焼山 北面を笹倉から行く
- GPS
- 11:12
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,987m
- 下り
- 1,982m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
融雪は進んでいて、林道のショートカットは難しくなってます |
その他周辺情報 | 笹倉温泉はゴールデンウィークは午後3時で日帰り入浴は終了。 googleマップで探しても入浴施設は無い、イメージとしては温泉が一杯でどこでも入浴できると思って居たが←(gra) |
写真
感想
「焼山行ってみたいんですよ」とasaさんが言ったので、今日はアラカンの焼山記念日(笑)
そしてこの山行でヤマレコ レッドステージ昇格記念(笑)
自宅からの距離が遠いので、ちょっと来てみました〜wとは言えない焼山山行。
前日2日の午前8時半に自宅を出発し、登山口に着いたのは午後3時を過ぎていた。
すでに運転でおなか一杯。
山頂基部の傾斜がきつく成る所でtooさんが言いました「この斜面直登すると、山頂への近道じゃない?」って。
近道=楽って ついつい言葉に乗せられて、二人と離れて別行動に。
見えない先の上部には、昨日降った深雪と濃い藪が待っていてくれた「待たせたな〜w」
板を背負って藪に入るが、スキー板が藪につっかえて進行を阻む。
板を履いて藪に突っ込むが、濃い藪は先に進ませてくれない、なんとか30mほど進んだが、まだほんのとっかかりに過ぎない。
一つ右手の小尾根をのっこせばと思ったが、紙の地形図を見ると崖マークが書かれている。一人で進退窮まったらとってもヤバイ。 ここはひとつ撤退と言う事で。
無線機でtooruohさんに「下部のポールの所まで先に降りる」と伝えてgraveltreckは下降した。
使う機会が少ないデジタル簡易無線機だが、こんな時に本当に役に立つ。
相手が見えない状況で、相手の現況を知る手立ては他にない←狼煙を上げろってか?
ポールまで下って二人を待つが、降りてくる気配が無いので、先に降りる許可を貰ってから来た道を戻った。
山から下りてきた二人の満足そうな笑顔に、殺意を感じた(笑)
来年の宿題が一つ増えた新潟焼山だった。
車に乗って帰ろうとしたとき二人組のスキーヤーが降りてきた。いかにも強そうなオーラを放っている二人になんだかとても感心した。自分にもあんな感じを出せるだろうか?
アラカントリオの焼山スキー山行、前日からキャンプ場で車中泊をしたが、夜は激しい雷雨に驚かされる。それでも朝には雨は上がって、今日は好天予報だ。曇り空の下、林道に入ると直ぐにシールで歩行可能、先は長いがじっくり行こう。
林道の登りが終わると若葉が出始めた気持ち良い林の中のスキーツーリング、前日のものだろうか?トレースに導かれ三人でおしゃべりしながら楽しいハイキング。アマナ平を横切って、目の前の斜面を登り上げると広大な北面台地に出る。この頃になると雲も流れて焼山の全懇が見えてくる、火打山も大迫力だ。焼山の頂上付近からは噴煙(蒸気?)が出ているのも見えていた。
北面台地は見た目は緩斜面だが、焼山に近づくとだんだんと急になってきて、苦しくなってくる。焼山の北斜面に回り込んで行くと、何本かのシュートらしき物が見えてくるが、ヤブの薄いところを横切って3番目?の傾斜の緩そうな斜面をシールで登ることにした。graveltrekさんはアイゼンの方が安心だとのことでアイゼンでスキーを背負って登ることになったが、ここで痛恨のアドバイスミスをしてしまった。アイゼンなら2番目の斜面を直登した方が早いよと言ってしまったのだ。tooruohは以前ここをアイゼンで火口壁まで登ったことがあったからだ。しかし、上部はヤブが濃くなっていて、おまけに新雪ラッセルで膝上までハマったらしく、もうこれ以上登れそうにないとの無線連絡を受ける。tooruohとasakunaikawaさんは隣の斜面を登行中で助けに行くことができないし、ヤブを突破するしか登頂の手段がない。残念だがgraveltrekさんはここで先に下山することになってしまった。大変、申し訳ないことをしてしまった。パーティーを分割してしまったのは、良くなかったが、無線を常時、携帯しているのでお互いの様子が離れていてもわかったので安心感はあった。前にもこんなことがあったな〜反省。
tooruohとasakunaikawaさんは硬い下地に乗ったパウダースノーに四苦八苦しながらも、途中でアイゼンに切り替えてお釜まで到着。ここでスキーをデポして山頂に登ることができた。三人で頂上に立ちたかったが、残念。今度は一緒に登りましょうgraveltrekさん。
頂上からは今日も最高の展望、隣には火打山が迫力のある姿を見せているし、笹ヶ峰方面の火打山への斜面も素敵だ。asakunaikawaさんも感激ひとしきり、頑張って良かったね。
お釜まで戻ってスキーに履き替えて下山しよう。滑り出し直後は奇跡のパウダーで思わず声が出たが、次第に重くなってきて修行系になってくる。ただ、広大な斜面を滑る降りるのはスキーならではの快感だ。途中、霧が出てきたりしたが、graveltrekさんの的確なトレースを追って無事、キャンプ場まで滑り降りることができた。graveltrekさんありがとう、そしてごめんなさい。
今まで見るだけの山である焼山に挑戦する。
アマナ平から初めて台地に登りその大きさに感動する。
あまりに感動が大きくて体の感動が抜けたのか二人との差はドンドン広がるが必死になってついて行く。
途中、シールが雪下駄になり操縦不能。アイゼンに切り替えて何とか頂を踏む。嬉しい。
まさかのパウダーランも楽しめて、さらに嬉しい。
皆さん、ありがとうございます。。
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