雁戸山〜南雁戸山〜名号峰 笹谷峠から遠刈田温泉へ
- GPS
- 09:36
- 距離
- 27.0km
- 登り
- 1,608m
- 下り
- 1,890m
コースタイム
- 山行
- 9:01
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 9:36
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
遠刈田温泉から仙台への高速バスは最終17:02と早いので注意。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雁戸山の登りは今回は堅雪(ほぼ氷結)だったので安定していたが、今後はグヅグツとなると無理か? 雁戸山下りはだいぶ雪が融けて危険度は少ないがブッシュをつかむとトゲの低木あり(翌日手が痛いので見てみたら中指に8mm位のトゲが刺さっていた) ※雪焼け注意 翌日真っ赤になっていました。(日焼け止めクリーム忘れていた) |
その他周辺情報 | 遠刈田温泉 神の湯\400 もう少しぬるいと長く入っていられるんですが、15分も入るとヒートアップする。 |
写真
装備
MYアイテム |
kamisugirunner
重量:0.55kg
|
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個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
靴下
グローブ
アウター手袋
雨具
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
行動食(おにぎり3個ジェル1個)
非常食
飲料500cc
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
ツェルト
カメラ
ポール
エマージェンシーシート
エマージェンシーヴィヴィ
|
感想
雁戸山と南雁戸山、仙台からも山形からもきれいな双耳峰が眺められる。
今なら残雪期の山が楽しめるだろう、いや気温が高いので今季最後かもしれぬ。
予定ルートは笹谷の関沢ゲート前から出発して、雁戸山・南雁戸山・名号峰から刈田を目指して澄川スキー場に下る。ただし、高速バスが遠刈田17:02発なので、間に合わない場合は名号峰から峩々温泉に下る。
いざ出発、関沢ゲートのは少し遅く到着した。すでに車が2台停まっている。出発前にもう1台車が来た。山形神室に行くそうだ。その人は先週は雁戸山に登ったそうだ。(あまり細かなことは聞かぬように...)
夏道ではなく尾根を登るが、どこが尾根かわからぬ! GPSで確認してゲート前の藪尾根を登る。10分も登ると藪も薄くなり、踏み跡も確認できた。さらに歩くと残雪が出てきて、ここからはチェーンスパイク装着。さしょの送電塔の下を潜り抜けしばらく上ると雪面の急登が出てきた。アイゼンに換装するか迷ったが、右のブッシュを登ったが、素直にアイゼンにすればよかった。この急登を登り終わると後はなだらかな雪面となる。
カケスガ峰到着、不思議な名前ですね。旧電波反射板の作業小屋が残置されています。(避難用に置いてあるのか? 窓ガラスは割れていて狭くて避難には向きません)
いよいよ核心部の雁戸山、一体蟻の戸渡とはどのようなものなのか?
麓から見ても急峻に見えるが(どちらかというと南雁戸の方が)
蟻の戸渡に下る少し前にアイゼンとピッケル準備 テンション急上昇
左は底なしの斜面、右はほぼ垂直のブッシュで暗い。
風が少々強く(8m〜10m)あり、あおられないか心配だ。
中間部までは簡単に見える。上段は良く見えない。
雪面は固くすでにステップができていて、蹴りこみは不要だ。(固くて不可)ピッケルホールもあるので差し込む。(これも新しく差すのは不可)
風があるので蟻のように低姿勢で進む。中間部では少し傾斜が緩いので写真を撮る余裕があった。
上段は中間部よりも傾斜きついが、同じようなな雪面なのでとにかく慎重に登る。ここを登っても雁戸山山頂ではない。もう少しいかないとだめだが簡単である。でも、高度感は半端ないかな、左の斜面を覗くと、おぉ〜モーレツ、右の崖は暗いので趣味でないので覗かなかった。
ここから南雁戸であるが、下りも急勾配であるもののブッシュと夏道が出ていてあまり難しくない。それよりもブッシュつかみで降りることになるので、ところどころに生えているトゲの低木である。トゲの長さが1.5cmくらいありつかむと危険。(といっても斜面が不安定でつかむしかない)
翌日中指が痛いので見たら8mmくらいのトゲが刺さっていた)
南雁戸の登りはアイゼン履いていれば問題なかった。
八方平への下りは、少し斜面の勾配があったのでアイゼンのまま下った。
下りきったところの雪が無いところでチェーンスパイクに換装。
少し歩くと避難小屋に到着した。内部はきれいに整備されている。
灯油ストーブがあるので、油持参で泊まるのも良いですね。
ここから名号峰の登りだが、山頂手前のブロックが崩壊しているので、樹林帯に巻くしかない。ここもチェーンスパイクで通したが、アイゼンを履くのがセオリーだろう。(その方が結局楽)
名号峰11:40着、だいぶ雪の状態が軟雪となっているので、刈田まで3時間はかかるだろう。そうなると澄川スキー場4時くらいで、バスに間に合わない。
...ということで、峩々温泉分岐から峩々温泉に下ることにした。
しばらく歩くが、夏場に見る標識が無い。GPSで位置を確認して進む。
残雪期にこのルートを通ったことが無いので、GPSと地形で判断して進む。濁沢にはまると大変なので谷にはあまり近づかないようにしよう。
だんだんと樹林帯に入り、あまり地形が良くわからない。GPS頼りだ。
途中の紅葉平・峩々温泉分岐の標識も発見できなかった。
ここから右に下り始めるが、最後の下りに沢があり最初右岸を降りてしまい、水の流れている沢を恐々歩き、左岸にわたり夏道に出た。
その後は、土が露出している夏道なので楽勝であった。
峩々温泉登山口到着、フキノトウを少し採取して、この後どうするか?
タクシー呼ぶと楽であるが、バスまで時間があるので歩くことにした。
エコーラインからはrunで行くことにした。アンダーウェア袖まくりで
濁川の橋にある鳥居に到着、ヤッター!
ここからは遠刈田温泉まで歩き、神の湯に入った。湯上りはやっぱり生ビールです!!!(1杯では足りねぇ〜)
17:02予定通り仙台行き高速バスに乗りました。
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