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Yamareco

記録ID: 4243262
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳 登頂を断念し七丈小屋を楽しむ

2022年05月03日(火) ~ 2022年05月04日(水)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
11:34
距離
16.6km
登り
2,046m
下り
2,043m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:34
休憩
0:01
合計
5:35
8:39
8:39
32
9:11
9:12
45
9:57
9:57
62
10:59
2日目
山行
4:12
休憩
0:13
合計
4:25
6:46
64
7:50
7:57
43
8:40
8:46
19
9:05
9:05
49
9:54
9:54
77
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
予約できる山小屋
七丈小屋
前泊した長坂駅前のホテルから見える甲斐駒ヶ岳
2022年05月03日 04:57撮影 by  ILCE-6000, SONY
3
5/3 4:57
前泊した長坂駅前のホテルから見える甲斐駒ヶ岳
タクシーで尾白川渓谷駐車場へ
2022年05月03日 05:22撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
5/3 5:22
タクシーで尾白川渓谷駐車場へ
登山開始 登山ポストもあります
2022年05月03日 05:21撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
5/3 5:21
登山開始 登山ポストもあります
駒ヶ岳神社にお参りして
2022年05月03日 05:31撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
5/3 5:31
駒ヶ岳神社にお参りして
橋を渡ると
2022年05月03日 05:33撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
5/3 5:33
橋を渡ると
黒戸尾根の取り付き
2022年05月03日 05:34撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
5/3 5:34
黒戸尾根の取り付き
雨による浸食が心配な登山道 こんなところの修復も花谷さんは考えているそうです
2022年05月03日 06:44撮影 by  ILCE-6000, SONY
3
5/3 6:44
雨による浸食が心配な登山道 こんなところの修復も花谷さんは考えているそうです
甲斐駒ヶ岳と鋸岳が見えてきた
2022年05月03日 07:08撮影 by  ILCE-6000, SONY
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5/3 7:08
甲斐駒ヶ岳と鋸岳が見えてきた
鳳凰山のアップ
2022年05月03日 08:44撮影 by  ILCE-6000, SONY
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5/3 8:44
鳳凰山のアップ
刃渡り
2022年05月03日 08:45撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
5/3 8:45
刃渡り
これから木段が次々現れます
2022年05月03日 09:01撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
5/3 9:01
これから木段が次々現れます
刀利天狗
2022年05月04日 08:37撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
5/4 8:37
刀利天狗
雪が出てきた
2022年05月03日 09:20撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
5/3 9:20
雪が出てきた
ずいぶん近付いてきたぞ
2022年05月03日 09:59撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
5/3 9:59
ずいぶん近付いてきたぞ
ここが五合目? 七、八合目くらいじゃないの?
2022年05月03日 10:04撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
5/3 10:04
ここが五合目? 七、八合目くらいじゃないの?
急登に急勾配の木段 きついけど標高を稼げるから好き(^^)
2022年05月03日 10:05撮影 by  ILCE-6000, SONY
3
5/3 10:05
急登に急勾配の木段 きついけど標高を稼げるから好き(^^)
七丈小屋にトウチャコ
2022年05月04日 06:46撮影 by  ILCE-6000, SONY
3
5/4 6:46
七丈小屋にトウチャコ
アイゼンを履いて偵察に行ってきます
2022年05月03日 11:23撮影 by  ILCE-6000, SONY
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5/3 11:23
アイゼンを履いて偵察に行ってきます
雪の壁 う〜ん、何か虫の知らせでヤバいって(><)
2022年05月03日 11:33撮影 by  ILCE-6000, SONY
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5/3 11:33
雪の壁 う〜ん、何か虫の知らせでヤバいって(><)
鳳凰山(地蔵岳とオベリスク)がバッチリ 左に富士山も 右のピークは6年前に登った高嶺
2022年05月03日 11:53撮影 by  ILCE-6000, SONY
3
5/3 11:53
鳳凰山(地蔵岳とオベリスク)がバッチリ 左に富士山も 右のピークは6年前に登った高嶺
花谷さんと記念写真
2022年05月03日 15:25撮影 by  ASUS_X00QD, asus
7
5/3 15:25
花谷さんと記念写真
今回ゲットしたのは縦の手拭いとサインしてもらったネックウォーマー
2022年05月05日 07:06撮影 by  ASUS_X00QD, asus
3
5/5 7:06
今回ゲットしたのは縦の手拭いとサインしてもらったネックウォーマー
夕食はカレー(お代わり自由) 隣の人は大盛で2杯もお代わりしました! 私はカレールーのお代わりのみ(^^)
2022年05月03日 17:02撮影 by  ASUS_X00QD, asus
5
5/3 17:02
夕食はカレー(お代わり自由) 隣の人は大盛で2杯もお代わりしました! 私はカレールーのお代わりのみ(^^)
登りはきつかったけど下りは怖いですね
2022年05月04日 07:00撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
5/4 7:00
登りはきつかったけど下りは怖いですね
苔も良いですねぇ
2022年05月04日 08:04撮影 by  ILCE-6000, SONY
2
5/4 8:04
苔も良いですねぇ
花谷さんが熱く語っていた「近自然工法」による登山道整備の例
2022年05月04日 09:57撮影 by  ILCE-6000, SONY
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5/4 9:57
花谷さんが熱く語っていた「近自然工法」による登山道整備の例
下山 途中で予約したタクシーを待ちます
2022年05月04日 11:12撮影 by  ASUS_X00QD, asus
2
5/4 11:12
下山 途中で予約したタクシーを待ちます
車窓から見える南アルプスの稜線
2022年05月04日 12:34撮影 by  ASUS_X00QD, asus
2
5/4 12:34
車窓から見える南アルプスの稜線

感想

尾瀬の景鶴山に遠征した後、帰路に八ヶ岳かどこかに寄ってみようと思っていて、そういえば日本三大急登の黒戸尾根を歩いたことがないので甲斐駒ヶ岳にしようと決めた次第。甲斐駒自体は過去4回登っていますが、いずれも北沢峠や仙水峠からで、黒戸尾根は宿題になっていました。

長坂駅前のホテルに前泊して、翌朝5時にタクシーで尾白川渓谷駐車場へ。駒ヶ岳神社を過ぎ登山道に入るとすぐに急登が始まります。時折り、木の間から鳳凰山や甲斐駒ヶ岳が見え始め、嬉しくなります。刃渡りを過ぎたあたりから急勾配の木段が現れ、刀利天狗を過ぎたら登山道は雪に覆われていました。

五合目を過ぎると木段は更に急勾配になり、1時間で七丈小屋到着。まだ早いので明日のための偵察に上がってみます。テン場の先でアイゼンを履き少し登ると急傾斜の雪の壁が。う〜ん、こんなルートを後500mも登れるのか不安になりました。まあ、早朝であれば雪が締まっているから登れることは登れるかもしれませんが、問題は下り。アイゼンワーク、ピッケルワークにそれほど慣れているわけではないのでなんとなくヤバい感じがしました。偵察はそこで終わり、小屋に戻りました。

小屋で大阪のソロ男性とお話していると、花谷さんも出てきていろいろお話をしました。また2016年に55日間日本横断した小屋番、斉藤しのぶさんもいて、自分がその前年に30日間で日本横断したことを紹介すると俄然話が盛り上がるなど、他の宿泊客も一緒に楽しい山談義ができました。

花谷さんは登山道整備や甲斐駒ヶ岳の活性化を精力的に行っていて、特に自然の倒木を活用した「近自然工法」を普及させようといろいろ仕掛けも考えておられて、夢、目標、計画などを熱く語ってくれました。我々登山者が何の気なしに歩いている登山道を維持管理するために並々ならぬ労力、費用が掛かっていることに思いを馳せ、感謝するとともに何らかの支援(ボランティア活動、寄付など)をしなければ、と感じた次第です。

翌朝4時頃には宿泊者は全員登頂に向かいましたが、自分だけ下山しました。下りも黒戸尾根は一味も二味も厳しく難儀しましたが、なんとか4時間半ほどで下山しました。

今回は是が非でも登頂しなければ、という強いモチベーションがなかったこと、雪の壁を見たときの虫の知らせ(?)で弱気になり、登頂を断念しましたが、後悔はしていません。おそらく来年の夏にはリベンジできると思います。

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5/5

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