稲子岳で踏み抜きトレ😅 稲子湯から

2022年03月27日(日) [日帰り]

• GPS: 10:19
• 距離: 12.6km
• 登り: 1,195m
• 下り: 1,182m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:25
• 休憩: 0:49
• 合計: 10:14

5:17 ミドリ池入口
7:41 7:54 白樺尾根・石楠花尾根・白駒池分岐
8:22 8:23 稲子湯分岐
8:44 8:50 ニュウ
10:10 10:10 稲子岳
11:32 11:45 中山峠・みどり池まで40分道標
12:16 12:17 中山峠
12:23 12:24 見晴らし台
12:33 12:33 中山分岐
13:11 13:12 ニュウ
13:16 13:29 稲子湯分岐
13:44 13:44 白樺尾根・石楠花尾根・白駒池分岐
15:31 15:31 ミドリ池入口
15:31 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

みどり池入口(唐沢橋登山口)駐車場
無料、トイレ無し
朝だけ駐車場内のみ一部凍結、他雪なし

コース状況／危険箇所等

駐車場〜ニュウまでは一般道ですが、このルートを使う人は少ないようです。大体古いトレースありますが、時々踏み抜き、樹木の枝を避けながら歩く区間が結構あります。

中山峠〜ニュウ分岐まではよく踏まれて歩きやすいです。

稲子岳はバリエーションです。
ニュウから行く場合トレースは殆ど無く、クライミングで下山用と思われるテープは所々にありますが、踏み抜き多数で樹林が密なところは要ルーファイです。
樹木と岩の間の穴が深いところがあるので近寄らない、落ちないように。
稲子岳山頂から中山峠までの方が古いトレースありますが、その上を歩いても踏み抜きしまくります。

写真

3/27 5:14

八ヶ岳にしてはちょっとマイナーな登山口っぽいけど、小屋泊かな、前日からと思われる車が5台程。
にゅう、稲子岳へはこの奥の橋は渡らず…

3/27 5:17

少し手前に登山口あり。
通行禁止ってあるけど目印も多く、特に危険箇所はなかったけどなぁ。

3/27 5:39

古いトレースは残ってる。
雪は深くても50〜80センチ位。
今回深さよりも頻度が問題😅

3/27 6:13

この先の分岐までかなりの間シャクナゲと針葉樹の枝に邪魔され、くぐって手で払い除ける動作が多くなる。
そして早くも踏み抜き始まり歩きづらい…。

3/27 7:42

シャクナゲ尾根分岐
予想より30分遅れ。やっぱり時間かかる😓

3/27 8:32

にゅう手前から最初の眺望。
手前に東天狗、奥は西天狗岳♪

3/27 8:33

富士山ぼんやり〜

3/27 8:33

雲海久々に見たような

3/27 8:34

ニュウ山頂までは緩やかな岩場
雪は殆どついてない

3/27 8:37

初めてのニュウ　2352m
固定されていない山頂標の板。
飛ばされないよう岩の下に置いとこ。

3/27 8:37

綿飴みたい

3/27 8:38

風強いのに寒くないって楽ちん♪
もうすっかり春だねぇ

3/27 8:55

で、ここから本番。
稲子岳への取り付きはどこだ？
にゅうから中山峠方面へ少し行った樹林帯に入ってすぐ左手に3つの赤テープがあった！

3/27 8:57

意外と急斜面。雪玉があちこちに落ちてる。この斜面の先から踏み抜き地獄の始まり…。

3/27 9:15

でもやっぱり雪のないところも。
ワカンのまま歩く。

3/27 9:28

テープはあるけどアテになる程はない。尾根通しだけどちょっとわかりにくい所も。

3/27 9:29

木や岩の穴の深いところがちらほら…。
真ん中の雪を足で叩いて崩れないことを確認して通過。

3/27 9:33

途中眺望あり
雲が取れてすっきり天狗岳

3/27 9:38

結構生い茂ってるので空間見つけながらのルーファイに集中

3/27 9:42

もう踏み抜きすぎて…。
最初はブツブツ文句言ってたけどだんだん諦めが…最後の方は淡々と引き抜く。

3/27 10:08

やった！稲子岳山頂！
木々に覆われたこの印のみだけど😅

3/27 10:08

およそ山頂っぽくないけどね…。
1人地味に喜んだ😂

3/27 10:25

このルートは天狗岳の展望台かのようによく見える〜

3/27 10:30

雲に浮かぶ奥秩父
(南アルプスかと思っちゃった、どこ撮ったか忘れてる😅ご指摘ありがとうございます)

3/27 10:31

稲子岳南側の岩壁はクライミングエリアだそうで。ここは登山者よりクライマーさんの方が多いらしい。

3/27 10:32

ここはまだ良かったんだけどね。
この先の樹林帯でまた踏み抜き地獄。
てか、この先が一番酷かった。
10歩続けて歩ければいい方。
抜いたらまた次の一歩ですぐハマる💦

3/27 10:32

天狗岳の斜面、ん、雪崩れた？

3/27 10:34

稲子岳の岩と雲海

3/27 10:55

途中トレースが分散してる、ルートはどこだ？と思ったらロープで降りるのね。ワカン付けたり外したりが面倒…。

3/27 12:03

中山峠の登りは等高線が密だった💦この日一番の急斜面。
雪は締まってステップあるのでピッケルは使わず。

3/27 12:07

ふー、、やっと中山峠
この前後で初めて何人かの登山者と会うようになる。

3/27 12:20

下山。ここからまたニュウへの分岐へ戻る。よく踏まれてて歩きやすい。

3/27 12:23

ここから見ると東天狗と西天狗がほぼ同じ大きさに並ぶ

3/27 12:24

この日は1日雲海でした〜

3/27 12:24

さっき歩いた稲子岳
反対から岩壁見たいなぁ。一昨年天狗岳行った時は気づかなかったんだよね😅

3/27 13:05

手前が稲子岳。その奥、東天狗の左は根石岳かな？

3/27 13:45

一番中途半端な高さの倒木。
私は足短いので這いつくばってくぐる。
この後スマホのコネクタに水が入ったと表示されて充電できず。写真無し😢

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

えっちゃん

前日どの山も雨だったこの日、悩みました。
人のいないマイナールートは踏み抜き酷いだろうなぁと承知の上でこの稲子岳にしました。
雪山のあらゆる状況を一通り経験しておきたいというアホな理由で😅

そもそも稲子岳の存在を知ったのは今回で初めて。久々の北八ヶ岳だし、調べたら過去に僅かだけれど一般登山者で歩いてる人はいる。条件ぴったりじゃない😅

案の定、数え切れないほどの踏み抜き。トレース跡の上でも落ちる落ちる。湿り雪だから余計抜きづらい。
流石に防水の冬靴もゲイターも限界値超えたようで靴下までしっかり濡れちゃいました。

残雪に踏み抜きは付きものだけど、代わりに足の抜き方のコツがわかったような。
踵周りの雪を手で掻き出し空間を少し広げればわりと抜けやすい。でもワカンの縁に根っこなんかが引っかかると厄介だけど…。
無理な体勢で掘り出すので何度もお腹が攣りそうになったり😅
あと踏み抜きの角度が悪いと足首捻りそうだったり。
これ1人だと抜けない時焦りますね💦

いやはや、疲れたけど稲子岳は良い経験になりました😊