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Yamareco

記録ID: 410731
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

御池岳(ホワイトアウトでコースアウト・寒山から)

2014年02月25日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:25
距離
12.3km
登り
1,344m
下り
1,343m

コースタイム

6:20白瀬峠登山口 - 7:25寒山 - (丸尾) - 縦走路合流点(標高点1,054) - 9:25カタクリ峠 - 真ノ谷 - 10:40御池岳 - 奥の平手前 - 11:00真ノ谷 - 11:15カタクリ峠 - 縦走路合流点(標高点1,054) - (丸尾) - 12:40寒山 - 13:45白瀬峠登山口
天候 晴 後 曇、山上部一時雪でホワイトアウト
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白瀬峠登山口付近に路肩駐車
コース状況/
危険箇所等
・標高500m付近から雪道、山上の雪は柔らかくスノーシューが有効でした。
・寒山から西の痩せ尾根の下降部滑落注意(フィックスロープあり)
白瀬峠登山口
2014年02月25日 13:49撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
2/25 13:49
白瀬峠登山口
この荒れた沢を右のコンクート階段に沿って進み、植林地の作業道を経て尾根道へ取付きます
2014年02月25日 13:26撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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2/25 13:26
この荒れた沢を右のコンクート階段に沿って進み、植林地の作業道を経て尾根道へ取付きます
寒山のピーク、左側の尾根に進むところを間違えて(トレースにつられて)右の尾根に進んでしまい、おかしいのに気付き引き返しました
2014年02月25日 19:21撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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2/25 19:21
寒山のピーク、左側の尾根に進むところを間違えて(トレースにつられて)右の尾根に進んでしまい、おかしいのに気付き引き返しました
尾根からの雪解けが進んでいる国道306号、右側の配管の橋は大阪ガスの配管か?
2014年02月25日 07:33撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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2/25 7:33
尾根からの雪解けが進んでいる国道306号、右側の配管の橋は大阪ガスの配管か?
鞍掛峠と焼尾山方面
2014年02月25日 07:33撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
2/25 7:33
鞍掛峠と焼尾山方面
ヤマガラがさえずっていました
2014年02月25日 07:46撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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2/25 7:46
ヤマガラがさえずっていました
丸尾の尾根道
2014年02月25日 08:05撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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2/25 8:05
丸尾の尾根道
次の急斜面でズボ足状態になってきたのでスノーシューを装着
2014年02月25日 19:21撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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2/25 19:21
次の急斜面でズボ足状態になってきたのでスノーシューを装着
2014年02月25日 19:21撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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2/25 19:21
これは何の足跡?
2014年02月25日 08:59撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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2/25 8:59
これは何の足跡?
カタクリ峠
案内板にはカタクリ、フタリシズカ、チゴユリ(4−5月頃)、ヒトリシズカ、ミノコバイモ(4月頃)などとの解説がありました
2014年02月25日 09:27撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
2/25 9:27
カタクリ峠
案内板にはカタクリ、フタリシズカ、チゴユリ(4−5月頃)、ヒトリシズカ、ミノコバイモ(4月頃)などとの解説がありました
雪壁が造られていました
2014年02月25日 09:24撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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2/25 9:24
雪壁が造られていました
粉雪の中、鈴鹿山脈の最高点の御池岳に到着、東の方向を撮影した様子、トレースがないと今日の天候(ホワイトアウト)だと方向感覚がなくなりそうです
2014年02月25日 10:39撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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2/25 10:39
粉雪の中、鈴鹿山脈の最高点の御池岳に到着、東の方向を撮影した様子、トレースがないと今日の天候(ホワイトアウト)だと方向感覚がなくなりそうです
霧氷ができ始めていました
2014年02月25日 19:22撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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2/25 19:22
霧氷ができ始めていました
奥の平方面の展望地まで行きましたが、視界不良のためここで撤退しました
2014年02月25日 10:48撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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2/25 10:48
奥の平方面の展望地まで行きましたが、視界不良のためここで撤退しました
アセビの蕾
2014年02月25日 12:13撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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2/25 12:13
アセビの蕾
アトリの群れに遭遇しました(この個体は♂)
2014年02月25日 12:45撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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2/25 12:45
アトリの群れに遭遇しました(この個体は♂)
ドングリ、アオダモ?の果実、ヤマフジの豆?
2014年02月25日 12:55撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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2/25 12:55
ドングリ、アオダモ?の果実、ヤマフジの豆?
林道脇にネコノメソウが咲きかけていました
2014年02月25日 19:22撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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2/25 19:22
林道脇にネコノメソウが咲きかけていました
麓の花壇でフクジュソウが咲き始めていました
2014年02月25日 19:22撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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2/25 19:22
麓の花壇でフクジュソウが咲き始めていました
麓でこの状態なので、山上の開花はまだ先か?(今年は遅れ気味か?)
2014年02月25日 19:23撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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2/25 19:23
麓でこの状態なので、山上の開花はまだ先か?(今年は遅れ気味か?)
麓の花壇のセツブンソウは満開でした
2014年02月25日 13:57撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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2/25 13:57
麓の花壇のセツブンソウは満開でした
(帰路の途中の池で野鳥観察)
パンダガモのミコアイサ♂
↓泳いでいる様子は感想の動画にて
2014年02月25日 14:57撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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2/25 14:57
(帰路の途中の池で野鳥観察)
パンダガモのミコアイサ♂
↓泳いでいる様子は感想の動画にて
オカヨシガモの♂と♂が喧嘩をしていました
2014年02月25日 15:09撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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2/25 15:09
オカヨシガモの♂と♂が喧嘩をしていました
オカヨシガモの群れが水の中に首を突っ込んで逆立ちして、採食を行っていました。ハシビロガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモは水面採食をしていました。キンクロハジロとホシハジロ、オオバン、ミコアイサは潜水採食を行っていました。
↓オカヨシガモのオスとメス2羽の採食の様子は感想の動画にて
2014年02月25日 15:11撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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2/25 15:11
オカヨシガモの群れが水の中に首を突っ込んで逆立ちして、採食を行っていました。ハシビロガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモは水面採食をしていました。キンクロハジロとホシハジロ、オオバン、ミコアイサは潜水採食を行っていました。
↓オカヨシガモのオスとメス2羽の採食の様子は感想の動画にて

感想

途中までは青空も見えていましたが、途中から山頂に雲がかかり始め、小雪が降るような生憎の天気となりました。寒山と丸尾の尾根のルートにはトレースが残っていました。藤原岳からの県境尾根の稜線にはしっかりとしたトレースがついていました。真ノ谷へ降下した箇所の八合目手前付近からトレースを見失いコースアウトしてしまい、スキー板のトレースなどを参考にして御池岳の最高点に向かって高い方へと直登しました。たどりついた最も高い位置がちょうど山頂標識の地点でした。山上部はホワイトアウト状態で、奥ノ平方面へと向かいましたが全く視界が無く、すぐに天候が良くなる見込みがなさそうなので途中で引き返し下山することにしました。短時間でトレースが消えてしまうような条件時には、リングワンダリングを起こす可能性があります。山頂部からの下山コースでは、ぼぼ夏道の登山道に沿ったしっかりとしたトレースが八合目まで続いていました。スノーシューで柔らかい新雪部を快適に駆け降りました。下山は入山と別のコースでと考えていましたが、カメラのレンズキャップを落としてしまったため、同じ道を引き返し無事回収することができました。今日は登山道では人に会うことはありませんでした。鹿と鳥(ヤマガラ、シジュウカラ、カケス、アオゲラ、コゲラ、カラス、キジバト、アトリ、エナガ)に出会いました。麓の花壇ではフクジュソウとセツブンソウが咲いていました。
【動画 ミコアイサSmew swimming 】


【動画 オカヨシガモの採食 Gadwall 】 オスとメスがシンクロナイズドスイミングをしているような感じです。



【 バックナンバー 御池岳 】
・[b]2月25日[/b] (2014年)『御池岳(ホワイトアウトでコースアウト・寒山から)』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-410731.html
・[b]4月24日[/b] (2011年)『藤原岳-御池岳 (花図鑑25種-福寿草・片栗・岩団扇・雪割草・美濃小貝母…)』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-106928.html
・[b]5月3日[/b] (2013年)『御池岳〜木和田尾 ミソサザイとシマリス+鹿鼠猪』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-292133.html
・[b]9月11日[/b] (2010年)『御池岳(花の百名山・鈴鹿サーキット)+全アルプス展望のご来光』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-77465.html
・[b]11月8日[/b] (2009年)『竜ヶ岳〜御池岳・鈴鹿サーキット』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-103867.html

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コメント

カミングアウトでギリギリアウト?
alpsdakeさん、こんばんは〜
<リングワンダリング>
初めて聞いた言葉です。ミスドの新商品かと思いました
3年前伊吹山でホワイトアウトになって非常に怖かった経験がありますが、
他に何人かの登山者がいたのと、しばらくして治まったのでホッとしました。
<リングワンダリング>を今検索して調べてみましたが、
背筋がゾゾっとするくらい怖いですね
alpsdakeさんは経験あるのですか?

ps・栗のおもてなしといい、各種豆をさやに並べることといい、
   alpsdakeさんはユニークですねぇ〜?。
       coldsweats01  「ん?」 「え?」
2014/2/26 19:29
リングワンダリング
miya162 さん こんばんは

藤原岳の天狗岩付近でホワイトアウト状態で、トレースのない雪面を歩いているうちに、また少し前に歩いた箇所に戻っていました。完全に方向感覚を失っていました。これがリングワンダリングと悟り、引き返しました。この日の御池岳の山頂部がこのような状況になり易い場所という印象でした。このような時には落ち着いて、地形図とコンパスで確認することが有効かも知れません。

さやに1個だけ豆が残っていました。これは「ヤマフジ」かも知れません

掲載した雪面の栗ですが、自然美の『お・も・て・な・し』といった感じです。
さて、落ちている栗とかけまして、2013年の「新語・流行語大賞」と解く。その心は。
こんな所(御在所岳の麓の湯の山温泉の三滝川)に栗捨てるな
2014/2/26 21:57
「寒川」の文字に目が留まりました
alpsdakeさん 今晩は。

寒川から冷川岳に延びる尾根は気になっていました。
山口配水池から延びる林道の先から取り付くのでしょうが、
何処か目印等は有るのでしょうか?
レコに書かれている「この荒れた沢を・・・・」
がノーマルな取り付きになるのでしょうか?
2014/2/28 21:01
林道冷川線の先に取付
onetotani さん こんばんは

この尾根は下山時に何回か利用していました。バリエーションルートで登山標識はありませんでしたが、木の幹などに多数のペイントマーキングがありました。以前に比べてマーキングが薄くなってきた印象でした。
画像1枚目で右側の林道冷川線(冷川右岸)を進み、その先で林道がなくなり土砂で埋まった通常は水の流れがない河原を進みます。画像2枚目の少しだけ階段が見えているコンクリーの砂防堰堤があり、左岸の方に進みます(木の枝に赤い布が付けてありました)。谷の左岸に沿って進むと植林地の作業道となり、登っていくと尾根道になります。寒川のピークには山名板(画像3枚目、650m)があり、左側に進み、その後は少しだけアップダウン(一部の痩せ尾根で崩落あり)があり、その後は明瞭な尾根となり、県境尾根(標高点1,054m)に合流します。
2014/3/1 19:12
Re: 林道冷川線の先に取付
alpsdakeさん 有難う御座います。

昨秋に見事な紅葉を眺めてから、なお一層気になっておりました。
近いうちに出掛けようと思います。
参考になりました。どうも有難うございました。
2014/3/1 20:37
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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