春の西丹沢・ミツマタパラダイス散策(浅瀬入口〜ミツバ岳〜世附権現山〜二本杉峠〜中川温泉)
- GPS
- 04:46
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,321m
- 下り
- 1,298m
コースタイム
- 山行
- 4:08
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 5:17
天候 | 晴れ一時曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(復路)中川温泉入口バス停より新松田行きバス ・上記いずれもバス片道運賃900-1,000円程度(交通系IC カード利用可)、当方は「西丹沢温泉セット券」利用(大人2,400円;往復バス代+中川温泉エリア3浴場の日帰り入浴券付き) → 復路券は宮原入口までフリー乗降可の上、入浴料金が実質5-7割となり、オトク感あり![但し新松田バス乗り場の窓口のみで購入可、現金のみ] |
コース状況/ 危険箇所等 |
・気温も上がり、そろそろヤマビル活動期に入るため、靴下上部に歯磨き粉+身体の露出部へ虫除け塗布、ゲイター着装と万全のヒルファイト態勢で山行開始(ここ数日、乾燥した晴天が続いたお陰か、この日は実際のヤマビル攻撃やカマ首姿出現はナシ;ホッと一息…) ・滝壺橋の登山口からミツバ岳、その先の世附権現山までの区間(山と高原地図では破線記載)、出だしがかなりの急登ながら、踏跡明瞭、マーキングや境界標識も多数、道迷いの心配ほとんどナシ ・世附権現山〜二本杉峠の間、短いながら右側のガレたヤセ尾根区間あり、通行注意 ・二本杉峠から細川橋への下降路、前半は細いトラバース路が続き(途中、一カ所ロープ付きのルート崩壊地高巻き区間あり)、ミツマタ等に見とれてスリップせぬよう注意… |
その他周辺情報 | ・中川温泉エリアに日帰り入浴可能な温泉旅館など複数あり(温泉セット券では,屬覆療髻↓隠れ湯の里・信玄館、5山亭やまぶきの3ヶ所で入浴可;,里澪粘鵑蠅離丱皇笋「中川」となるので注意されたし) ・当方はバス停から最も近い△貌浴(通常の日帰り入浴料金1,000円;日帰り客受付17:00まで、高級感ある温泉旅館で浴室・洗い場も広く満足度高/入口で要検温・手指消毒/露天風呂・岩風呂・サウナ・土産品コーナーなどあり) |
写真
感想
先週のバカ尾根登り〜表尾根縦走のダメージもようやく癒えた週末、春の陽気と好天予報に誘われ、2週続きの丹沢へ。今回はハイキング飢餓状態(?)のムスコを連れ出し、期限切れ間近の小田急株主優待券を目一杯使って、早起きし朝5時台の出撃です。早出には理由があり、新松田には西丹沢行きバス初便の約30分ほど前に到着。何とか座席を確保しましたが、春のお花見ハイクのピークシーズンである今の時期、バス発車間際の到着だと登山口まで約1時間余り、立ちんぼの辛い乗車となります。予想通り満員盛況の初バスの乗客をかき分け、最寄りの浅瀬入口バス停で降り立ったのは意外にも少なく我々含め2組4名。「ミツバ岳ですか?」「そうでーす」「なら安心です…」と声を掛け合いスタート。結局このお二人とは、最後の細川橋登山口近くまで、ほぼ見えつ隠れつの距離でご一緒する形となりました。先週バカ尾根で聞き込んだ情報でも、この時期そろそろヤマビルも活動開始する頃かもと思われ、靴下回りに歯磨き粉+虫除けスプレー噴射、更にはゲイター着装と、やや過剰と思われるぐらいの防御を固めて出発します。
コース中詳細は本文・キャプション記載の通り、エアリアマップでは「破線」扱いの世附権現山までの区間も、登りが急で息が切れたものの踏跡しっかり、くっきりで安心して歩けました。お目当てのミツマタの方は、さすがにここ数日の暖気で花盛りは過ぎたものの、まだまだ白に黄色の可愛いポンポンの花々は健在。顔を近づけるとほんのり甘い香りも楽しめ、ミツバ岳山頂付近はさながら桃源郷の雰囲気。山頂西側からは、先週より残雪が増えたように見える富士山もしっかり仰ぎ見られ、親子揃って大満足です。
ここで引き返しても良いぐらいでしたが、さすがにそれでは先週のリハビリハイクにしても楽すぎ、ということで、引き続きミツマタゾーンを楽しみつつ尾根をアップダウン、午前11時過ぎには展望控えめの世附権現山到着。頂稜の広場から少し離れた山頂標識で記念撮影の後、広いベンチで他のハイカーと距離を取りつつランチタイム。元気回復して帰路はややルートの細いトラバース気味のルートを辿り、細川橋経由、お楽しみの中川温泉での日帰り入浴へ。下界に降り立つと、サクラも散り初めたこの日ははや初夏の陽気にて、半袖Tシャツにて日射しを避けつつ、自動販売機のジュースでノドを潤し舗装道を進みます。程よい時間に雰囲気ある隠れ湯の里・信玄館へ到着、まだ日帰り客も少ない午後2時前から、露天やサウナも含めて高級感あるお風呂をしっかり味わい、帰路のバスも何とか座れて早くも親子揃って爆睡。ちょうど開店時間の新松田駅前の居酒屋でリバウンド覚悟!?のプチ打ち上げと夕食を済ませ、家路につきました。
この日は小田急の株主優待券に加え、バス+温泉のセット券も初使用して、オトク感・お手軽感タップリの日帰り父子ハイクが満喫できました。打ち上げの居酒屋での飲み食いでかなりのリバウンド!?はあったものの、適度にシェイプアップも出来て、両脚の筋肉も少しずつ「夏山仕様」に仕上がりつつあります。次週は季節外れの台風の接近も予想され、丹沢など首都圏近郊の中低山は、花のピークシーズンから “ヤマビル・パラダイス” の汗ばむ季節に入りそうです。日も長くなり、今後はそろそろ雪の消えた西上州などの名山へターゲットを切り替えて、もう少しロングの日帰りハイクを企画しようかと思い直した我々親子でありました。
[2022年4月10日記録作成]
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