真っ白な硫黄岳と快晴の赤岳-ようやく行けました
- GPS
- 27:24
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 2,196m
- 下り
- 2,189m
コースタイム
6:15美濃戸口-7:05赤岳山荘-9:05赤岳鉱泉9:30-11:10赤岩の頭-11:30硫黄岳-12:40赤岳鉱泉13:00-13:35中山展望台-13:50行者小屋
9日
6:40行者小屋-7:40地蔵の頭-7:50赤岳展望荘-8:30赤岳8:45-9:25文三郎尾根分岐-10:00行者小屋10:50-12:00美濃戸山荘-12:40美濃戸口
天候 | 8日:晴れ後曇り後晴れ(山頂はガス) 9日:快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
凍結した途中残雪路もあるのでスタッドレスタイヤは必要。 美濃戸口の駐車場は100台くらい?500円/日 美濃戸まで入るに四輪駆動車+チェーンが必要です。 実際には、スタッドレスのみの車や、四輪駆動車で四輪チェーンの車などありました。 美濃戸まで歩いて思いましたが、チェーンをつければ美濃戸まで行けたように思えました。 (前輪駆動車で4本スタッドレスタイヤ、前輪用チェーン常備) とはいえ、やはり四輪駆動車以外は入るべきではないと思いました。 引き返す為に転回するような場所もありませんし、他車にも迷惑ですし。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは美濃戸口と美濃戸にありました。 人気の山域だけあって、しっかりとしたトレースが出来ています。 ただ、稜線に出ると一部風に吹き消されている場所もありました。 ガスっている場合、硫黄岳からの下山路を見失わないようにしないといけないと思いました。 地蔵尾根、文三郎尾根は急坂ですので、滑落、落雪には最新の注意が必要です。 |
写真
感想
天気のよくなりそうな土日を狙っての八ヶ岳。
今年の目標でもある赤岳と、場所的に一緒に行ける硫黄岳を行者小屋泊まりで計画しました。
土曜日よりも日曜日の方が風が弱そうだったので、土曜日に硫黄岳、日曜日に赤岳としました。
8日
自分の車で美濃戸までいけるとは思っていないので、迷わず美濃戸口に駐車して歩き始めます。
ショッパイ林道歩きが続きますが、赤岳へ登る儀式みたいなものと割り切って歩きます。
時折横を追い越していく車を羨ましく思いますが、あまり気にしないように心がけます。
赤岳鉱泉まではさほどの急登もなくダラダラ歩いて、飽きた頃にアイスキャンディーが現れ、到着です。
軽く休憩してから、硫黄岳に向けて出発。
今日の荷物は13kg。冬はテント泊をしないので、このシーズンにしては重めです。
久々で重いなぁと思いますが、山頂での展望を期待して頑張ります。
でも、上にあがるにつれて徐々に空は白くなっていきます。
あれ、今日は晴れを狙って来ているんだけど、、、。
ということで、硫黄岳山頂は真っ白。風が強いことは残念ながら予定通り。
写真だけ撮ってサッサと下山。
赤岳鉱泉まで下りて来たら、お約束どおりの晴天です。
まあ冬の硫黄岳は2回目だし、前回は快晴だったのでまあいいかと明日に期待して行者小屋を目指します。
途中寄った中山展望台はとってもいい眺め。
片道5分程度なので是非寄るべきですね。
行者小屋は着いたときはちょっと寒かったですが、寝るときにはかなり温かくなっており、寒さを感じることはありませんでした。
防寒ズボンやテントシューズなど着込んでいましたが、暑くて脱いでしまうぐらいでした。
9日
赤岳への急登を暗いうちから登る技量は無いので、明るくなってから出発です。
地蔵尾根で登り文三郎尾根で下るルートを選択しました。
地蔵尾根は急登が続きますが、小屋に要らない荷物を置かせていただいているからか調子よく登れます。
しっかり眠って充電完了しているのも大きいです。
やっぱり寝不足の一日目より、小屋でしっかり眠った二日目のほうが身体が楽な気がします。
樹林帯を抜けると一気に展望が広がり、期待通りの青空と大展望です。
稜線まで上がると更に広がり、気分は上がりっぱなしです。
お地蔵さんから山頂までの稜線歩きを楽しみ、山頂へ。
山頂含め同じような写真を何度も撮ります。
こういう天気に恵まれると、もう少しいいカメラが欲しくなります。
天気は快晴で、赤岳としては風も弱い方でしょう。
山頂での景色をしばし堪能して下山。
下山時は、登ってくる人たちがいるので、登り以上に注意が必要です。
途中、バリエーションルートを登っているクライマーを見かけましたが、あんな岩場を登っていくなんて凄いですね。
ちょっと真似出来ません。
まあ自分にあったレベルで楽しむのも重要ですし。
冬の赤岳は、目標の一つでした。
天気やトレースに恵まれての登頂ですから、赤岳に登れる技量が付いた!と喜べるものではありませんが、それでもやっぱり目標達成の喜びは大きかったです。
今回も満足満足。
次は何処へ行こうかな。
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