巻機山・牛ヶ岳〜大兜山縦断滑走 清水IN野中OUT


- GPS
- 11:00
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 2,172m
- 下り
- 2,455m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪山 |
写真
装備
備考 | テレマークスキー 1人、アルペンスキー 4人、スプリットボード 3人、 |
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感想
巻機山は今回で3回目。
初めては2011年6月震災の年、地元の山の会で大先輩方とブヨに襲われた残雪残る日だった。https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-115177.html
二度目は今の山岳会に入り新人3人で米子沢を遡行し山小屋で夕食中御嶽山が噴火した事を知った2014年9月27、28だった。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-520771.html
両山行共に中々思い出深いがそんなの吹っ飛ぶくらい8年振りの巻機山はアチー日となった。
本来は前週の4月3日に巻機山〜牛ヶ岳滑走し大兜山に登り北面滑走する清水〜中野ルートに行くと聞き恐れをなしてキャンセルしたのだ。
今年の山スキーのメインイベントの一つみたいな事を言っていたので翌週の4月10日はゆるい系かと思い、8日辺りに今週どこ行くのか訪ねたら先週天気問題で浅草岳に転戦したから今週こそ巻機山〜大兜山だと答えが帰ってきた。(おわた)
流石に2週連続聞いといてバックレる訳には行かず意を決して参加する事になったのだ。
メンバー8人車3台
野中に車を1台デポして2台で清水に移動、山行開始!
気温が高いので始めから海パンCWX姿で水は2リットル強担ぎシールで巻機山まで登る。
登り始めから超人軍団のハイペースにぶっちぎられ限界ハイク!心折れそうな巻機山山頂で、デラりんリタイヤ宣言!一人で危ないのと車のディーラーに納車の電話したいという理由でマコトさんも降りるということで米子沢を滑走する二人とはここで別れた。
自分も迷ったが皆んなが優しく?見守ってくれると言うので頑張ってみる事にする。
牛ヶ岳からの滑走はウェアー着ないで海パン姿で足攣りまくりのストップスノー拷問ライド!ボトムまで降りないと森で五十沢(永松沢)のスノーブリッジの様子が見えず凄い不安とも戦いながら沢へ降りるとスノーブリッジがしっかり有ったので滑り渡った。詰めるルンゼは遠くから見ていたよりイカツクは無く序盤のデブリ帯は固くシール&クトーで登った。途中水場が有り500cc一気飲みしデブリ帯を抜けると腐れ雪となり次々とメンバーのシールがダメになり、新品シールのロシ隊長と自分以外はツボ足シートラで大兜山に登った。シートラの方が早いと思う。
大兜山で記念写真を撮り滑走開始。左右にあるタキ沢とシロト沢に入らぬよう滑り最後はロシ隊長のルーファイで雪を拾いタキ沢とシロト沢の出合い直上に出た。
先駆者達の記録がうる覚えで左岸と右岸で迷っていると先行隊からトランシーバーで登山者がタキ沢を渡渉しているとのこと。大兜山から有ったピストン登山者のトレースの持ち主だった。この方に聞くと朝は飛石で渡れたが帰りは雪解け水で増水気味となったらしい。どう見てもじゃぶじゃぶは免れないので今年2月に買ったばかりのバートンツーリストをタキ沢に水没させる事となった。流石にバックカントリーハイクに特化させているブーツでビブラムがきっちり効いて転ばず渡れた。
最後は堰提に降りここから林道を歩いて帰った。
スキーチームはシール着けずスキーで、スプリットボードの3人も健太郎くんはシール無しスキーモード、源さんはワンフット、自分は色々試したがスキーモードシール無しが一番早いと思った。ただそれをやるスキルが無いので練習必要だなと思った。デブリのトラバースが怖い。
そんなこんなで野中に着くと先に米子沢を滑走したデラりんとマコトさんが車2台配車してくれていたのですぐ帰宅準備することができた。
感謝です。
11時間18キロの山行は厳しい分達成感が有りました。
ピッケル、アイゼン未使用。シールで頑張るならウィッペット必要。何度か滑落停止に使った。シャバ雪だから大したこと無い状況だったが。
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