箱根白銀山〜読図訓練〜
- GPS
- 07:04
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,083m
- 下り
- 1,078m
コースタイム
10:00「406.4m」三角点地点〜12:00「892m」三所山〜12:50白銀山頂
13:30〜15:10畑宿発電所〜15:18発電所バス停着
天候 | 晴れのち曇りのち晴れ 山頂気温18℃ 強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況☆ 整備のされていない踏み跡不鮮明のバリデーションルートになります 読図知識がない方はお勧めいたしません こちらのルートを参考にされる方は自己責任でお願いいたします かなりの急登、急降の登山道です けもの道だったり、道なき道がほとんどで土が柔らかく滑りやすい個所も多々あります ☆トイレ☆ 駅のトイレを利用 コース途中にはありませんので女性の方はお花摘みスキル必須 ☆売店☆ コース上にはありません ☆登山ポスト☆ 見当たらず ☆子連れ☆ お勧めしません |
写真
感想
26回目の山行は山の会の読図訓練です♪
山と高原地図の2014年版にはルートがないのですが以前はあったようです
今回のルートは少しでも間違えると降りることができないルートになるので注意です!
※バス停から湯本までは切り忘れたのでルートが記載されてしまっています
駅から登山口までもが迷います
すでに駅から読図スタートとなります♪
マップにコンパスを当てていきたい方向をセットしコンパスの示す矢印に進んでいくだけですが
セットを間違えると違う場所へ進んでしまうのです
先生に合わせ方を丁寧に教えていただきスタートします
登山口へ到着し、406.4mのピークにコンパスをセットし再びスタート
山へ取り付きます
鹿よけの高圧線が張られているので気を付けながら歩きます
急な登りの竹藪を歩いていきます
竹藪を抜けて木や笹につかまり登る場面もしばしば
いつも歩き始めの20分は息が切れる切れる・・・
地図とコンパスと地形を確認しながら水を飲んで息を整えます
最初の尾根に到達し尾根筋を通ります
なかなか歩きごたえのある道が続きます
踏み跡はすくないので尾根をあがるのに柔らかい土で
ストックや木や草につかまりながら出ないとあがれない場所もしばしば
途中途中立ち止まりながら参加者と
「こっちかな?」「あっちかな?」と話しながらとワイワイ楽しく読図をします
標高を確認しながら方向地形を見て進んでいきます
山頂からはほぼまっすぐの尾根道を降るのですが
しばらくは藪漕ぎが必要で、足元には踏み跡はまったく見えません
先生の先頭でコンパスを頼りに降っていきます
背丈より笹の高さが下がるとまた再び読図になります
かなりくだりも急で踏み跡もほとんどなく土が柔らかで滑りやすいので注意して降ります
尾根を一度右方向で折れないと、正しく降れないので
標高と地図を慎重に何度も確認しながらなんとか道標を確認できました
以前の読図では曲る場所を正しく見つけられなかったことがあったそうです
その時は山頂まで戻りピストンに方向転換したそうです
結構な時間がかかったことでしょう…(先生談)
沢にぶつかり沢を渡り発電所へ向かいます
私たちは無事に下山ができうれしくて仕方ありませんでした
こちらの山は正直、景観もあまりよくないうえに、ルート上には道標も踏み跡もほとんどありません
本当に読図が必要な山だと歩き始めてすぐ実感できます
それでもなんだか宝探しのようでとても楽しかったです
普段歩きなれている整備された登山道とは違うので
道もないところを歩くのは危険だし大変ではあるのですが
あるがままの山の姿を経験できるのは本当に楽しかったです
今回ルート上で出会ったのは2組だけでした
人がいるとは思わない分、出会うとびっくりしますね〜!
本当に貴重な体験ができて楽しい一日でした
まだまだ読図マスターへの道には遠いのですが
またこのような機会があればぜひ参加したいと思います♪
コメント
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Ekkorinさん
こんにちは、はじめまして
箱根の廃道同然の所を行かれたようで
箱根は人気が無いのか登山道がだんだん無くなって
いるようですね1999年の地図だと、登山コース、
難コース以外の、その他の登山コースになっている
ので既に廃道寸前だった場所ですね
バリエーションルートは面白そうでやった見たいのですが
どうも単独の私には手が出ないのが現状です
気をつけて今後ともバリエーションルートお楽しみください
KazzSさん初めまして♪
コメントありがとうございました
箱根は高い山があまりないので人気はないのかもしれませんね
低い山は割と急登が多いし景観も木に囲まれているので余計かもしれません
かという私も小学校の林間学校以来の箱根の山でした
とても静かにマイペースで歩けるのが魅力だと思いました♪
ただ、バリは読図をマスターするまでは私も単独では不安です
滑落しやすい場所もたくさんあるので、人が来ない山は余計に不安です
今回すれ違った1組は単独でいらした方でしたが、
コンパスを首からかけていらしたので、読図ができる方だとお見受けしました
わぁ〜、これがバリエーションルートでの読図訓練なのですね♪
山の会に加入している職場仲間から話には聞いていました。
以前ベテラン山友からコンパスの使い方を教わったのですが、何人もいっぺんに聞いていたので、よく分かりませんでした。
目的地にコンパスを合わせててしまえば、それで大丈夫な感じだったような覚えがあります。
ayamoekanoさんこんにちは♪
そうなんですよ〜これが読図訓練です!
おっしゃる通り目標の方向をいったん合わせれば、
その場所まではコンパスの矢印が教えてくれます♪
ただコンパスの指す方向だけを信じて進むと危ないこともあるので
直登するべきか、安全そうなまき道をいくべきか・・・と悩む場面もありました
標高と地形図を確認し現在位置を把握しながら進むのが良いかと思いました
地形を見て沢筋はここなんだ〜!などなど読図は本当に奥深い!と思いました
まだまだ読図マスターへの道のりは遠いのですが
しっかり覚えると本当に山の楽しみ方が広がりそうです♪
こう言う読図が少しでも解ってると初登山の山でも単独でも少しは安心して登山が出来そうですね
おはようございます♪
迷ってからだと現在位置を特定するのが難しいかもしれませね〜(-_-)
私的には読図を理解して事前にきちんと地形とルートを予習して
迷わないようにする、それが読図のような気がしました♪
単独志向の登山のスタイルの方には特に読図は覚えたほうがいいと感じましたね…
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