が変わったこともありました。
「これは積雪期に登り直してみなければ・・」と思い、2度と登ることは無いと思っていた荒島岳ですが、積雪期の登頂機会を伺うことにしました。
そして本日は冬型の気圧配置が緩んで北陸地方も好天に恵まれそうで、荒島岳登山口の旧カドハラスキー場に、3時過ぎから(ソチ五輪女子フィギュアが見たかったものの)向かいました。
結果は写真にお示しした通りで、「雪を纏うと山はこんなにも変わるのかぁ!」という感じでまさに“雪化粧”の山容豹変。頂上を中心とした展望も素晴らしく、大満足のスノトレとなりました。当然、荒島岳の評価はまるで変わり、また1ついい山に出会えた喜びでいっぱいとなりました。
やはり、山の一面しか見ずに評価を決めつけてはいけませんね。
貴重な情報をくれて、しかもヨッパライにイヤな顔一つせずつきあってくれた好青年・KOBE君に感謝感謝です。
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