西穂高岳 小鍋谷
- GPS
- 09:38
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,667m
- 下り
- 768m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
Oさんにお願いして、tsubuanneさん、今回本格的なアイゼンピッケルデビューのM君と一緒に小鍋谷から西穂に向かう。前週の日曜日、BCで小鍋谷へ向かう計画があったが予定が重なってしまい行けず。昨年、小鍋谷を徒歩で下って以来、一度はスキーで滑ってみたいと思った谷に、当初は私だけスキーで同行させてもらうつもりでした。
が、前日の野谷荘司でご一緒した先輩方に聞くと「やめておけ」の一言(^^; (お二人共前週にBCで小鍋谷に入っている)。前日のBCでスキーもシールも汚れてしまったこともあり、今日はみなさんとご一緒してアイゼン歩行で向かうことにした。実際入ってみると、林道は雪が消えていてシール登高できない、堰堤の横は滑落しそうな嫌な雪の付き方、昨年は雪が消えてブッシュになっていたノドの付近は、雪がベッタリついていて雪壁、小鍋谷全体が昨年とは大違いでデブリあり落石ありクラックあり…。とても私の手に負えるような谷ではなかった。
ノドの付近でアイゼン装着。昨年のことを思うと、歩きで登るにも今回はハードルが高い。同じ谷とは思えないほど慎重に、滑落に終始注意しながら登ることになった。初めてのアイゼンピッケルとなったM君にはなかなかパンチの聞いた登山となったと思うけど、これがOさんの鍛え方(笑)後々身に付く貴重な体験になるはずだから頑張って!
当初は2峰から少し下がったなだらかなコルから稜線に乗り上げるつもりだったが、休憩後にちゃんと確認をしなかったため、4峰と5峰(5峰と6峰かも)の間のコルに乗り上げることになった。稜線直下はなだらかではあるが雪が消えてハイマツ漕ぎ。その下方は不安定な岩が半分露出している斜面で気を使った。稜線の登山道にやっと出て一安心。しかし雨が降り出して、疲れもあるので安全のために下山はロープウェイを利用。乗車したロープウェイからは、登った小鍋谷の全容が真正面にみえる。いやいや〜よくあんな所登る気になるよねと、呆れるような感無量なような…(^^;
バリエーションは楽しい。雪山は本当に楽しい。けど、雪が解け始めると顔を出すハイマツと高山植物。そこに出くわすと大切なものを荒らすことになってしまう。季節を決めて期間を定めて、節度をもって臨まなくてはと自重するこの頃です。
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