針ノ木岳 ◆BCに惹かれた日◆
- GPS
- 05:37
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,491m
- 下り
- 1,494m
コースタイム
天候 | 晴れのち高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝4:30到着は余裕でしたが、昼の下山時はほぼ満車でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般に雪はシャーベット、朝(下部)はそこそこ締まって歩きやすかったですが、陽が当たってくると一気に緩んできました。特にマヤクボ沢(頂上直下)は日の向きなのか早朝でも緩んでおり、ピッケル・アイゼンワークに気を使いました。 |
写真
感想
この冬すっかり嵌まってしまった大町エリア(後立山連峰南部)。これまで「扇沢開通」も特に興味がなかったのですが、「爺ヶ岳南尾根」とか「針ノ木岳」とか、このときを待ちわびてというレコがたくさん上がっています。雪渓歩きの魅力と、レコの眺望に魅せられ、初めての針ノ木岳へ。
扇沢開通後最初の週末となった先日の土日は早朝でも駐車場が満車だったようですが、平日の今日は問題なく停められました。ヘッデンなしで朝5時にスタート。
しばらく林を進んだのち、雪渓へ向かって沢沿いを行きますがコースはスキーの跡が多く、BCの人気の高さが伺えます。
堤防をいくつか越えて進むと、いよいよ雪渓に入ります。(白馬なども含めても)これまで雪渓を歩いたことがなかったので、その広い世界を味わいながら歩きます。マヤクボ沢と針ノ木峠の分岐に来ると、右の斜面(=マヤクボ沢)へ足を向けました。広い雪面にはスキートレースがいっぱい。今日は平日&早朝で誰もいませんが、先週末はさぞかし賑わったことでしょう。スキーで滑り降りるには格好の斜面も、アイゼンで登るにはキツい坂です。何度も何度も息を整えて進んで行くと、ハイマツの中、ライチョウに会うことができました。
予定ルートよりも直登気味に登頂、誰もいない山頂で360°を見渡します。他の方のレコでも拝見していましたが、本当にここからの眺望は素晴しいです!槍穂高から水晶、赤牛、薬師。そして堂々たる立山、劔。北に目を向ければ後立山の白馬三山や鹿島槍など。
稜線を東に進んで針ノ木小屋まで、ここから再び雪渓を下ります。マヤクボ沢に比べると斜度はきつくなく、雪の沈み込みもほどよく、グングン下りました。
マヤクボ沢との分岐まで下りると、BC装備のソロ男性さん(おそらく私よりはご年配の先輩)が休んでいらっしゃったので、お話させていただきながら、以前から興味のあったBCスキーのことを伺わせていただきました。シールのことやブーツやビンディングのしくみも丁寧に教えていただきました。かつてはゲレンデスキーヤーだったけれど、山スキーを始めてからはすっかり嵌まってしまったとのこと。ベテラン先輩曰く「世界が広がりますよ」。
さらに降りていくとやはりBCスキーで登ってこられる、こちらも私より先輩と思われる精悍なベテランさん。小谷村から来られたという氏曰く「自然との対話だから面白いよ」。
BCスキー、かなり興味が湧いてきました。来シーズンはそのセカイに足を踏み入れてみようかな。
yoisaさんが手をつけられたら鬼に金棒ですね✨お待ちしております☺️
お話させていただいたお二方(ともに私より人生の先輩)、それぞれとても楽しんでいらっしゃる表情が印象的でした。
山好き
雪山も好き
スキー(ゲレンデスキー)も好き
だったら、始めない理由がないでしょうか?半年かけて研究・準備してみます
踏み入れた折には、ぜひご指導を!
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