前常念〜常念〜蝶槍〜蝶
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- GPS
- 56:00
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 2,454m
- 下り
- 2,438m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 8:00
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 7:05
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
0400三俣登山口着で第一駐車場あと四台 |
コース状況/ 危険箇所等 |
気温が上がるとシャリ雪滑る |
その他周辺情報 | ほりでーゆでお風呂とごはん |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
道具:ストック
10本爪アイゼン
ピッケル
備品:ハット ネックゲイター 山頂のみネックウォーマー 夏用グローブ 薄いテムレス 夏用登山靴 上:半袖ファイントラック ベース レインウェア ウィンドストップジャケット 山頂のみダウン 下:タイツ 夏用パンツ ゲイター 未使用品:レインパンツ |
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感想
立山遠征計画するも、変更余儀なくさてどこ行こうか。適当に蝶常念行けるんじゃね?と予約確認するに、蝶は4日なら取れるとのことで、天気予報的に3日常念4日蝶の予定で入りました。
前日出発して行きすがら雨雲レーダーで見るに、絶対雪降ってるじゃん!な状況で、登山口から登って行くと新雪に覆われていました。いや、今日はいいよ!岩場どうなっとん?と心配しましたが、稜線に出るまでの雪道は新雪、前常念下の岩場は被り新雪で、結果ノーアイゼンで登ることができ、ラッキーでした。でも、翌日予定している常念から蝶に向かう下りの道も岩場のはず、雪が溶けた岩場なんか歩けないよ…ここ下るのも嫌だし…とちょっとビビり気味😓
急登に喘いで到達した8年ぶりの常念山頂では、見事な絶景で、寒いので岩陰側にいつつも長居しておしゃべりして山小屋に入りました。小屋では4人の単独女性の部屋になり、お喋りも楽しく過ごせました。また、私より早く予約しようとしたにも関わらず蝶ヶ岳ヒュッテが取れなかった方がいて、たまたま電話した時空いてたんだなぁと運を感じました。
2日目は、蝶槍手前の雪道をできるだけ締まった状態で歩きたいので日の出を見ながら常念に向かい、激風に時々飛ばされそうになりつつも登頂し、心配していた下りも程なくアイゼンが邪魔になる程度の残雪だったのでほっ
樹林帯からの積雪地帯では、太陽に照らされた雪がシャビシャビで滑るので、急登になったところで再度アイゼン装着。2592ピークからの下りで、泥のトラバースを嫌がってトレース外れて下ったら滑落してしまった…自分は落ち着いていて、アイゼンかからんな、じゃあ腹這いで腕突き刺さすか、と対処できましたが、見てた人怖かっただろうなぁ…
蝶槍手前で雪が無くなったのでアイゼンを脱ぎ、あまりの絶景に写真を撮りつ撮られつのんびり歩き、これまた9年ぶりの山頂で北アルプス大パノラマを堪能しました。惜しむらくは、南側は八ツがうっすら見えるくらいだったこと…早く着いたので、キャンセル料払っても泊まらずに下ることも考えましたが、予約出来なかった人もいるんだからと翌日に期待して受付をしました。
とにかく強風で寒かったので、温かいココアを飲み、落ち着いてから比較的風が弱かった外のベンチで単独女性とお喋りし、ひと区画使いで快適なスペースでのんびりしました。
夜ご飯の後、前日見損ねた日の入りを見ると、ちょうどキレットに夕日が沈む感じで、とても美しかったです☀️
最終日は再度蝶ヶ岳山頂で日の出を拝みましたが、どんなに頑張っても南アがうっすらで、あるはずの富士山は心の目で見るだけになりました…
その後締まった雪で下山できる程度で小屋を出発しました。最初こそノートレース部を滑り下りでとても楽しかったのですが、あまりの急坂下りに疲れた足が追いつかず、気を抜くとタイトなトレースにアイゼンが良く効くけれど効き過ぎて引っかかりそうになりとても疲れました…私の体力では、前日一気に下らなくてよかった🥺アイゼン使いは持病の変形性関節炎が痛くて前爪が上手く効かせられない…雪山の歩き方を考えなくてはならないと痛感😞
まめうち平より下は、いつもの下山地獄…と思っていたら、なんとまぁお花畑が楽しめて、嬉しい誤算でした。
三股に下山した後ほりでーゆでさっぱりした後、ざるそば&ミニソースカツ丼セットでお腹を満たして長い帰路に着きました。
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