ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4244040
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥秩父

奥秩父主脈縦走 (奥多摩駅〜雲取山荘〜雁坂小屋〜大弛小屋〜瑞牆山荘)

2022年05月01日(日) ~ 2022年05月04日(水)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
38:10
距離
77.6km
登り
7,153m
下り
6,147m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:25
休憩
1:17
合計
8:42
6:10
36
6:46
6:47
3
7:11
7:18
9
7:27
7:28
27
7:55
8:05
16
8:21
8:21
33
8:54
8:54
4
8:58
9:10
2
9:12
9:13
20
9:33
9:33
10
9:43
9:46
8
9:53
9:53
21
10:15
10:15
23
10:37
10:39
14
10:53
11:09
2
11:10
11:10
23
11:34
11:34
28
12:02
12:12
21
12:33
12:33
25
12:58
12:58
9
13:07
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29
13:37
13:38
8
13:45
13:46
19
14:05
14:06
15
14:20
14:22
2
14:24
14:31
25
14:56
2日目
山行
11:12
休憩
1:30
合計
12:42
14:56
42
4:10
4:10
1
4:11
4:11
26
4:38
4:39
39
5:18
5:41
30
6:11
6:11
58
7:09
7:20
29
7:49
7:49
1
7:51
7:51
13
8:04
8:04
8
8:12
8:28
22
8:50
84
10:14
10:23
10
10:33
10:33
6
10:40
10:40
49
11:29
11:36
27
12:03
12:03
17
12:20
12:22
3
12:25
12:25
17
12:43
12:44
13
12:57
12:57
5
13:02
13:17
9
13:26
13:26
6
13:32
13:34
9
13:43
13:43
42
14:25
14:31
40
15:10
15:10
31
15:41
15:42
35
16:17
3日目
山行
9:58
休憩
1:04
合計
11:02
16:17
18
4:13
4:21
41
5:02
5:02
54
5:56
5:57
24
6:21
6:21
36
6:57
7:01
56
7:57
8:01
4
8:05
8:05
7
8:12
8:12
9
8:22
8:23
14
8:37
8:55
17
9:12
15
9:27
9:27
33
10:00
10:00
28
10:28
10:28
54
11:22
11:24
28
11:53
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120
14:12
14:14
7
14:21
14:22
5
14:27
14:30
5
14:36
14:36
3
14:39
14:40
13
14:53
14:56
7
15:03
4日目
山行
4:16
休憩
0:28
合計
4:44
7:15
61
8:37
8:54
1
8:55
8:55
16
9:11
9:20
11
9:31
9:31
11
9:42
9:45
37
10:22
10:22
20
10:42
10:43
7
10:50
10:50
67
11:57
11:57
4
12:01
12:01
9
12:10
12:11
12
12:23
天候 1日目 曇のち雨
2日目 概ね晴れ
3日目 晴れ
4日目 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
入山は青梅線奥多摩駅。
下山は瑞牆山荘より茅ヶ岳みずがき田園バス、韮崎より特急あずさを利用した。

なお、この記録はポエムである為、見る方は注意して下さい。
コース状況/
危険箇所等
三条ダルミから将監峠までは延々と続くトラバース。

三ツ山から飛龍山の間は桟道が多かった。早朝は前夜の雨が凍っていて、この山行中で1番危なかった。

飛龍山から将監峠の間で2箇所登山道が崩落していたが、迂回のステップは切って有ったので助かった。

山ノ神土から唐松尾山と笠取山の間は、急斜面にどうにか道を切ったような登山道で非常に歩き辛かった。

残雪が多かったのは木賊山、甲武信ヶ岳の山頂前後、国師のタルから金峰山の間。
甲武信ヶ岳から国師ヶ岳の間、今年は雪が少なかった。
5月1日、山行1日目。
スタート地点の奥多摩駅。
奥多摩駅の横にあるお稲荷さんに参拝し、山行の無事を祈り出発した。
2022年05月01日 06:11撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/1 6:11
5月1日、山行1日目。
スタート地点の奥多摩駅。
奥多摩駅の横にあるお稲荷さんに参拝し、山行の無事を祈り出発した。
歩き慣れた道を行き、石尾根に乗る。
新緑が綺麗だった。
2022年05月01日 07:15撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/1 7:15
歩き慣れた道を行き、石尾根に乗る。
新緑が綺麗だった。
六ツ石山に到着。
この辺りまでは雨も降らず、ガスに包まれもしなかった。
2022年05月01日 08:58撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/1 8:58
六ツ石山に到着。
この辺りまでは雨も降らず、ガスに包まれもしなかった。
石尾根、鷹ノ巣山近く。
ガスに包まれ出した。
2022年05月01日 10:19撮影 by  SO-41A, Sony
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5/1 10:19
石尾根、鷹ノ巣山近く。
ガスに包まれ出した。
鷹ノ巣山に到着。
展望は無かった。
2022年05月01日 10:37撮影 by  SO-41A, Sony
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5/1 10:37
鷹ノ巣山に到着。
展望は無かった。
高丸山。
ここの登りでいよいよ雨に降られ始めた。
山頂では濡れそぼった登山者とすれ違った。
2022年05月01日 12:08撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/1 12:08
高丸山。
ここの登りでいよいよ雨に降られ始めた。
山頂では濡れそぼった登山者とすれ違った。
七ツ石山に到着。
ここまで飛ばして歩いてきた為、足が売り切れた。
雲取山までの登りが辛かった。
2022年05月01日 12:59撮影 by  SO-41A, Sony
2
5/1 12:59
七ツ石山に到着。
ここまで飛ばして歩いてきた為、足が売り切れた。
雲取山までの登りが辛かった。
雨の中のダンシングツリー。
2022年05月01日 13:18撮影 by  SO-41A, Sony
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5/1 13:18
雨の中のダンシングツリー。
雲取山に到着。
今思い返すと、明日登り返す山頂を何故巻かなかったのか、理解に苦しむ。
2022年05月01日 14:26撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/1 14:26
雲取山に到着。
今思い返すと、明日登り返す山頂を何故巻かなかったのか、理解に苦しむ。
5月2日、山行2日目。
濡れたカッパを着込んで、雲取山荘を出発した。
2022年05月02日 03:23撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/2 3:23
5月2日、山行2日目。
濡れたカッパを着込んで、雲取山荘を出発した。
再びの雲取山。
石尾根と別れ、いよいよ奥秩父主脈縦走路に足を踏み入れる。
2022年05月02日 04:09撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/2 4:09
再びの雲取山。
石尾根と別れ、いよいよ奥秩父主脈縦走路に足を踏み入れる。
三条ダルミに到着。
風の強い場所なのか、標識も周囲の木々も斜めになっていた。
2022年05月02日 04:37撮影 by  SO-41A, Sony
2
5/2 4:37
三条ダルミに到着。
風の強い場所なのか、標識も周囲の木々も斜めになっていた。
三条ダルミからは富士山が見えた。
2022年05月02日 04:38撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/2 4:38
三条ダルミからは富士山が見えた。
狼平。
2022年05月02日 05:19撮影 by  SO-41A, Sony
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5/2 5:19
狼平。
狼平は一面の霜で真っ白になっていた。
2022年05月02日 05:21撮影 by  SO-41A, Sony
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5/2 5:21
狼平は一面の霜で真っ白になっていた。
狼平から三ツ山に向かう途中、笹のトラバースに陽が射して綺麗だった。
2022年05月02日 06:12撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/2 6:12
狼平から三ツ山に向かう途中、笹のトラバースに陽が射して綺麗だった。
三ツ山を巻く箇所に沢山ある桟道。
日陰の桟道は、昨晩の雨と風で凍っていた。
全くグリップのしない桟道を、命の危険を感じながら通過した。
2022年05月02日 06:15撮影 by  SO-41A, Sony
2
5/2 6:15
三ツ山を巻く箇所に沢山ある桟道。
日陰の桟道は、昨晩の雨と風で凍っていた。
全くグリップのしない桟道を、命の危険を感じながら通過した。
北天のタルに到着。
森の中を延々とトラバースして来て、ぱっと開けた場所に出た。
凄く気持ちの良い場所だった為、休憩を取る。
2022年05月02日 07:10撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/2 7:10
北天のタルに到着。
森の中を延々とトラバースして来て、ぱっと開けた場所に出た。
凄く気持ちの良い場所だった為、休憩を取る。
北天のタルより進むと、いよいよ奥秩父らしい雰囲気の登山道になってきた。
2022年05月02日 07:26撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/2 7:26
北天のタルより進むと、いよいよ奥秩父らしい雰囲気の登山道になってきた。
飛龍山に到着。
木々に囲まれていて展望のない山頂。
山頂標識は、登山道に背を向けて設置されていた。
2022年05月02日 07:48撮影 by  SO-41A, Sony
2
5/2 7:48
飛龍山に到着。
木々に囲まれていて展望のない山頂。
山頂標識は、登山道に背を向けて設置されていた。
飛龍山から降りて、禿岩に寄り道した。
大展望の禿岩から奥秩父主脈縦走路の山々を眺める。 少し白くなっている国師ヶ岳が、遥か遠くに見えた。

2022年05月02日 08:13撮影 by  SO-41A, Sony
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5/2 8:13
飛龍山から降りて、禿岩に寄り道した。
大展望の禿岩から奥秩父主脈縦走路の山々を眺める。 少し白くなっている国師ヶ岳が、遥か遠くに見えた。

飛龍山から将監峠間の崩落地。2箇所崩れていた。
2022年05月02日 09:07撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/2 9:07
飛龍山から将監峠間の崩落地。2箇所崩れていた。
長いトラバースの道を経て辿り着いた将監峠。
「ホーホケキョ」と、ウグイスが鳴いた。

2022年05月02日 10:13撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/2 10:13
長いトラバースの道を経て辿り着いた将監峠。
「ホーホケキョ」と、ウグイスが鳴いた。

唐松尾山に到着。
雲取まで行くという関西弁の登山者と出会い、少し話をした。
足はもう疲れ切っていたが、元気を貰う。
2022年05月02日 11:33撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/2 11:33
唐松尾山に到着。
雲取まで行くという関西弁の登山者と出会い、少し話をした。
足はもう疲れ切っていたが、元気を貰う。
笠取山。
唐松尾山から先は雨こそ振らなかったが、日が陰ってきた。
2022年05月02日 13:02撮影 by  SO-41A, Sony
2
5/2 13:02
笠取山。
唐松尾山から先は雨こそ振らなかったが、日が陰ってきた。
笠取山の山頂より、この日最後に越える水晶山方面を眺めた。
この萎えた足で、テン場が埋まる前に雁坂小屋に辿り着けるのか、不安になった。

2022年05月02日 13:04撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/2 13:04
笠取山の山頂より、この日最後に越える水晶山方面を眺めた。
この萎えた足で、テン場が埋まる前に雁坂小屋に辿り着けるのか、不安になった。

雁峠から燕山の登り。
足には力が入らなかったが、歯を食いしばりながら登った。
2022年05月02日 13:41撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/2 13:41
雁峠から燕山の登り。
足には力が入らなかったが、歯を食いしばりながら登った。
燕山の山頂。
標識や案内板が可愛らしかった。
2022年05月02日 14:24撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/2 14:24
燕山の山頂。
標識や案内板が可愛らしかった。
古礼山の山頂手前の展望地。
山頂の写真はデータが壊れていた為、無い。
2022年05月02日 15:07撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/2 15:07
古礼山の山頂手前の展望地。
山頂の写真はデータが壊れていた為、無い。
やっと着いた水晶山。
唐松尾山方面からは、雷鳴が聴こえた。
2022年05月02日 15:40撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/2 15:40
やっと着いた水晶山。
唐松尾山方面からは、雷鳴が聴こえた。
山頂の広場では風花が舞い、少し前から射してきた陽の光にキラキラと輝いた。
2022年05月02日 15:40撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/2 15:40
山頂の広場では風花が舞い、少し前から射してきた陽の光にキラキラと輝いた。
雁坂小屋に無事到着。
やっと辿り着いた2日目の宿泊地。
テント場は既に一杯だったが、なんとか張らせてもらう。
2022年05月02日 16:13撮影 by  SO-41A, Sony
2
5/2 16:13
雁坂小屋に無事到着。
やっと辿り着いた2日目の宿泊地。
テント場は既に一杯だったが、なんとか張らせてもらう。
5月3日、山行3日目。
4時前に雁坂小屋を出発し、まだ暗い雁坂峠に出た。
2022年05月03日 04:14撮影 by  SO-41A, Sony
2
5/3 4:14
5月3日、山行3日目。
4時前に雁坂小屋を出発し、まだ暗い雁坂峠に出た。
雁坂嶺への登りで日が昇る。
2022年05月03日 04:50撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/3 4:50
雁坂嶺への登りで日が昇る。
立ち枯れの木々に陽が射して来た。
物悲しくはあるが、綺麗だった。
2022年05月03日 04:53撮影 by  SO-41A, Sony
2
5/3 4:53
立ち枯れの木々に陽が射して来た。
物悲しくはあるが、綺麗だった。
雁坂嶺に着いた。先を急ぐ。
2022年05月03日 05:01撮影 by  SO-41A, Sony
2
5/3 5:01
雁坂嶺に着いた。先を急ぐ。
この日も富士山がよく見えた。
2022年05月03日 05:30撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/3 5:30
この日も富士山がよく見えた。
西破不山に到着。
この辺りから少し雪が出始めた。
2022年05月03日 06:20撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/3 6:20
西破不山に到着。
この辺りから少し雪が出始めた。
破不山からの下り途中、木賊山を望む。破風山の影の大きさに驚く。
2022年05月03日 06:24撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/3 6:24
破不山からの下り途中、木賊山を望む。破風山の影の大きさに驚く。
木賊山の登り途中、破不山を振り返った。
2022年05月03日 07:30撮影 by  SO-41A, Sony
2
5/3 7:30
木賊山の登り途中、破不山を振り返った。
木賊山山頂。
この手前から、雪が一気に増えた。
2022年05月03日 08:11撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/3 8:11
木賊山山頂。
この手前から、雪が一気に増えた。
甲武信ヶ岳に到着。
タイムリミットを何とか守りきり、安堵の休憩を取った。
2022年05月03日 08:38撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/3 8:38
甲武信ヶ岳に到着。
タイムリミットを何とか守りきり、安堵の休憩を取った。
甲武信ヶ岳山頂より、だいぶ近くなった国師ヶ岳と金峰山を眺めた。
近くはなったが、まだまだ遠い。
2022年05月03日 08:39撮影 by  SO-41A, Sony
2
5/3 8:39
甲武信ヶ岳山頂より、だいぶ近くなった国師ヶ岳と金峰山を眺めた。
近くはなったが、まだまだ遠い。
奥秩父主脈縦走路と毛木平への道との分岐。
想定よりも雪が少ない。
2022年05月03日 09:12撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/3 9:12
奥秩父主脈縦走路と毛木平への道との分岐。
想定よりも雪が少ない。
いよいよ奥秩父主脈縦走路の核心部、甲武信ヶ岳〜国師ヶ岳間の道へ足を踏み入れる。
日が沈む前に、大弛小屋にたどり着けるだろうか。
2022年05月03日 09:16撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/3 9:16
いよいよ奥秩父主脈縦走路の核心部、甲武信ヶ岳〜国師ヶ岳間の道へ足を踏み入れる。
日が沈む前に、大弛小屋にたどり着けるだろうか。
静かな森に陽が射す中、黙々と歩いて行く。
足にはもう力が残っていなかったが、気分は良かった。
2022年05月03日 10:14撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/3 10:14
静かな森に陽が射す中、黙々と歩いて行く。
足にはもう力が残っていなかったが、気分は良かった。
両門ノ頭。
ぱっと飛び出た展望地から見えた国師ヶ岳。
2022年05月03日 10:27撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/3 10:27
両門ノ頭。
ぱっと飛び出た展望地から見えた国師ヶ岳。
国師のタルに着いた。
巨木に括りつけられた標識。
2022年05月03日 12:05撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/3 12:05
国師のタルに着いた。
巨木に括りつけられた標識。
暗い森の中に、ぽっかりと開いた国師のタル。
不思議な雰囲気の静かな広場で、国師ヶ岳への登りに備えた。
2022年05月03日 12:05撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/3 12:05
暗い森の中に、ぽっかりと開いた国師のタル。
不思議な雰囲気の静かな広場で、国師ヶ岳への登りに備えた。
国師のタルからしばらく進むと雪が多くなった。
しかし何という幸運、雪はバッチリ締まっていて、踏み抜くこと無く歩くことが出来た。
2022年05月03日 13:16撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/3 13:16
国師のタルからしばらく進むと雪が多くなった。
しかし何という幸運、雪はバッチリ締まっていて、踏み抜くこと無く歩くことが出来た。
トレースに助けられ、道にも迷わなかった。
先人達に感謝しながら、じわじわ登って行った。
2022年05月03日 13:41撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/3 13:41
トレースに助けられ、道にも迷わなかった。
先人達に感謝しながら、じわじわ登って行った。
尾羽打ち枯らし、国師ヶ岳に到着。
変な構図の写真を取った。
2022年05月03日 14:12撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/3 14:12
尾羽打ち枯らし、国師ヶ岳に到着。
変な構図の写真を取った。
国師ヶ岳より北奥千丈岳。
2022年05月03日 14:13撮影 by  SO-41A, Sony
2
5/3 14:13
国師ヶ岳より北奥千丈岳。
山頂付近の木々には、ぼってりした雪がびっしり付いていた。
2022年05月03日 14:13撮影 by  SO-41A, Sony
2
5/3 14:13
山頂付近の木々には、ぼってりした雪がびっしり付いていた。
北奥千丈岳。
この山行の最高峰に辿り着いた。
2022年05月03日 14:28撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/3 14:28
北奥千丈岳。
この山行の最高峰に辿り着いた。
北奥千丈岳より金峰山への稜線を望む。
2022年05月03日 14:31撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/3 14:31
北奥千丈岳より金峰山への稜線を望む。
大弛小屋に到着。
明るい内に辿り着けてホッとした。
写真を撮っていなかったのに気づいて、テントを貼った後に写真を撮った。
2022年05月03日 16:58撮影 by  SO-41A, Sony
1
5/3 16:58
大弛小屋に到着。
明るい内に辿り着けてホッとした。
写真を撮っていなかったのに気づいて、テントを貼った後に写真を撮った。
5月4日、山行最終日。
のんびり支度をして、6時過ぎに出発した。
2022年05月04日 06:10撮影 by  SO-41A, Sony
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5/4 6:10
5月4日、山行最終日。
のんびり支度をして、6時過ぎに出発した。
朝日峠を通過。
2022年05月04日 06:41撮影 by  SO-41A, Sony
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5/4 6:41
朝日峠を通過。
朝日岳に到着。
昨日から行程が重なった山岳会風のお二人と、しばらく話をした。
とても良い時間を過ごすことが出来ました。
ありがとうございました。
2022年05月04日 07:16撮影 by  SO-41A, Sony
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5/4 7:16
朝日岳に到着。
昨日から行程が重なった山岳会風のお二人と、しばらく話をした。
とても良い時間を過ごすことが出来ました。
ありがとうございました。
朝日岳より金峰山を見やる。
この山行最後の山頂と思うと、感慨深いものがあった。
2022年05月04日 07:36撮影 by  SO-41A, Sony
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5/4 7:36
朝日岳より金峰山を見やる。
この山行最後の山頂と思うと、感慨深いものがあった。
鉄山のトラバース。
今日もよく締まった雪の上を、高揚した気分で歩いて行く。
ここのトラバースを歩く為に、ずっと奥多摩駅から歩いて来た。
2022年05月04日 08:01撮影 by  SO-41A, Sony
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5/4 8:01
鉄山のトラバース。
今日もよく締まった雪の上を、高揚した気分で歩いて行く。
ここのトラバースを歩く為に、ずっと奥多摩駅から歩いて来た。
金峰山への最後の斜面。
空に吸い込まれるような雪の斜面を、トレースを追って登って行く。
自然と笑みがこぼれた後、視界が少し滲んだ。
2022年05月04日 08:21撮影 by  SO-41A, Sony
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5/4 8:21
金峰山への最後の斜面。
空に吸い込まれるような雪の斜面を、トレースを追って登って行く。
自然と笑みがこぼれた後、視界が少し滲んだ。
金峰山。
この山行最後の山頂。
ゴールデンウィークらしい登山者の多さに、その内の1人ながら圧倒される。
2022年05月04日 08:41撮影 by  SO-41A, Sony
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5/4 8:41
金峰山。
この山行最後の山頂。
ゴールデンウィークらしい登山者の多さに、その内の1人ながら圧倒される。
五丈岩の傍らから、歩いてきた山々を振り返る。
満足するまでその山並みを眺めた後、瑞牆山荘へ向けて降り始めた。
2022年05月04日 08:43撮影 by  SO-41A, Sony
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5/4 8:43
五丈岩の傍らから、歩いてきた山々を振り返る。
満足するまでその山並みを眺めた後、瑞牆山荘へ向けて降り始めた。
多くの登山者達と一緒に下山して、
瑞牆山荘が木々の間から見えて来た。

道が平坦になった頃、
春の暖かい風が吹いた。
見上げれば、
陽の光の中で新緑が揺れていた。
2022年05月04日 12:19撮影 by  SO-41A, Sony
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5/4 12:19
多くの登山者達と一緒に下山して、
瑞牆山荘が木々の間から見えて来た。

道が平坦になった頃、
春の暖かい風が吹いた。
見上げれば、
陽の光の中で新緑が揺れていた。
瑞牆山荘に辿り着いた。
水の流れるトイレで顔を洗い、自動販売機で缶コーヒーを買った。
2022年05月04日 12:24撮影 by  SO-41A, Sony
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5/4 12:24
瑞牆山荘に辿り着いた。
水の流れるトイレで顔を洗い、自動販売機で缶コーヒーを買った。
撮影機器:

感想

2019年のゴールデンウイークに、
瑞牆山荘(富士見平小屋で一泊)〜金峰山〜大弛小屋泊〜国師ヶ岳〜甲武信ヶ岳〜甲武信小屋泊、そして西沢渓谷に下山するテント泊縦走を行った。

自分にとって初めての残雪期テント泊縦走で、
金峰山から降りてすぐの、鉄山のトラバースに刻まれた踏み抜きだらけのトレースと、
国師ヶ岳〜甲武信ヶ岳の縦走路の、日中もなお暗い残雪の道の記憶が強く残っていた。

今回は2019年よりも深くこの時期の奥秩父主脈縦走路を体感するため、
奥多摩駅から歩いて国師ヶ岳まで登り、鉄山のトラバースを再訪することを目的とした。

仕事の休みの都合上、3泊4日で行程を組み、予備日を1日とした。



5日分の食料は、初日のみ惣菜パンで2300kcal分、残りの4日分はアルファ米24食、エナジーバー4本、真空パックの調理済みチキン4食とし、1日2300kcal程度、足りない分は小屋を頼ってカップめんを買う等を考えた。
水は毎日2.7Lでスタート。その内の500ccはお湯で持っていき、行動食としてのアルファ米を戻すのに使った。

ウェアは行動中にマイナス一桁台で風に吹かれても死なない程度に準備。
寝具として、1mm銀マットをテントマットとし、マットレスはニーモのスイッチバックを切った物、シュラフは3期用にダウンジャケット&パンツを使ったが、大弛小屋で溶けてない雪の上で寝た日は底冷えが冷たく感じた。

アイゼンは10本爪。予定上、どうしても国師ヶ岳を雪の緩む午後に登ることになる為、念の為ワカンを持っていった。
水、食料込みで、ザック重量は20kgになった。



   ***



今回の山行を無事に歩ききれたのは、幸運に恵まれた事が大きかったと思う。

初日を除き、天気が良かったこと。
2日目の燕山、古礼山、水晶山を登っている時、今にも雨が降りそうな雲が湧いて来たが、何とか捕まらずに済んだ。その後雷鳴が聴こえた方向を見れば、数時間前に自分が歩いていた唐松尾山方面の上に黒い雲が湧いていた。

テント場に着く時間が毎日遅かったが、3泊とも比較的平らな場所にテントを張ることが出来た。

この山行に向けてトレーニングをして来てはいたが、疲れ切ってからも最低限歩き続けられた。

全体的に雪が少なく、国師ヶ岳の登りでは雪が締まっていて、踏み抜きが無かった。

最終的には全てが良い方に転がりラッキーだった。



大変だったことや失敗、反省点など。

ずぶ濡れになった雲取山荘でのテント泊。濡れを免れたウールのグローブを濡らさないため、凍ったテントをびしょびしょのレイングローブに手を突っ込み撤収した。

2日目に倒木に右膝を打ち付け、以降ずっと違和感が消えなかった。

想定よりも体力の消耗が大きく、毎日半分歩く頃には登りで足が上がらなくなってしまった。

コースタイムの設定を甘く見て、毎日時間に追われて歩いた。ゆっくり歩けたのは、最終日のみだったのは勿体なく思う。
雲取山から西側は、コースタイムが厳しく感じた。

三ツ山から飛龍山の間に有った桟道が凍っていて、滑落の危険を感じながら通過した。

うっすら残った雪の上でテントを張った大弛小屋の夜、寒くてあまり寝られなかった。

食事はモンベルリゾッタ、サタケのアルファ米を、朝に1食、行動中に3食、夜に2食、これに要所でエナジーバーを1本摂取したが、摂取カロリーは足りなかったように思う。しかしこれ以上食べるのは大変だ。或いは単にオーバーワークだったのか。



   ***



今回の山行は、体力こそ必要だが、ロープを出したり、進路を切り開く必要のない、技術的には単純な山登りだ。甲武信ヶ岳〜国師ヶ岳〜金峰山の残雪帯も、ゴールデンウイークも何日か過ぎれば、凄い奴らのトレースが付いている。
自分はただ登山道を歩き、雪が出て来てもトレースを追って歩いただけだ。
しかし、それでも自分にとっては、冒険とも言える山行だった。

甲武信ヶ岳から降りて、毛木平への道を別けてあの細い登山道に入って行った時、ワクワクして笑みがこぼれた。
疲れ切った体で国師のタルに着いて休憩をした時、まるで映画かゲームの中の世界に居るみたいに感じた。
国師ヶ岳の登りでは体の何処にそんな力が残っていたのかと、自分でも驚くくらい頑張れた。きっと雪の急登で使う筋肉が違ったのだと思うが、何か神秘的な物だと思いたい(笑)
ようやく国師ヶ岳の山頂に着いたとき、確かな達成感を得た。
歩いて歩いて辿り着いた鉄山のトラバースは、思い出よりも雪がちょっと少なかったが、金峰山から来ても、大弛峠から来ても、やはり良い場所だった。
金峰山への最後の斜面、森を抜け、白い雪面を、青空に吸い込まれるように登って行った時、
心が震えて、涙がこぼれて来た。
いい歳してしょーがねーなと思いながら、涙と鼻水を拭きながら最後の山頂を目指すも、直前の岩場で右往左往する。
人の話し声が聴こえる方に岩をくぐり抜けていくと、そこはゴールデンウイークの賑やかな金峰山の山頂だった。

瑞牆山荘まで無事に下山して、バスに乗り温泉に寄った。
汗と垢を流した後、飲んだビールが美味かった。

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コメント

ポエム?結構じゃないですか!
kensuker6さんの気持ちがよく伝わってきて、面白く読めました。
奥秩父縦走は、いつかはやりたいと思っているのですが、このルートを奥多摩から登る方向で、4日でやり遂げるのは、体力的にかなりのものだと思いました。しかも、テント箔で、食料をほとんど担いでいったのですか。すごい。一日目から奥多摩駅から雲取山荘でも結構なものなのに、二日目は雲取山荘から雁坂小屋まで!かなりの健脚ですね。
まだ残雪残るこの時期、甲武信ケ岳を超えたあたりからのテンションが上がってきて、ちょっとしたことでも涙が出てしまう感じもよくわかります。
よくぞやり遂げられましたね。お疲れさまでした。
2022/5/7 16:08
amuamu001さん、このような感傷的な文章に暖かいコメントを頂きありがとうございます。
自分にとってこの行程は、やはり限界に近い挑戦であったので、すごいと言って頂き素直に嬉しいです。
甲武信ヶ岳の先からは本当に変なテンションになってきて、色々な感情が湧き上がって来てしまいました。
本や映画ではなく、自分がやっていることに、その時その場でこんなに感動出来たのは初めての体験で、頑張って歩いて良かったなと思っています。
重ね重ねになりますが、暖かいコメントありがとうございます。いつかどこかの山でお会いできたら嬉しく思います!
2022/5/7 20:10
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