丸山・槇寄山・三頭山
- GPS
- 05:34
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,309m
- 下り
- 806m
コースタイム
- 山行
- 4:35
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 5:30
天候 | 晴れのち時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
武蔵五日市駅09:00発~笛吹入口09:45着西東京バス・五10 数馬行1番のりば |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所なし。 実測EK度数29.72。日帰りとしてふつう。 |
その他周辺情報 | 数馬の湯880円 |
写真
装備
個人装備 |
マスク 長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ(軍手) 防寒着 雨具(カッパ・帰りの傘) 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 筆記用具 保険証 携帯 サングラス タオル トレッキングポール 箸 カメラ 携帯バッテリー サブバッグ 水2.0L (行動1.0 調理0.5 予備0.5) 着替え 老眼鏡 近視眼鏡 大多摩温泉スタンプラリー アミノバイタル
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共同装備 |
クッカー・ストーブセット ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 熊避け鉄砲 双眼鏡 心拍数計 カメラ胸部固定具 カメラ用充電ケーブル
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感想
さて今日は。まだ歩いたことのない笛吹(うずしき)から笹尾根に上がる。さほど急登でないのに息があがる。やはり、週末2回3週間開けると最初の30分が辛い。序盤で色んな花が咲いていたのが幸い。ニリンソウは、花も葉もニリンソウなのだが、何故か1輪しか生えていないのが不思議だった。
今日の上りの半分を終え、丸山に立つ。前も来たことがあるはずなんだが、記憶にない。取って返して笛吹峠へ。この辺りも記憶にない。家に帰って記録を見たら、山を始めた初期に来ていた。今日と同じゴールデンウィークだった。山を降りて泊まれるところを探して1泊し、翌日再び縦走したのだった。その後ももう1泊し、結局2泊3日でこの辺りを歩き回ったんだった。いい日だったなぁ。
で、今回は笹尾根をもう少し先へ。数馬峠から西を望む。気持ちの良い尾根が続く。多少のアップダウンはあるが、平坦で若干の上り。トレラン向きだと思う。そういえば今日はトレランに出会わない。武蔵五日市駅やバスには結構トレランいたけれど。
槇寄山に出る。ここで昼食にしようと思ったのだが、先にテーブルベンチを占拠していたグループがタバコを吸っていて臭い。小休止して先へ行き、他のどこかで昼食休憩を取ることにした。出かける前にアミノバイタル ターイム。
槇寄山から降ると、根元からたくさん分岐している不思議な木が立っていた。その先に、上野原の西原へ降りていく道を示す朽ちた標識があった。三頭山荘のは地面に落ちている。地図を見たが、そんな道はない。ヤマレコマップでは、誰かが歩いた形跡のあるオレンジ色の点々が続いていた。誰か1人の足跡と思った。あまり人の歩いていない道だが、道はありそう。いやかつてはあり、今はあまり整備していないかもしれない。今度ちょっと行ってみたくなった。
尾根筋の気持ちの良い道が続く。ヤマレコマップの標高グラフを見ると、丸山まで標高を稼いだ後は三頭山手前までほとんど標高が上がらないだらだら上り。クメケタワまで来た。
その先ちょっとした急な上りが登場。丸山まで標高を稼いだ後、ずっとだんだら上りだったせいか、体が再び元に戻っていた模様。そのままのペースで登ると息が切れる。ペースを落とし、歩幅も短くしないと。せっかく一度最初の30分で登り順応したんだけどなぁ。急登好きの同行者は先へ行ってしまった。
大沢山で昼休憩。家から持ってきた梅むすび2個と権米衛の玄米おにぎり2個。我ながらよく食べると思う。味噌汁がうまい。食後のコーヒーはキリマンジェロ。山での暖かいものは旨い。出がけに、雲の上にちょっとだけ顔を出していた富士山をパチリ。
少し下ると、まるで紫陽花のような花が木に咲いていた。紫陽花はふつう1-2mの低木だけれど、この花の木は見上げるようだったから4-5mはあったか。写真を帰ってGoogleフォトったら、どうやらオオカメノキらしい。ムシカリとも呼ぶそう。そういえば、この辺りの峠にムシカリ峠というのがある。ムシカリが多く生えているからムシカリ峠なんじゃないだろうか。
で、先へ行くと出てきました。三頭山西峰へ続く階段。ま、山頂直下はこんなもの。山頂からは富士山がよく見える。反対側の景色も良い。東峰の先にある展望台からは山の向こうの都会が見える。
下山開始。余裕を持ってバスに間に合いそう。途中下山はこっちの道を推奨するという案内の看板に従って見晴小屋へ登り返した。確か、左に巻道があるが、確かにあの道は若干道幅が狭い箇所があり、左は結構急斜面。家族連れのハイカーは、登り返しがあっても見晴小屋経由の方が安全か。小さな男の子がお父さんと一緒に見晴小屋へ登っていた。
その先再び下山推奨案内看板。鞘口峠方面は急な下りがあり、ひぐらしの路というのだったかを推奨すると。地図には確かに森林館辺に降りていく道がある。鞘口峠三頭山間は何度も来てるし、予定コースで降りることにした。途中確かに急といえば急な箇所はあったが、さほど難所ではない。これも、下山時に疲れていて坂で転んで怪我をする人が少なくなればと東京都の配慮か。
都民の森駐車場に戻ってくると、ミツバツツジが綺麗に咲いていた。
バスで温泉センター下車。数馬の湯へ。ここは玄関に地元の野菜を並べて売っている。わらびと芋がら・切り干し大根に目がいく。風呂上がりに買っておこう。わらびはアク抜きの灰つき。
コロナ明けのゴールデンウィークとあって温泉は結構いっぱいだった。洗い場は比較的空いていたけれど、湯船は浸かる場所に選択の余地がないというくらい。
レストランもいっぱい。ちょうど1つ2組席が空いていた。これもコロナ以後にできた並んで座る2人席。注文も、券売機で食券を買って自分で千切って半券をステンレスのトレーに入れておく。できると券番号で呼んでくれる。
バスの時刻が近づくと、一斉にレストランから客が消えた。ぼくらも急がないと。
帰りは臨時が出て後ろのバスに乗ったらガラガラだった。しかもコンセント付き。
文中にある「根元からたくさん分岐している不思議な木が立っていた先」の分岐から西原方面へ下りました。
このルートは山と高原地図の2020年版までは載ってませんが2021年版から載っています。
分岐から10分かからない(標高で60mくらい下)所でトラバースするようなかたちでしたが、足が20〜30cm埋まるくらい落ち葉があって踏み跡が分からなくなり足場も悪い所がありました。100mくらいの区間でしたが、強引に突っ切るとはっきりとした道が出てきました。
コメントありがとうございます。もしかして、槇寄山の三頭山側のテーブルベンチにいらっしゃいました?あの道を下った方が近くにいらっしゃったとは。
ヤマレコの地図プリで印刷して持っていった地図やヤマレコマップで見たときに道が描いてなかったこと、朽ちた看板があったことから、廃道になったのかと想像していました。
逆に、近年の山と高原地図に載っているということは、調査執筆者が最近訪れたということかもしれないと思いました。
ただ、ぼくが持っている古い2017年版の山と高原地図では、西原峠から郷原へ降りる道があり、槇寄山の西原峠と反対側からその道に繋がる道が描いてあります。ちょうど槇寄山を南で巻くような道です。もしかして、この道なのではないか、と思いました。今度あの辺に行ったらちょっと歩いて確かめてみます。
当日はその「西原峠から郷原へ降りる道」で登ってきました。「槇寄山を南で巻くような道」はかなり槇寄山に近いところのようで、近すぎて見逃しました。
例の「根元からたくさん分岐している不思議な木が立っていた先の分岐」は山と高原地図で言うと槇寄山と大沢山の間の1155mと1159mの小ピークの鞍部にありました。三頭山荘のある沢沿いに下りられます。登り口には道標もありました。
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