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Yamareco

記録ID: 4280762
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
芦別・夕張

1415m峰(夕張マッターホルン)

2022年05月10日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
22.4km
登り
1,161m
下り
1,161m

コースタイム

日帰り
山行
8:49
休憩
0:36
合計
9:25
4:53
38
羽沢橋
5:31
0:00
215
結梗川出合
9:06
0:00
74
七つ池
10:20
10:56
48
11:44
0:00
131
七つ池
13:55
0:00
23
結梗川出合
14:18
羽沢橋
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
羽沢橋〜結梗川出合まで自転車使用
コース状況/
危険箇所等
1415m峰直下のみアイゼン、他ツボ足
ポントナシベツ川沿いの林道は羽沢橋手前の分岐でチェーンゲートあり。
ここから自転車で出発。
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ポントナシベツ川沿いの林道は羽沢橋手前の分岐でチェーンゲートあり。
ここから自転車で出発。
路面は四輪でも通行できそうな感じだったが、後半に小さめの土砂崩れが1か所あった。
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路面は四輪でも通行できそうな感じだったが、後半に小さめの土砂崩れが1か所あった。
結梗川出合の300m手前で倒木が増えてきたので自転車はデポ。
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結梗川出合の300m手前で倒木が増えてきたので自転車はデポ。
結梗川出合に到着。橋を渡って左岸に取り付けそうな場所を探す。
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結梗川出合に到着。橋を渡って左岸に取り付けそうな場所を探す。
ポントナシベツ川沿いに少し進むと作業道らしきものがあり、これを辿ってみる。
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ポントナシベツ川沿いに少し進むと作業道らしきものがあり、これを辿ってみる。
作業道はすぐに深い笹藪に覆われ、道の痕跡すら分からない所も多かった。
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作業道はすぐに深い笹藪に覆われ、道の痕跡すら分からない所も多かった。
歩きやすい”道”は一部だけ。ダニもちらほら・・・
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歩きやすい”道”は一部だけ。ダニもちらほら・・・
小沢を何度か渡渉しながら進む。
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小沢を何度か渡渉しながら進む。
作業道が崩れていて、際どいトラバースを強いられる所があった。
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作業道が崩れていて、際どいトラバースを強いられる所があった。
・617に到着。作業道はこの先も続いているが、ここから西側の沢地形に入る。
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・617に到着。作業道はこの先も続いているが、ここから西側の沢地形に入る。
沢に入るとすぐに残雪が出てきた。
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沢に入るとすぐに残雪が出てきた。
部分的に雪が無くなって沢登りのような所もあった。水量は多くなく、靴を濡らすほどではない。
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部分的に雪が無くなって沢登りのような所もあった。水量は多くなく、靴を濡らすほどではない。
沢を詰めて行くと雪も安定してきて登りやすい状態に。
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沢を詰めて行くと雪も安定してきて登りやすい状態に。
1000mを過ぎたあたりで沢から尾根に上がり、・1112へ。
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1000mを過ぎたあたりで沢から尾根に上がり、・1112へ。
・1112からもうひと登りで北側の視界が開けてきた。
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・1112からもうひと登りで北側の視界が開けてきた。
雪に覆われた七つ池の向こうに目指す頂が・・・
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雪に覆われた七つ池の向こうに目指す頂が・・・
ようやく夕張マッターホルンとご対面。
さて、どこから登ろう?
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ようやく夕張マッターホルンとご対面。
さて、どこから登ろう?
雪は上部まで繋がっているように見えたので、アイゼン・ピッケルでそのまま南側から取り付くことに。
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雪は上部まで繋がっているように見えたので、アイゼン・ピッケルでそのまま南側から取り付くことに。
上部で雪が切れると超急斜面の笹藪→ハイマツ漕ぎ。
藪を掴んで強引に這い上がる。
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上部で雪が切れると超急斜面の笹藪→ハイマツ漕ぎ。
藪を掴んで強引に這い上がる。
1415m峰 夕張マッターホルン到着!
頂上は夕張山地の大展望台だった。
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1415m峰 夕張マッターホルン到着!
頂上は夕張山地の大展望台だった。
二等三角点「天狗岩」
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二等三角点「天狗岩」
芦別岳を中心に、シューパロ岳、夕張中岳、鉢盛山などなど魅力的な山が並ぶ。
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芦別岳を中心に、シューパロ岳、夕張中岳、鉢盛山などなど魅力的な山が並ぶ。
夕張岳方面の眺望も素晴らしい。
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夕張岳方面の眺望も素晴らしい。
前岳〜滝ノ沢岳、鋭鋒がよく目立つ。
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前岳〜滝ノ沢岳、鋭鋒がよく目立つ。
下りは「山と谷」に書かれている通りに西側から回り込んで行ってみた。
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下りは「山と谷」に書かれている通りに西側から回り込んで行ってみた。
西側の方が傾斜は緩いし、直下の藪も薄く、すぐに雪が繋がるので歩きやすかった。
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西側の方が傾斜は緩いし、直下の藪も薄く、すぐに雪が繋がるので歩きやすかった。
1200mあたりまで残雪の斜面を下る。
登りも西側から回ったほうが楽だったかもしれない。
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1200mあたりまで残雪の斜面を下る。
登りも西側から回ったほうが楽だったかもしれない。
岩場が切れた所でトラバースして七つ池方面に戻った。
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岩場が切れた所でトラバースして七つ池方面に戻った。
戻ってきて、マッターホルンを振り返る。
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戻ってきて、マッターホルンを振り返る。
・1112から沢に下りて行く。
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・1112から沢に下りて行く。
作業道のトラバース地点。よく見たら踏み跡が付いていて、帰路は難なく通過できた。
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作業道のトラバース地点。よく見たら踏み跡が付いていて、帰路は難なく通過できた。
結梗川まで下りてきた。左岸をへつって進むことができれば早いのだが・・・
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結梗川まで下りてきた。左岸をへつって進むことができれば早いのだが・・・

感想

芦別岳と夕張岳の中間あたりにある鋭鋒、通称夕張マッターホルン。古い資料にはニレシ岳という記載もあるらしい。北日高の山からも遠目によく見えるので以前から登ってみたい山のひとつだった。雪解けが進んで林道のアプローチも楽になる今時期に行ってみた。

夕張岳金山コースへの林道の途中にある羽沢橋から出発。ポントナシベツ川沿いの林道から結梗川の左岸を進むのだが、ここは少し切り立ったところがあって川沿いに行くのは難しそうだった。高い所についている作業道跡を辿るが、深い笹藪に覆われてはっきりしない。小沢を渡るために下っていたら崖のような所に出て行きづまりそうになったり、急斜面のトラバースを強いられたりと面倒だった。

・617からの沢を詰めて尾根に上がり、七つ池まで来てようやく夕張マッターホルンの全容が見えた。雪が意外と繋がっているようだったので、南側から最短距離で取り付く。片手にピッケル、片手に藪を掴んで急斜面を登る。上部で雪が無くなるとさらに傾斜がきつくなり、藪を掴んでいないと滑落しそうなほどだった。山谷の記載通りに西側から回り込むのがやはり正解なのかもしれない。鋭鋒だけあって、頂上からの夕張山地の眺望は素晴らしかった。

林道〜沢〜雪〜藪漕ぎと変化に富んだ行程、そして天候に恵まれて充実した山行だった。似たような山容の1493m峰(夕張中岳)も近いうちに行きたいけど、残り僅かになった今シーズンに機会があるかどうか・・・。

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コメント

お疲れ様、
今年こそGW前に行こうと思いつつ、後回ししてたんですが、とても参考になります。
西側なら雪が無くなっても登れますか?
2022/5/12 21:11
whippetさん
お疲れ様です。
登れないことも無い気はしますが、藪漕ぎが長くなって大変だと思います。617mからの沢沿いも雪解けがどんどん進んでいたので、やはりGWあたりまでが適期なのかもしれません。
2022/5/12 23:11
焦らず、来年チャレンジします!
ありがとうございます。
2022/5/16 10:51
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