【飛騨】傘山(1331m)火山(1379m)西ウレ山(1313m)

2022年03月25日(金) [日帰り]

• GPS: 08:53
• 距離: 14.1km
• 登り: 689m
• 下り: 686m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:47
• 休憩: 1:07
• 合計: 8:54

距離 14.1km 登り 689m 下り 690m

6:11 スタート地点
7:53 8:13 傘山
11:37 12:08 火山
13:49 13:55 西ウレ山
14:26 14:36 西ウレ峠管理棟
14:39 西ウレ峠
15:05 ゴール地点

＜P〜傘山＞

トラツグミが鳴いている。西ウレ峠の北、チェーンの着脱場に車を停める。車を降りてすぐ、スノーシューが履ける。それだけで、テンションMAXだ。

荒れ気味の林道を支線に乗り換え、高度を上げる。北東面の伐採地があって、ナイス・ビュー。乗鞍に、北アの穂高・槍・笠・黒部五郎・薬師。

蒼い空をめざして、さらに登る。ヒノキのあがりこの裏手が、傘山の山頂だった。

樹間に白山の姿。川上岳・位山の背後を御嶽山が固めている。これだけでも満足だが、本編はこれからだ。

＜傘山〜火山＞

赤白鉄塔に向かう。続く鉄塔が展望席だった。あれが三方崩、そして奥三方岳・妙法・間名古の頭・白山の御前峰。さらに別山・三ノ峰・二ノ峰・一ノ峰・銚子ヶ峰・丸山・芦倉・野伏・天狗山・大日ヶ岳と、これでもかの英傑行列。

北ア方面も手に取るようだ。鎌ヶ峰・輝山・焼岳・霞沢・・・さらに進むと、鷲ヶ岳の左にオサンババ・気良烏帽子。

ブナ、ノリウツギ、コシアブラ。冬の植物たちはどこか気高い。寒さに耐え、ひたすら春を待ちわびている。

気づけば、水晶・鷲羽・薬師の左に立山と剣岳が現れた。さらに猪臥・白木峰・金剛堂山・栗ヶ岳・御前岳・・・そして我が火山！

＜火山〜西ウレ山〜P＞

待ちわびた火山の山頂。山頂台地をほしいままに散策。能郷白山だって見える。ホオノキの新芽がある。春の準備が整って初々しい。芽鱗をぺろりと剥いてみると、うぶ毛の生えた若葉がおさまっている。美しい。春を手に入れた気分。葉痕も個性的だ。

目線を上げると、御嶽に噴煙が上がっている。警戒レベルが上がっているんだよ。気をつけなきゃ。

川上・御前・小秀・唐塩・笠置山・・・軽く命名式をとり行ったら、下山開始だ。
赤鉄塔の向こうに西ウレ山が見えてくる。「楽々コース」で峠に楽々降りれるかと言うと、そうは問屋は卸さない。雪壁を下って西ウレ山に立つ。

いい山だった。春めいた日射しを浴びて歩く国道も、なぜか苦にならない。

写真

川上川を渡って

伐採地が好展望で
笑顔がはじける

ヒノキのあがりこの裏が

傘山のてっぺん

ルート上は
ビューポイントがたくさん
乗鞍や霞沢や

三方崩・間名古ノ頭・御前峰・別山・銚子ヶ峰・丸山・野伏

御前峰から三ノ峰まで

三方崩山・奥三方岳・間名古ノ頭・白山御前峰

鉄塔ピークの雪原を
カリカリ歩く

川上岳・御嶽・位山

乗鞍姫

槍＆穂＆笠
まさに英傑行列なみ

槍・笠・黒部五郎
オールキャスト

火山と
左奥が鷲ヶ岳

火山

もう一枚

1・2・3・別山！

さらに進むと

鷲ヶ岳・オサンババ・気良烏帽子

ミズナラの巨木

ブナの兄弟たち

イワガラミ

イワガラミの幹が
これまたぶっとい！
絡まれたミズナラの
ため息が聞こえる

雪原縦横無尽
辿ってきた尾根と
御嶽・乗鞍・北アルプス

山頂は台地状

台地漫遊
ホオノキの実殻

ホオノキの新芽

さあ、下山

御嶽が
噴煙あげてる！

強引に峠に下りる

登り返すと
西ウレ山

西ウレ峠の
管理棟に下山

国道を下りながら
留守宅に下山報告