[大昔レコ]立山ー剣岳ー三ノ窓ー仙人池ー欅平
- GPS
- 48:30
- 距離
- 28.6km
- 登り
- 2,267m
- 下り
- 4,017m
コースタイム
8/29: 雷電9:00ー東一ノ越ー一ノ越ー雄山ー11:20大汝山(昼食)12:10ー真砂岳ー別山ー14:40剣沢小屋(泊)
8/30: 剣沢小屋ー5:50前剣ー7:00剣岳ー8:55池ノ谷乗越ー9:20三ノ窓(昼食)10:00ー(小窓王から小窓への下りで、ルートミスで1時間以上のロス)−13:10小窓ー池ノ平ー15:10仙人池ヒュッテ(泊)
8/31: 仙人池ヒュッテー仙人湯温泉(温泉の魅惑に抗えず、入浴休憩)ー阿曽原峠−10:10阿曽原ー水平歩道−14:10欅平
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
(現在は全便通過) 帰路:欅平から宇奈月温泉までトロッコ電車(乗車待ち長い)、 宇奈月から富山まで富山地方鉄道、富山駅より池袋駅まで夜行高速バス |
---|---|
コース状況/ 危険箇所等 |
・赤線ルートは不正確です(とくに前剣ー仙人池間)。 ・2013年現在、東一ノ越への雷電歩道は通行止のままで、 雷電バス停も利用できません。 ・当時は、仙人湯から阿曽原峠を通り阿曽原に真直ぐ下っていました。 (現在は、仙人湯から雲切新道、仙人ダム経由で阿曽原) |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
憧れだった剣岳北方稜線。
その一部だけではあるが、信頼できる山仲間と、二食付き小屋泊の軽荷で速攻登山。
当時は、今の私には考えられないペースで歩いている・・・。
もはや剣岳に登る可能性すらゼロと言ってよい私にとって、懐かしい思い出。
初日の雷電歩道から剣沢へは、それまでにも何度か歩いていた。
(トンネルバスのバス代をけちり、立山縦走のおまけも付くので)
スピードに緩急はあったかもしれないが、この日も順調なペースで歩いたようだ。
行動中の記憶はないが、剣沢小屋にシャワールームがあって驚いたのを覚えている。
(当時、風呂のある山小屋はあっても、シャワーは珍しかったかと)
二日目、別山尾根〜剣岳までサクッと登った。
剣岳山頂は、これまでで(その後も含めて)最高の眺望だった。
山頂から池ノ谷乗越まで、記憶をたどりながら慎重に歩き、
池ノ谷ガリーをさらに慎重に下って、三ノ窓で昼食。静かだった。
小窓ノ王を慎重に過ぎ、安全圏に出て小窓に向かう際に、ルートミス発生。
踏み跡に引き込まれて草付きの尾根を下ってしまい、
いざ雪渓の手前で岩場にはばまれて、再び登り返した。
大幅なロスタイムが生じたが、その後は問題なく仙人池ヒュッテに到着。
我々の他、この日の宿泊は1名、北方稜線の通行者はいなかった模様。
池ノ平に出かけた番頭さん?が、我々が径を間違えたのを見ていて、
心配されていたそうだ。
(我々が登り返したので、安心して小屋に戻ったと)
もう一人の宿泊者は常連らしく、おかみに人生相談?をしていた。
温かみのある、よい小屋だった。
三日目の朝、仙人池から裏剣の眺めに酔う。
あの景色は、今も目に焼き付いている。
ヒュッテのおかみに、道中長いので温泉に寄り道しないよう忠告されたが、
誘惑にまけて仙人湯で一風呂浴びてしまった。
現在と違い、仙人湯から阿曽原まで真直ぐ下り、あとは水平歩道を歩く。
黒部湖の水平歩道と違って、最初と最後以外は急なアップダウンの記憶がない。
対岸の奥鐘山の岩壁、岩をくり抜いた崖の道、雪渓の沢をくぐるトンネルなど、
それなりに変化があった。
風呂休憩の遅れをほぼ取り戻して、欅平駅に到着。
トロッコは混んでおり、確か1時間以上待った。
これがダメ押しとなって、終電に間に合わないことが判明。
とりあえず富山に出て、銭湯&打ち上げの後、夜行バスで東京へ。
以上、片付けをしていたら昔の写真とメモが出てきたので、
自分の備忘録として記録。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する