絶好の天気だが雪の状況非常に悪く途中敗退;宮地山-シダンゴ山-日影山
- GPS
- 07:45
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,203m
- 下り
- 1,148m
コースタイム
天候 | 快晴、無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
これから入られる方は、富士急湘南バスに確認されることを推奨します。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<コース状況> ・危険箇所;無し ・日影山稜のルート表示;指導標は無い。テープは程ほど有り。但し、肝心(一カ所、鹿柵に三方を囲まれる所があるが、テープ等の表示は鳴く、ルートを探し回った)の所には無し。(個人的感想)。 *気候や、自然状況に依るが、ルートファインデングが必要なコース。 ・ルート状況;今日は気温が高く、足が雪に沈むため、非常に歩きにくく、体力を要した。(常時脛半ば、深いと腰まで沈む。) 鹿柵沿いのルートが長く、篠竹をかき分けて進む必要がある。 |
写真
感想
そろそろ大雪の影響も和らいで来たのではないかと、寄から日影山-大野山経由谷峨迄の手近な低山に野鳥の先生を誘って出かけてみた。
春を思わせるような絶好の天気に心は浮き立ったが、残雪が緩んで居て歩きにくいことこの上なく、遇えなく予定途中での下山となってしまった。
・何時もは登山者が結構居る新松田駅だが、今日は我々だけ。始発の寄行きで出発。
・寄総合運動場用駐車場に一台停車し、男女の登山者が準備をしていた。
・初めてのコースを選んで歩くのが今回の目的なので、まず宮地山に向かう。
・大雪の影響を綺麗に片づけて有る入口は、とても気持ちが良い。
・野鳥が沢山飛び回るが、鳥名の特定も出来ないほど動きが速い。
・最初は急登だが、林の中にはいると傾斜も緩む。
・宮地山への分岐には、”自転車での下降注意”にビックリ。
・600m付近(タコチバヤマ頂上近く)から残雪が切れ目無く続くようになる。
・シダンゴ山には寄る予定はなかったが、余りの好天で日向で休憩したくなり、シダンゴ山に向かう。
・シダンゴ山で展望を楽しんで出発。
・雪の状況が良くなく、表面が融けて滑りやすいので滑り止めに軽アイゼンを履いて出発。
・ダルマ沢ノ頭への稜線にはいると、少し雪が多くなり、トレースは有るが、先行者の足跡に乗ってもズボッズボッと沈んでしまい、歩きにくくなるので、ペースを落として歩く。
・雪中歩きが余り好きではない?先生は少し遅れ気味になる。
・日影山への入口は何か指導標が有るかと思ったが、何も無い。
・地形を見ながら此処が入口と確信して、よく見ると古い赤テープが有った。
・分岐直後の日溜まりで昼食。
・日影山へは独りの足跡が有ったが、数日前と思われ、足跡に乗ってもズボッと沈むし、あちこちでルートを探しているようなので、自身でルートを決めて歩くが時には脛上までもぐり、雪の中を頑張る。しかし結構体力を使う。几帳面な先生は、一歩一歩踏みしめて歩くので、少しずつ遅れる。
・それまで何も指導標が無かったのが、ピークの上で”日影山”の指導標を見つけた。
・時間的に早すぎると思ったが、頑張った成果と喜んで記念撮影などする。(しかし、後で写真をよく見ると、白い”日影山”の文字の頭に黒いマジックで”←”が有った)
・日影山への急登までは、沈む重い雪との闘いはあるものの、広い尾根で気持ちが良い。
・岩混じりの急登をこなすと、突然沢山の足跡が有り、日影山頂上。
・玄倉からピストンと思われる足跡が沢山有った日影山頂上の先は、独りの足跡だけに戻った。
・暫く進むと右も、左も正面も鹿柵の場所に出てしまった。三方を鹿柵で囲われて、こちらが鹿に成った気分。
・篠竹等で見通せないので、鹿柵に沿って通過口を探す。先行者もあちこち探し回って居た。
・扉などは無いので、何処かに通過可能な場所があるはずと、柵の側を歩いたら左隅の網が破れていて漸く通過出来た。此処に至る前に何か表示が有ったのかもしれないが、気がついた範囲ではこの付近には赤テープは無かった。
・漸く一難去り!と思ったら、この先に更なる難行苦行が待ち受けていた。
・篠竹地獄! 中には3m以上もある篠竹の藪の中を進まなければならない。右には有刺鉄線が迫り、雪で倒れた篠竹を跨ぎ、振り払い進む足下は脛までもぐってしまう。
・展望はもちろん無いし、楽しむものも無い。ひたすら体力を信じて頑張るのみ。
・延々と続く篠竹地獄を漸く抜け、樹林の間から丹沢湖がチラチラ見えてくると、大野山と三保ダムの分岐になる。
・未だ大野山までは時間も掛かり、ここで、先生から”余り夕方遅くまで歩かない方が良い”との提案があり、三保ダム方面に下ることにする。
・西丹沢自然教室のバスは、中川からの折り返し運転だが、通常ダイヤ通りとの事で、時間が有るのでゆっくり休憩して下山開始。
・急傾斜の尾根だが、沢山登った足跡があり、ここから大野山へのルートを歩いたらしい。
・標高500m付近から残雪は殆ど無くなる。
・下山とタイミングを合わせるように、谷峨迄のバスが来た。新松田行きを待つよりは少し早く帰れるようになり、ラッキー。
今回は歩いたことの無いルートを歩くのが主目的ではあったが、雪の影響もありなかなか厳しいルートであった。
日影山稜線コースは展望もなく、ルート整備もないので汗かき以外には推められないコースである。
<本日の実歩行時間>;6時間40分 (山と高原地図コースタイム;7時間10分)
<本日の歩数> ;27,000歩
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