ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4097068
全員に公開
雪山ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

御池岳(鈴鹿山系)

2022年03月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:24
距離
12.9km
登り
915m
下り
918m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:52
休憩
0:25
合計
5:17
9:50
9:52
31
10:23
10:23
15
10:38
10:38
21
10:59
10:59
5
11:04
11:04
31
11:35
11:35
6
11:41
11:41
5
11:46
11:46
9
11:55
11:56
15
12:11
12:21
9
12:30
12:30
7
12:37
12:37
17
12:54
12:57
7
13:04
13:11
12
13:23
13:23
46
14:09
14:11
37
14:52
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
君ヶ畑周辺はなかなかの林道です。現在冬季閉鎖とありましたが、釣りの方のために道は開いていました。小又谷駐車場は使えませんでした。
コース状況/
危険箇所等
T字尾根からの最後の急登はステップがあれば大丈夫ですが、滑り止め(アイゼンなど)があったほうが安心です。
小又谷の駐車場は除雪されてなく、停められませんでしたので、釣り人にならって広くなっているところに駐車させていただきました。
小又谷の駐車場は除雪されてなく、停められませんでしたので、釣り人にならって広くなっているところに駐車させていただきました。
T字尾根方面へ向かって車道を歩いておりましたが、突然除雪が終わっていました(^^;)。ここからは雪道です。
T字尾根方面へ向かって車道を歩いておりましたが、突然除雪が終わっていました(^^;)。ここからは雪道です。
T字尾根の取りつきはここからですね。鈴鹿10座の響き、なんかかっこいい!ここから急登が始まります。
1
T字尾根の取りつきはここからですね。鈴鹿10座の響き、なんかかっこいい!ここから急登が始まります。
P878に到着です。ここからはしばらくなだらかになります。雪を歩いたり道を歩いたり。一人きりで歩くのはまた気持ちの良いものでした。
P878に到着です。ここからはしばらくなだらかになります。雪を歩いたり道を歩いたり。一人きりで歩くのはまた気持ちの良いものでした。
昨日下界では雨だったので、この辺りは霧氷が付いたのでしょうか。緑から白へのグラデーションが初冬のようでした。
1
昨日下界では雨だったので、この辺りは霧氷が付いたのでしょうか。緑から白へのグラデーションが初冬のようでした。
P918へ到着。空が曇っていますが、おかげで踏み抜きが少なく、快適に進めます。風も強くて思ったより寒かったです。
P918へ到着。空が曇っていますが、おかげで踏み抜きが少なく、快適に進めます。風も強くて思ったより寒かったです。
霧氷の先に見えるのは御在所岳ですね。鈴鹿山系もいろいろ楽しめそうです(^^)。この先急登を迎えます。
1
霧氷の先に見えるのは御在所岳ですね。鈴鹿山系もいろいろ楽しめそうです(^^)。この先急登を迎えます。
急登を登り切り、テーブルにつきました!実はこの急登の最後あたり、かなり雪が締まって足が刺さらなくなったのでチェーンスパイクを履いたのですが、ズルっといったらどこまでも落ちそうで結構怖かったです(^^;)。
急登を登り切り、テーブルにつきました!実はこの急登の最後あたり、かなり雪が締まって足が刺さらなくなったのでチェーンスパイクを履いたのですが、ズルっといったらどこまでも落ちそうで結構怖かったです(^^;)。
テーブルを歩いて御池岳山頂を目指します。おおっと、予想通り晴れ間が見えてきました!
1
テーブルを歩いて御池岳山頂を目指します。おおっと、予想通り晴れ間が見えてきました!
テーブル、思ったより広い!左側のボタンブチに向かう予定でしたが、山頂かと間違った方向(右側)に吸い込まれてしまいました。
1
テーブル、思ったより広い!左側のボタンブチに向かう予定でしたが、山頂かと間違った方向(右側)に吸い込まれてしまいました。
こういった窪地がドリーネと呼ばれる地形なんでしょうか。底はどうなっているのかな?また夏に見に来てみます。
2
こういった窪地がドリーネと呼ばれる地形なんでしょうか。底はどうなっているのかな?また夏に見に来てみます。
テーブル独り占めだ(^^)!右端の出っ張りがボタンブチですね。また次回行ってみます!
2
テーブル独り占めだ(^^)!右端の出っ張りがボタンブチですね。また次回行ってみます!
御池岳山頂に着きました!晴れ間が広がってきて最高!後ろに見えているのは伊吹山でしょうか。
3
御池岳山頂に着きました!晴れ間が広がってきて最高!後ろに見えているのは伊吹山でしょうか。
なかなか渋い道標です。帽子がずれていて、今日も実にダサいです(^^;)。
2
なかなか渋い道標です。帽子がずれていて、今日も実にダサいです(^^;)。
しばらく待つと、ほぼ晴天になりました(^^)。霧氷を独り占め。そのうち、鈴北方面からお二人やってこられました。今日はてんくらCなので、やっぱり少ないですね。
2
しばらく待つと、ほぼ晴天になりました(^^)。霧氷を独り占め。そのうち、鈴北方面からお二人やってこられました。今日はてんくらCなので、やっぱり少ないですね。
東のボタンブチへ向かっていきます。こんな霧氷の下を一人歩けるなんて幸せー。
2
東のボタンブチへ向かっていきます。こんな霧氷の下を一人歩けるなんて幸せー。
くるぶしぐらいまでは沈みますが、ワカンが必要なほどではありません。今日はのべ3名のハイカーさんを見ましたが、皆さんツボ足のようでした。
1
くるぶしぐらいまでは沈みますが、ワカンが必要なほどではありません。今日はのべ3名のハイカーさんを見ましたが、皆さんツボ足のようでした。
なんか、1人重そうですね。地面に雪がないのも相まって、なかなかシュールです(^^;)。
4
なんか、1人重そうですね。地面に雪がないのも相まって、なかなかシュールです(^^;)。
東のボタンブチへ到着。奥に見えているのは藤原岳ですね。鈴鹿はこういったテーブルが多いのかな。
2
東のボタンブチへ到着。奥に見えているのは藤原岳ですね。鈴鹿はこういったテーブルが多いのかな。
さて、名残惜しいですが、土倉岳方面へ下山します。帰りはノタノ坂ルートを選択しました。雪庇、なかなか立派です。気を付けて歩きます。
1
さて、名残惜しいですが、土倉岳方面へ下山します。帰りはノタノ坂ルートを選択しました。雪庇、なかなか立派です。気を付けて歩きます。
登山時とはうって変わって晴天!名残惜しく見返しております。
3
登山時とはうって変わって晴天!名残惜しく見返しております。
あとは下るだけと思っていたのですが、このノタノ坂ルートは後半が沢沿いになるため雪が深いのと、季節柄踏み抜きまくるのでめっちゃしんどいうえに、沢に落ちそうで怖いです(^^;)。T字尾根がいかに歩きやすかったかと後悔してます。
あとは下るだけと思っていたのですが、このノタノ坂ルートは後半が沢沿いになるため雪が深いのと、季節柄踏み抜きまくるのでめっちゃしんどいうえに、沢に落ちそうで怖いです(^^;)。T字尾根がいかに歩きやすかったかと後悔してます。
なんと、最後に渡渉ポイントが!マジで橋ないの?結構流れもあって、一歩目を踏み出すのになかなか思い切りが必要でした。こっちから登る人、よく心が折れないものだと驚きです(^^;)。
1
なんと、最後に渡渉ポイントが!マジで橋ないの?結構流れもあって、一歩目を踏み出すのになかなか思い切りが必要でした。こっちから登る人、よく心が折れないものだと驚きです(^^;)。
あと少しで合流地点です。最後まで踏み抜きまくります。
あと少しで合流地点です。最後まで踏み抜きまくります。
小又谷駐車場まで戻ってきました。御池岳、いい山でした!あー楽しかった。今日もありがとうございました。
1
小又谷駐車場まで戻ってきました。御池岳、いい山でした!あー楽しかった。今日もありがとうございました。

感想

前から行ってみたかった御池岳に挑戦してみました。朝から自宅周辺は晴れ。山の予報は良くありませんでしたが、これぐらいならむしろ人も少なくて面白いかもと思い、出発。道中、雨に降られるもまずは君ヶ畑に向かいます。君ヶ畑の先、冬季閉鎖と書かれたゲートがありましたが解放されていて、先に車の通った形跡があったので進むも、小又谷駐車場に着くと駐車場は雪がこんもりで使えない!釣り人たちに交じって広くなった場所に駐車させてもらいました。どうやら釣りの解禁日が過ぎていたため、釣り人のためにゲートを開けていたようでした(^^;)。

さて、準備を済ませ出発。まずはT字尾根の取りつきへ。ここから急登でした。ルートは今朝までの雨のせいかトレースがほぼ消えていましたが、尾根を登ればいいので迷うことはなさそうです。P878のピークを過ぎると道はなだらかに。と同時に風が強くなり、帽子を取り出します。人の気配がない中を一人歩くのは冒険心がくすぐられて楽しい!時折ルートに迷いながらも楽しく進みます。P918を過ぎP967を過ぎると最後の急登になります。ここ、どんどん傾斜が強くなり、直登は苦しいけれど、ルートは直登の模様。足を雪に蹴りこみながら進みます。ところが標高が上がるにつれて気温が下がって来たのか、足が刺さらなくなってきたので途中でチェーンスパイクを装着。最後のほうは傾斜も急で、落ちたらどこまで行ってしまうかわからない怖さを感じました。ガチでピッケルあったほうが良かったかも(^^;)。木の周辺は雪が無くなってちょっとしたクレーターのようになっていたので、四駆で木と木を繋ぎながら、岩場に出てみたりを繰り返し、ようやくテーブルまで到着することができました。

これが御池の山頂部か!という素晴らしいテーブルランドがそこには広がっていました。樹林もなく、いきなり明るくなりました。誰もいない白い大地をサクサクと歩きます。くるぶしぐらいまで足が沈みますが、ラッセルというほどではなく、徐々に好転してくる天気の中一人で歩くのは最高!予定ではボタンブチ・天狗の鼻に向かうつもりでしたが、御池岳ピークかと思ってしまった奥の平に吸い込まれてしまいました(^^;)。地図を確認するとピークはまだ先のほうです。ボタンブチまで降りるのももういいやと思い、写真だけ撮ってそのまま御池岳山頂を目指しました。

山頂に向かう道すがら、地形を楽しみます。ドリーネってこういう窪地のことかとか、この穴ぼこの底はどうなっているのかとか、昨日付いたと思われる霧氷からの青空など、どちらを向いても面白い。天気も好転し、風もなく、音もなく、気持ちよすぎる!思ったより距離を歩かせてもらい、山頂に到着しました。

風がないのが何より快適だったので、山頂ではしばらく過ごさせてもらいました。普段だとおにぎりを口に突っ込んですぐに下山するんですけどね。北は伊吹山、東は太平洋でしょうか。そういえば琵琶湖を西に見たのは初めてだったなと思い返したり。そのうち、鈴北方面から二人ハイカーさんが来られました。こっち方面もトレースがなかったので、二人のみだったんでしょうね。景色を堪能すると、下山というかまたテーブル歩きを堪能することにしました。

東のボタンブチを目指し、テーブルの北側を歩きます。お、歩いている人がいる。これだけ広々していると人に気づかないですね。油断していると踏み抜いたりしてしまいますが、ゆるい下り道を歩き続け、東のボタンブチへ。藤原岳が良く見えます。下りはこの近くの土倉岳分岐から下ることにしました。

土倉岳分岐でチェーンスパイクを外し、名残惜しくも下山開始。南向き斜面のせいか、雪が解けて地面が濡れていて滑り、雪上も地面もどちらも歩きにくい。急坂を下ると少しの登り返し。こちらのほうは足跡しっかりありますね。歩きたいところを歩く感じです。雪自体もT字尾根より少ないかな。と思っておりましたが、それは尾根を歩いていた間でした。

ノタノ坂からは沢沿いの歩きになります。なので、雪がたまっていて歩きにくい。おまけに気温の高い雪のため、踏み抜きまくります。それだけでも疲れるのですが、沢沿いの斜面についている雪が崩れたら沢に転落しそうで、それも怖い。歩きにくくてなかなか進めませんでしたが、それでも下りだったので良かったです。これで登りだとしんどすぎるんじゃないかな。景色もないし。

橋を渡り、斜面歩きが終わると一安心。雪に足を取られはするものの、沢への転落の危険はなくなりました。あとはただ歩けば下山だなと思っていた矢先のこと。なんと、本日の核心がこんなところに!渡渉ポイントが現れました。いやいや、結構水量あるし、どっか渡れるところがあるでしょうと思って周辺を見てみたものの、渡れそうな所は無し。対岸には足跡が。やっぱりここを渡るのか。まじか。。。意を決して川に入ります。やっぱり結構流れは速い。まあドボンの覚悟を決めて入っているので、転倒だけに気を付けて渡り切ります。これ、下山だから川に入る決断がついたけど、登りだったら引き返して別ルートにしただろうな。下山中、1人の男性とすれ違ったけど、これを越えてきたんだろうか。すごいぜ。

川を渡るとほどなく小又谷駐車場に到着。車まで戻ると、釣りの方に声をかけられました。「どう?釣れた?」「いえ、私は山のほうでして」。と会話をしていると、どうやら今日は雪解け水が多くて流れが速すぎて、全然だめだったとのことでした。なるほど、だから渡渉ポイントの水量が多かったのかも。普段はもっと少ないのかもしれませんね。

終わってみると、今日もとても楽しい山行でした。これが鈴鹿か。とてもいい山でした。他の山も気になってしまいますね(^^)。今日もありがとうございました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:280人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら