笠ヶ岳
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan.png)
- GPS
- --:--
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 2,328m
- 下り
- 2,328m
コースタイム
10:00 笠新道入口 10:09
11:00 h1736m 11:11
11:55 h2000m草付 ―
12:25 h2100m 12:35
13:52 杓子平 14:06
15:17 笠新道分岐 15:25
16:41 笠ヶ岳山荘 17:49
18:00 笠ヶ岳 18:21
18:30 笠ヶ岳山荘 5:54 (宿泊)
6:54 笠新道分岐 6:58
7:27 杓子平 7:35
8:06 h2270m 8:16
8:40 h2000m草付 ―
9:42 笠新道入口 9:52
10:50 新穂高温泉
天候 | 晴れ(暑い) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
杓子平から上は残雪多く危険! 10本歯以上のアイゼン必要! 安全の為にピッケルも必要です! おっくうがらずにアイゼンを着けストックからピッケルに持ち替えてください! 重い雪は滑ったらストックでは止まりません ピッケルでも止まるかどうか疑問の重い雪です 実際に 「杓子平」の下りでめんどくさがりアイゼンを着けないで下ったら 30m滑り落ちて岩にぶつかり止まりました 怪我は軽い擦り傷数箇所ですみましたが怖い思いをし反省もしました! |
写真
感想
雪まだ残る笠ヶ岳へ行って来ました
松本ICから安坊トンネル(普通自動車750円)を抜けて64K1時間30分で新穂高温泉に到着
登山者用だか市営とか言われる無料の駐車場への看板は無く下調べして行った方がいいです
「深山荘」の対岸にあるので深山荘を目指せばいいかと思います
梅雨の晴れ間に当たり空は快晴で登山日和
駐車場で仕度をしていると暑い・・・・
今日は残雪もあるので短パンはダメなので長ズボンで出発〜♪
笠新道まではゆるい登りの林道
暑い・・・・・
風が全くありません!
嫌な汗が出る
暑さで気分が乗らなく1時間の予定が10分オーバーして笠新道入口に到着
ギャッビー(キムタクが宣伝しているスースーする塗れティッシュ)で首周りを拭くと気持ちいい♪
笠新道は急です!
石ころの転がる歩きにくい登りにダレル・・・・
1時間歩いても風が吹かずに暑さ倍増! 休憩の時にズボンの裾を外して短パンに
標高2000mの草付を過ぎる頃から残雪が現れ穂高連邦が顔を出し
「槍が見えてきた」と指差すまるちゃん
?あれが槍ヶ岳?
この角度からだと大槍が少し右に曲がって見えていつもの槍ヶ岳と違うように見えた・・・
「槍じゃないんじゃないの」なんて思いながら登る
未だ風が無いので暑さで辛い登り
標高2100mで休憩していると右から轟音が鳴り響く!!!!!!!
「戦闘機だ」とまるちゃん
上を見ても戦闘機なんていないけど轟音は近づいてくる
視線を下ろすと目線の高さに戦闘機が飛んでいる!!!!!!!!!!!!!!
低い!
こんな高度で飛ぶんだ〜〜〜〜!
訓練かな?
「どこかで核を積んだアメリカ機が落ちてスクランブルがかったんだよ」ってまるちゃん
ミッドナイトイーグルか!!!!!!!!!!
と突っ込み休憩終わり〜♪
杓子平へ降りる道に変わると展望が開けて笠ヶ岳が見えてきます
杓子平の底でアイゼンを履き残雪ある大きな雪渓を登ります
ここには雪の上にマークが付いていて目印になりますが下からでは少し見えにくく
マークを探しながら登ります
斜度も急でジグザグに登って行きました
距離も長く疲れます
(残雪のルートは、後で軌道を見てみると夏道よりかなり右に巻いて歩いて行くようです)
ちょっと緊張する斜面を登りきると笠新道分岐です
アイゼンを外して双六岳に伸びる道を右に見て笠ヶ岳に向かいます
ここからは尾根歩きで笠ヶ岳を見ながらの歩きですが
目指す笠ヶ岳はまだまだ遠い・・・・・・
少しのアップダウンを繰り返し最後の残雪を登れば笠ヶ岳山荘です
受付を済ませると「今日は空いているから貸切りで使ってください」と小屋の人
嬉しい〜♪
思いっきり着替えも出来るしゆっくり眠れる☆
夕食は5時から小屋に着いて直ぐでした
高所にしては上手に炊き上がったご飯がとても美味しかった
唐揚げはやわらかくこれも美味しく頂きました♪
食事が終わって「頂」に向かう
6月は日が長く19時でも明るい
小屋から11分で到着
静かな山頂でマッタリ360度の大パノラマを満喫
暮れて行く空がうっすら赤くなり始める
小屋に戻りストーブに薪がくべられてゆったり飲む
翌28日4時30分に外へ
登る朝日に空が赤く燃えていました
美しい光景
気温は6度でも寒くはなくゆっくり見入る
朝食を済ませて下山へ
クリヤ経由での下山も考えていましたが
やはり槍穂を見ながら下りたかったので往路を戻りました
杓子平の残雪の下りアイゼンを履けば良かったのですがかかとのキックステップでも
思うように雪に食い込み下れる
私はまるちゃんが作ったステップに乗り下る
でも男性の歩幅と私のでは幅が違う
3分の1くらい下ったところで滑った
「あれ!どうやって止めるんだっけ?」なんて小パニック
前を歩くまるちゃんが「止めろ!」と叫ぶ!
「ストックを突き刺せ」と怒号が鳴る
でもわからない・・・・ピッケルじゃないし・・・
と止められない私を見てまるちゃんが滑って助けに来たけど追いつかない
残雪の重い雪でも斜度があるとぐんぐん加速していきます
ここは崖に落ちると言うことはない大きな谷ですが恐怖を感じました
残雪の中に解けて露出した岩にぶつかり止った・・・・・
と上から滑ってくるまるちゃんも止まらない!
岩にぶつかる!!!!
と岩にぶつかる瞬間に両足を曲げて
岩を両足で思いきり蹴飛ばして止まった
うまいやり方があるんだ
運動神経の無い私には無理かな・・・・
「怪我は?」と凄い形相で言われ確認
骨は大丈夫みたいで普通に歩けました
ぶつかった岩でアイゼンを履きました
事故当初は興奮していて怪我の判断が出来ない可能性があるからと
10分置きに怪我の確認
擦りむくヒリヒリ感はありましたが歩行に支障無し
笠新道入口に無事に戻りました
駐車場で着替えて擦りむいた箇所が多数あったので温泉は入らず帰路へ
登りでは短パンになりましたが下山は長ズボンにして良かった♪
実は登りでの事
まるちゃんも暑さに負けてズボンの裾を外しました
杓子平の残雪の急な登りで少しふらつきアイゼンの歯で
タイツをカギ裂きふくらはぎを浅く刺してしまいました
山で短パンは危険ですね
でも暑いときは快適です
笠が岳は雪のない時期に日帰りしたことがありますが、
残雪期に宿泊でいつか、なんて考えていましたが、やめておきます。
コメントどおり、トラバースの部分なんて、トレースあってもずるっと崩れるでしょう。その場合、バランス崩したら、、、、、。
考えただけでも恐ろしいです。
ご無事で何よりでした。
Y-chan
重い雪なら滑っても止まると安易に考えていました
斜度があると加速して滑り落ちました
今、思い返しても恐怖が襲います
擦り傷ですんだのが奇跡のように思いました
日焼け防止の為に長袖シャツにグローブをしていたのも良かったかと思います
滑った本人はいたって元気で「滑り体験」を楽しそうに
友達に話しています
笠ヶ岳を日帰り・・・凄いです
僕は登りでだけではてました
この時期が一番歩きにくいですネ斜度があるところは
アイゼンも効かなくなりますし
雪原は歩きやすいためそのまま雪渓にはいってしまいますから
私も滑落はないですが滑ってピッケルで宙ぶらりんは
何度もありました。
重い雪は突きストックを刺しても止まりません
さちが滑りだしすぐに滑って助けに行った僕も簡単には
止まりませんでした
人ってとっさの時は変な行動をします
滑って止まらないさちはうつ伏せから
斜面に座った状態になり
仰向けになって最後は横になり岩にぶつかり止りました
本人いわく何がなんだかわからなく何もできなかったそうです
訓練不足でした
satiちゃん♪
ma-ruちゃん♪
笠ヶ岳、笠新道を往復されたのですね。
写真で様子拝見しました。雪の下りは怖いですね。
花の咲くころばかり歩いているので。緊迫した場面
本当に慌てますね----。
夏休み裏銀座ー登っていない山廻って、抜戸岳から
笠新道へ下ろうと思っています。
そのころは雪がないから。 minnie
夏休みは
その頃は春とは違ったお花がたくさんでまた楽しみですね
徐々に花の名前もおぼえていますが直すぐに忘れてしまう・・・
裏銀座は楽しい思い出がありまた歩きたい道です
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する