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Yamareco

記録ID: 4301851
全員に公開
ハイキング
房総・三浦

経塚山:登りは廃道同然の悪路バットで降りは一転極楽道、半袖隊長、赤線繋ぎロードついでに平塚山

2022年05月18日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:57
距離
20.3km
登り
649m
下り
777m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:41
休憩
0:14
合計
5:55
11:32
17
大井細田BS
11:49
11:49
12
五反目BS
12:01
12:01
18
大沢林道?入口
12:19
12:19
23
254mP
12:42
12:42
17
12:59
12:59
28
犬切分岐(出発)
13:27
13:28
9
13:37
13:45
18
14:03
14:03
11
14:14
14:14
5
カクレミノ大木
14:19
14:19
13
大谷分岐道標
14:32
14:32
21
石堂原登山口(溜池)
14:53
14:53
30
林道皆倉線入口
15:23
15:23
27
平塚集落消防水利
15:50
15:53
75
17:08
17:08
12
17:20
17:22
5
ローソン
17:27
和田浦駅
[地理院標高値]合計距離: 20.27km/最高点の標高: 301m/最低点の標高: 0m
累積標高(上り): 649m/累積標高(下り): 777m
[SRTM標高値]合計距離: 20.27km/最高点の標高: 313m/最低点の標高: 9m
累積標高(上り): 684m/累積標高(下り): 814m
★EK度数:30.645=20.27+(649÷100)+(777÷100÷2)⇒⇒地理院標高値
→→→判定「●EK24〜32未満 ふつう」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142

【参考文献book/記録
 分県登山ガイド11千葉県の山(山と渓谷社/2018年4月5日初版)
 48経塚山(きょうづかやま311m)古のロマンを秘めた秘峰に登る
天候 薄雲あるも晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】地元駅新宿駅東京駅千葉駅上総一ノ宮駅0855(遅延)安房鴨川駅09401005千歳駅1050bus1130大井細田BS
(注)当初は「安房鴨川駅0835bus0855長狭中学前BS」で9時前には歩き始める計画だったが、外房線のダイヤ乱れのため安房鴨川駅でのバス乗り換えが不可能となり、急遽、上記アクセスに変更した。
【復路】和田浦駅1728君津駅東京駅新宿駅地元駅
コース状況/
危険箇所等
コース状況【emj:158]paper
全行程は約20kmと長いが、
●純然たる登山道は経塚山の登降(大沢林道?登山口⇒山頂⇒石堂原登山口)の約5.2kmのみ
●平塚山は山頂直下の僅かな藪漕ぎを除けばロードばかり
●従って全体の四分の三(約15km)は道路・林道・作業路(ほぼ舗装)歩きのみ
…であった。

(1)経塚山⇒大沢林道(北尾根)コースは廃道同然お悪路
 赤線繋ぎのため敢えて大井細田BSを起点としたが、大沢林道?(北尾根)コースを取る場合、一般的には五反目BSが起点となる。
 但しバス便は一日一本のみで、かつ、BS到着が11時半頃と遅いため、山行に利用するにはあまり現実的ではない。
 また本コースは(恐らくだが2019年台風被害に因る)倒木・斜面崩壊等が一切修復されておらず、入口に「立入禁止」標があるのは当然の状況だった。
 特に「犬切分岐〜あんご(蛙)岩」の間は悪路の連続で廃道も同然だった。
 経塚山ピークハント目的だけなら、分県千葉ガイド通りに、犬切あるいは石堂原登山口から入下山しましょう。
 なお、万が一にも大沢林道?(北尾根)コースを歩く物好きな方があれば、擦り傷やかぶれ防止も含めたケガ防止のため、長袖およびヘルメット着用を推奨します

(2)平塚山⇒ほぼ舗装路歩きのみで、登山道なし・眺望なし・道標なし・歴史なし・地元愛を感じない……でも鉄塔だけは二つある……ないない尽くしの山だった。
 
★水場sweat02:なし
★渡渉箇所wave:なし
★泥濘状況shoe:経塚山の石堂原登山口の手前で名がs15m規模
★積雪状況snow:なし
★蜘蛛の巣 :経塚山の登り(大沢林道/北尾根)に多数⇒廃道同然で立ち入る人がいないからあって当然

☆半袖 タイム:最初から最後まで全行程
★半袖 出会い指数:ゼロ
☆半袖 驚かれ指数:ゼロ
★入山者run:全くのゼロ…出会いなし
その他周辺情報 ★登山ポストpostoffice:なし
★トイレtoilet:千歳駅、和田浦駅⇒山中に入るとない
★携帯:ほぼ圏内
★食料調達処24hours:NewDays千葉駅(朝)
★酒類調達処:ローソン和田仁我浦店⇒和田浦駅からrun5分
★お土産処present:買わず
★飲食店restaurant:寄らず
★温泉spa:寄らず
★宿泊施設hotel:日帰り
千歳と言えば北海道…ではなく千葉県。
内房線千歳駅。
1
千歳と言えば北海道…ではなく千葉県。
内房線千歳駅。
一風変わった駅舎。
ソテツが南国ムードを誘う。
一風変わった駅舎。
ソテツが南国ムードを誘う。
駅前広場では商店営業中。
⇒菓子パンなど軽食あり。
対面にひっそりとバス停。
駅前広場では商店営業中。
⇒菓子パンなど軽食あり。
対面にひっそりとバス停。
45分待ちで漸く市営バス。
意外に大型バスの登場にびっくり。
でも乗客は拙者のみ…普段は乗客ナシらしい。
1
45分待ちで漸く市営バス。
意外に大型バスの登場にびっくり。
でも乗客は拙者のみ…普段は乗客ナシらしい。
赤線繋ぎのため終点まで40分乗車。
珍しい登山利用者に運転手も能弁。
身の上話など会話が弾む。
赤線繋ぎのため終点まで40分乗車。
珍しい登山利用者に運転手も能弁。
身の上話など会話が弾む。
正面に経塚山を見ながらR410を南下。
すなわちバスで来た道を戻ります。
正面に経塚山を見ながらR410を南下。
すなわちバスで来た道を戻ります。
登山口最寄りBSまで約2km。
登山口最寄りBSまで約2km。
こんなところに自動車ディーラー。
暫く舗装路を進んで行く。
こんなところに自動車ディーラー。
暫く舗装路を進んで行く。
舗装路が途切れた。
この先が大川林道だろうか?
気になる立て看板が二つ。
舗装路が途切れた。
この先が大川林道だろうか?
気になる立て看板が二つ。
一つ目…檻・わな注意。
房総ではよく見かける。
一つ目…檻・わな注意。
房総ではよく見かける。
二つ目…立入禁止!?
聞いてないよぉ〜現況調査のため進みます。
二つ目…立入禁止!?
聞いてないよぉ〜現況調査のため進みます。
簡易舗装された林道?
でも凸凹と滲み出す清水で歩き辛い。
簡易舗装された林道?
でも凸凹と滲み出す清水で歩き辛い。
草叢と竹藪で覆われ、さぁ大変。
一歩毎に足許確認必須。
草叢と竹藪で覆われ、さぁ大変。
一歩毎に足許確認必須。
大きな陥没箇所‥深さ50cmはある。
気付かずに落ちるとケガするよ。
大きな陥没箇所‥深さ50cmはある。
気付かずに落ちるとケガするよ。
ようやく道が落ち着いてきた。
房総での通例に従いコブは巻いて行く。
ようやく道が落ち着いてきた。
房総での通例に従いコブは巻いて行く。
254Pに立ち寄るも…その必要はなかった。
何があるわけでなし。
1
254Pに立ち寄るも…その必要はなかった。
何があるわけでなし。
境界見出標が現れた。
…この先は一応尾根筋となる。
境界見出標が現れた。
…この先は一応尾根筋となる。
コブを越える方が楽そうだが…通せん棒あり。
通例に従い左を巻くが…
コブを越える方が楽そうだが…通せん棒あり。
通例に従い左を巻くが…
流出した土砂で道型なし。
単なる斜面でズルズル。
流出した土砂で道型なし。
単なる斜面でズルズル。
風の通り道では倒木多数。
土砂が浅い房総では顕著。
風の通り道では倒木多数。
土砂が浅い房総では顕著。
犬切分岐。
経塚山へは左折とあるも…
犬切分岐。
経塚山へは左折とあるも…
その時のGPS。
経塚山は赤→方向。
左折すると戻っちゃうじゃないか。
その時のGPS。
経塚山は赤→方向。
左折すると戻っちゃうじゃないか。
15分以上もうろうろ。
結果として左に行ってみると…
15分以上もうろうろ。
結果として左に行ってみると…
突き当りにさらに二つの道標。
新旧いずれも左を指すが…
突き当りにさらに二つの道標。
新旧いずれも左を指すが…
意味不明の赤テープはあるも…道はない。
倒木で巻き道が塞がれたのでは?と推測し…
意味不明の赤テープはあるも…道はない。
倒木で巻き道が塞がれたのでは?と推測し…
尾根に上がってみようと障害物競走に挑む。
これ…大変でした(-_-;)
尾根に上がってみようと障害物競走に挑む。
これ…大変でした(-_-;)
その時…空き缶を発見。
理由はともかく人の痕跡なのでひと安心。
⇒実際は安心材料でも何でもない!
その時…空き缶を発見。
理由はともかく人の痕跡なのでひと安心。
⇒実際は安心材料でも何でもない!
コブに上がるとすぐに下り。
適当に樹間を選んでヘッピリ腰。
最後は数メートル滑落すると…
コブに上がるとすぐに下り。
適当に樹間を選んでヘッピリ腰。
最後は数メートル滑落すると…
巻き道らしい踏み跡へ。
幹の赤→は進むべき方向と一致。
巻き道らしい踏み跡へ。
幹の赤→は進むべき方向と一致。
不安を抱きながら、房総での定石通り、右の巻き道を行く。
不安を抱きながら、房総での定石通り、右の巻き道を行く。
これは頭を低く進むしかない。
中腰運動は後々堪える。
これは頭を低く進むしかない。
中腰運動は後々堪える。
ザックを下ろして這うように抜ける。
ザックを下ろして這うように抜ける。
こりゃ無理だろ!
…と思ったが、僅かなすき間を掻い潜る。
こりゃ無理だろ!
…と思ったが、僅かなすき間を掻い潜る。
次は草叢を突破。
足許が見えないんですよねぇ。
次は草叢を突破。
足許が見えないんですよねぇ。
お〜、これはどうする? 
…って突破するしか能無し。
お〜、これはどうする? 
…って突破するしか能無し。
最後は行き詰って崩壊地を遮二無二3mほど這い上がる。
最後は行き詰って崩壊地を遮二無二3mほど這い上がる。
あっ…踏み跡だヽ(^o^)丿
1
あっ…踏み跡だヽ(^o^)丿
その近くに倒れていた林班標示。
修復されずに残る森林管理道なのかも。
その近くに倒れていた林班標示。
修復されずに残る森林管理道なのかも。
すぐに左上の尾根筋に蛙(あんご)石。
雨乞い信仰の対象とも言われる奇岩だ。
2
すぐに左上の尾根筋に蛙(あんご)石。
雨乞い信仰の対象とも言われる奇岩だ。
その先はガイド本でも紹介される一般道。
安定した踏み跡となる。
1
その先はガイド本でも紹介される一般道。
安定した踏み跡となる。
最後は尾根筋に乗って上り詰めると…
最後は尾根筋に乗って上り詰めると…
経塚山311mにトウチャコ。
広く刈り払われている。
1
経塚山311mにトウチャコ。
広く刈り払われている。
3等三角点と房低山頂標。
なお地形図では標高310.5mだ。
3等三角点と房低山頂標。
なお地形図では標高310.5mだ。
南側の展望に優れており…
太平洋と南三原の街並み(右端)だろうか。
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南側の展望に優れており…
太平洋と南三原の街並み(右端)だろうか。
北側には御殿山や…
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北側には御殿山や…
嶺岡丘陵を見渡せる。
中央やや右に白い自衛隊ドーム。
1
嶺岡丘陵を見渡せる。
中央やや右に白い自衛隊ドーム。
西に進むとすぐに分岐点。
道標はないが今日は左の川谷方向へ。
犬切に下るなら右だ。
西に進むとすぐに分岐点。
道標はないが今日は左の川谷方向へ。
犬切に下るなら右だ。
直下の急坂を終えるとマテバシイの順林地帯へ。
直下の急坂を終えるとマテバシイの順林地帯へ。
暫し登りの悪路を忘れてプロムナード。
うーん、マンダム(*^^)v
暫し登りの悪路を忘れてプロムナード。
うーん、マンダム(*^^)v
ここでいったんジグを切り…雑木林の巻き道へ。
ここでいったんジグを切り…雑木林の巻き道へ。
「カクレミノの大木」を見落とさずに。
「カクレミノの大木」を見落とさずに。
樹間から経塚山。
あそこから下って来たんだな。
樹間から経塚山。
あそこから下って来たんだな。
おっと…足許に分岐標。
大谷へ下る方が近道になるので…
おっと…足許に分岐標。
大谷へ下る方が近道になるので…
行ってみたが、すぐに草叢に覆われた。
急がば回れ!の鉄則通りUターン。
行ってみたが、すぐに草叢に覆われた。
急がば回れ!の鉄則通りUターン。
最後に一ヶ所だけ倒木を迂回し乗り越え…
最後に一ヶ所だけ倒木を迂回し乗り越え…
農業用溜池(石堂原登山口)に下り立ちました。
農業用溜池(石堂原登山口)に下り立ちました。
石堂原集落東奥から。
背中に登山口入口があり、川谷BSはこの中央奥辺り。
石堂原集落東奥から。
背中に登山口入口があり、川谷BSはこの中央奥辺り。
さて…この先は赤線繋ぎ。
ロードついでにオマケでもう一丁。
ゆるゆると山間の道へ。
さて…この先は赤線繋ぎ。
ロードついでにオマケでもう一丁。
ゆるゆると山間の道へ。
立派ななまこ壁だ。
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立派ななまこ壁だ。
林道皆倉線へ。
ここから250mほど登り返し。
林道皆倉線へ。
ここから250mほど登り返し。
林道から見る最後の農村風景。
林道から見る最後の農村風景。
この先は変化に乏しい道をダラダラ登り。
この先は変化に乏しい道をダラダラ登り。
…で突然開けて多数のクルマ。
その奥に目指す平塚山。
何かの教育施設だったようです。
…で突然開けて多数のクルマ。
その奥に目指す平塚山。
何かの教育施設だったようです。
平塚集落の消防水利から生活道へ。
平塚集落の消防水利から生活道へ。
最後の民家(⇒廃屋らしい)を過ぎたら簡易舗装路。
最後の民家(⇒廃屋らしい)を過ぎたら簡易舗装路。
最初の鉄塔横を通り過ぎ…
最初の鉄塔横を通り過ぎ…
二つ目の鉄塔で舗装路の突き当たり。
違法侵入する訳にはいかないので…
二つ目の鉄塔で舗装路の突き当たり。
違法侵入する訳にはいかないので…
手前の未舗装林道を奥へズズズっと。
手前の未舗装林道を奥へズズズっと。
最後で尾根筋に乗っかって…
最後で尾根筋に乗っかって…
最後の最後は藪を掻き分けて…
最後の最後は藪を掻き分けて…
ここが平塚山295mPとGPSで確認。
何もない・何も見えない侘しい頂上でした。
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ここが平塚山295mPとGPSで確認。
何もない・何も見えない侘しい頂上でした。
下りながら山間から太平洋。
眼下のクルマは66写真と同じ。
下りながら山間から太平洋。
眼下のクルマは66写真と同じ。
振り返って)平塚山。
振り返って)平塚山。
顔ザブに持って来いでした。
藪漕ぎで汚れた腕もついで洗いました。
顔ザブに持って来いでした。
藪漕ぎで汚れた腕もついで洗いました。
田んぼの水面に映る無名の203mP。
登りの悪路が噓だったような長閑さ。
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田んぼの水面に映る無名の203mP。
登りの悪路が噓だったような長閑さ。
おっ、南三原駅からやってきた市営バス。
行きの運転手が「困ったら乗りなさい」と教えてくれたっけ。
おっ、南三原駅からやってきた市営バス。
行きの運転手が「困ったら乗りなさい」と教えてくれたっけ。
北三原郵便局。
いつも利用客はいるのか…と気になる。
北三原郵便局。
いつも利用客はいるのか…と気になる。
青い橋を左に行けば和田浦駅へ。
道なりに進めば南三原駅へ。
青い橋を左に行けば和田浦駅へ。
道なりに進めば南三原駅へ。
振り返ると平塚山。
下りてくるのはあっという間だ。
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振り返ると平塚山。
下りてくるのはあっという間だ。
和田浦駅はあの山の麓にある。
その前にトンネルを抜けねばならぬので…
和田浦駅はあの山の麓にある。
その前にトンネルを抜けねばならぬので…
反射タスキを袈裟掛けにして急いで通過。
歩道がないトンネル通行は危険です。
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反射タスキを袈裟掛けにして急いで通過。
歩道がないトンネル通行は危険です。
トンネルを抜けると太平洋。
和田浦駅は山入端のまだ裏側です。
トンネルを抜けると太平洋。
和田浦駅は山入端のまだ裏側です。
買いたしと思えども小銭なし。
泣く泣く断念!
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買いたしと思えども小銭なし。
泣く泣く断念!
内房線鉄橋を潜り…
内房線鉄橋を潜り…
国道128号沿いの集落を小走りに…
国道128号沿いの集落を小走りに…
駅へ直行(左入る)せずに…
見えますね…赤○印に看板が。
駅へ直行(左入る)せずに…
見えますね…赤○印に看板が。
必要物を調達してから急ぎ駅へ。
必要物を調達してから急ぎ駅へ。
乗車目標2分前に和田浦駅。
これを逃すと1時間待ち。
お疲れさんどした<m(__)m>
4
乗車目標2分前に和田浦駅。
これを逃すと1時間待ち。
お疲れさんどした<m(__)m>

感想

【記録登録日:2022年5月22日(日)】

「千葉県の山(分県登山ガイド)」を巡ろう企画の続編です。
前回(5/6)に「海老敷金比羅山」を歩いて以来となるが、残るは次の2山のみであった。
●経塚山、無実山(房州アルプス267mP)

今回も(房州低名山を含めて)いかに効率的に回ろうか…と考え、経塚山と平塚山を立案した。
…が、経塚山も脱炭素(公共交通機関利用)山行で赤線繋ぎや一筆書きに拘るとアクセス不便。
分県千葉ガイドで紹介されている「川谷BS発着プラン」は、赤線繋ぎ観点で将来に禍根を残すので却下。
そこで以前から目を付けていたのが、千歳駅からで一日一本運行・丸山線(南房総市営バス)の終点・大井細田BS。
ここを起点として、経塚山を北から登って南に下り、そのまま平塚山を巡って内房線・和田浦駅に達すれば約20kmで済む。
但しバスダイヤの関係で、歩行開始が11:30になってしまうのが難点。
そこでもうひと捻りして、安房鴨川駅から長狭中BSへ行き、先に大井細田BSまで約5.5km歩きを追加すれば、合計25kmとなるものの8時50分には歩き出せる。
よし!後者案で決行だ!!と勇んで出発したものの、なんと外房線電車が遅延して安房鴨川駅でバス乗り換え不能になってしまった。
そこで仕方なく前者案を採用せざるを得なくなってしまった。

長い前置きはどうでもいいとして…11時30分に大井細田BSを出発。
赤線繋ぎのため選択した「五反目BSから大沢林道?(北尾根)コース」は、らくルート登録実線だったので事前調査を手抜きしたのが大失敗で、倒木・斜面崩壊などの連続。
乗り越える・潜り抜ける・高巻きする・藪漕ぎする・草叢を掻き分ける…等々で、もはや廃道も同然。
入口に「危険 立入禁止」札が立てられていたのも当然だった。
恐らくもともとあまり歩かれていないのに加え、2019年台風で登山道後背が進み、その後、一切の修復作業がなされていないからだろうと推測した。
一方で、分県千葉ガイドで紹介されている蛙(あんご)石から先の犬切コース・石堂原コースは、登りの「酷道」に対して「国道」並みの歩き易さでした。

二つ目の平塚山は、前回登った余蔵山と同じで山頂直下まで林道を含めた道路歩きのみ。
山名板を含めた道標は一つもなかったし、眺望もない・歴史説明もない・地域愛も感じられない「ないない尽くし」の山だった。
でも、たった一度歩いただけじゃ分からぬ「何か」があるはずなんですよねぇ。

さて、今回で「リーチ!」…残る一座は房総アルプスの無実山となった。
ここは周囲にセット対象となる未踏の山がないため単体で歩くことになるが、今年の台風シーズン入りの前に歩き終えたいと思っている。

【今回登った主な山】
★経塚山(きょうづかやま)311m:初…分県千葉ガイド33/34、房州低名山39/49
★平塚山(ひらつかやま)295m:初…房州低名山40/49

お疲れさんどした<m(__)m>

  隊長

【個人用過去レコリンク:今回はなし】

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