唐松岳スノトレ(八方池山荘in/out)

2022年05月04日(水) ~ 2022年05月05日(木)

• GPS: 08:36
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,248m
• 下り: 1,230m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:39
• 休憩: 0:22
• 合計: 2:01

11:38 八方池山荘
11:55 11:55 石神井ケルン
12:06 12:06 第2ケルン
12:11 12:11 八方ケルン
12:26 12:27 第三ケルン
12:37 12:37 八方池
12:45 13:02 第三ケルン
13:15 13:16 八方ケルン
13:19 13:22 第2ケルン
13:28 13:28 石神井ケルン
13:39 八方池山荘

2日目

• 山行: 5:16
• 休憩: 1:18
• 合計: 6:34

2:47 八方池山荘
3:03 3:03 石神井ケルン
3:10 3:10 第2ケルン
3:18 3:22 八方ケルン
3:29 3:35 第三ケルン
3:40 3:40 八方池
4:54 4:54 丸山
5:42 5:42 唐松岳頂上山荘
5:56 7:04 唐松岳
7:19 7:19 唐松岳頂上山荘
7:50 7:50 丸山
8:39 8:39 八方池
8:46 8:46 第三ケルン
9:00 9:00 八方ケルン
9:10 9:10 石神井ケルン
9:21 八方池山荘

天候

Day1(5/4)：晴れ、Day2(5/5)：晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

�…�イチで東京から新幹線で長野まで（8:05着）
��長野駅東口からバスで白馬八方バスターミナルまで（9:35着）
�Ｇ鯒枠�方バスターミナルから無料シャトルバス（午前中は頻繁に往復中）10分ほどで、ゴンドラ八方駅まで。
※復路の無料シャトルバスは（スキーヤーを意図した乗り物のため）午後からの定時運行。午前中に下山するとシャトルバス運行はなく、白馬八方バスターミナルまでは歩くしかない
�と�方駅から八方池山荘までは、ゴンドラとリフト2本を乗り継ぎ、スキー場を直登。
※登山者用の往復券(都合6回分)は3,800円。登山届(HPよりPDFを事前ダウンロードし、記入して持参するのがスマート)の提出または提示が必要。

コース状況／危険箇所等

【八方池山荘〜八方池】
巻き道でなく、尾根道を進む。5/5現在、公衆トイレ(利用不可)付近を除き、夏道。必然的につぼ足で歩ける。

【八方池〜下ノ樺】
夏道。つぼ足で歩ける。

【下ノ樺〜唐松岳頂上山荘】
丸山ケルン山頂部や、随所随所の岩場に夏道が混ざるが、ほぼ全域に渡って冬道(積雪)。下ノ樺でアイゼンを脱着。上ノ樺まで、丸山ケルンまで、丸山まで、など滑落すると大きな事故につながる急傾斜の雪斜面あり、特に雪がズブズブになる復路(下り)に注意。

【唐松岳頂上山荘〜唐松岳】
夏道と冬道(積雪)が半々くらい。アイゼン付けたまま踏破するのが無難。

その他周辺情報

バスの時刻に合えば、白馬八方バスターミナル前にある八方の湯に浸かるのが妥当。
※私は時刻が合わず（入浴すると長野駅行きのバスは3時間後）、今回は断念

写真

5/4 6:32

上越新幹線で白銀の尾瀬へ向かい、帰京から中1日。今度は北陸新幹線で長野へ！

5/4 7:37

新幹線車窓より、長野を代表する名峰・浅間山！

5/4 9:15

長野駅から白馬八方バスターミナルへ向かうバス車窓より、白馬三山！

5/4 9:18

遠見尾根越しに白馬三山＆小蓮華山！

5/4 9:29

明日向かう唐松岳山頂部！

5/4 9:45

八方バスターミナルへ到着！

5/4 9:46

まだ八方池は雪の下で、こうした逆さ白馬三山は期待できません(笑)。

5/4 9:47

クリアな五竜岳！

5/4 9:48

右は五竜岳、左奥は鹿島槍！

5/4 9:49

五竜岳！武田菱は崩れてますね！

5/4 9:49

鹿島槍！右が南峰、左が北峰！

5/4 9:55

こちらは白馬三山！

5/4 9:58

左は白馬岳、右は新潟最高峰・小蓮華山！

5/4 10:23

ゴンドラ八方駅前、CAFE DE 4260の豚丼でエネルギーチャージ！

5/4 10:38

登山者用のゴンドラ＆リフト往復券(3,800円)で、八方池山荘まで一気に向かいます！

5/4 10:48

ゴンドラより！向かって右手に白馬槍が！

5/4 10:49

白馬三山、小蓮華山、白馬乗鞍岳等の白い稜線が一望！

5/4 10:54

最初の終点・兎平駅より、上越の頸城山塊方面！

5/4 10:56

左は新潟焼山(未踏)、右は火打山！

5/4 10:57

妙高山！

5/4 10:57

右が高妻山で、左が乙妻山(未踏)！

5/4 10:57

未踏の戸隠連峰！左奥が西岳、右が第一峰・第二峰・第三峰！

5/4 10:57

奥は未踏の二百名山・飯縄山！手前の三角錐は一夜山！

5/4 10:58

続けて、アルペンクワッドで標高を稼ぎます！

5/4 11:05

皆さん、気持ちよさそう！俺も滑りたい！

5/4 11:06

続けて、グラートクアッドで標高を稼ぎます！後方には五竜＆鹿島槍がドーンと！

5/4 11:11

右が五竜岳、左奥が鹿島槍！

5/4 11:13

五竜岳下の白岳から続く遠見尾根をパノラマで！

5/4 11:14

2日間お世話になる八方池山荘！工藤夕貴さん主演の山女日記はじめ、TVでは見たことあった山荘を、初めて我が目で見ました！

5/4 11:20

8人部屋に5人で！（本当はコロナ対策で定員4人のようですが、前日電話で満室と言われ、頼み込んだら「一人ならOK」と言われて手配頂けました♪）

5/4 11:25

Day1は雪の付き具合の偵察も兼ねて、八方池をピストンします。アイゼン込みで4kgちょうどを担ぎ、出発です！

5/4 11:34

トイレからもこの絶景(笑)。

5/4 11:38

さぁ、初めての八方尾根、行ってきます！

5/4 11:39

山荘横から望む白馬三山＆小蓮華山！登山しなくてもこの光景が見える神スポット！

5/4 11:40

同じく山荘横より、上越・信濃町方面！左より、雨飾山、新潟焼山、火打山、妙高山、高妻山、戸隠連峰が一望！

5/4 11:41

山荘先には全然雪なし！

5/4 11:55

石神井ケルン越しに白馬三山！

5/4 11:55

はるか右上に明日目指す唐松岳、中央には五竜岳、左奥には鹿島槍！

5/4 11:58

トレイルは雪解け水で"ぷち沢"のよう・・・

5/4 12:02

息(やすみ)ケルン、通称第2ケルン越しに唐松岳＆不帰ノ嶮！この辺りは雪が豊富だが、登り下り共につぼ足で問題ないレベル。

5/4 12:03

唐松岳ドーン！

5/4 12:11

特徴的な八方ケルン！左後方は頸城山塊！

5/4 12:16

案内板に名のあるピークはすべて夏季に踏破済み！

5/4 12:18

左より、唐松岳〜不帰ノ嶮(3峰、2峰南峰、2峰北峰、1峰)！

5/4 12:18

左より、天狗の大下り〜天狗ノ頭！

5/4 12:18

白馬三山(左より、白馬槍、杓子岳、白馬岳)！

5/4 12:18

左より、小蓮華山〜白馬乗鞍岳〜天狗原！

5/4 12:18

左より、雨飾山、新潟焼山、火打山！

5/4 12:18

左奥は妙高山、右奥は高妻山！

5/4 12:18

左奥は戸隠連峰(西岳、第一/二/三峰)、右奥は飯縄山！

5/4 12:20

八方池を周回する階段！この時期は、そのまま雪に突入(笑)！

5/4 12:24

八方池の上に立ち、白馬三山をバックに♪

5/4 12:29

青空の下で、白馬三山をバックにガッツポーズ！

5/4 12:40

Day1偵察は、ここで終了して折り返し！ここまでつぼ足で全然問題なし。どこから本格的な雪が出現するのか？

5/4 12:52

白馬三山を眺むる！

5/4 13:13

五竜岳、鹿島槍を眺むる！

5/4 13:15

冬季閉鎖中の公衆トイレ屋舎越しに、頸城三山＆高妻山！

5/4 13:18

息ケルン越しに、左に雨飾山、右に焼山＆火打山！

5/4 13:22

Day1は強風ですが、晴天のため、登り下り共に結構なハイカーがいます！

5/4 13:29

八方池山荘とグラートクアッド終点屋舎が見えてきました！

5/4 16:17

残念ながら本日は浴槽には入れず、シャワーのみ！

5/4 17:48

八方池山荘より、対面の遠見尾根下部を望遠すると・・・

5/4 17:48

五竜キャビンの終点、アルプス平駅！今夏、高齢の母を連れて、白馬五竜高山植物園へ行きたいと思ってます♪

5/4 17:58

八方池山荘のディナーはバイキング形式！私は2番手(笑)！

5/4 18:02

豪華ディナー！角煮や唐揚げ、フキを何度もお代わりし、ご飯は都合3杯半を完食！

5/4 19:11

新月から4日目、天狗ノ頭＆白馬三山上空の星空！

5/4 19:25

明日はアイゼン込みで、ほぼ6kgを担いでスタート予定！

5/4 19:37

山荘前はスキー場ゲレンデトップ！夜中に圧雪車が豪快に斜面を整備してます！

5/5 2:26

ここからDay2！朝2時に起床！
山荘前より鹿島槍方面にカメラを向けると天の川が♪

5/5 2:36

太陽が昇る東方面、頸城山塊＆高妻山も、まだ漆黒の中！

5/5 2:44

さぁ、3時前、八方池山荘を一番で出発！

5/5 3:12

息(やすみ)ケルン越しに、唐松岳＆不帰ノ嶮！

5/5 3:20

左を見ると、鹿島槍から天の川！肉眼でも見えますが、肉眼だと白い雲のように見えます(笑)。

5/5 3:30

八方池ほとりの第3ケルンを通過！後方のジグザグは不帰ノ嶮！

5/5 3:33

一際美しい鹿島槍から伸びる天の川！

5/5 3:33

天の川を縦構図で！（タブレットの待受画像にしました〜）

5/5 3:36

白馬三山の上空には北斗七星！

5/5 3:37

その白馬三山の手前には雪に埋もれた八方池！

5/5 3:49

朝3時50分、東の空が白んできました！

5/5 4:05

下ノ樺から雪が続くようになり、アイゼンを出します。一気に1kg以上、ザックが軽くなりました！（4.85kg）

5/5 4:07

この旅初めてアイゼンを装着！復路の下ノ樺までつけっぱなし！

5/5 4:13

急な雪斜面を直登します！ナイトハイクでは、ヘッデンに反射するピンクテープが本当にありがたい！

5/5 4:15

東の空、頸城山塊方面のマジックアワーが始まってます！眼下左下は八方池！

5/5 4:15

まだ静まり返っている五竜岳＆鹿島槍！

5/5 4:16

夜明けまであと30分！急いで登れる所まで登ろう！

5/5 4:19

上ノ樺終点近し。標高2000m超で生育する白樺、すごい生命力！

5/5 4:23

右奥の台形、高妻山のシルエットが特に美しい！

5/5 4:28

白樺かどうかわかりませんが、白馬三山をバックに、おそらく最後(最高点)の大木！

5/5 4:37

左は高妻山、右は戸隠連峰！（方角的に戸隠山本峰は手前の西岳後方に隠れて見えないぽい）

5/5 4:37

頸城三山！（右より、妙高山、火打山、新潟焼山）

5/5 4:43

夜明け近し。なんとか眼前の丸山ケルンまで登ってご来光を仰ぎたい！ここから猛ダーッシュ！

5/5 4:48

丸山ケルンまでガツガツ登ってる最中、振り返るとご来光が・・・

5/5 4:49

半分出ちまった、丸山ケルンまで間に合わず(笑)。

5/5 4:51

高妻山と戸隠連峰の間から、すっぽり出ましたね〜！

5/5 4:51

おはようございます！

5/5 4:52

高妻山＆戸隠連峰、最高のシルエット！

5/5 4:53

なんとか、丸山ケルンまで登り詰め、五竜＆鹿島槍を望む！

5/5 4:53

朝焼けの頸城山塊＆戸隠連峰が美しい！

5/5 4:55

丸山ケルン越しのご来光！

5/5 4:58

時折太陽を振り返りつつ、引き続きガツガツ登り続けます！

5/5 5:00

頸城山塊〜高妻山〜戸隠連峰の朝のシルエットが、なんとも美しい！

5/5 5:00

ご来光直後、柔らかい色味に染まる唐松岳＆不帰ノ嶮♪

5/5 5:05

ご来光直後、柔らかい色味に染まる五竜岳♪

5/5 5:24

鳴き声なしで、突如現れたライチョウ♂！

5/5 5:33

出発から2時間45分、八方尾根の終着点、唐松岳頂上山荘上まで到達！この旅で初めて、剱岳〜立山〜薬師岳〜水晶岳等がドーンと現る！

5/5 5:34

一際存在感を放つ白銀の剱岳！

5/5 5:40

右奥に薬師岳、中央奥に水晶岳＆鷲羽岳、左は眼前に迫る五竜岳！

5/5 5:41

さぁ、唐松岳までのラストハイク！

5/5 5:45

振り返ると、すごい場所に建っている頂上山荘！（今日は往復共に山荘へは立ち寄らず）

5/5 6:02

朝6時、八方池山荘前泊者ではダントツの一番、頂上山荘前泊者並みの早い時間に唐松岳へ登頂し、剱岳を望む！

5/5 6:04

五竜Tシャツを来て、五竜岳を望む！オラフもTシャツも里帰り♪

5/5 6:05

オラフの故郷(笑)！

5/5 6:08

晴天無風の好条件下、通算2登目、白い唐松岳へは初登頂！山頂は10分ほど貸切状態♪

5/5 6:16

ジグザグと続く不帰ノ嶮〜天狗ノ頭の稜線！中央は白馬槍！

5/5 6:17

右奥は日本海(富山湾)！左は毛勝三山(右より毛勝山、釜谷山、猫又山)！

5/5 6:18

右より、剱岳、別山、立山！

5/5 6:18

右は立山、中央左は薬師岳！

5/5 6:18

右奥は黒部五郎岳＆赤牛岳、中央奥は水晶岳＆鷲羽岳！

5/5 6:18

白馬三山(右より杓子岳、白馬岳、白馬槍)から、反時計回りに絶景ラッシュいきまーす！

5/5 6:19

日本海(富山湾)！

5/5 6:19

未踏の毛勝三山(右より毛勝山、釜谷山、猫又山)！

5/5 6:19

剱岳！過去2度登頂するも、未だ山頂からの眺望得られておらず(涙)。

5/5 6:20

立山！私の百名山コンプリートの山！

5/5 6:20

薬師岳！

5/5 6:21

黒部五郎岳！カールがこっち向いてますね！

5/5 6:21

右奥が黒五、左は未踏の二百名山・赤牛岳！

5/5 6:21

水晶岳！

5/5 6:22

鷲羽岳！

5/5 6:22

未踏の三百名山・蓮華岳越しに、右奥が槍ヶ岳、左奥が穂高連峰！

5/5 6:22

孤高の槍ヶ岳！

5/5 6:22

奥穂高岳！右の涸沢槍も格好いいフォルム！

5/5 6:23

そして、眼前にそびえる最も近い百名山・五竜岳！

5/5 6:23

80倍ズームすると・・・、朝6時半前、五竜岳に登頂者いますね！来年は残雪期の五竜岳を狙いたい！

5/5 6:54

ポカポカ無風の唐松岳に1時間以上いました〜♪。ぼちぼち頂上山荘方面へ向けて下山します！

5/5 7:03

眼前の不帰ノ嶮3峰取付き点を見下ろしてみると・・・

5/5 7:04

スキー跡でなく、登山靴跡が・・・

5/5 7:04

追える限り、V字谷(唐松谷)の下方へ、足跡は続いてます。地形図を見る限り、南股入(川)経由で二股発電所辺りに下りれるようですね。雪崩や遭難リスクが高すぎるプロの領域！

5/5 7:05

さぁ、唐松岳より、下山開始！

5/5 7:21

15分で頂上山荘上の八方尾根下降点に到達！剱岳、立山、薬師岳といった立山連峰は見納めです！

5/5 7:21

さぁ、八方尾根へ！

5/5 7:25

下り始めてすぐ、ライチョウ♂を発見！

5/5 7:26

そして、付近にライチョウ♀も発見！

5/5 7:26

♂が♀に気づき・・・

5/5 7:26

私を気にせず(笑)、求愛行動開始！

5/5 7:27

いつしか二羽共に仲睦まじく並びました〜♪

5/5 7:28

ライチョウ♀が離れても追わず、ライチョウ♂は立ち止まり、孤高に五竜岳を眺めてます！

5/5 7:39

気持ちよい、歩きやすい雪の斜面をガシガシ下っていきます！

5/5 7:57

鹿島槍の左奥には・・・

5/5 7:58

常念岳が見えました！右は大天井岳かな！

5/5 8:11

眼下に、再び真っ白な八方池が見える辺りまで下りてきました！

5/5 8:12

目を細めると・・・浅間山のシルエットが！（2日間とも、浅間山＆四阿山は春霞で望遠できず）

5/5 8:13

五竜＆鹿島槍をバックに♪

5/5 8:13

下りは、進行方向右手側に五竜＆鹿島槍！（更に奥に常念岳！）

5/5 8:13

進行方向左手側に白馬三山！

5/5 8:14

往路でありがたかった、急斜面のピンクテープ！

5/5 8:29

下ノ樺でアイゼンを外す！ここからは安全につぼ足で下りれます！

5/5 8:32

ハイカー越しに白い八方池！

5/5 8:35

白い八方池を歩くハイカー！

5/5 8:40

そして、私も八方池の上から白馬三山をバックに♪

5/5 8:43

第3ケルンより、八方池越しの白馬三山！いつか水面に映る逆さ白馬三山を撮りに再来します！

5/5 8:45

さらば、白馬三山！また会う日まで！

5/5 8:53

八方池越しに第3ケルン＆鹿島槍ヶ岳！

5/5 8:59

八方ケルンまで下りてきました〜♪

5/5 9:08

ヘリコプターが爆音を出しながら、周回してました。荷揚げや人命救助の用途ではなさそうでした。

5/5 9:09

八方池山荘まであと少し！

5/5 9:35

朝3時前に発ち、5時間超で唐松岳往復を完了！さぁ、リフト＆ゴンドラで下山します。バイバイ、八方池山荘！

5/5 9:37

まずは、グラートクアッドで下ります！

5/5 9:42

登山者とゲレンデスキーヤー・ボーダーが共存する山域です！

5/5 9:45

続けて、アルペンクアッドで下ります！

5/5 9:45

雨飾山の前で、野焼き？山火事でないことを祈ります！

5/5 9:56

最後はゴンドラリフトアダムで一気に下ります！下部はスキー場も閉鎖され、雪もありません！

5/5 10:16

下山後、時間があるので、白馬八方BTまで遠回りして散策！山桜越しに杓子岳＆白馬岳！

5/5 10:19

山桜越しに杓子岳、白馬岳、小蓮華山！

5/5 10:17

ホワイト＆ホワイト(白馬岳)！

5/5 10:36

スキー場上空には、パラグライダーが多数！

5/5 10:36

残雪期、晴天のアルプス上空、気持ちよさそう！

5/5 10:38

Day1同様、Day2も五竜岳がスッキリ！白馬八方BTから、バスで長野駅へ向かいます！

5/5 12:27

長野駅到着！

5/5 12:49

信州尽くしの飲食物を取り揃え、帰京します！お疲れさまでした〜♪。

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

PowerShot SX730 HS CANON

感想

happygo

2019年9月、五竜キャビンで入山し、3日間(毎日晴天♪)かけて、遠見尾根〜五竜岳〜唐松岳〜白馬三山と縦走した際に通過した唐松岳。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2024664.html

当時は通過点でしかなかった三百名山・唐松岳を、今回は最終目的地としたスノーハイクを計画。白銀の尾瀬から帰った翌日＝北アルプス入山前日(5/3)に、Day1(5/4)、Day2(5/5)共に晴れ、特にDay2(5/5)は風もほぼないThe Dayと判明した時点で、八方池山荘へ予約のため電話！満室と言われましたが、粘って宿泊予約を勝ち取り、満を持して新幹線＆バスで信州入りします。

長野駅から白馬八方バスターミナル(BT)へ向かうバス車窓より、雲ひとつない快晴下に後立山連峰がバッチリ見えます。今から山へ近づくべく、登っていくわけなので、ワクワク感が止まりません♪。

ゴンドラとリフト2本を乗り継ぎ、麓から一気に標高1,830mの八方池山荘へ。スキー場なので、スキーヤー・ボーダーに混じって、登山者も文明の利器で標高を稼げます。私の普段の雪山登山では、スキー場Open前に駐車場からゲレンデを経由して一気に山頂まで直登することが常（例：丸沼スキー場経由の日光白根山、休暇村スキー場経由の乗鞍岳、グランデコ経由の西吾妻山etc.）ですが、今日は楽して登らせてもらいます(笑)。

11時過ぎに八方池山荘にチェックインし、必要最小限の荷物で、Day1は雪の付き具合を確かめる偵察登山開始！登山をせずとも、山荘前から頸城山塊や後立山連峰のパノラマビューが広がり、通年営業というから、八方池山荘は日本有数の観光地だと再認識しました〜♪

今冬は雪が多かった、と聞きますが、雪解けも早いのか、標高2,000m近いのに、全然雪がありません。息ケルン(第2ケルン)辺りにまとまった雪がありますが、つぼ足で十分安全に登下山できるレベル。結局、八方池に面した第3ケルンまで、つぼ足で問題なく行けてしまい、アイゼンは単なる重しに。時間があるので丸山ケルン辺りまで登ることも可能でしたが、Day1はとにかく強風。三脚に立てたカメラが複数回撮影前に倒れるレベル(涙)。Day2は弱風予報なので、Day1は無理せず、八方池で折り返しとしました。

13時半過ぎに八方池山荘まで帰着し、お風呂(シャワーのみ)に入れる16時まで、facebookにアップしたり、山雑誌読んだり、5/1の尾瀬・桧枝岐小屋と同様ののんびりタイム再来。こういう余裕・余力のある山行は、普段中々ないので貴重なひと時ですねー。

18時から念願のディナー。なんとバイキング形式！角煮やサバ塩焼き、唐揚げ等々、何もかんもウマい！おかげさまで何度もお代わりし、ご飯は都合3杯半を完食。翌日は朝3時出発予定のため、朝飯要らない位、腹にぶっこんだ感じです♪。夕食後、外に出ると風もやみ、新月(5/1)から4日しか経っていないため月も細く(星灯りを邪魔せず)、満点の星空が広がっています！登山せずに、満腹になって、寒い思いせずに、この圧巻ビューが見えるなんて、八方池山荘、すごいロケですねー。

そしてDay2。朝2時に起床し、外に出て星空を撮っていると、なんと鹿島槍から上部にかけて天の川がクッキリ！肉眼だと白い雲のように見えますが、肉眼でもそこに天の川があるのが視認できるレベル。そして予報通りほぼ無風で、半袖でも寒くない陽希。最高のThe Dayの開幕です。

昨日偵察したので、ガシガシと夏道を登り、まずは八方池まで。改めて鹿島槍方面の天の川、白馬三山方面の北斗七星などを撮影し、満面の笑み♪。朝3時半を過ぎると東の空(頸城山塊方面)はマジックアワーが始まり、段々と夜が白んでいきます。

下ノ樺辺りでやっと雪がつながり、アイゼンを装着！背負う重量が5kgを切り、尾瀬の13kgと比べると、何も背負っていないような錯覚に陥ります(笑)。ナイトハイクでは、斜面に突き刺さった人工的なピンクテープが本当にありがたいです。

丸山ケルンが望遠できた辺りで、東の空が大分オレンジ色に染まってきたので、丸山ケルンでご来光を、と願い、ペースをあげますが・・・、無情にも丸山ケルン目前にして、高妻山と戸隠連峰の間よりご来光が上がってきました。まぁ、20mほど上の丸山ケルンにいても見える景色は一緒なんですが(笑)。何度見ても、日の出直後の頸城山塊＆戸隠連峰、美しいですねー。また、モルゲンロートというほどにピンク色には染まりませんでしたが、後立山連峰に降り注ぐ柔らかい陽光に染まる斜面も絶品でしたねー。

そして、登り続けること2時間45分。ついに八方尾根の終着点の主稜線に到達すると、剱岳を始めとした立山連峰がドーンと眼前に広がります！ここからは過去に歩いた稜線です。ここからは槍ヶ岳・穂高連峰は見えませんでしたが、唐松岳山頂まで達すると見えるんですねー。

そして、唐松岳までのラストハイクは15分ほど。夏道・雪道が入り混じってますが、アイゼンをつけっぱなしで何とか登り通しました。朝6時に唐松岳へ登頂し、私が山頂にいた1時間の間に、頂上山荘前泊者が続々と登ってきました。八方池山荘前泊者としては、異例の速さ・早さだったのかもしれませんね。

兎にも角にも、山頂の360度の白銀パノラマビューに圧倒されます。後立山連峰の稜線の山々(五竜・白馬三山)はもちろん、立山連峰(剱岳・立山・薬師岳等)、黒部源流部(黒五・水晶・鷲羽)、槍穂高まで一望できました〜。なにげに、黒部川が注ぐ辺りと思しき日本海(富山湾)が見えるのもポイントですね〜。80倍ズームのカメラ(Canon SX730HS)が大活躍でしたね。

丸山上部で、登りでもライチョウを1羽見ましたが、下山時には♂♀のツガイで見えました！♂が♀の前で羽を広げる求愛行動には癒やされましたねー。

下りは雪が付いていると楽ちんですね、滑り下りるように下れて。雪庇や痩せ尾根もほぼない安心安全なルートで、唐松岳スノーハイクは雪山初心者向け、というのが実感できました。もちろん、今日は快晴無風、最高の気候・条件たったことも付記しておきますが。

Day1もDay2も、真っ白な八方池に立ち、白馬三山や頸城山塊をバックに何度も記念撮影。つい数日前(5/2)、真っ白な尾瀬沼に立ち、燧ヶ岳をバックに記念撮影したのと同様の興奮を味わえました〜♪。尾瀬沼は夏も見てますが、八方池は今回がお初。是非、逆さ白馬三山が見える風のない夏に再来しようと誓いました！

終わってみれば、9:20頃に八方池山荘まで下山完了。日帰りと思しき当日入山者と多数スライドしたし、これから登る方も多数いる時間帯に登山完了です。八方池山荘のチェックアウトは10時なので、この時間に唐松岳往復しているのは爽快ですねー。おかげさまで、当初予定では白馬八方BT前の八方の湯に浸かり、14:45発のバスで長野駅へ向かう予定でしたが、もう一本早いバス(11:05発)に乗れてしまうため、温泉を諦め、最速で帰京することにしました。ゴンドラ八方駅から、白馬八方BTまで、遠回りして周回した所、山桜(ピンク)と白馬岳(ホワイト)の共演も見れて、締めくくりも満点フィニッシュ！

快晴無風、360度の北アルプス白銀ビュー、満天の星空＆天の川、凍結した八方池歩き、ライチョウ、そして極上の小屋飯etc.。人がおよそ山に求める全てを2日間で体験・体得することができました。天候が安定した残雪期のスノーハイク、最高です♪。