記録ID: 4263017
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
北穂高岳&涸沢岳(涸沢初テン泊)
2022年05月03日(火) ~
2022年05月05日(木)
体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 21:51
- 距離
- 39.2km
- 登り
- 2,603m
- 下り
- 2,588m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 6:26
距離 15.8km
登り 890m
下り 103m
2日目
- 山行
- 3:25
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 4:43
距離 3.6km
登り 810m
下り 811m
3日目
- 山行
- 8:03
- 休憩
- 2:35
- 合計
- 10:38
距離 19.8km
登り 917m
下り 1,701m
14:00
ゴール地点
天候 | 3日間とも晴れ♪・・ながら、予報が一番良さげだった2日目の早朝は奥穂山頂付近にシッカリ雲がかかっていて、結局登れなかったことが唯一の誤算 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
帰路の(たぶん臨時便の)14時発のバス乗車もスムースで、心配されたGW中の混雑はホドホドで済んだ印象 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1日目 上高地〜涸沢:上高地〜横尾は積雪無く、徳沢〜横尾は工事中のため河原歩きが中心の迂回路を歩きます 横尾からチラホラ積雪が現れ、行きは凍結気味の部分も多かったですが、本谷橋を渡る際にアイゼンは外さなくてはいけないので、行き帰りともこの区間はツボ足 本谷橋〜涸沢は、夏道に沿ってステップが切ってくれてありアイゼンを使用・・結果的にはツボ足でも行けた感じでしたが、ステップの細い部分もあるので何らかの滑り止めを使用した方が安心です 2日目 北穂高岳:涸沢小屋東から北穂高沢を北峰直下まで詰めます・・急登続きで前爪アイゼン&ピッケル必須ですが、GWトレースのおかげで難易度は低かったです トレースは、両側からの雪崩をできるだけ避けるラインについていましたが、下山時は2度ほどパラパラ感じる程度の軽微な塵雪崩のシャワーを受け、気温上昇する午後からは特に要注意 3日目 涸沢岳:涸沢〜白出コルは、あずき沢・ザイテングラート・その右の沢の中で、状況に応じて雪崩リスクが一番低くて登り易そうなルートを選んで登ります 自分が登った日出前後は、雪質良好でどこを通っても雪崩リスクは感じないものの、逆にあずき沢上部の急傾斜が凍結していて危険個所でした・・少々緊張しつつ前爪を蹴り込み続ける感じになり、トラバース気味にザイテングラートに逃げました 穂高岳山荘〜涸沢岳は、9割方雪は融けていました 下山時は雪が緩み始めていて、穂高岳山荘からの下山者の方々のトレースも明瞭で、あずき沢を特に問題なく下りました |
写真
感想
今年のGW後半は好天予報で、今シーズン最後の雪山山行に北アルプス南部へと向いました。
槍穂主稜線上の各小屋は素晴らしいロケーションなので朝夕の絶景を外す訳にはいかず。そのため、これまで上高地を出て涸沢止まりということは無く、今回は小屋も含めて初めての涸沢泊です。
実際のところ、涸沢は3千m峰の登山基地というだけでなく、高峰の絶景をツマミに昼酒でマッタリできるのはサイコ〜♪ 人気の所以を改めて納得しました。
ただ単に景色が良いというだけでなく、「自分の足でしか来られない」とか「自分の足で登ってきた山を眺めながらのくつろぎタイム」という点が、他の山岳リゾートと一線を画すのかなと感じます。
今回は、天気の巡り合せで奥穂には登れずだったので、涸沢再訪を早速誓ったところです。
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