御池岳(ホワイトアウトでコースアウト・寒山から)
- GPS
- 07:25
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,344m
- 下り
- 1,343m
コースタイム
天候 | 晴 後 曇、山上部一時雪でホワイトアウト |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・標高500m付近から雪道、山上の雪は柔らかくスノーシューが有効でした。 ・寒山から西の痩せ尾根の下降部滑落注意(フィックスロープあり) |
写真
感想
途中までは青空も見えていましたが、途中から山頂に雲がかかり始め、小雪が降るような生憎の天気となりました。寒山と丸尾の尾根のルートにはトレースが残っていました。藤原岳からの県境尾根の稜線にはしっかりとしたトレースがついていました。真ノ谷へ降下した箇所の八合目手前付近からトレースを見失いコースアウトしてしまい、スキー板のトレースなどを参考にして御池岳の最高点に向かって高い方へと直登しました。たどりついた最も高い位置がちょうど山頂標識の地点でした。山上部はホワイトアウト状態で、奥ノ平方面へと向かいましたが全く視界が無く、すぐに天候が良くなる見込みがなさそうなので途中で引き返し下山することにしました。短時間でトレースが消えてしまうような条件時には、リングワンダリングを起こす可能性があります。山頂部からの下山コースでは、ぼぼ夏道の登山道に沿ったしっかりとしたトレースが八合目まで続いていました。スノーシューで柔らかい新雪部を快適に駆け降りました。下山は入山と別のコースでと考えていましたが、カメラのレンズキャップを落としてしまったため、同じ道を引き返し無事回収することができました。今日は登山道では人に会うことはありませんでした。鹿と鳥(ヤマガラ、シジュウカラ、カケス、アオゲラ、コゲラ、カラス、キジバト、アトリ、エナガ)に出会いました。麓の花壇ではフクジュソウとセツブンソウが咲いていました。
【動画 ミコアイサSmew swimming 】
【動画 オカヨシガモの採食 Gadwall 】 オスとメスがシンクロナイズドスイミングをしているような感じです。
【 バックナンバー 御池岳 】
・[b]2月25日[/b] (2014年)『御池岳(ホワイトアウトでコースアウト・寒山から)』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-410731.html
・[b]4月24日[/b] (2011年)『藤原岳-御池岳 (花図鑑25種-福寿草・片栗・岩団扇・雪割草・美濃小貝母…)』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-106928.html
・[b]5月3日[/b] (2013年)『御池岳〜木和田尾 ミソサザイとシマリス+鹿鼠猪』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-292133.html
・[b]9月11日[/b] (2010年)『御池岳(花の百名山・鈴鹿サーキット)+全アルプス展望のご来光』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-77465.html
・[b]11月8日[/b] (2009年)『竜ヶ岳〜御池岳・鈴鹿サーキット』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-103867.html
コメント
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alpsdakeさん、こんばんは〜
<リングワンダリング>
初めて聞いた言葉です。ミスドの新商品かと思いました
3年前伊吹山でホワイトアウトになって非常に怖かった経験がありますが、
他に何人かの登山者がいたのと、しばらくして治まったのでホッとしました。
<リングワンダリング>を今検索して調べてみましたが、
背筋がゾゾっとするくらい怖いですね
alpsdakeさんは経験あるのですか?
ps・栗のおもてなしといい、各種豆をさやに並べることといい、
alpsdakeさんはユニークですねぇ〜?。
「ん?」 「え?」
miya162 さん こんばんは
藤原岳の天狗岩付近でホワイトアウト状態で、トレースのない雪面を歩いているうちに、また少し前に歩いた箇所に戻っていました。完全に方向感覚を失っていました。これがリングワンダリングと悟り、引き返しました。この日の御池岳の山頂部がこのような状況になり易い場所という印象でした。このような時には落ち着いて、地形図とコンパスで確認することが有効かも知れません。
さやに1個だけ豆が残っていました。これは「ヤマフジ」かも知れません
掲載した雪面の栗ですが、自然美の『お・も・て・な・し』といった感じです。
さて、落ちている栗とかけまして、2013年の「新語・流行語大賞」と解く。その心は。
こんな所(御在所岳の麓の湯の山温泉の三滝川)に栗捨てるな
alpsdakeさん 今晩は。
寒川から冷川岳に延びる尾根は気になっていました。
山口配水池から延びる林道の先から取り付くのでしょうが、
何処か目印等は有るのでしょうか?
レコに書かれている「この荒れた沢を・・・・」
がノーマルな取り付きになるのでしょうか?
onetotani さん こんばんは
この尾根は下山時に何回か利用していました。バリエーションルートで登山標識はありませんでしたが、木の幹などに多数のペイントマーキングがありました。以前に比べてマーキングが薄くなってきた印象でした。
画像1枚目で右側の林道冷川線(冷川右岸)を進み、その先で林道がなくなり土砂で埋まった通常は水の流れがない河原を進みます。画像2枚目の少しだけ階段が見えているコンクリーの砂防堰堤があり、左岸の方に進みます(木の枝に赤い布が付けてありました)。谷の左岸に沿って進むと植林地の作業道となり、登っていくと尾根道になります。寒川のピークには山名板(画像3枚目、650m)があり、左側に進み、その後は少しだけアップダウン(一部の痩せ尾根で崩落あり)があり、その後は明瞭な尾根となり、県境尾根(標高点1,054m)に合流します。
alpsdakeさん 有難う御座います。
昨秋に見事な紅葉を眺めてから、なお一層気になっておりました。
近いうちに出掛けようと思います。
参考になりました。どうも有難うございました。
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