奥穂高岳 雪壁とヒュッテご飯にお腹いっぱい(≧∇≦)
- GPS
- 35:12
- 距離
- 36.0km
- 登り
- 1,910m
- 下り
- 1,902m
コースタイム
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:29
- 山行
- 9:21
- 休憩
- 2:31
- 合計
- 11:52
天候 | 1日目:晴れのち曇りのち雨 2日目:終日晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
●さわんど⇄上高地バスターミナル:タクシー利用。タクシーはさわんどからは全て定額制になっていて、片道4600円なり |
コース状況/ 危険箇所等 |
★上高地は開山しましたが、この時期の山岳地帯はまだまだ雪山です。残雪期という言葉に釣られて安易に入山しないように、装備をしっかり整えて、また他の雪山で十分に雪山装備の取扱いの経験を積まれた方のみが登ることを許されるレベルだと認識して入山しましょう!気象条件によって豹変する雪質は、残雪期特有の難しさです。山岳警備隊がこの時期事故の多い涸沢で、全ての方への声かけをして事故防止に努められていました。軽装の登山者もかつてより多く見かけましたので、私もこの場で念のためのコメントをさせていただいています。 ★涸沢カールからのアタックを朝一ダイレクトルンゼ方向に間違えてます。帰路のルートが正規ルートですので、ログ活用はご遠慮下さい。ダイレクトルンゼ登攀を目指す方はどうぞ写真の様子等で雪の状況をご参考に。。。(笑) 【コース状況】 ●上高地⇄横尾:いつもの歩きやすい平坦10キロです。徳沢⇄横尾の区間は工事により梓川方面の仮説路を迂回させられました。 ●横尾⇄本谷橋⇄涸沢ヒュッテ:本谷橋までの区間はごく一部を除き夏道です。本谷橋を渡った先で12本刃アイゼンを履きました。トラバースが長いため、沢方面への転落に注意。 ●涸沢ヒュッテ⇄ザイテン横小豆沢直登⇄穂高岳山荘:雪質により難易度は変化しますが、早朝はしっかりとアイゼンの刺さる雪質です。下山時はグサグサで、状況が悪ければ全層雪崩の恐れがある斜面です。昨年も大規模雪崩がGWに涸沢の至る斜面で発生し、登山者が巻き込まれています。なるべく登り降りともに早朝に抜け切ることをおすすめします。 ●穂高岳山荘⇄奥穂高岳山頂:取り付きのハシゴ、鎖は全て露出しています。早朝は岩場が凍結しているのでスリップに注意。またその後は雪がたっぷり残る斜面が2箇所ほど出現し、ここは今のところダガーポジション必須斜面です。雪が緩むと滑落の危険性が増します。転落注意。 それ以外は全て夏道が出ています。 |
その他周辺情報 | 【涸沢ヒュッテ】 ●1泊2食付き 13,000円なり。 さすが北アルプスを代表するヒュッテ、スタッフの方々のご対応や心配り、ホスピタリティは最高です。 https://karasawa-hyutte.com/ 【下山後温泉】 ●ひらゆの森 たくさんの外湯があり、内湯も広くくつろげる温泉です。 大人600円なり http://www.hirayunomori.co.jp/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
ビーコン
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ナイフ
カメラ
ヘルメット
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感想
GW前半は久しぶりの北アルプスへ計画を立てていました。本当は涸沢ヒュッテ2泊の、初日奥穂高、2日目北穂高の豪華涸沢雪壁オール満喫プランです(^^)
ところが、日毎に雨と晴れを繰り返すGW前半の空模様のせいで、連続した晴れの日を得られずに片方を断念。結局、涸沢ヒュッテを出発する時にどっちに行く?と相談して奥穂高岳の方をチョイスしました。
そんな土壇場計画のスタートだったこととモルゲンでウキウキ気分が重なってか、なんと取り付きからダイレクトルンゼに直行〜(≧∀≦) あまり雪の斜度が怖いと思わない私はダブルアックスでもあったので、さらに気にもならずにどんどん進んでしまい、斜度の緩くなる雪庇稜線まで登りあげてしまいました(^^;) 一方、高所嫌いな斜度の怖い相棒、いつもと違って地図を開く余裕もなく恐怖からなのかお腹まで痛くなるという始末で、しばらく間が離れてしまいます。まだ相棒は斜面に取り付いた所に居ましたが、この暇が出来たお陰で地図を確認して間違いに気が付き、とりあえず相棒が登る前に彼のところまで急斜面を降りきりルート修正を伝えます。その後は雪崩たらヤバいだろう小豆沢ど真ん中を、一応上を気にしつつ時間をかけずに一気にトラバース、なんとか修正することが出来ました(^^;) あのまま登っても奥穂に直登出来たかも、、、なのですが、それはかなり一か八かになるので、さすがにやめました。
このコンビであまりこういう間違いは起こさないペアだったので、珍しいことをしたなと思いましたが、良い経験でした。お互いを信じ切らずに各自で確認しつつ進まないとダメですね〜(^^;)って反省です。
そんな出だしでしたが、奥穂高岳登頂には十分間に合う時間で本日の先発隊にも追いつき、山頂ではご褒美の素晴らしい大絶景が楽しめました!
後から登って来られた山梨の若者や、追いついた先発隊の方々も全員笑顔で達成感で溢れている和やかな雰囲気。山の力って本当にすごいなー!って改めて感じました。
夏には何度も訪れている奥穂高岳ですが、雪のある季節の風景もやっぱり素晴らしいかったです♪♪ いい日に登れたなと感動して降りてくることが出来ました(^^)
来年は今回お天気が合わなかった北穂高岳かな〜?また来シーズン以降の楽しみに取っておこうと思ってます♪♪
でも確かに!土砂崩れに合わなかったから強運ですよ(^^)奥穂の山頂で、実は初日のバスに乗っていて、そのままバス泊になったから悔しくてリベンジに来たという青年に出会いました。足止めされる場所によってはキツかったでしょうね〜。てことで、isodajpさんはラッキーだったという事で、また来年、私と北穂でお会いしましょう⁉️笑
その直登ルートは詰所から双眼鏡で観られてましたよね〜(汗)
無事 ご帰還お疲れ様でした❗️
うんうん、ルンゼ降りながら遠くから刺さる視線が気になりました!出動準備!とかされてたりして〜😆
私も行ってみたいでが、無理なのでおふたりのレコ見て行ったつもりになってます。
上高地からの奥穂、良いですね!
相変わらずお早いペースで、スパルタンさんをいじめてるんじゃないですか?笑
でもハルボーさんの言われる通りですね。。
この時期、毎年なんらかの山岳事故がありますよね。
私も明後日から常念岳でテント泊の予定でしたが、直近の雪で、あの直登ルートは雪崩リスクがあるので急遽のんびりと北八ヶ岳に変更しました。
稲子湯で温泉♨️&宴🍻です。
最近沢も始め、足腰も少し強なってきたので、
是非一度、ガイドをお願いしたいと思っています。
ハルボーねーさん(ねーさんじゃないか、、笑)よろしくお願いします🤲
いつもはブーダレのぐずぐず山行が多いのですが、今回は初日は昼から雨だったし2日目は陽が高くなって足元が腐る前に降りて来ないと死ぬ😓って思ったので、黙々と登ったんですよ〜😁 スパルタ相棒はどんなに私がすっ飛ばして登ったところで全く困ることが無いほど速い人なので大丈夫です!むしろ、いつもドSのスパルタ山行でいじめられてるのは私の方ですよぉ〜😅
沢登りされるんですね〜。スゴイ!私は高いところも急なところも岩場も雪も大丈夫なんですが、唯一水が嫌いでして💦沢登りは一生手をつけることは無いと確信しています😅沢登り出来る方を尊敬してしまいますよー!takezooさんは沢も雪も出来るから、これからますます幅広い山登りが楽しめそうですね♪ 羨ましいです!
ガイド🤣そんなたいそうな事は請け負えませんが、またきっとどこかでご一緒出来ると思いますのでその時はよろしくお願いします(^^)
こんばんは?️
GW前半で奥穂登ってたんですね!!
この時期の奥穂も素晴らしい景色ですね^ ^
奥穂自体まだ登った事無いですがいつか登りたいです^ ^
30日下から奥穂の方見てました!
ひらゆの森いつもなら寄るんですが、この日は寄らず…寄ったらすれ違ったかもしれないですね(笑)
GWの奥穂高、いつか行きたいなーって思っていたので大満足でしたよ〜。
お近くにいらっしゃったのですね!福知山、まだ登ったことが無いけど、絶景が楽しめるんですね〜♪♪雪の季節にチャレンジしたいです。
sakaさんも夏の奥穂高岳はぜひとも行ってほしいところです!穂高岳山荘とか、岳沢小屋泊まりを活用して、前穂高とセットで縦走もいいですよー♪花の季節は素晴らしいと思います。
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