第40回 大阪府チャレンジ登山大会(通称・ダイトレ)
- GPS
- 08:37
- 距離
- 32.9km
- 登り
- 2,346m
- 下り
- 2,230m
コースタイム
8:18 (P2)竹の内峠下
9:34 (P3)岩橋山
10:52 (P4)葛城山 〜約5分休憩
11:38 (P5)水越峠
12:51 (P6)金剛山 〜休憩
13:05 出発
14:42 (P7)行者杉
16:12 (P8)南海天見駅ゴール
天候 | くもり 最寄のアメダス観測点『五條』当日の気温 朝の最低気温 4.2℃ (02:04) 日中最高気温 15.3℃ (15:13) |
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過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
南海高野線『天見』駅着。 ■近鉄南大阪線『当麻寺』駅 http://www.kintetsu.co.jp/station/station_info/station07025.html ※駅構内にトイレ有。但し、当日は行列が出来ていました。 ※駅の売店、駅周辺にコンビニは無いようです。自動販売機はあったようです。 ■南海高野線『天見』駅 http://www.nankai.co.jp/traffic/station/amami.html ※駅構内にトイレ有。但し、男女別ではないようです。 ※駅の売店、駅周辺にコンビニは無いようです。自動販売機はあったようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ダイトレも初参加なら、コースも全て始めて歩くコース。特に葛城山へ至るまではペースを意識して殺伐と歩いていたのみ、あまりコースの様子を観察していません。コースは山中の大半がヒノキ林に囲まれており、よく整備された歩きやすいコースでした。 ■(P1)葛城市ふれあい広場〜(P3)岩橋山 スタート地点より、標高差200m程度の岩間峠までは、前後の一部を除く大半が舗装路となっており、それを下ると第2チェックポイントの二上山万葉の森(竹の内峠下)にあっさり到着。国道168号を横断し、竹の内への分岐点までは歩きやすい舗装路が続きます。 その後も一部に舗装された林道レベルの歩きやすい道が続きますが、平石峠を過ぎた辺りより木製階段の登りと歩きやすい檜林が入れ替わりに続く区間が始まり、第3チェックポイントの岩橋山に至ります。 スタート地点、スタート直後の大龍寺手前の公園、二上山万葉の森にトイレがあり、トレラン参加者の方が多く利用されるスタート地点のみ混雑していました。 ■(P3)岩橋山〜(P4)葛城山 木製階段の登りと歩きやすい檜林が入れ替わりに続く区間が続きます。写真の記録では8ヶ所程度のようですが、正しくカウントできているのかは自信がありません。階段以外の区間はアップダウンを繰り返しつつ、徐々に標高を稼ぐ山道となっていますが、一度歩いた限りでは、特に印象は残っていませんが、歩きやすく雰囲気の良い道でした。第4チェックポイント葛城山付近は比較的なだらかな高原です。 持尾辻の少し葛城山側に男女兼用の個室が3個のバイオトイレがありましたが、数人程度の行列が出来ていました。葛城山頂には売店、自動販売機、飲食施設もある観光地となっており、休憩場所には最適です。トイレも特に混雑はしていませんでした。 ■(P4)葛城山〜(P6)金剛山 水越峠へは、一部に岩場がみられる急な下りが続きます。一気に約400mを下り第5チェックポイント水越峠に到着すれば金剛山へは約600mの登り返し、道程の約半分、高低差約200mのカヤンボまでは一部舗装された幅の広い林道が続きます。 その後は一気に標高差100mを断続的に続く急な木製階段を経て尾根筋へ。その後も木製階段の登りと歩きやすい檜林が入れ替わりに続く上り坂を経て山頂に至ります。この区間は葛城山への登りと比べれば階段以外の登り区間が多いように感じますが、階段以外は同じく強い印象はありません。第6チェックポイント金剛山(一ノ鳥居)も付近は比較的なだらかな高原地形、山頂は別の場所で今回立寄りませんでした。 チェックポイント南側、ちはや園地にトイレがあり、休息場所にはこちらが適していたようです。売店等はダイトレルート上では見掛けませんでした。 ■(P6)金剛山〜(P7)行者杉 第7チェックポイント行者杉へは基本下りのよく整備され歩きやすい山道が続きます。久留野峠より仲葛城山への登り階段は結構堪えますが、それ以外に階段は散見されますが大きな負担は感じませんでした。 基本下りですが、細かなアップダウンを繰返すコースです。この区間だけなら、結構なハイペースで走り抜けられそうですが、前半の疲れからか僅かな上り坂でも歩いているトレラン参加者を多く見かけました。も金剛山までの疲労具合が通過タイムに大きな影響を与えるようです。 ■(P7)行者杉〜(P8)南海天見駅ゴール 第7チェックポイント行者杉を過ぎても大きく状況は変わりません。大会ルートは紀見峠手前のブンタ谷を北へ辿るルートとなりますが、舗装路までの1.8kmは急な下りや倒木で歩き難い区間も散見されます。 舗装路区間は2.2km、静かな農村が続く歩きやすい区間ですが、天見駅周辺を含めてコンビニ等の商店は見掛けませんでした。 駅構内のトイレは、恐らく金剛山以来のトイレですが、男女兼用の古いトイレでした。 |
写真
感想
この類の大会は、六甲山縦走大会についで2度。その経験から…
☆〜初めてのコースでも大会なら迷う心配はない!?
☆〜一度は歩いてみたかったメジャーコース。
☆〜個人的には珍しく日曜日の休み、この期を逃すと次ぎはいつになるのか?
…あまり考えもせず?下調べもそこそこ、勢いで参加しました。
約36kmの距離、そして約2,000mとされる高低差も、六甲山縦走の経験から特に不安は無かったものの、金剛山14:00の制限時間が気掛かりでした。自宅から始発電車で駆けつけてもスタートは8:00前。つまり、大会案内の標準タイム8時間には2時間足りない!
歩いている途中で耳に入ったグループ?の会話では、中級を目指すかどうか?との議論の真っ最中。周りに沢山人が歩いていても、全ての方が上級を目指していない、むしろ、初級(葛城山)〜中級(金剛山)を目指している方が多そうな雰囲気。
しかも、平地や下りでは、快走するトレールランナー(黄色バッチで判別可)に追い越されるのは当たり前ですが、よく見るとその半数が同じ白バッチ!
不安を煽られ、葛城山まではオーバーペース気味に休まず歩き続けました。予定より1時間程早く葛城山に到着したことで少し安心したものの、金剛山にたどり着くまでは落着けず、小休止程度で先を急ぐことに。結局、金剛山山頂まで1卻佞蠅蚤生圓龍敍が痙攣気味となりスローダウン!
幸い後を引くような故障に繋がらず、休息後もそれなりのペースで歩き続け無事踏破を果たせたので良かったのですが、次回挑むなら葛城山と金剛山で昼食休憩を分ける等の工夫を考える必要がありそうです。あらためて、知らないコースに挑む際には、計画が大事だと思い知らされました。
【大会運営について】
運営スタッフの方々にはあらためて感謝申し上げます。六甲山縦走の際にも感じましたが、山を大切にする方が運営されている事が伝わってくると申しますか、各チェックポイントや分岐の案内も笑顔で迎えていただき、一日気持ちよく歩き続けることが出来ました。
常日頃、単独で気ままに歩いておりますが、温かくもてなしていただける心地良さに触れるだけでも参加する価値があるように思います。機会があれば、少々無理をしてでもこのような大会には参加したいものです。
他に六甲山縦走大会しか経験しておりませんが…
7時40分のスタート時、スタート地点のトイレは行列が出来ていましたが、他のトイレは数名程度の行列は見掛ける程度、目だった混雑はなかったようです。8ヶ所(スタート・ゴール込)のチェックポイントはトレランと登山は別でチェックされ、P3岩橋山で登山のみ約10分の行列が出来ましたが、その他は即、あるいは1〜2分程度で完了と至ってスムーズ。P2以外は通過タイムも記入していただけました。
各チェックポイントでは水やレモン水での給水、飴が提供されています。ペットボトル(あるいは水筒)一本でもゴールにたどり着くことは可能かも。この辺りはトレラン混合大会であることの恩恵でしょうか?
【装備について】
天気予報から、念のため雨を覚悟した装備+着替え&10時間程度の長旅を意識して飲物2ℓ+菓子パン4個+行動食等々…これまた雨に祟られた六甲山縦走大会同等の体制で挑みましたが、登山者でも軽装が目立ちました。先のサポート体制があれば、特にこだわりがない限り飲物の心配はなく、500mlペットボトル1本+αは余りました。
雨具等、必携と考えるべき装備については個人差があると思いますが、良路の続く長距離大会に付き、軽装で挑む事も検討に値すると感じました。
【当日の様子】
登山者(≒白色バッチ)でもトレランの方と変わらない装備の方が多く、『走れるところは走る』というのが半ばルール?となっているようにも感じました。各チェックポイントで通過時間を記入される都合、時間短縮を目指したくなるのは人の性? トレラン混合大会だけに、走る事は特にとがめられる事もなく、コース状況も問題ないかと。。
山道で問題視される事の多い無謀とも感じるランナーの追い越しのみならず、周りへの配慮を欠くコースの真中をマイペースで歩くハイカーも、トレラン混合大会では立派な『迷惑行為』だと思います。小さなお子様連れの参加者も見掛けましたが、縦列でルート端を歩くようしっかり指導されている方もおられれば、荷物も持たせず、木の枝を振り回したり、投げたり…ファミリーハイクを満喫?されている様子も見掛けました。
参加者は多種多様、六甲山縦走大会とは比べ物にならないほど裾野の広い大会です。先に触れた好ましくないような行動も結構見かけましたが、大きなトラブルや渋滞に発展しないのは、ルートがしっかり整備されており、大半が追抜き可能な幅が確保されており、渋滞が発生し難い…良い意味で住み分けが出来ていたと思います。
【ダイヤモンドトレイルについて】
コース全般よく整備されたハイキング道レベル、特に危険箇所はありませんでした。しいて言えば、葛城山〜水越峠へ至る下りと天見駅へ下るルートは急で路面状態が不安定な所が見受けられましたが、ペースを落として慎重に歩を進めれば問題なく通過できるレベルとの印象です。
コースの大半が植林されたヒノキ林となっており、急坂区間は概ね木製階段が整備されています。何度か歩けば、各階段の個性が掴めそうですが、一度歩いた限りでは何度も階段が現れ、登り続けた印象しか残りませんでした。悪く言えば個性をに乏しい単調なコースや階段が続き、急登ヶ所では段差が大きく歩き難い階段が目立ちます。
コース全般道標が整備されており、統一された距離表示がされていたのは助かりました。初めて歩く限り、かなり精度の高い案内と感じました。
金剛山より西も道の整備状態は問題ないものの、行者杉辺りにトイレや水場が設置されれば、より快適なルートになる事でしょう?…東六甲に例えるなら、大谷乗越辺りにトイレ&水場が設置されるようなものでしょうか??
【次回以降について】
水越峠を挟んで、葛城山より約400m下り、金剛山へ約600m登るのが最大の難所だとされるようですが、平石峠辺りより葛城山へ至る階段区間でのペース配分、体力を如何に後半に向けて温存するのかがコース踏破のコツでしょうか?
個人的には、次回挑む機会があればトレランでの参加を目指したいところです。一度歩いただけですが、ダイトレルートは走る方が適しているように感じました。もっとも、地元中山辺りの精々10匱紊鯀る程度の力量では、今回歩きのタイムを1〜2時間程度短縮するのが関の山でしょうが^^;
参加料は登山2,000円、トレラン3,000円と割高ではありますが、+1,000円には参加賞のTシャツ発送料(登山は当日受付渡し)と成績表の送付が含まれているとの事。ちなみに登山参加者も500円の別料金で名前入りの踏破認定証がいただけサービスがあり、ゴール地点で申んできました。ネックは当日受付していないとの事でしょうか?その都合、白バッチで走る方が多いのかもしれません。
兎も角、トレランの黄色バッチを付けて恥ずかしくない程度の力を付けるのが先ですね^^;;
良い思い出になりましたねー。
トレランの血が騒いでしまうとは。
体力あり余りすぎですね。^^
naminori さんコメントありがとうございます
大会参加経験は、ホントいい思い出になりました
しかし、痙攣の後遺症?で未だ太股に違和感が残るのは、苦い教訓になりそうです
体力ともかく、燃やすべき体脂肪はまだまだ余ってます
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